比良山/滝で涼をとりながら武奈ヶ岳へ

- GPS
- 06:50
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,217m
- 下り
- 1,207m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 6:51
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
金糞峠直下、左の崩壊箇所は、台風10号の影響?で崩壊が進み多くの土砂が流れ落ちてきている。 金糞峠先の奥深に架かる橋は流出。 |
写真
感想
前回の山登りより2ヵ月の間が空いてしまった。この間、スマホの万歩計を見ても10,000歩以上歩いた日はなく、平均でも3,000〜4,000歩、運動不足極まりない。
暑さも考えてゆっくりペースでスタート。イン谷口、正面谷とも駐車場には車がまばら。みんなもっと涼しい高い山に行っているのだろうな。うらやましい。
いくら谷沿いの道とはいえ、正面谷コース途中までは日差しが振り注ぎ陰のないところも多いのでまったく涼しくない。この時点で、帰路は概ね水際に登山道があって、最後にはカマブロ洞という水浴びポイントもある神爾谷コースにしようと早くも考える。
まずはカクレ滝に寄って涼む。台風による大雨の影響で水量が増し、清涼感満載。
青ガレ上の金糞滝にも寄り道。いつもなら休憩せずに一気に金糞峠まで登ってしまうのだが、今日は休憩ばっかり。ペースも抑え気味。
青ガレ直下の左側の崩壊箇所が、台風の影響なのか崩壊が進み、登山道にまでも新たに多くの土砂が流れ込んできている。金糞峠でまたまた休憩とエネルギー補給。
金糞峠から西へ下ったところの奥の深谷に架かる橋が流出している。ヨキトウゲ谷道分岐付近より、尾根に取り付く。
今日は久しぶりと言うこともあったので、一般登山道だけにしておこうと思っていたのだが、ついついこのルート行ったことないなあと思ってしまって、足が勝手にそちらに進んでしまう。ほんとにその1分前まではヨキトウゲ谷から中峠に向かうつもりでいたのだが……
最初こそ急斜面でシャクナゲのブッシュもあるが、尾根がいくつか合わさってゆるやかになると歩きやすいルートに変わる。再び傾斜は増すがブッシュはなく、シャクシコバの頭から南に延びる尾根に乗ることができる。シャクシコバの頭から中峠へ。急斜面を登ったのでアキレス腱が痛い。やっぱり運動不足。ストレッチだけでも普段からしておかなければ……
コヤマノ岳までの間は、昨年多くのキノコを見かけたので、登山道を逸れて探しながら登るが、キノコ類は一切見当たらない。コヤマノ岳で写真撮影休憩。その先パノラマコース分岐でも休憩。武奈ヶ岳山頂で日差しがあると、暑くてランチしている場合ではないと思ったのでここで昼食とする。
ところが、いざ登ってみると武奈ヶ岳山頂は日差しはなく、涼やかな風が吹き快適な環境だった。しかし琵琶湖も全く見えず展望はよくない。山頂の登山者は20人くらいか。駐車場の車の数からするともっと閑散としているかなとも思ったが、何のその。坊村からの登山者がやはり多いのだろう。トンボと蝶(ヒョウモン)が乱舞している。
山頂で休憩後、北稜に進んで間もなく、細川尾根分岐付近の苔が美しいので写真撮影のためすぐに休憩。雨の後の苔はみずみずしく輝いていて美しい。
北稜下りでは足の爪が痛む。細川越からスゲ原方面へ。至る所から水がしみ出している。普段は水の流れていない涸谷にも水流があり、あっという間に本流の水量が増す。水苔も生き生きとしている。ここの木道も随分と傷んでいる。
広谷までの間ではトリカブトの花を期待していたが、まだまだ時期は早かったようだ。広谷の橋は上流のもう1箇所の橋とともに傷んで渡れない。イブルキのコバより八雲ヶ原へ。
八雲ヶ原は早くも秋の気配が感じられる。赤トンボはもちろん、栗の実が成り、ススキの穂が出だしている。
今まで気づかなかっただけなのか、登山道脇に多くのモウセンゴケが見られた。一時期は湿原内にだけしか見られなかったが、生息範囲が近年広がっているように思われる。
北比良峠より神爾谷に下りる。急坂は足親指の爪が痛む。それにやはり運動不足の加減で足に疲れがみえるので慎重に下る。谷に下り立ったところには予想通りイワタバコとホトトギスの花が咲いていた。ここでまた大休止。今日は休憩ばっかり。ついでに水浴びも。
神爾の滝雄滝にも立ち寄る。やはり増水で飛沫がすごくて気持ちよいのだが滝に近寄って写真が撮れない。
カマブロ洞で、帽子、タオル、シャツを洗濯。水浴びをし、びしょ濡れのシャツと帽子を付けるとヒンヤリ気持ちよい。そのまま水をしたたらせながら駐車地へ。下りは暑さを感じずに済んだ。
エイチび〜















お仕事が充実してお忙しくしてらっしゃるのではないかと思っておりましたが、さすがにお盆は山歩きの時間を作ることが出来たのですね。
シャクシコバの頭からコヤマノ岳のあたりは山毛欅が魅力的なあたりですね。今回、辿られた尾根の林相が気になります。
この日は台風一過で好天だったのではないかと思いますが、武奈ヶ岳や八雲ヶ原で秋の気配を感じることの出来る山行でよかったですね。私も関西でそろそろ秋風を探し求めに行きたいと思いました。
その後、親指の具合いは如何でしょうか?私も先週は台風を挟んでロングトレイルを二つ縦走して足の指が痛いです
仙塩尾根のレコを鋭意作成中ですので宜しければまたご来訪お願い致します。
yamaneko0922さん、こんにちは
ホントに久しぶりだったので筋肉痛になりました。足の爪も良くないです。
少し秋の気配は感じられましたが、キノコが見当たらなかったのが残念でした。
薬師から立山までの縦走は拝見しました。あそこはスゴ乗越が随分と標高が低かったと思います。荷物を担いでの縦走お疲れ様でした。そのすぐあとに仙塩尾根に行かれたのですか。流石です。yamaneko0922さんのレコはいつも楽しみにしています。
こんにちは
台風の後はどこの滝も水量豊富で見ごたえがありますよね!
カクレ滝と金糞滝は登山道沿いにはありませんよね?カクレ滝という看板は青ガレ手前で見かけたような気がするのですが、すぐ近くにあるんでしょうか?
rosen-queenさん、こんにちは
どの滝気も持ちよかったです。カクレ滝、金糞滝ともルートからは外れますが
ともに2〜3分ほどですので、ぜひ行ってみてください。
写真の最後に2年前の手書き地図を掲載しておきます。参考になさってください。
さっそくお返事いただきありがとうございます☆
ご丁寧に地図まで載せて下さって、とても参考になります!
近いうちに見に行ってきますね(^^)
楽しみ楽しみ〜〜♪♪
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