記録ID: 1831448
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ハイキング
北陸
小大日 九谷から周回:新緑・シャクナゲ・タムシバ・イワウチワもカタクリも
2019年05月05日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,195m
- 下り
- 1,189m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:12
7:03
28分
スタート地点
7:31
76分
高倉登山口
14:15
ゴール地点
天候 | 快晴 暑かったです |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場〜高倉:登山口からは厳しい急登が延々続きますが、これでもかとロープが張ってあり安心です。そしてそこは同時に素晴らしいブナ林です。ヒイヒイ言いながら、感動しながら登ります。 高倉〜徳助の頭:アップダウンを繰り返す稜線歩きです。ところどころ急登もありますが、ここもしっかりロープが張ってあります。高倉〜蛸坊主までは刈り払い直後だったようで、山中山岳会さんには本当に頭が下がります。もちろんその先も少しササが茂っていたりしますが、しっかり整備されたいい道です。蛸坊主からしばらくシャクナゲロードになります。 ここの焦眉は蛸坊主の先の千本杉の頭の間の平坦地。私は勝手に「タコセン平」と呼んでいますが、広いブナ林が広がっていて、残雪でもあれば最高なのですが、今年は全く残雪はありませんでした。秋の紅葉もお勧めです。残雪は徳助の頭の手前に申し訳程度あっただけでした。 徳助の頭〜小大日:メジャールートの徳助新道と合流します。この辺りから新緑がなくなりタムシバが綺麗になっていきます。去年はカタクリ始まっていましたが、雪が少なかった今年はまだ数株咲き始めていた程度でした。 小大日山頂は加南から奥越の山々が見渡せる大展望地で、もちろん大日、加賀兜のツートップも間近ですし、白山から笈、大笠も見渡せます。 小大日〜千束が滝登山口:小大日三角点ピークから陶石山方面の道にはトラロープが張って合って立ち入り禁止に見えますが、大日山方面から真砂に向かうメインルートをたどる場合そのまま直進に見えるので道間違い防止用のトラロープだと思います。ロープを越えるとすぐに「県民の森に至る」との表示があるので通行禁止ではないはずです。ここは今日はタムシバロードでした。状態の良いタムシバが次々と現れます。石楠花は「まだ咲いてなかった」が正解でしょう。石楠花が咲く頃にはタムシバは色あせていることでしょう。 石楠花は九谷越えを過ぎて下っていくと、H900mより下がったあたりからずっと咲いてました。ただ、今年は裏作という話が出ている通り数は少ないと思いますが、新緑の森の中に咲くシャクナゲは素晴らしいです。 登山口手前は相変わらずの劇下りで、ロープは万全ですがそれでも「ふざけんな!」ってくらいの劇下りです。ちょっとでもぬかるんでいたら本気で勘弁です。 千束が滝登山口〜駐車場:2週間前には春の花が咲き乱れる気持ちの良い道でしたが、今となっては雑草が蔓延る暑苦しい道になってしまってます。ただ、ハルユキノシタは咲きまくっていました。去年は終わりかけだと思っていたのは実は始まりかけだったのでしょうか。 |
その他周辺情報 | 道の駅の湯けむりゆ〜ゆ〜館に行きました。¥500です。広い露天風呂でゆっくりしたいと思って行ったのですが、この時期は夕方になると西日が当たって暑いですねwでも、少ない日陰を探して、山中節の流れる露天風呂でゆっくりできました。 |
写真
今年もお会いできました。高倉の主です。
この辺り、ちょっと考え事をしながら歩いていて見逃すところだったのですが、なぜか一瞬立ち止まって周りを見るとまさにこの主の隣でした。完全に呼び止められましたね。
この辺り、ちょっと考え事をしながら歩いていて見逃すところだったのですが、なぜか一瞬立ち止まって周りを見るとまさにこの主の隣でした。完全に呼び止められましたね。
思い返せば2年前、真砂からここに登り上げた時にここで見えてるピークがどこなのか全く分からなかったのが、今の山座同定に対する姿勢につながっていますね。歩いた山はなぜかわかるので、できるだけいろんな山を歩きたいと思います。
新緑の季節はとっくに終わり鬱蒼とした感じになっています
この先ラショウモンカズラとかニリンソウとかも咲いていたのですが、2週間前の春の花盛りのイメージは無くなっていたので撮影意欲が起きませんでしたが
この先ラショウモンカズラとかニリンソウとかも咲いていたのですが、2週間前の春の花盛りのイメージは無くなっていたので撮影意欲が起きませんでしたが
撮影機器:
感想
GW最後の登山はやっぱり最高のブナ林とシャクナゲ、カタクリの群落が期待でき、展望も最高のこのコースにしました。本来は高倉から登って大日まで行って、池洞から下るつもりだったのですが、朝方いろいろとトラブルがあり出遅れたため小大日から九谷越えコースでの下山となりました。ただ、結果オーライではタムシバロード、シャクナゲロードを堪能できました。
本当に高倉登山道のブナは素晴らしいです。高倉からの稜線の展望も最高ですし、シャクナゲ、タムシバも最高、もう少しすれば小大日手前がカタクリロードになるというまさにゴールデンルートであり、整備も隅々まで行き届いているのですが、なぜかマイナー中のマイナールートです。せめてヤマレコユーザーの中でも流行ってくれたらとの願いを込め、折に触れてこのルートのレコを上げたいと思います。
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