最短ルートで歩く御所平・ヨコネ【船石林道コスギ谷出合より】
三重県
滋賀県
onetotani
体力度について
- GPS
- 06:27
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 768m
- 下り
- 770m
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- 山行
- 4:15
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 6:27
| 天候 | 晴れ 【気温】コスギ谷出合：11℃ ヨコネ：16℃ 駐車地：14℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
安楽越林道分岐から船石林道へ→紅葉谷橋を更に奥へ進んだ 舗装の尽きた路肩スペースに駐車。（スペースは2台程） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
予定していた駐車場所より奥まで乗り入れができたため 片道で25分、1kmほどを短縮できました。 【コスギ谷の左岸尾根】（長坂尾根に合流する尾根） 気まぐれですがテープも見られます。踏み跡は？ �〜ダ侘啼擦魃�へ進んだコスギ谷出合いから北向きやや右へ 上がると明確な尾根に乗ります。 ��尾根芯を遮る岩場も有りますが、いずれも左へ捲いて逃げる事も 出来ます。 �Ｌ�も下生えも無い明確な尾根が長坂尾根の合流地点まで続きますが、 概ね急な傾斜が続きます。 【580m辺りで谷側へ分かれる支尾根】 ごく稀に赤い杭が見られるのみです。踏み跡は？ �．▲�マツが二本並ぶ地点から右側の尾根を下りました。 小さいながらも尾根筋は明確でしたが急な下りが続きます。 ��530m辺りで再び尾根が分れ、予定に反して右側の尾根を下りました。 雑木よりも植林の尾根は更に傾斜がきつくなります。 【コスギ谷】 岩ゴロで荒れています。幸い谷は浅く、岸辺も谷底も歩く事に 支障は有りませんでした。 |
写真
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左が登って来た尾根、右が下る予定の尾根だ。
長坂尾根に右から合流しました。足元の石柱も分岐目印
として記憶しておこう。
標識は見当たらなかったがここで間違いないだろう。
今回は一本西の支尾根を下ってみよう。
感想
onetotani
日曜日は予報が好転し、穏やかな快晴が望めそうだ。
山麓の紅葉まつり見物は先送りにして、展望狙いに切り替えて
久しぶりに南鈴鹿に向かおう。
目的は御所平の展望と、直接コスギ谷へ下る支尾根の偵察を兼ねた
山行として石水溪から船石林道へ向かい駐車予定の紅葉谷橋まで
進んでみると、林道は奥まで入れそうだった。
結局、舗装の終点まで乗り入れできたので、1kmほど林道歩きが
短縮できた。おかげで今回もまったりできそうだ。
10分ほどの林道歩きでコスギ谷出合に到着し、早速左岸の尾根に取付く。
展望の乏しい尾根筋を忠実に辿り、二度程岩場のトラバースを終えると
立派な尾根に合流する。長坂の頭から大岩に延びる西向きの
快適な尾根に乗り換え、小さな起伏を繰り返しやがて展望地に出ると、
いよいよ登りにさしかかる。落ち葉に隠された薄い踏み跡が
きつい登りに変わると左手に大きな岩が現れる。
基部を廻り込んで県境尾根の小太郎峠から大岩の突端に立つと
一気に展望が開ける。
新名神を越えて朝陽に光る伊勢湾、長坂の頭〜仙ヶ岳〜御所平の
稜線などの眺望を堪能して、小太郎峠から県境尾根を北上する。
のんびりした家老平を過ぎると尾根形状が崩れた樹林の広い斜面に
変わり、南峰までの直登が始まる。不明瞭な踏み跡は右手、谷寄りを
意識して登るとやがて樹林が尽き馬酔木の茂みを
かがむようにして抜けると突然大展望の南峰に飛び出す。
もう遮る物は何も無い、まさしく360度の展望だ。
澄み切った秋空に鈴鹿の山並みが連なり、遠く比良山地の蓬莱山や
武奈ヶ岳のピークまで同定できる。
素晴らしい展望をお供にしばらくは稜線漫歩だ。
水無、御所平を越え、鹿除けネットに気を付けながらまろやかな尾根を
北端のヨコネまで歩く。馬酔木に囲まれたピークをうろついたが、
ヨコネの標識は見つけられなかった。しかし、展望は見飽きるほどに
満喫したので引き返そう。
誰も居ない御所平に戻り、穏やかな陽射しを受け昼食タイムを
のんびりと過ごすことができたので一つの目的は達成だ。
あまりの好天に下山ルートを臼杵ヶ岳経由に変更しようか迷ったが、
未知の尾根偵察には時間的余裕があれば心強いので、予定通り往路を
引き返し、長坂尾根と別れて左岸の尾根に入る。
根っこが剥き出し急尾根を慎重に下り、目印の二本のアカマツが並ぶ
尾根の分岐地点に出て、右側を覗き込むと赤い杭が目に入る。
念のためコンパスで方向を確認して支尾根に入ると、小さいながらも
明確な尾根筋だがかなりの傾斜だ。足元ばかりを注意していたので
左側に分岐する尾根に気付くのが遅れてしまった。僅かに分岐地点まで
登り返して地形図を確認すると、530m地点で直接谷へ下る尾根に
入ったようだが今回は承知してそのまま下ってみる。
植林に囲まれた尾根を激下りすると、杭が埋められた地点で
下りが尽き、コスギ谷の左岸に着地できた。
谷底は岩ゴロで荒れた様子だが、幸い谷が浅いためそのまま従って
しばらく下ると林道に架かる橋が見えてきた。
後は林道を戻るだけだ、岩に腰を降ろしてゆっくりとコーヒーを飲み、
偵察を終える。
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onetotaniさん、こんばんは。
私も近いうちに歩こうと思っていたルートですが、まさかこんなに詳しいレコがあげていただけるとは思ってもいませんでした。いつもレコとログを参考にさせていただいて鈴鹿を歩いております。ありがとうございます。
shige1966さん コメント有難うございます。
御所平は南鈴鹿の別天地ですね。山と海のどちらも展望し放題、
鈴鹿でも有数の展望稜線だと思います。
レコは自分向けのガイドブックと思って書いていますので、
参考になるかどうか疑問ですが・・・。
気を付けてお出掛け下さい。
onetotaniさん、おはようございます。
晩秋の御所平、素敵ですね！
南鈴鹿は時間がゆったり流れているように感じます
静かな山を楽しめますね
私は、小太郎谷源流の雰囲気も気に入っています。
家老平というのですね
穏やかな晴天の日に歩く御所平、また行ってみたいです
前回は石水渓から長坂ノ頭経由で歩きましたが、onetotaniさんの最短ルートは魅力的です
試してみよう！詳しい情報ありがとうございます。
鈴鹿を歩くと、いつも新たな再発見があります。
また機会がありましたら、ご一緒いただけると嬉しいです。
totokさん 今晩は。
西に比良山地、東に伊勢湾を眺め、そして目を巡らせれば途切れる事無く
続く鈴鹿の山並み。
馬酔木とカヤトの尾根で、まったりと展望を楽しめるのも近道のおかげです。
このルートのおかげで、コースのバリエーションがぐっと広がりました、
是非このルートを試してください。
そして御所平で贅沢な時間をお過ごしください。
こんにちはonetonaniさん
昨年もご紹介いただきました船石林道からの御所平、ぜひ歩いてみたいと思っております。でもまず上・北谷尻谷を歩いてみたいので、そちらが達成できたら検討したいと思います。
昨年onetotaniさんが積雪期に歩かれていますが、同じ様な時期を狙って歩くのも良さそうですね。
谷の反対側の能登ヶ峰の斜面、紅葉が素晴らしい色ですね。そういえばカタコシ峠付近も二次林で雰囲気が素晴らしかったのを思い出しました。
teppan2013さん 今晩は。
紅葉が無くとも、木の葉を落として明るくなった谷尻谷もきっと
素晴らしいでしょうね。
石水渓辺りの登山口から遠かった御所平もおかげでぐっと近くなりました。
距離的には物足りないかも知れませんが、その分贅沢な時間を与えてくれます。
是非、晴天を捉えて歩いてみて下さい。
カタコシ峠ですか・・・、以前は手前から田村川へ下ってしまいました。
惜しい事をしましたね。
宮指路岳から南は、歩いたことがないので
興味深く拝見させていただきました。
風化が進んだ、白っぽい花崗岩の奇岩が
多く見られる、面白そうな場所ですね。
北部石灰地形とは、全然違った雰囲気で
同じ山脈とは思えない眺めです。
きれいな紅葉も見られ、いい登山でしたね。
komaki さん 今晩は。
南鈴鹿は比較的コンパクトな山が多いと思いますが、それだけに山頂までの
きつい登りが多く、山の魅力がぎゅっと詰まった印象です。
その中でも御所平は格別の場所でお気に入りの山です。
機会が有れば御一緒しましょうか？
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