角間山は四阿山の展望台 旧鹿沢温泉から


- GPS
- 04:40
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 703m
- 下り
- 695m
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道なりに地蔵峠を目指し、峠を越え群馬県側に下る 地蔵峠には湯ノ丸スキー場があり 車道はしっかり除雪されている 群馬県側の下りは北斜面、 日陰は、除雪されているが圧雪(冬タイヤなら安心) 旧鹿沢温泉手前左に登山口の標識あり 道路脇の余地に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
09:20駐車場所 10:10分岐10:15 11:10角間山山頂11:40 12:55角間峠13:05 13:20分岐13:25 14:00駐車場所 歩行時間3時間50分 |
写真
感想
かつて角間温泉からも登れた山のようです。
登山道が崩壊していて登れず、悔し涙を呑んだ山。
烏帽子岳への分岐で急遽行き先を変更して、烏帽子岳を目指したのですが
登山道が危うげで心細くなり、残念ながら烏帽子岳も敗退。
翌年五月、春を待ちかねて旧鹿沢温泉から往復、
やっと登れた山です。
角間温泉も、鹿沢温泉のように谷間にある一軒宿の温泉。
猿飛佐助が修行をしたという伝説が残る奇岩が目の前に連なっています。
最近改築されたらしく、新しい建物も出来ていて
秘湯の人気を感じました。
予報で、週末はこの付近が晴れそうなので
角間山に行ってみる事にしました。
夏道を歩いているので、積雪があり仮にトレースがなくても
記憶を頼りに山頂に到達できそうな、楽しめそうな山です。
予想通り、登山口前から既に踏み跡はなく
一瞬心細くなりますが、天気は上り坂ですし
夏道を歩いている安心感がありますので、足を踏み入れます。
積雪は20cm程度、真っ白な平面に足跡をつけて行く楽しさは格別です。
雪山の楽しさが、この頃ようやくわかってきました。
九十番観音に至る分岐を過ぎ、角間峠への途中で、
新しいスノーシューの踏み跡を発見。
どうやら峠をショートカットして稜線に向かっている模様。
小潅木の生える見通しの良い南斜面ですし、これは天の恵みです。
感謝しながらワカンを着け、トレースについて行きます。
稜線の左端に先行した男性が到達し、立ち休憩していました。
ちょっと遠かったので声が届かず、私は稜線の右側を目指します。
そこからコメツガの林の短い急坂を抜けると、山頂は間近。
トレースは数日前のもので、ボードやスキーなど様々ありますが、
陽が当たって消えかけており慎重に進みます。
林の中は気温が上がらず、踏み跡が明瞭で、
道を示すロープも張ってあり、安心です。
岩場の山頂は雪に埋め尽くされていました。
再び訪れたいと思った山ですから
山頂の展望は優れていると思います。
根子岳・四阿山が北側間近、右遠方に横手山・本白根山
東に目を移すと、浅間隠山・鼻曲山、近くに浅間山・西篭ノ登山・桟敷山
南には、湯ノ丸山・烏帽子岳、と豪華な顔ぶれが並びます。
足元の嬬恋村の高原野菜の畑は、北海道を思わせます。
夏になると畑のパッチワークな眺め、帰りの野菜直売所が楽しみ。
山頂は岩場、吹き晒しなので風が思ったより強く
陽だまりを求めて少し下ります。
湯ノ丸山を眺めながらのんびり昼食、
水平な稜線を歩きながらも素晴らしい眺めが続きます。
調子に乗ってどんどん歩き、やや下り始めてしまい
おかしいと気付き慌てます。
地図を見ると、先はかなり急斜面、角間渓谷です。
角間峠へは手前で左側に下った方が安全。
少し登り返して水平尾根に戻り、南斜面の笹原をジグザグに下ります。
登山道も、トレースもないので地図を早めに見るべきでした。
目の下に雪が積もった東屋の屋根が見えてきた時にはほっとしました。
視界が良いので、まだ救われますが
やはり快適に歩いている時にも注意しないと、
どこに危険が潜んでいるかわかりません。
角間峠から湯ノ丸山へのトレースは全くありませんでした。
湯ノ丸山へもと欲張って(浅はかにも)ちらりと考えていましたが
この急坂を一人でラッセルしてとなると、時間的に到底無理です。
潔く諦めて下山です。
もう目の前に温泉がちらついています。
予想以上に晴れあがってきた午後
周りの山々が鮮明に見え、空が美しくて、
ちょっぴり残念にも思われましたが…
コメント
この記録に関連する登山ルート
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この角間山へのコースは、良く歩かれているのですが今回はラッキー?
そろそろ雪も締まってくるので、この辺りのスノーハイクも良いですね
良く晴れ、トレースがあればお隣の鍋蓋山縦走も良さそうですね
来シーズン、如何でしょうか?
登りは天から遣わされた先行者
本当にトレースの無い山は心細いです
無雪期では考えられない水平な尾根道に落とし穴がありました
上り坂の天気に助けられ、かすかな記憶と地図のおかげで無事下山できましたが…
角間山山頂の足元の鍋蓋山、私も次に行きたいと思いながら見てました。
湯ノ丸山から角間峠に下り、角間山・鍋蓋山を縦走して下山というのはどうでしょう?
計画はすぐに出来てしまうんです
ただ、車をどうするかが頭の痛い問題に…
長い車道歩きになりますね、そう、二台使えばいいんですよね
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