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Yamareco

記録ID: 168706
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳( 初の本格雪山登山 )

2012年02月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
fermin その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:34
距離
11.3km
登り
878m
下り
874m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:05渋の湯-9:15黒百合ヒュッテ9:45-11:05東天狗岳11:20-12:10黒百合ヒュッテ13:05-14:30
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
渋の湯〜黒百合ヒュッテまでは圧雪路。3シーズンより歩きやすい。
黒百合ヒュッテ〜東天狗岳までは登りならばノーアイゼンで行けそうな気がするが、安全のため、12本アイゼン、ピッケルは持っておきたい。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
2012年02月11日 08:41撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 08:42撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 08:47撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 09:09撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 09:16撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 09:55撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
2/11 9:55
2012年02月11日 10:04撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 10:18撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 10:23撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 10:29撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 10:35撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 10:37撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 10:53撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
2/11 10:53
2012年02月11日 10:58撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
2/11 10:58
2012年02月11日 11:09撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 11:17撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 11:44撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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2012年02月11日 11:49撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
2
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2012年02月11日 11:52撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
2/11 11:52
撮影機器:

感想

土曜日は天狗岳に行ってきました。
実は初の本格雪山登山。
入門コースとはいえ、12本、ピッケル(一応)必須コース。
本当は黒百合ヒュッテに泊まる予定だったが、金曜日に連絡したら既に予約一杯で断られたため、渋御殿湯に泊まることにした。
ということで、いってきました。

渋御殿湯には6時半前に到着。
本来ならば駐車料金を取られるが、宿泊予定なので、無料。
旅館前に停めて、40分まで仮眠。
その後準備。
天気予報では晴れだったが、曇り。
雪もそれなりに降っている。
また天気予報外れ、と思いながら、準備を終了し、7時過ぎに出発。

記録を見てみると、アイゼンを使用せず、登っている人も結構居るみたいなので、この時点ではアイゼンは履いていない。
凍結箇所も多いので、アイゼンを未使用だと足元に結構気を使う。
気を使うと結構体力も消費する。
ということで、少し上った時点でアイゼンを装着決定。
アイゼンをチャッチャと取り付けて、直ぐに出発。

太陽もないので、結構寒い。
しかし、登っていくと結構ポカポカ。
少し上った時点でハードシェルのベンチレータを開け、前面のチャックも少し開ける。
全開しないのは、気温が低いから。
暑いとはいえ、気温はー5度以下。
雪も降っている。
ほど良くポカポカぐらいがちょうど良い。
道自体は圧雪されており、非常に歩きやすい。
アイゼンを履いていると滑らないし。
ということでガシガシアイゼンを利かしながら登っていくと、一つ目の分岐点。
特に疲れても居ないので、そのまま通過。

この付近から時折青空も見え始める。
まあ、樹林帯なので青空が見えたからといってどうと言うこともないが、やはりテンションは上がる。
期待に胸を膨らましながら進んでいくと、2つ目の分岐点。
ここで3シーズンに歩く唐沢鉱泉からの道と合流。
疲労感もないので このまま直進。

3シーズンならば岩や根で結構歩き難い道だが、全て雪に埋もれており、非常に歩きやすい。
アイゼンの重さを差し引いたとしても楽である。
雪に埋もれた樹林帯を眺め、そして時折見える青空を楽しみながら進んでいく。
圧雪路を暫く進んでいくと、鉄の橋。
網目にアイゼンの歯がはまるのでここは非常に歩き難い。
はまらないように、はまったら丁寧に歯を抜いて進む。
そんな道をもう暫く進むと黒百合ヒュッテに到着。

晴れ渡っています。
暖かな日差し。
真っ青な青空。
真っ白な景色。
ということで気温は低い。
さっさとダウンを着込む。
ここで一休止。
10分ほど待ったりモード。
手袋を雪山仕様に変更し、ストックを仕舞い、ピッケルを取り出し準備完了。
しかし、実際は30分ほど停滞することに。
理由は連れのトイレ。
さ〜て行こうかというタイミングでトイレに行きたいと言う。
アイゼンを外し、トイレへ。
そして、戻ってアイゼンをはめて出発。
ということで結局30分程停滞。
まあ時間的にも余裕はあるので気にしない。
しかし、寒かった。

標識の示すとおり、中山峠に向かう。
どこが中山峠か分からなかったが、おそらく展望の開けた所だろう。
ここにたどり着いたとき、雪山に来たと実感。
見渡す限り白い景色、白い山、そして結構ふきっさらしかなぁと思う稜線を人が登っていく。
ちょい歩くとあそこを上るんだなぁと思う。
と言うことで、風がなく平らなところで荷物を降ろし、装備変更。
めったに使用しない、目出し帽、暖かい帽子を取り出す。
帽子は直ぐに取り出しやすいハードシェルのポケットに突っ込み、目出し帽はかぶってネックウォーマーにする。
そして、出発。

クラストした斜面にピッケルを突き刺し、アイゼンを利かしながら登っていく。
斜度はそれなりにある。
雪山入門コースとはいえ、滑落すると場所によってはかなり不味い。
と言うことでしっかり手足を決めて登っていく。
途中連れがバテ気味に。
そのため、時折立ち休み。
焦って登って転倒→滑落のほうが洒落にならないのでゆっくりを基本に登っていく。
しかし、斜度があるということは一気に高度が稼げると言うこと。
と言うことで夏道でよく登る道と合流。
後ちょい。
しかし、トラバースも頻繁になるため、気を引き締める。
トラバースでの転倒はそのまま滑落に繋がるので油断禁物。
それも何とか通過し、連れを励ましながら進んでいくと、東天狗岳山頂に到着。

風はそれなり吹いて寒い。
しかし、体が吹き飛ばされそうなほどではないので、冬の八ヶ岳としては微風と言う程度なのであろう。
記念写真を撮って、周りの写真を撮る。
3シーズンならばここで食事と言うことだろうが、冬ではありえない。
そんなことをしていたらあっという間に体が冷え切ってしまう。
と言うことでさっさと下山。

天気も良く、風もそれ程強くはなかったので、西天狗もいけなくはなかったが、連れの状態を考慮し、行かず。
まあ当初から西天狗は予定に入れていなかったので別にいいかと思い下山開始( 後になって思うとやはり言って置けばよかったかなと思うが、まあ別にいいかとも思う。難しいところ・・・ )

途中風も強くなってきたので、ネックウォーマーにしていた目出し帽を被りなおす。
通常被っている手ぬぐい( オタク用 )をポケットに突っ込み、目出し帽を頭まで被りなおす。
鼻と口は取り合えず出したまま。
しかし、耳が隠れたので暖かさは別物。
その状態で再び下山開始。
クラストした斜面はピッケルを刺しながら転倒しないようにアイゼンをしっかり聞かせて下る。
暫く下ると樹林帯へ。
ここからは一安心。
以外に長い距離を歩くと黒百合ヒュッテに到着。

黒百合ヒュッテ前には人が一杯。
予約が断られたことだけはある。
幸いにもベンチがちょうど空いたので、そこに座り、昼食。
まったりと昼食をしていると続々と人が上がってくる。
雪山ってこんなに人が入るんだぁ〜と思いながら飯を食らう。
飯を食べ終え、ダラダラとしていると人がどんどん増えてくる。
と言うことでそろそろ下ろうかと思い、準備、そして出発。

ここから駐車場までは多くの人とすれ違う。
山小屋泊の人、テント泊の人、とにかく多くの人。
ただ思うことは黒百合ヒュッテの予約が取れなくて良かった・・・。
人が多いのは非常に苦手なのですよ。
ということで心に誓うのは、山小屋泊は平日にしよう。
そして、雪山用にテント泊装備を買おう。

多くの人と挨拶を交わしながら下山し、渋御殿湯に到着。
いつもは帰宅するが、今回はまったり温泉宿。
家庭の事情と言うやつで、泊まりは中々出来ないのですよ。
まあそんなことは置いといて、今日は温泉につかるぞぉ〜と思いながら宿に入った。

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