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Yamareco

記録ID: 1791176
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ハイキング
甲信越

思親山・三石山(山梨県)

2019年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:59
距離
18.2km
登り
1,478m
下り
1,478m

コースタイム

日帰り
山行
6:16
休憩
0:40
合計
6:56
距離 18.2km 登り 1,478m 下り 1,478m
7:46
30
8:16
8:19
20
8:39
8:47
59
9:46
9:49
47
11:33
11:59
96
13:35
67
14:42
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
佐野峠に到着すると正面に富士山が見えてちょっと感激。
佐野峠に到着すると正面に富士山が見えてちょっと感激。
トイレ完備で快適な佐野峠。
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トイレ完備で快適な佐野峠。
まずは思親山へと向かいます。
まずは思親山へと向かいます。
序盤は階段の連発ですが、序盤なのでまだ元気。
序盤は階段の連発ですが、序盤なのでまだ元気。
しばし階段を登ると、一気に傾斜がゆるんで歩きやすくなります。
しばし階段を登ると、一気に傾斜がゆるんで歩きやすくなります。
あとは、ちょいちょい階段を挟みながらゆるゆると登り。
あとは、ちょいちょい階段を挟みながらゆるゆると登り。
樹林帯が切れる場所まで登れば、思親山まであと200mほど。
樹林帯が切れる場所まで登れば、思親山まであと200mほど。
振り返ると富士山と愛鷹山塊。今日歩いたコースの中でいちばん富士山の展望が良いのはこのあたりでした。
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振り返ると富士山と愛鷹山塊。今日歩いたコースの中でいちばん富士山の展望が良いのはこのあたりでした。
そんなわけで、順調に思親山へと到着しました。
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そんなわけで、順調に思親山へと到着しました。
ニ等三角点「栄村」。
ニ等三角点「栄村」。
思親山の山頂からも富士山がよく見えるので、ここでお昼を食べながらゆっくり休憩するのもよろしいかと。
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思親山の山頂からも富士山がよく見えるので、ここでお昼を食べながらゆっくり休憩するのもよろしいかと。
身延山地の展望よし。先日の突発的寒波の影響でだいぶ雪が付いてます。
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身延山地の展望よし。先日の突発的寒波の影響でだいぶ雪が付いてます。
佐野峠まで戻ってきました。
佐野峠まで戻ってきました。
三石山への稜線はここから取り付きます。
三石山への稜線はここから取り付きます。
が、登り始めていきなりチクチクに阻まれる。
が、登り始めていきなりチクチクに阻まれる。
とくに道らしい道は整備されておらず、尾根伝いの急登を登っていく。
とくに道らしい道は整備されておらず、尾根伝いの急登を登っていく。
このあたりから防獣ネットが現れるのだが、あとでこのネットに相当泣かされることになるのであった。
このあたりから防獣ネットが現れるのだが、あとでこのネットに相当泣かされることになるのであった。
しばらく林道で歩きやすい道が続きます。
しばらく林道で歩きやすい道が続きます。
途中、林道を外れて三角点をチェックしに行ったのだが、まずこっから間違いが始まった。
途中、林道を外れて三角点をチェックしに行ったのだが、まずこっから間違いが始まった。
三等三角点「内船村(一)」。
三等三角点「内船村(一)」。
南アルプス真っ白。
南アルプス真っ白。
尾根伝いに歩いていたら、いきなり防獣ネットに進路を阻まれる。こっから林道まで下りればいいや…と、軽い気持ちでネット伝いに下のほうへと。
尾根伝いに歩いていたら、いきなり防獣ネットに進路を阻まれる。こっから林道まで下りればいいや…と、軽い気持ちでネット伝いに下のほうへと。
とてもじゃないが、ここを下りたら最悪の場合足をすべらせて下まで転落しそうな斜面で焦る。
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とてもじゃないが、ここを下りたら最悪の場合足をすべらせて下まで転落しそうな斜面で焦る。
マジでこのネット伝いに歩くのか、はたまた安全策を取って戻るか。
マジでこのネット伝いに歩くのか、はたまた安全策を取って戻るか。
なんとか強行突破し、ようやくネットの切れた部分までたどり着いてホッとひと安心。
なんとか強行突破し、ようやくネットの切れた部分までたどり着いてホッとひと安心。
振り返ってよく見たら、尾根の西側を歩けば安全そうな感じだったことを知ってガックリする。
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振り返ってよく見たら、尾根の西側を歩けば安全そうな感じだったことを知ってガックリする。
フテりながら林道に合流。
フテりながら林道に合流。
ここから先、木につけられたペンキ跡が良い目印になります。
ここから先、木につけられたペンキ跡が良い目印になります。
大島峠に到着。
ちっちゃな祠があったので今後の登山の無事を祈りまくる。
ちっちゃな祠があったので今後の登山の無事を祈りまくる。
大島峠からしばらくの間ネット伝いに歩いていきますが、こっからマジか?と思うほど急激に荒れてくるのであった。
大島峠からしばらくの間ネット伝いに歩いていきますが、こっからマジか?と思うほど急激に荒れてくるのであった。
ヤブをかきわけて進みながら、これはキツイな…と思っていたら、偶然なのか故意なのか、ちょうどネットが倒れて向こう側に移ることができる場所があり、踏み跡らしきものがあるのでああこっちなんだな…と入ってしまう。そして、これが最大の失敗となるのであった。
ヤブをかきわけて進みながら、これはキツイな…と思っていたら、偶然なのか故意なのか、ちょうどネットが倒れて向こう側に移ることができる場所があり、踏み跡らしきものがあるのでああこっちなんだな…と入ってしまう。そして、これが最大の失敗となるのであった。
進むうちにどんどんヤブが深くなり、猛反発でなかなか前進できなくなってしまい、もしかしてネットの反対側に移ったのは間違いだったのか?と思い始める。
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進むうちにどんどんヤブが深くなり、猛反発でなかなか前進できなくなってしまい、もしかしてネットの反対側に移ったのは間違いだったのか?と思い始める。
このあとなんとかネットを越えて元に戻ったのだが、体力を相当使ってしまった。ちなみに三石山のほうから歩いてきた場合はこんなことにならないと思います。
このあとなんとかネットを越えて元に戻ったのだが、体力を相当使ってしまった。ちなみに三石山のほうから歩いてきた場合はこんなことにならないと思います。
木にペンキ跡のある広尾根に取り付くと、かなり歩きやすくなります。
木にペンキ跡のある広尾根に取り付くと、かなり歩きやすくなります。
ヌタ場で疲れを癒やす。
ヌタ場で疲れを癒やす。
地形図に記されていない林道がいくつも走っております。
地形図に記されていない林道がいくつも走っております。
三石山が近づくにつれ、予想外に雪が付いておりました。
三石山が近づくにつれ、予想外に雪が付いておりました。
使い古して防水性能が低下しまくったトレランシューズなど履いてきてしまったため、クツの中に雪が大量に入って足元が濡れ濡れになって切なくなる。
使い古して防水性能が低下しまくったトレランシューズなど履いてきてしまったため、クツの中に雪が大量に入って足元が濡れ濡れになって切なくなる。
中途半端に雪が付いた斜面がモーレツにスベりやすく、何度か尻もちをついてベソをかくのであった。
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中途半端に雪が付いた斜面がモーレツにスベりやすく、何度か尻もちをついてベソをかくのであった。
ようやく三石山が見えてきた。
ようやく三石山が見えてきた。
観念してチェーンスパイクを装着。
観念してチェーンスパイクを装着。
最後の急斜面が雪の影響で中途半端に手強くなっております。
最後の急斜面が雪の影響で中途半端に手強くなっております。
大きな岩がゴロゴロしてる場所まで来れば山頂はすぐソコ。
大きな岩がゴロゴロしてる場所まで来れば山頂はすぐソコ。
あ、山頂の神社が見えてきた。
あ、山頂の神社が見えてきた。
三石大明神がおわします神社。
三石大明神がおわします神社。
ごめんくださーい。
ごめんくださーい。
てことで、いろいろあったものの、なんとか三石山に到着してホッとひと安心。
てことで、いろいろあったものの、なんとか三石山に到着してホッとひと安心。
長いことバーナーを使っていなかったので、目詰まりしないようにひさびさの山頂クッキング。
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長いことバーナーを使っていなかったので、目詰まりしないようにひさびさの山頂クッキング。
やっぱりカップラーメンとはぜんぜん違っておいしい。
やっぱりカップラーメンとはぜんぜん違っておいしい。
展望はほとんどありませんが、静かな山頂であったかいラーメンを食べていると、なんとなく幸せな気持ちになります。
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展望はほとんどありませんが、静かな山頂であったかいラーメンを食べていると、なんとなく幸せな気持ちになります。
帰り道、かる〜くルートを外れて足がズボズボ埋まりまくる。
帰り道、かる〜くルートを外れて足がズボズボ埋まりまくる。
往路では気づかなかったが、黄色いペンキ跡のついたハッキリした道があった。
往路では気づかなかったが、黄色いペンキ跡のついたハッキリした道があった。
地図をジックリ眺め、この道を進んでいいものか悩む。過去、こういう道を進んで進退窮まったことを何度も経験しているので、慎重にならざるを得ない。
地図をジックリ眺め、この道を進んでいいものか悩む。過去、こういう道を進んで進退窮まったことを何度も経験しているので、慎重にならざるを得ない。
というほど何も考えずにスタスタ下っていく。
というほど何も考えずにスタスタ下っていく。
何も考えていなかったのが功を奏したのか、無事林道まで下りることができた。
何も考えていなかったのが功を奏したのか、無事林道まで下りることができた。
水たまりでチェーンスパイクを洗って袋にしまってお役御免。
水たまりでチェーンスパイクを洗って袋にしまってお役御免。
この西乗北線林道は地形図にしっかり記されている道なので、あとは安心して戻ることができそうです。
この西乗北線林道は地形図にしっかり記されている道なので、あとは安心して戻ることができそうです。
ポカポカ陽気の林道歩きものんびりしていて悪くない。
ポカポカ陽気の林道歩きものんびりしていて悪くない。
携帯電話入ります。
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携帯電話入ります。
往路で歩いた稜線。もう二度と歩かない。
往路で歩いた稜線。もう二度と歩かない。
小屋が見えてきた。
小屋が見えてきた。
オジャマしまーす。
オジャマしまーす。
謎の液体入りペットボトル。
謎の液体入りペットボトル。
林道の分岐点までやってきました。右に進むと尾根伝い、左に進むと麓の集落へと続きます。
林道の分岐点までやってきました。右に進むと尾根伝い、左に進むと麓の集落へと続きます。
ここはあえて麓の集落にひとまず下りて、そこからふたたび登り返すという茨の道を選択する。
ここはあえて麓の集落にひとまず下りて、そこからふたたび登り返すという茨の道を選択する。
沢のせせらぎを聴きながら歩く林道も悪くないです。
沢のせせらぎを聴きながら歩く林道も悪くないです。
ジャイアンツ?
このあたりはまだまだ桜が満開。
このあたりはまだまだ桜が満開。
ファイターズ?
麓の集落が見えてきました。
麓の集落が見えてきました。
正面に見えるのは、とくに山名は付いていない897mピークなのですが、どっしりしていて立派な山ですね。
正面に見えるのは、とくに山名は付いていない897mピークなのですが、どっしりしていて立派な山ですね。
水浴び。
上佐野の集落から、ふたたび佐野峠へと登り返します。
上佐野の集落から、ふたたび佐野峠へと登り返します。
東海自然歩道なので、道はよく整備されていて傾斜もゆるくて助かります。
東海自然歩道なので、道はよく整備されていて傾斜もゆるくて助かります。
鉄の棒が落ちてるな…と拾おうとしたらミミズ君だった。
鉄の棒が落ちてるな…と拾おうとしたらミミズ君だった。
急斜面のはるか上にガードレールが見えるので、あそこまで登り返さなきゃいけないみたいです。
急斜面のはるか上にガードレールが見えるので、あそこまで登り返さなきゃいけないみたいです。
ネット伝いのつづら折りの道をテクテク登っていきます。
ネット伝いのつづら折りの道をテクテク登っていきます。
天子山地の眺めがすばらしい。
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天子山地の眺めがすばらしい。
ゲッ、階段っ!
ゲートを2回くぐればゴールは近い。
ゲートを2回くぐればゴールは近い。
最後の鉄階段。
ようやく登りきって感無量であります。
ようやく登りきって感無量であります。
そんなわけで、無事に佐野峠まで戻ってくることができました。
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そんなわけで、無事に佐野峠まで戻ってくることができました。
林道歩きはあまり好きではありませんが、往路と違う雰囲気の道で戻ることができたので意外と新鮮で楽しかったなと。
林道歩きはあまり好きではありませんが、往路と違う雰囲気の道で戻ることができたので意外と新鮮で楽しかったなと。

感想

ひさしぶりの山梨百名山めぐり。


みなさんのレコを見ると、
思親山と三石山の縦走は駅to駅の
ワンウェイ登山が多く、
佐野峠からそれぞれピストンする人は
あまり見かけませんでした。

ものぐさな自分は単に歩行距離と
累計標高差だけで判断して、
佐野峠から思親山と三石山を
それぞれピストンするルートを
選択してしまいましたが、
言うほどラクではなかったかなと。


山梨百名山に認定されているので、
もう少し歩きやすいかなと
勝手に想像していましたが、
佐野峠〜三石山のルートは
あまり歩くことを想定していないのか、
たくさん交差している林道や防獣ネットで
わかりづらい&歩きにくくなっており、
地図やGPSがないと手こずります。


ちなみに、防獣ネットを乗り越えるのは
至難の業だということを、
今回の一件でよーく学びました。


あっ、防獣ネットに
阻まれたってことは、
自分、獣だったのかっ。





おわり

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思親山〜三石山の縦走
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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