記録ID: 1877017
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ハイキング
比良山系
武奈ヶ岳(テント泊)
2019年06月01日(土) 〜
2019年06月02日(日)
滋賀県
kakimosa
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:36
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,104m
- 下り
- 2,094m
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1日目
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:56
距離 17.9km
登り 1,697m
下り 870m
16:00
2日目
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:33
距離 10.7km
登り 417m
下り 1,245m
| 天候 | 2日通じて雲多め。夜も一面雲に覆われて星空も日の出もなし。絶景はなかったが、その分太陽が隠れて暑さや日焼けはましだった。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
当初、志賀駅から金毘羅峠コースで蓬莱山に向かうつもりも台風の影響で随分以前から通行止め… キタダカ道に回り打見山から縦走開始するも途中烏谷山の分岐で間違って摺鉢山方面に…破線ルートだけあって傾斜きつく、細い道に崩落箇所ありとなかなかに難路。 リサーチ不足、注意不足だった。 |
写真
今回のスタート地点・志賀駅。
テント泊3回目。装備を背負って長い距離を歩くことがメインの目的。
いざ。
テント泊3回目。装備を背負って長い距離を歩くことがメインの目的。
いざ。
最初の目的地・蓬莱山方面。
遠くロープウェイの支柱が見える。もちろん乗らないけど。
遠くロープウェイの支柱が見える。もちろん乗らないけど。
びわ湖バレイ駐車場まで上がって来た。ここで駐車場の警備員さんから金毘羅峠ルートが通れないことを教えてもらう。
出だしからつまずいた。
6/1 9:43
びわ湖バレイ駐車場まで上がって来た。
ここで駐車場の警備員さんから金毘羅峠ルートが通れないことを教えてもらう。
出だしからつまずいた。
ここで駐車場の警備員さんから金毘羅峠ルートが通れないことを教えてもらう。
出だしからつまずいた。
キタダカ道に回って登り直す。
延々と九十九折りの登山道が続く。ザックのショルダーベルトが肩に食い込む…
延々と九十九折りの登山道が続く。ザックのショルダーベルトが肩に食い込む…
天狗杉の周辺あちこちに倒木あり。
こんな大きな木を折ったり倒したりするとか。台風、怖。
こんな大きな木を折ったり倒したりするとか。台風、怖。
登り直して約2時間、大いにバテたところで打見山に到着。琵琶湖の眺め。ロープウェイならあっという間に来られるので普通の恰好をした観光客がたくさん。山とは言え、大きなザック背負って汗をかいている自分の方が異質に映る。
6/1 11:42
登り直して約2時間、大いにバテたところで打見山に到着。琵琶湖の眺め。
ロープウェイならあっという間に来られるので普通の恰好をした観光客がたくさん。山とは言え、大きなザック背負って汗をかいている自分の方が異質に映る。
ロープウェイならあっという間に来られるので普通の恰好をした観光客がたくさん。山とは言え、大きなザック背負って汗をかいている自分の方が異質に映る。
ここから蓬莱山まではまだあの斜面を登っていかねばならない。
…よし、今回はパスで。
…よし、今回はパスで。
打見山のスキーゲレンデから堂満岳・武奈ヶ岳方面を見る。
まだまだ遠い。この荷物背負って本当に行けるかしら。
まだまだ遠い。この荷物背負って本当に行けるかしら。
ゲレンデを下って比良縦走路に入る。
「比良比叡トレイル」だなんてテープが貼られていた。
「比良比叡トレイル」だなんてテープが貼られていた。
長い縦走路を歩いていると唐突にツツジが現れる。赤色がきれい。しかし長い。アップダウンが続いてバテてきた。おまけに眠い。道中写真も撮らず黙々と歩き続ける。
6/1 12:07
長い縦走路を歩いていると唐突にツツジが現れる。赤色がきれい。
しかし長い。アップダウンが続いてバテてきた。おまけに眠い。道中写真も撮らず黙々と歩き続ける。
しかし長い。アップダウンが続いてバテてきた。おまけに眠い。道中写真も撮らず黙々と歩き続ける。
ふと見ると「スリバチ山」のプレート。摺鉢山？…あれ、そんな山あったっけ？GPSと地図を確認。
あぁ、やってしもた…この手前、烏谷山で分岐方向を間違っていた。もう戻るのも躊躇うくらい進んでしまった。この先、大回りになるけど金糞峠から八雲ケ原まで行くルートもあるのでそのまま進むことに。
1
6/1 13:31
ふと見ると「スリバチ山」のプレート。
摺鉢山？…あれ、そんな山あったっけ？GPSと地図を確認。
あぁ、やってしもた…この手前、烏谷山で分岐方向を間違っていた。もう戻るのも躊躇うくらい進んでしまった。この先、大回りになるけど金糞峠から八雲ケ原まで行くルートもあるのでそのまま進むことに。
摺鉢山？…あれ、そんな山あったっけ？GPSと地図を確認。
あぁ、やってしもた…この手前、烏谷山で分岐方向を間違っていた。もう戻るのも躊躇うくらい進んでしまった。この先、大回りになるけど金糞峠から八雲ケ原まで行くルートもあるのでそのまま進むことに。
ただ、このルートが結構な難路。マーク頼りにかなりの斜面を下りて行くのだけど、場所によってはマークが薄くちょいちょいルートを見失う。そんな時にピンクや黄色のテープが見つかるとすごくホッとする。マークって偉大。感謝。
1
6/1 14:04
ただ、このルートが結構な難路。マーク頼りにかなりの斜面を下りて行くのだけど、場所によってはマークが薄くちょいちょいルートを見失う。そんな時にピンクや黄色のテープが見つかるとすごくホッとする。
マークって偉大。感謝。
マークって偉大。感謝。
崖沿いの崩落した細道。
ロープが張ってあるものの、左に落ちたら相当よろしくないことになる高さ。疲れていたけど集中して通過。
ロープが張ってあるものの、左に落ちたら相当よろしくないことになる高さ。疲れていたけど集中して通過。
わかりにくいけどすごく大きな木。
この辺り、他にも大木が並んでいた。
この辺り、他にも大木が並んでいた。
これまたわかりにくいけど相当に大きな巨岩。
何本かの枝が岩を支えるかのように差し込まれていた。枝すごい。
何本かの枝が岩を支えるかのように差し込まれていた。枝すごい。
ルート間違いに気付いて2時間、ようやく見知った場所に出てきた。
やれやれ。
やれやれ。
もともとの予定より30分程度の遅れで幕営地・八雲ケ原に到着。
早速テントの設営場所を探す。
早速テントの設営場所を探す。
大木の横のスペースに設営完了。
今回は概ね平坦で良いのだが虫が多い。
テントの上で着てきたポロシャツを干すの図。
今回は概ね平坦で良いのだが虫が多い。
テントの上で着てきたポロシャツを干すの図。
今日も頑張って担ぎ上げてきたご褒美(酒)を横に流れている沢に浸けて冷やす。
これのために登ってきた！
これのために登ってきた！
ご褒美が冷えるまでの間ちょっと散歩。
八雲池越しにテント村を見る。今日は10張ほど。
八雲池越しにテント村を見る。今日は10張ほど。
晩ご飯の支度をしながら乾杯！キンキン、とまではいかないものの、しっかり冷えて極上に美味い！た、たまらん。晩ご飯のラーメンとアルファ米を食べ、お酒を飲んで今日を振り返る。13kg超の荷物を担いで7時間、約18km歩いた。あぁ、疲れた〜
この後、19時過ぎに眠さ限界で爆睡。1日目終了。
6/1 17:54
晩ご飯の支度をしながら乾杯！キンキン、とまではいかないものの、しっかり冷えて極上に美味い！た、たまらん。
晩ご飯のラーメンとアルファ米を食べ、お酒を飲んで今日を振り返る。13kg超の荷物を担いで7時間、約18km歩いた。あぁ、疲れた〜
この後、19時過ぎに眠さ限界で爆睡。1日目終了。
晩ご飯のラーメンとアルファ米を食べ、お酒を飲んで今日を振り返る。13kg超の荷物を担いで7時間、約18km歩いた。あぁ、疲れた〜
この後、19時過ぎに眠さ限界で爆睡。1日目終了。
2日目。テント撤収が完了したところ。時間は既に8時前。お、遅い…
夜中目が覚めて外を覗くも雲って星1つも見えず。これは日の出もダメかなぁ、と目覚まし無視して満足するまで寝てたら7時前。11時間くらい寝ていた模様…急いで朝ご飯を食べ終え、撤収と出発準備をする。
1
6/2 7:50
2日目。
テント撤収が完了したところ。時間は既に8時前。お、遅い…
夜中目が覚めて外を覗くも雲って星1つも見えず。これは日の出もダメかなぁ、と目覚まし無視して満足するまで寝てたら7時前。11時間くらい寝ていた模様…急いで朝ご飯を食べ終え、撤収と出発準備をする。
テント撤収が完了したところ。時間は既に8時前。お、遅い…
夜中目が覚めて外を覗くも雲って星1つも見えず。これは日の出もダメかなぁ、と目覚まし無視して満足するまで寝てたら7時前。11時間くらい寝ていた模様…急いで朝ご飯を食べ終え、撤収と出発準備をする。
このまま下山するか、武奈ヶ岳まで行くか。ちょっと悩み、せっかくなので山頂まで行くことに。ご覧の通り雲っているので涼しい朝。でも歩けば当然暑い。
6/2 8:26
このまま下山するか、武奈ヶ岳まで行くか。ちょっと悩み、せっかくなので山頂まで行くことに。
ご覧の通り雲っているので涼しい朝。でも歩けば当然暑い。
ご覧の通り雲っているので涼しい朝。でも歩けば当然暑い。
1時間弱で山頂到着。
強い風が吹き続け寒いくらい。標識にタッチ、写真2枚撮って滞在時間5分弱で即下山。
強い風が吹き続け寒いくらい。標識にタッチ、写真2枚撮って滞在時間5分弱で即下山。
コヤマノ岳の手前からテントを張っていた八雲ケ原とその先の北比良峠が見える。
遠いようで近く、近いようで遠い。
遠いようで近く、近いようで遠い。
コヤマノ岳に着く。
「コヤマノクラウン」と呼ばれるブナの大木がどれかわからない。
これ、か？
「コヤマノクラウン」と呼ばれるブナの大木がどれかわからない。
これ、か？
静かな杉林の中を金糞峠目指して黙々と歩く。
しんどいけれどものどかな時間が流れる日曜日の朝。
しんどいけれどものどかな時間が流れる日曜日の朝。
お馴染み金糞峠着。
ここから青ガレと呼ばれるザレた斜面を下って行く。
ここから青ガレと呼ばれるザレた斜面を下って行く。
写真だとわかりづらいけれど、そこそこの傾斜に浮石や細かいザレた小石が無数にある。テント泊装備を背負っても石を落とさず、かつ自分も滑らず下りて行く練習。
6/2 9:43
写真だとわかりづらいけれど、そこそこの傾斜に浮石や細かいザレた小石が無数にある。
テント泊装備を背負っても石を落とさず、かつ自分も滑らず下りて行く練習。
テント泊装備を背負っても石を落とさず、かつ自分も滑らず下りて行く練習。
石を落とさず、かつ滑ってこけずに大山口まで辿り着く。
登山道もほぼここまで。何とか今回も無事帰って来られた。
登山道もほぼここまで。何とか今回も無事帰って来られた。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図（地形図）
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ツェルト
|
|---|
感想
比良山八雲ケ原で2回目のテント泊。
今回の目的は「重い荷物を背負って長い距離を歩く」こと。この夏に計画するテント泊遠征に向け、自分はどのくらい歩けるのか、やれるのか、その確認と経験を積むための山行でした。結果、初日18km・2日目10kmほど歩けたことで、計画する上で距離面ではある程度めどが立ったものの、新たな問題・課題も見つかったわけで…
課題�‖里�痛い。
ザックの背負い方、パッキングの仕方がまずいのだろうけど、ショルダーベルトが擦れて両肩が痛い。これは経験と試行錯誤あるのみ。足の親指と母趾球も痛い。ソックスが湿って（蒸れて）足がふやけてしまい、靴の中で擦れてのことだと推測。これはソックスを変えることで解決するかな。膝痛について、今回キネシオテープを使用してみた。その効果か疲れはあったものの痛みは感じなかった。これはいい結果。次回も試して様子を見ます。
課題�▲競奪�がパンパン。
テント泊に使用しているザックはオスプレー・ケストレル48。1泊2日の装備でもうあまり余裕がない…特にテントを撤収した後。これでもし雨の中での撤収となったらどうなるのか。また2泊、3泊となったら…うーん、荷物の精査もパッキングもまだまだとしても、やっぱりもっと大きいザックが要るかなぁ。要検討。
課題��ルートロスし過ぎ。
これは今さらだけど、今回は特にひどかった。近場の慣れた山なのでまだ良かったものの、これが初めてとか慣れない山だったりしたらまずい。改めてGPS・地図をしっかり活用・確認すること。
まっ、課題も多かったけど得るものも多かった。これからも経験を積み重ね、反省して、改善して、より良い山行を目指していきます。
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突然のコメント失礼致します。
私も数年前、南比良から北比良方向に縦走した際に、同じ箇所で摺鉢山山方向に迷い込みました。
その時、何を血迷ったのか、戻るでも進むでもなく、方向的に最寄りのルートに合流すべく登山道を外れて、斜面を下って行って、2時間くらい彷徨って、半泣き状態に陥ったことがあります。
あそこ、結構、摺鉢山に迷い込む方が多いみたいです。
ご連絡ありがとうございます。
あまり通らないルートで確認不足でした。一人山行なので、ルート選択・決定も、道に迷うのも、そこから復帰するのも全部自分次第。これから充分注意してまいります。
zhaitengさんもお気を付けください。
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