大普賢岳周回+巨木ふれあいルート

- GPS
- 10:13
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,760m
- 下り
- 1,750m
コースタイム
6:20 和佐又山分岐
7:00 笙の窟
7:25 石の鼻
7:50 小普賢岳ピーク
8:45 大普賢岳山頂
9:07 水太覗
10:03 稚児泊
10:30 七ツ池
10:45 七曜岳
12:45 無双洞
13:50 底無井戸
14:50 和佐又山分岐
15:05 巨木ふれあいコース入口
15:55 巨木ふれあいコース出口
16:05 和佐又ヒュッテ着
ゆっくりご飯食べたり写真撮ったりしているので、通常より時間がかかっています。
あまりあてにしないでください。
| 天候 | 概ね晴れた青空 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
ヒュッテから大普賢岳山頂までは特に危険箇所なし。 鉄階段が多いので足を滑らせないようにすれば問題ありません。 大普賢岳から七曜岳の間は鎖場も多く、通過に注意を要するところ多数あり。 慎重に足を運び滑落転倒の無いようにしたい。 七曜岳をすぎ無双洞までの下りはとても急傾斜です。 特につづら折れの箇所では落石に注意。 無双洞からの登りもしんどい箇所。 底無井戸付近は鎖を掴んでの岩場通過になるので、三点確保を心がけるようにしてほしい。 このコース最大の注意点は奥駈道から無双洞への分岐点。 見逃して行き過ぎる人がたいへん多いようです。 もっと判りやすい表示をすればいいのにと思います。 下山後は少し下北山方向に下った所にある「上北山温泉」がおすすめ。 お肌ツルッツルになりますよ。 |
写真
感想
なんでこの時期に大普賢岳なのか。
実際直前までは狼平にオオヤマレンゲを愛でに行こうと思ってた。
ところが直近の日曜日、知り合いのグループがなん組か行ったみたい。
そうなれば天の邪鬼の僕は行く気0%。
どこに行こうかと考えてたら、大普賢岳の周回コースは何年も行ってない事を思い出した。
バリエーションでは一昨年、一般ルートでは10年ほど前か。
石の鼻からの絶景を見たくなってきたので、前夜に行き先決定でした。
ルートはなんてこと無い普通の登山道だけど、いつもの地下足袋ではなく登山靴履いてるのでなんだかしんどい。
四日前の沢歩きに使った地下足袋が、乾ききっていなかったから仕方なく履いた登山靴。
やっぱり重いわぁ~(笑)
石の鼻で絶景を満喫したあとは山頂に向かいますが、小普賢岳の表示を見てしまうと行かんとアカン気になります。
ちょっと寄り道します。
小普賢岳のピークは
展望も何も無いけど静かで良い所です。
大普賢岳山頂では二組の登山者と一緒になりました。
両方ともピストンを考えてたようですが、ボクが周回すると聞き考えを改めたようでした。
この方達とは後に七曜岳で再会します。
大普賢岳から七曜岳の間は変化のある登山道が続きます。
稚児泊や七ツ池などの要所を通過して七曜岳の山頂で少し早い昼食。
男性二人のグループが先発しボクは3分遅れで後を追います。
が、無双洞への分岐を行き過ぎてしまったようです。
「おーい、こっちですよ~」と叫びましたが聞こえたでしょうか?
無双洞、水廉の滝、底無井戸を経て和佐又分岐に戻りました。
その後巨木ふれあいルートへ入りますが、巨木が次から次と出てくるのかと思いきやそうでもなく(笑)
まあ森林浴コースとでも言いますか・・・。
車に戻って今日の歩きは終わりです。
今回歩き出して30分ぐらい、朝日窟の手前でお会いした男性が行方不明になっているのを翌日知りました。
「幻想的な風景ですねぇ」と話しかけてこられたので一言二言お話しました。
カメラ片手にゆっくりと自然を楽しみながら歩いておられるようでした。
柔和な感じの男性でしたが、7月13日に遺体で発見されました。
きっと無事でいてくれるだろうと信じていましたが、最悪の結果となりました。
ご冥福をお祈りします・・・合掌
NB3












その方は、無双洞への下り道での道迷いでしょうか?
ここは踏み跡不明瞭で尾根が広いので、下りの地点がわかりにくいですね。まして落葉のシーズンはさらに踏み跡がわかりません。
私が思うに、無双洞への下りの地点に尾根に垂直に通せんぼのロープを張ればいいと思いますが。
尾根が広いので50-100m程度必要かもしれませんが。
武奈ヶ岳から西南稜も、坊村への激下りの地点に
ロープが貼ってあったと思います。
いかがでしょうか
NB3さんと同じルートを去年歩きました。(但し、巨木ふれあいコースを除く)
新聞で見て心配していましたが、同じルートで犠牲者が出たとは驚きです。
ご冥福をお祈りします。
山はやはり危険と隣り合わせで一瞬の隙や勘違いが大きな事故につながると改めて思いました。今後も慎重の上にも慎重に実行したいと思います。
コメントありがとうございます。
県警の方から詳しい話はお聞きしていませんが、おそらく滑落ではないかと思います。
1日目は周回ルートを捜索、二日目は行者還までを捜索範囲に加えると言っていましたから・・・。
今このルートには分かりやすい案内表示が多数設けられています。
ただ奥駈道から左に折れるところは相変わらずです。
行き過ぎてしまう人多しですね。
なんとかしてほしいと思います。
正直申し上げて、いま山に対して恐怖を感じています。
今までこんな経験は無かったものですから、しばらくは恐怖感と戦いながらの山歩きとなりそうです。
コメントありがとうございます。
新聞に載っていたんですね。
何日も経っていますが、お顔と声がフラッシュバックしてきます。
山ではちょっとした思い違いや勘違いで遭難することもありますよね。
私も同様に充分気をつけて山を楽しみたいです。
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