記録ID: 1810271
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳
清水頭(雨乞岳南西) 深山橋-大峠ルート調査
2019年04月27日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 10:29
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 813m
- 下り
- 808m
コースタイム
天候 | 雨後 曇り 強風 寒し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
清水頭南稜線に、今回、東側の「清水平谷」側から登り始めましたが、斜面の勾配がかなり強く、2018/04/13に登った、反対の西側からの方が、傾斜が緩やかで、登り易いと感じました。 清水頭(しょうずのかしら)辺りの稜線では、北西の烈風で、南東側の急斜面に飛ばされそうでした。 大峠(標識地点)からの下りは、最初の60〜70m位は、30mのザイルをダブルにして、立ち木や太い根に掛け、下りました。その下に、大きい砂防堰堤が、3段にありました。最初の堰堤は、古いトラロープがありましたので、確認して下り、次の2箇所の堰堤は、ザイル・ATC下降器を使って下りました。現状は、一般的な登山道とは言えません。大峠(標識地点)から、四番目の砂防堰堤(ここからは作業道あり)までの間は、一般の登山者は、入られない方が良いと思います。 |
その他周辺情報 | 野洲川ダム堰堤の西の大河原地区に「かもしか荘」があります。 |
写真
少し下ると、大掛かりな、炭焼きの拠点がありました。大型の炭窯が二カ所、更に、作業用・住居用と思われるの石組みされた平坦面がありました。おそらく、千草街道にあった鉱山向けの、木炭生産拠点の一つだったのではないか?と考えています。
南雨乞岳が見えます。ズームで写しています。朝は、未だ、雨がパラついていて、雲の中でした。今日も、難しい山行きでしたが、此処まで、無事下山して参りました。山の神々に感謝致します。
装備
個人装備 |
ヘルメット
簡易ハーネス
ザイル30m・10m
スリング
カラビナ
ATC下降器
アセンダー
ゴム付き軍手
携帯用鋸
携帯用鉈
ナイフ
山仕事用手鋸
腰鉈
ザック
ストック
ヘッドランプ
予備電池
地図(地形図)
コンパス
GPS2台
筆記用具
携帯
予備バッテリー
雨具
時計
タオル
ファーストエイドキット
昼ご飯
非常食
飲料
レジャーシート
|
---|---|
備考 | 携行して良かった物は、「ヘルメット, 簡易ハーネス, ザイル30m・10m, スリング, カラビナ, ATC下降器, アセンダー, ゴム付き軍手」です。今回の「大峠下降調査」は、これらの装備無しでは、困難だったと、考えています。 反省点は、更に、20mのザイルも持参すべきであったと、考えています。砂防堰堤が、もっと大きかった場合、通過に、苦労したであろうと考えています。 |
感想
今回、清水平谷から、稜線ルートに上がっていますが、反対(西側)の白倉谷側から登った方が、傾斜が緩く、時間も短く、体力の消耗も防げます。
清水頭辺りの稜線は、猛烈な北西の風で、稜線に上がれば、東側の崖にに飛ばされるであろうと云う感じでした。体感温度も、冬季並でした。雨乞岳辺り、西側斜面では、霧氷が見られました。
大峠からの下りでは、先ず、崩落面を、ザイルをダブルで使って降下しています。難所の砂防堰堤ですが、上から、三番目の堰堤までは、残っていたトラロープ、ザイル他の降下用具を利用して下っています。
上から四番目の砂防堰堤からは、何とか、ズタズタの作業道を歩いて下れます。
573地点 歩行可能状態の林道に入ると、白倉谷・清水平谷出合経由で、ゴール地点まで、普通に歩く事が出来ます。
「今後の課題」大峠の標識地点からの下りは、本来のルートでは無いのでは?と感じました。矢張り、地理院地図の破線の山道が本来の大峠越えのルートの可能性が高いと考えています。機会をみて、確認に出掛けたいと考えています。
「追記」今回は、いつも使用している「mont-bell ワオナブーツ」の先端部ゴムが剥がれたので、接着剤で、修理し、その使用テストも兼ねての山行きでした。結果は、修理成功でした。帰宅後、靴を洗った後、確認しましたが、剥がれは無く、良い結果が得られたと、納得しています。
日記(2019/05/01 登山靴 先端部修理)に、詳しく、記述し、画像3枚も添付しています。
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