記録ID: 1974327
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳/笠新道〜クリヤ谷
2019年08月10日(土) 〜
2019年08月11日(日)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- --:--
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 2,590m
- 下り
- 2,429m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 12:12
2日目
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 10:28
1日目のテン場から山頂までの往復はGPSを携行していません。また、クリヤ谷の途中ではGPSデータに一部乱れがあります。
22kgのテント泊装備での重装、暑さによるバテもあって、登り下りとも標準より少し遅いくらいのCTと思われます。
22kgのテント泊装備での重装、暑さによるバテもあって、登り下りとも標準より少し遅いくらいのCTと思われます。
天候 | 2日とも晴れ。午後は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鍋平に停めることを前提に用意していた自転車で鍋平入口まで下り、そこで自転車をデポしてから登山開始。第1駐車場からスタートするのに比べて10分増し程度に所要時間を抑えられます。 下りはクリヤ谷コース登山口から鍋平の登山者用駐車場まで徒歩で戻り、 帰りがけにデポしていた自転車を回収。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
左俣林道、笠新道は特に問題無し。 クリヤ谷コースは足場が悪い箇所、段差の大きい箇所、そして地味なアップダウンが多くて体力・脚力を相当削られます。 また、比較的新しい倒木がありますが、通れるように整備されていました。感謝です。 |
その他周辺情報 | 直帰しました。 |
写真
今回は4年ぶり3回目の笠を目指します。なお笠新道は2回目。
1:18 鍋平入口の三叉路(1,010m)より登山開始
第1駐車場を目指す車がひっきりなしに通るスノーシェッドの道路脇を歩いて新穂高センターへ。
連休で第1に駐車できれば奇跡だけど、一度寄っていくしかないですしね。
スノーシェッドの中は蒸し暑くてすぐに汗だくに。
1:46 新穂高センター(1,070m)
きれいなトイレが有難い新穂高センター。外のベンチに腰掛けて小休止。
蒲田川に掛かる橋を渡って左俣林道へ。笠新道の登りの前には林道歩きもウォーミングアップに過ぎません。
雨上がりということもあって、林道もムシムシとしていました。
2:49 笠新道登山口(1,360m)
遂にやってきました。笠新道登山口。
稜線まで6時間掛かるので、焦らずじっくり登ります。
ひたすらジグザグの急登。よく整備された登山道なので登りやすいです。
4:36 標高1,800mの指導標
この頃よりようやく薄明るくなってきました。
4:52 当写真(1,880m)
山腹道になってくると、単調だった光景に変化が出てきます。
1:18 鍋平入口の三叉路(1,010m)より登山開始
第1駐車場を目指す車がひっきりなしに通るスノーシェッドの道路脇を歩いて新穂高センターへ。
連休で第1に駐車できれば奇跡だけど、一度寄っていくしかないですしね。
スノーシェッドの中は蒸し暑くてすぐに汗だくに。
1:46 新穂高センター(1,070m)
きれいなトイレが有難い新穂高センター。外のベンチに腰掛けて小休止。
蒲田川に掛かる橋を渡って左俣林道へ。笠新道の登りの前には林道歩きもウォーミングアップに過ぎません。
雨上がりということもあって、林道もムシムシとしていました。
2:49 笠新道登山口(1,360m)
遂にやってきました。笠新道登山口。
稜線まで6時間掛かるので、焦らずじっくり登ります。
ひたすらジグザグの急登。よく整備された登山道なので登りやすいです。
4:36 標高1,800mの指導標
この頃よりようやく薄明るくなってきました。
4:52 当写真(1,880m)
山腹道になってくると、単調だった光景に変化が出てきます。
6:48 (2,350m)
なかなか景色が変わらないけど、標高を上げるにつれて、不快な蒸し暑さはなくなって清々しい空気になってきました。
でも雨上がりで草は濡れてるため、下半身はもうびしゃびしゃ。
この辺りまででトレランなど軽装の方々2人くらいに道を譲りました。
今回も20kg超の重装備の自分とは明らかに次元の違うスピードでした。
なかなか景色が変わらないけど、標高を上げるにつれて、不快な蒸し暑さはなくなって清々しい空気になってきました。
でも雨上がりで草は濡れてるため、下半身はもうびしゃびしゃ。
この辺りまででトレランなど軽装の方々2人くらいに道を譲りました。
今回も20kg超の重装備の自分とは明らかに次元の違うスピードでした。
7:16 杓子平(2,450m)到着
不意に視界が開けて、いきなり飛び込んでくる杓子平の絶景!
これが笠新道の醍醐味で、この長い急登に挑む価値があるというものです。
稜線までまだ標高差400mあるので、とりあえずここは大休止したいところ。
不意に視界が開けて、いきなり飛び込んでくる杓子平の絶景!
これが笠新道の醍醐味で、この長い急登に挑む価値があるというものです。
稜線までまだ標高差400mあるので、とりあえずここは大休止したいところ。
牧歌的光景の杓子平の絶景を前に疲れが吹き飛ぶかのよう。
自分は初めてではないけど、やはりここは感動します!
背負ってきた?あおいとひなたと共に、杓子平でのひと時を満喫しました。
7:31 杓子平(2,450m)出発
爽やかな杓子平の空気で息を整えてから出発。しばらくは笠新道では希少ななだらかな区間が続きます。
自分は初めてではないけど、やはりここは感動します!
背負ってきた?あおいとひなたと共に、杓子平でのひと時を満喫しました。
7:31 杓子平(2,450m)出発
爽やかな杓子平の空気で息を整えてから出発。しばらくは笠新道では希少ななだらかな区間が続きます。
抜戸岳付近(2,780m)
稜線直上に出ると、笠へと続く稜線を眺められます。
この光景が本当に好きで、笠新道を登る糧になります!
双六から続く縦走路は稜線より少し西側を巻いています。
笠新道は稜線直上を越して、最後は下って終わります。
稜線直上に出ると、笠へと続く稜線を眺められます。
この光景が本当に好きで、笠新道を登る糧になります!
双六から続く縦走路は稜線より少し西側を巻いています。
笠新道は稜線直上を越して、最後は下って終わります。
笠新道を登り終えた達成感を噛みしめ、笠の雄姿を眺めながら小休止を入れます。
双六から来られた方とお話しすると笠新道は未経験とのことだったので、しんどいけど杓子平は本当に絶景なのでお薦めしておきました。
9:25 笠新道分岐(2,770m)出発
双六から来られた方とお話しすると笠新道は未経験とのことだったので、しんどいけど杓子平は本当に絶景なのでお薦めしておきました。
9:25 笠新道分岐(2,770m)出発
(2,750m)
いよいよ待望の稜線歩き。
この稜線を歩くのは3回目になりますが、本当に気持ち良くて何とも言えないものがあります。
ちなみに自分が初めて歩いたアルプスの稜線は、「坂の上の雲」で描かれた小蓮華山で、似たような爽快な稜線に出ると未だに♪Stand Aloneが脳内再生されます。
いよいよ待望の稜線歩き。
この稜線を歩くのは3回目になりますが、本当に気持ち良くて何とも言えないものがあります。
ちなみに自分が初めて歩いたアルプスの稜線は、「坂の上の雲」で描かれた小蓮華山で、似たような爽快な稜線に出ると未だに♪Stand Aloneが脳内再生されます。
10:26 (2,710m)
いくつかのミニピークを越えて、遂にテン場までの最後の登りを捉えました。
出発から既に9時間経ってだいぶ疲れは溜まってますが、あと一頑張り!
この頃、すれ違った方からライチョウが居ると教えていただいたので、周囲に目を配りながら登っていきます。
いくつかのミニピークを越えて、遂にテン場までの最後の登りを捉えました。
出発から既に9時間経ってだいぶ疲れは溜まってますが、あと一頑張り!
この頃、すれ違った方からライチョウが居ると教えていただいたので、周囲に目を配りながら登っていきます。
抜戸から歩いてきた稜線は既に雲が掛かり始めていました。
本当に雲が上がってくるのが早い!
小休止しつつゆっくりとテントを設営。
山頂は天候が大丈夫そうなら行くとして、とりあえず笠ヶ岳山荘までテントの申し込みと、水の調達に出掛けます。
テン場から笠ヶ岳山荘までの標高差は60m。
分かってはいるけどこれがけっこう遠い。でも総合的に見てこのテン場はかなり好きです。
本当に雲が上がってくるのが早い!
小休止しつつゆっくりとテントを設営。
山頂は天候が大丈夫そうなら行くとして、とりあえず笠ヶ岳山荘までテントの申し込みと、水の調達に出掛けます。
テン場から笠ヶ岳山荘までの標高差は60m。
分かってはいるけどこれがけっこう遠い。でも総合的に見てこのテン場はかなり好きです。
11:59 笠ヶ岳山荘(2,810m)
重い荷物はテントに置いとけるとはいえ、標高差1,800mを登ってきてるので脚は疲れてます…。
だいぶ雲は上がってきてるけど、晴れているのでとりあえず山頂を踏んでおくべきと考え、用事を済ませてからこのまま登ります。
重い荷物はテントに置いとけるとはいえ、標高差1,800mを登ってきてるので脚は疲れてます…。
だいぶ雲は上がってきてるけど、晴れているのでとりあえず山頂を踏んでおくべきと考え、用事を済ませてからこのまま登ります。
12:26 笠ヶ岳山頂(2897.6m)到着
4年ぶりの笠に戻ってきました。
しばらく誰も居なくなって、一人で笠の山頂でのひと時を満喫しました。
雲が無ければ槍穂の絶景なのですが、明日には見えるでしょう。
4年ぶりの笠に戻ってきました。
しばらく誰も居なくなって、一人で笠の山頂でのひと時を満喫しました。
雲が無ければ槍穂の絶景なのですが、明日には見えるでしょう。
13:15 笠ヶ岳山荘
雲が無ければ、山荘前のテラスも絶景です。
今度は水を満タンに補給。9時間超の行程で2Lのハイドレーションは9割がた飲み尽くしていました。
ご褒美のコーラも購入してテントへ戻ります。
雲が無ければ、山荘前のテラスも絶景です。
今度は水を満タンに補給。9時間超の行程で2Lのハイドレーションは9割がた飲み尽くしていました。
ご褒美のコーラも購入してテントへ戻ります。
槍穂の絶景!
夕方になって雲が切れてきました。
テントでゆっくりする時間帯に槍穂を順光で眺められるのが、笠のテン場のポイントが高いところです。
蝶ヶ岳で感動してくれた母に、笠からの光景も見せてあげたいなと思いました。
夕方になって雲が切れてきました。
テントでゆっくりする時間帯に槍穂を順光で眺められるのが、笠のテン場のポイントが高いところです。
蝶ヶ岳で感動してくれた母に、笠からの光景も見せてあげたいなと思いました。
1:45 起床
今日はクリヤ谷の長大な下り。張り切っていきます。
朝食は登山前に買っておいたパンで済ませます。
3:38 笠ヶ岳山荘・キャンプ指定地(2,760m)出発
笠までの標高差140m。
長い下りを控えているので、ゆっくりゆっくり登ります。
4:24 笠ヶ岳山頂(2897.6m)到着
夜明けの少し前に到着。
ご来光を見届けるまで待機に入ります。
今日はクリヤ谷の長大な下り。張り切っていきます。
朝食は登山前に買っておいたパンで済ませます。
3:38 笠ヶ岳山荘・キャンプ指定地(2,760m)出発
笠までの標高差140m。
長い下りを控えているので、ゆっくりゆっくり登ります。
4:24 笠ヶ岳山頂(2897.6m)到着
夜明けの少し前に到着。
ご来光を見届けるまで待機に入ります。
5:29 笠ヶ岳山頂出発
いよいよ4年ぶり3回目となるクリヤ谷コースの下りに掛かります。
このコースは下りでも厳しいことは経験済みで、前回は転倒によって膝内側のじん帯損傷という痛い出来事も。
下りは危険と身をもって経験したコースなので、今回は特に気を引き締めて下ります。
しばらくは岩場の激下り。山頂から気を抜けません。
いよいよ4年ぶり3回目となるクリヤ谷コースの下りに掛かります。
このコースは下りでも厳しいことは経験済みで、前回は転倒によって膝内側のじん帯損傷という痛い出来事も。
下りは危険と身をもって経験したコースなので、今回は特に気を引き締めて下ります。
しばらくは岩場の激下り。山頂から気を抜けません。
6:34 (2,470m)
日の当たらない西斜面に入ると、雷鳥岩が正面に見えてきます。
雷鳥岩までの標高差は殆どないのに、この先の山腹道は足場が悪く、地味なアップダウンを繰り返すので、とにかく疲れる区間です。
日の当たらない西斜面に入ると、雷鳥岩が正面に見えてきます。
雷鳥岩までの標高差は殆どないのに、この先の山腹道は足場が悪く、地味なアップダウンを繰り返すので、とにかく疲れる区間です。
7:15 雷鳥岩(2,460m)
やっとタフな山腹道を抜けたところが雷鳥岩。
笠が珍しく鋭鋒に、そして遥かな高みに遠くなりました。
ここで笠は見納めとなるので、山頂を出発して初めて小休止を入れておきます。
やっとタフな山腹道を抜けたところが雷鳥岩。
笠が珍しく鋭鋒に、そして遥かな高みに遠くなりました。
ここで笠は見納めとなるので、山頂を出発して初めて小休止を入れておきます。
7:32 雷鳥岩出発
雷鳥岩から登山道は南斜面へと回り込み、正面にはクリヤノ頭が見えてきます。
雷鳥岩を出発してもしばらくは巨岩を乗り越えるような山腹道で、変わらずタフなルートが続きます。
4年前に転倒したのがクリヤノ頭の手前のコル状のところ。
その時は痛みを堪えて、残る標高差1,400mをどうにか下りました。
今回は一歩一歩集中して通過しましたが、転倒地点を特定できないくらい本当になんでもない区間。
下山するまで気を抜いてはいけません。
雷鳥岩から登山道は南斜面へと回り込み、正面にはクリヤノ頭が見えてきます。
雷鳥岩を出発してもしばらくは巨岩を乗り越えるような山腹道で、変わらずタフなルートが続きます。
4年前に転倒したのがクリヤノ頭の手前のコル状のところ。
その時は痛みを堪えて、残る標高差1,400mをどうにか下りました。
今回は一歩一歩集中して通過しましたが、転倒地点を特定できないくらい本当になんでもない区間。
下山するまで気を抜いてはいけません。
7:55 クリヤノ頭付近(2,380m)
できれば今回、クリヤノ頭を踏んでみたいと思って、通過しながら取り付けそうなところはないか注意して観察しました。
びっしりとハイマツ藪に覆われているところが多いなかで、やはりこの岩棚から直登して途中で藪へ突入するのがベストとみました。
でも服を破くと修繕が大変なので思い留まりました。
変なところで生活じみてるなと思いました。
クリヤノ頭の南側の岩棚は、急峻なクリヤ谷を見下ろすことの出来る絶景スポット。
この先もまだまだ厳しい下りが続くので、一息入れていきます。
8:07 クリヤノ頭付近出発
できれば今回、クリヤノ頭を踏んでみたいと思って、通過しながら取り付けそうなところはないか注意して観察しました。
びっしりとハイマツ藪に覆われているところが多いなかで、やはりこの岩棚から直登して途中で藪へ突入するのがベストとみました。
でも服を破くと修繕が大変なので思い留まりました。
変なところで生活じみてるなと思いました。
クリヤノ頭の南側の岩棚は、急峻なクリヤ谷を見下ろすことの出来る絶景スポット。
この先もまだまだ厳しい下りが続くので、一息入れていきます。
8:07 クリヤノ頭付近出発
(2,280m)
クリヤ谷の源頭部の沢床を部分的に伝いながらの激下りです。
正面には西穂、新穂高ロープウェイ、焼岳が近い。西穂はまだ登ったことがなく、常に近いうちに行きたい山の一つに入れてはいます。
稜線から下り始めたことで、いきなり風が抜けなくなって体感温度が急上昇。
クリヤ谷の厳しさの要素の一つに間違いなくこの暑さも入ってくるでしょう。
この辺りで登り中の方々とすれ違い始めました。
一度、ここを登ってみたいなと常々思っています。
クリヤ谷の源頭部の沢床を部分的に伝いながらの激下りです。
正面には西穂、新穂高ロープウェイ、焼岳が近い。西穂はまだ登ったことがなく、常に近いうちに行きたい山の一つに入れてはいます。
稜線から下り始めたことで、いきなり風が抜けなくなって体感温度が急上昇。
クリヤ谷の厳しさの要素の一つに間違いなくこの暑さも入ってくるでしょう。
この辺りで登り中の方々とすれ違い始めました。
一度、ここを登ってみたいなと常々思っています。
9:05 最終水場(2,080m)
暑くて集中力が削がれそうになりながらも、激下りに耐えて最終水場に到着♪
本当に水の有難み!
9:12 最終水場出発
最終水場の少し下で倒木が2ヶ所続けて現れますが、どうにかこうにか通れるように手を入れられています。
暑くて集中力が削がれそうになりながらも、激下りに耐えて最終水場に到着♪
本当に水の有難み!
9:12 最終水場出発
最終水場の少し下で倒木が2ヶ所続けて現れますが、どうにかこうにか通れるように手を入れられています。
11:54 クリヤ谷最下流の渡渉地点(1,250m)到着
山頂を出発して6時間半。ようやく最後の渡渉地点まで下りてきました。
清流のそばで直ちに小休止を入れます。
暑くてたまらないけど、やはり沢沿いのルートは良いです!
でもクリヤ谷は水量が増した時には使えないので、歩くタイミングにはご注意ください。
山頂を出発して6時間半。ようやく最後の渡渉地点まで下りてきました。
清流のそばで直ちに小休止を入れます。
暑くてたまらないけど、やはり沢沿いのルートは良いです!
でもクリヤ谷は水量が増した時には使えないので、歩くタイミングにはご注意ください。
13:01 クリヤ谷コース登山口(980m)
眼下に槍見館が見えてきた時の嬉しいこと!
3回目のクリヤ谷コースを7時間半で順調に下り切りました。
槍見館は自分には手が届かない高級な旅館ながら、温泉の日帰り入浴は可能です。
でもまだ登山は終わりではありません。今回は初めて徒歩で鍋平を目指します。
これまでの経験から充分に歩ける範囲であると考えました。
登山口で一息入れてから、県道475号へ出ます。
眼下に槍見館が見えてきた時の嬉しいこと!
3回目のクリヤ谷コースを7時間半で順調に下り切りました。
槍見館は自分には手が届かない高級な旅館ながら、温泉の日帰り入浴は可能です。
でもまだ登山は終わりではありません。今回は初めて徒歩で鍋平を目指します。
これまでの経験から充分に歩ける範囲であると考えました。
登山口で一息入れてから、県道475号へ出ます。
13:16 中尾高原口(970m)
上流側にもう一つ橋があるのにうっかり遠回りしてしまいました。
ここから鍋平まで標高差200mほど。距離は大したことないのでゆっくりいきます。
でも暑さにはまいりました…。
自転車をデポしている鍋平の入口三叉路へ戻ってくると、新穂高ロープウェイの職員の方が誘導中。
ロープウェイ周辺の駐車場は全て満車のようで、鍋平へと誘導されているようです。
さすが山の日連休…。
上流側にもう一つ橋があるのにうっかり遠回りしてしまいました。
ここから鍋平まで標高差200mほど。距離は大したことないのでゆっくりいきます。
でも暑さにはまいりました…。
自転車をデポしている鍋平の入口三叉路へ戻ってくると、新穂高ロープウェイの職員の方が誘導中。
ロープウェイ周辺の駐車場は全て満車のようで、鍋平へと誘導されているようです。
さすが山の日連休…。
14:06 鍋平・登山者用駐車場入口(1,190m)
着きました!
最後の直線区間がけっこう勾配がきつくて頑張りどころでした。
ここにも初めて見る「満車」表示。ここまでの道中、路肩に停めている車多数の理由が分かりました。
広いと思っていた鍋平も満車ということで驚きました。
暑さで大変でしたが、自転車以外は文明の利器に頼らずに周回完了!!
いつものようにテントなどを干した後で出発。
鍋平入口にデポしている自転車を忘れずに回収してから帰途に就きました。
帰り道も安房峠を越えて上高地入口までは順調でしたが、沢渡辺りから松本の手前まで断続的に渋滞…。
これを抜けるのに2時間掛かりました。山帰りで渋滞に巻き込まれるというのは全く想定外でした。
連休には上高地に近づかないほうが良いということを学んだ帰路となりました。
やっと長い梅雨が終わったと思ったらもうお盆も終わりで、アルプスは秋の気配となってきます。
なかなか思うように山へ出掛けられませんが、これから挽回出来ればと思います。
着きました!
最後の直線区間がけっこう勾配がきつくて頑張りどころでした。
ここにも初めて見る「満車」表示。ここまでの道中、路肩に停めている車多数の理由が分かりました。
広いと思っていた鍋平も満車ということで驚きました。
暑さで大変でしたが、自転車以外は文明の利器に頼らずに周回完了!!
いつものようにテントなどを干した後で出発。
鍋平入口にデポしている自転車を忘れずに回収してから帰途に就きました。
帰り道も安房峠を越えて上高地入口までは順調でしたが、沢渡辺りから松本の手前まで断続的に渋滞…。
これを抜けるのに2時間掛かりました。山帰りで渋滞に巻き込まれるというのは全く想定外でした。
連休には上高地に近づかないほうが良いということを学んだ帰路となりました。
やっと長い梅雨が終わったと思ったらもうお盆も終わりで、アルプスは秋の気配となってきます。
なかなか思うように山へ出掛けられませんが、これから挽回出来ればと思います。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠ズームレンズ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
三脚
熊鈴
折畳みイス
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
北アルプスに登り始めてから早7年。1泊2日行程で登れる主要な山は大体登っており、今回はその中からまた登ってみたいと思っていた笠ヶ岳を選びました。
好天続きの山の日の連休ということもあって、新穂高の駐車場は軒並み満車状態。
でも笠ヶ岳は混むことなく、静かなアルプス登山を満喫出来ました。
笠新道はしんどくても杓子平は見飽きることがないし、笠へと続く稜線も然り。
テン場や山頂からの槍穂の絶景は最高です!
クリヤ谷は自分にとってケガしたことのある鬼門といえるコースでしたが、
集中力を切らさずに暑さに耐えて順調に下り切りました。
沢渡から松本までの渋滞だけは余計でしたが、良い休日を過ごすことが出来ました。
早くもお盆を過ぎて夏山シーズンも後半に。次はどこへ行こう…。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:964人
テント装備で9時間
凄いです
なかなか長くて手強いですね。
好きな山ってありましね
あそこから見る
あの景色! 歩いた人へのご褒美ですねー
頂きが見えると姿が良いですね
ご来光も素晴らしかったようですね
海外夜行の絶景など
パンフレットなどで見ますが
自分の足で歩いた
人だけ用意される
絶景 しかも日が変わるとまた違ってくる
山の絶景
捨てがたいですね
今年8ケ月額料金終わろうとしています。
ルーン産の今年一番の絶景は、ドコでしょうね
私は、見上げる入道岳
雪の堂満岳から下った景色です
ルーンさんは思い出でに浸る
まもなく 次の山探しかな
今が登り時
がしがし歩いてくださーぃ
シェアーを
ありがとうございました
こんばんは、mayasanpoさん。
アルプスも随分、あちこちの山を登ってきまして、その中でも好きな山、
しかも行きやすい山って分かってきますね。
笠は杓子平や稜線…。しんどくて長丁場ながらもその道中が絶景に満ちています。
自分の足で見られるものだからこそ、感慨もより深くなるものだと思います。
自分も元々旅行好きではあるんですが、登山で出会う光景は旅行で見られる景色とはまた違いますね。
今夏は本当に天候の巡り合わせが悪く、縦走出来そうな時に限って台風や悪天になってます…。
甲斐駒や笠は、急遽計画した1泊2日の山行ではあるんですけど、
でもそれぞれ自分の好きな山だけに充実感と安心感を味わえました。
8月ももう下旬。今週末も微妙そうですが、チャンスがあれば逃さずに歩きたいものです。
9月になればまた連休がありますね。今度こそ台風来るな!と願いたいものです。
mayasanpoさんもお好きな山があちこちありますね。
どんどん出掛けてお気に入りの絶景を増やしていってください。
今回もご覧いただきまして、ありがとうございました。
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