532 乳頭山(黒湯→瀧ノ上温泉)



- GPS
- --:--
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 704m
- 下り
- 1,100m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:15
天候 | 曇り、時々ガス、たまーに雨パラパラ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
復路:玄武洞前の蕎麦屋〜雫石駅 ジャンボタクシー1万円くらい |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に洗堀が進んでいて歩きにくい所が多いが、普通に歩ける。 乳頭山からの下りの雪渓がガスっていて下り先が見つからずに困った。 |
その他周辺情報 | 玄武温泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
山の仲間に「黒湯温泉の自炊棟が取れたけど行かない?」と誘われ、乳頭温泉へ。
当初は、金曜日から皆さんとご一緒する予定だったが、金曜日に夜付きの仕事が入り泣く泣く、土曜日入りとなった。
しかし、土曜日は結構な雨予報。土曜日単独で秋田駒に行く予定をしていたが、これではということで、22日は温泉に行くだけにした。
田沢湖駅からバスに揺られ、終点一つ手前の大釜温泉の前の「乳頭温泉」で下車。ここから登山道を20分ほどで、黒湯温泉に到着した。
黒湯温泉は茅葺きの自炊棟もある、なかなか風情のある温泉。今日は、自炊棟3部屋を取って有り、宿に着くと既に仲間はチェックインしているとのこと。
聞けば予定では、秋田駒から乳頭山へ縦走して下山する予定であったのを、笹森山から乳頭温泉へショートカットしたとのこと。でも、足元まで草が茂り、雨も降っていることもありびしょびしょになったとのこと。部屋で、ストーブを炊いて乾かし大会が開かれていた。
黒湯温泉は白濁した硫黄泉。自炊棟の下に男女別の風呂と打たせ湯。受付等の右手奥に混浴の露天と男女別内風呂があった。
気持ちよく入浴後は、楽しい宴会。ポテトサラダやキャベツ浅漬けなどつまみ類もテキパキと作ってくれた女性陣。ありがとう。ちなみに私は、朝採れきゅうりとトマトを用意しました。
メインはきりたんぽ鍋。鶏肉は悪くならないように塩こうじで漬けてきたとのこと。素晴らしい!
美味しくご飯を頂いた後は、思い思いにお風呂に行ったり、早寝したりして過ごした。
夜間晴れていたが、出発時には雲が出てきていた。
3時半起床。今朝は私が食当で、サッポロ一番味噌ラーメンを用意。昨日の残り野菜とチャーシューを咥えたので、ボリューム満点。8人の所、ラーメンは5人前で済んだ。
5時に出発。まだ天気は保っている。
一本松温泉跡には、手作り湯舟が掘られており、温泉好きのメンバーが湯加減をチェック。ちょっと暑くては要れそうもないとのことであった。
一本松からは急登をこなし、1時間ちょっとで展望が開けた。まだ乳頭山頂上は見えている。
さらに1時間かけて乳頭山へと到着。残念ながら、ガスの中。特に岩手県側のガスが濃い。
小休止の後、方向を確認して白池・滝ノ上温泉方面へ。
お花は少なめだが、白い小さな花が結構咲いている。
道が尾根を外れトラバース気味になってくると・・・道は白い雪原に突っ込んでいた。
結構な勾配で、しかも、ガスで10m先も見えないような状況。
ここで軽アイゼンもしくはチェーンスパイクを装着し、ストックを出して、ゆっくりと慎重に進む。
ベテランのT氏がルートを探しながら先頭を行き、以後、背中が見えなくならない程度に間隔をあけて進む。
ガスが牛時には右手の方に道があるように思えたが、下ってみると道ははるか左の方で雪から復活していた。イメージとしては、雪原の上部を左へ左へという感じだろうか。勿論、まっすぐ下りてから、下端を左に進んでも大丈夫であった。
ここから先は雪はないものの、洗堀が進んでいるうえに、粘土質で滑りやすい道が続いて転倒者続出してしまった。
白池の上でいったん平坦になった後、再び急坂を下っていくと、今日初めて他のパーティと遭遇。結構な数の団体さんであった。
白池はカエルの合唱が響く、落ち着いたたたずまい。でも、蚊も多くてあんまりゆっくり休めない。
計画と照らし合わせると、結構遅れている。
雪渓の通貨のためのアイゼンの脱着、洗堀され、滑りやすい道を慎重に歩いた結果であろうが、このままだと、松川温泉の最終バスもギリギリかもしれない。
焦りつつもやはりスピードは上がらず、滝ノ上温泉には、11時頃到着。
少し長めの休憩をとるが、早い新幹線を予約している2名は、休みをカットして先行することに。
残ったメンバーも厚くなってきたし、もう一度三ツ石山に登り返すのは…という気分から、結局、車道を下山することに。
ちなみに滝ノ上温泉には公衆電話はなく、携帯の電波もたまーに入ったり入らなかったり・・・。電波の届くことろまで歩いていくことにして出発。
1時間弱で平ケ倉登山口に到着。ここでベローンと休憩していると、一台の車がスーッと停車。
「携帯が通じるところまで下りてタクシーを呼ぶ」というと、「では、下に降りたら呼んであげる」との親切なお申し出をいただく。
さらに1時間弱歩いていくと、ゲートを通過し、玄武洞前の蕎麦屋に到着。ここで、また休憩を取っていると、先ほどの方が先導して、ジャンボタクシーを連れてきてくれた。
感謝! 東北の方は本当に親切。
途中、玄武温泉でササっとひと風呂浴びて、雫石駅には14時半頃到着。
周りにお店は見当たらなかったが、駅の2階にお土産屋さんと喫茶室があり、そこで缶ビールで乾杯し、ジャジャ面をいただく。
ちなみに、先行した2名にも途中で電話がつながり、三ツ石山に登りきる前に、網張温泉への車道に出てもらい、向こうは向こうでタクシーを呼ぶことに。
そして、盛岡駅にて全員無事に合流して、駅前で祝杯をあげたのでした。
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