朝日の分水嶺 葉山〜大朝日岳〜寒江山〜以東岳〜日本海(府屋駅)


- GPS
- 125:23
- 距離
- 90.8km
- 登り
- 4,842m
- 下り
- 5,027m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:24
- 山行
- 11:13
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 13:12
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:12
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 11:20
- 山行
- 10:24
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 11:35
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 8:25
天候 | 19日:曇りのち晴れ 20日:晴れのち曇りのち霧 21日:曇り時々霧,小雨 22日:霧時々雨のち曇り 23日:曇りのち晴れ 24日:晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
ゴール地点の府屋駅から羽越本線を利用し帰宅. |
コース状況/ 危険箇所等 |
蚕桑駅から大鳥までは登山道や車道なので特に問題となる場所や危険な場所はなかったと思う.この時は冷水沢橋から泡滝ダムを経由しない尾根を越える昔のルートで車道に出た.今の新道は1979年に完成した. 大鳥から山熊田までは峠を越える付近が廃道になっており迷った.途中には沢の下降もあり大変だった. |
写真
感想
夏休みを利用して朝日連峰を縦走しさらに日本海まで歩く計画を立てた.金はなく車も持っていなかったが時間だけはたっぷりあったので鉄道(国鉄)の駅から駅まで重い荷物を担ぎテントで泊まりながらゆっくり歩いた.初めての朝日連峰だったが天気は今ひとつで縦走自体は夏山らしからぬ渋い山行だった.そのため写真はあまり撮っていない.
大鳥の集落について栄養,英気を養い日本海を目指し再び山に入った.地形図に記載されていた破線の道を頼りに沢に入ったがやぶ道で稜線を越える付近は廃道になっており迷って大変だった.GPSがありやぶ漕ぎに慣れた今ならそれほど問題にならなかったと思うが,この当時は経験が少なかったので大変だった.あざだらけになり沢に降り時には腰下まで水に浸かりながら下ったが水がすごく綺麗で魚影が目立ったのが記憶に残っている.沢を下ると夕方近くに田圃が出てきて,そこで農作業をしていたお爺さんが近くに道具を置いてある無人の作業小屋があるから使っていいよと言ってくれたので5日目は小屋に泊まった.6日目は車道を歩き昼に海岸に着き短パンのまま海に入って汗を流した.この日は鼠ヶ関キャンプ場に泊まった.翌日早朝に酒田まで行き食糧を買い次の目的の鳥海山に向かった.
昨年,吾妻連峰から飯豊連峰の分水嶺歩きが終わったので,今後は飯豊連峰から朝日連峰,月山に続く道のない分水嶺を歩くことにした.先月,前から気になっていた祝瓶山の道のない南陵を歩いたのでこれを機会に過去に登った登山道のある朝日連峰の山行も公開することにした.この山行は学生時代のとても古い山行だ.この後に朝日連峰の登山道はほぼ全て歩いたが,ほとんどが日帰りでこのような長期山行はこれが最初で最後になった.東日本の中央分水嶺もほぼ歩いたが,吾妻連峰から飯豊,朝日,月山に続く分水嶺は中央分水嶺よりも魅力的に思える.幸い地元なので登山口まで車で2時間以内に行ける場所がほとんどで計画は立てやすい.
当時は日本海まで地図の赤線を繋ぐことを考えて歩いたが,今は分水嶺歩きが主体なのでこの山行のように分水嶺と関係ない車道を歩いて繋ぐのは興味がない.ただ朝日連峰から分水嶺,稜線のみを経由し海岸までたどり着くのはかなり大変なので高齢になった今では諦めている.
この記録は2019年11月に公開.
ここから南に続く分水嶺山行:
朝日の分水嶺 赤鼻〜大玉山〜北大玉山〜平岩山〜御影森山〜中沢峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2070865.html
ここから北に続く分水嶺山行:
朝日の分水嶺 天狗角力取山〜高松峰〜以東岳〜明光山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2083261.html
ここから西に続く分水嶺山行:
朝日の分水嶺 以東岳〜小法師山南の池〜1446m峰(西沢峰)(大鳥池から化穴山に続く草原とやぶの分水嶺を周回)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3422978.html
ここと部分的に重複する山行:
朝日の分水嶺 葉山(白兎コースから昭和堰,勧進代コースで周回)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4951544.html
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