お金明神からクラシ北尾根でイブネへ縦走
三重県
滋賀県
onetotani
その他4人 
体力度について
- GPS
- 22:46
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 1,091m
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- 山行
- 8:34
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 10:15
| 天候 | 快晴 【気温】中峠：12℃ お金明神：12℃ イブネ：16℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
朝明渓谷の「砂防学習ゾーン」手前の路肩に移動、駐車。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【お金明神〜お金峠】 お金明神〜お金峠までは曖昧な谷地形で、踏み跡は定かでなく 常にテープと方角の確認をしながら慎重に進みましょう。 天狗様から小尾根を乗越し、塔ノ峰の尾根に絡みながら お金谷に向かい峠まで登るイメージです。 【お金峠〜ワサビ峠】 いきなり急な尾根筋を辿ります。作ノ峰まで数回のアップダウンを 頑張ります。 二度目のピーク高岩(P965)で尾根筋につられて直進しがちですが、 突端辺りで西向きの尾根を下るとすぐに大きな鞍部、ワサビ峠です。 【ワサビ峠〜クラシ出会い】 �‘修�ら尾根下に絡みワサビ谷へ降りる踏み跡を右に見送り、 尾根筋へ入ります。しばらくして尾根下から尾根芯に出ると やがて痩せた尾根に変わってきて、痩せ尾根の岩稜を攀じると、 いよいよ気の抜けない核心部となります。 �⊂�さなアップダウンの後、石楠花の密生地に来ると左手に ジャンダルムの尖峰が見えます。 石楠花をぬって手前のピークを越え、岩稜の狭いスタンスを慎重に 攀じて展望の広がるTOPに出ると、しばらくして傾斜が緩み、 笹の下生えを踏みながらブナ林を抜けるとクラシの稜線に到着です。 �４靄棔�尾根筋を忠実に辿りますが、なかなか厳しい尾根でした。 【イブネから南下する尾根：南尾根？】 �（臣海並翆呂�僅かに下り始める辺りから、鎌ヶ岳を正面に見て 南下する尾根の潅木をくぐります。 最初は意外に踏まれた広い尾根筋ですが、ブナの林を過ぎると厳しい 傾斜に変わりますが、下生えも無く歩き易い尾根です。 ��間もなくして左に派生する尾根に気を付けて下ります。 やがて右手に谷が近づいた900m辺りで杉林に阻まれますが、 左へ逃げて下重谷を横切り、左岸の小さな窪地に出ると 千種街道に合流します。 |
| その他周辺情報 | �．襦璽氾佻燭麓蠧�力です。 �△里鵑咾螢據璽垢覆里如▲魁璽好織ぅ爐六温佑砲覆蠅泙擦鵝� |
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感想
onetotani
先週、雨で断念したクラシ北尾根からイブネへの縦走だが、
Sさんから「日曜日に行きます」との連絡が。二つ返事で同行を
お願いし朝明へ向かう。
朝陽に輝く紅葉の山並みを眺めながら朝明川を渡り、中峠へ向かう。
先週下った同じ道は、見頃だった黄葉や紅葉は落ちてしまったのか
さっぱりだったが、中峠からの眺めは素晴らしかった。
ゆったりとたわんだ峠、谷の向こうにはスッキリとした銚子ヶ口。
この峠らしい雰囲気が中峠の魅力だ。
所々紅葉の残る下水晶谷を下り大瀞に下る。
先日の雨で僅かに水量を増した愛知川は、乾いた岩が見当たらない。
迷うことなく用意した長靴に履き替え、川底に沈んだ小石を踏んで
ジャブジャブと対岸へ渡る。
紛らわしい愛知川左岸の道を辿り、お金谷出合からお金明神へ参拝する。
先週は雨の中で眺めた天狗様だが、今日は朝陽に照らされ一層凛々しい
お顔に見えた。きっと、今回の安全登山を見守って下さるだろう。
5人揃って休むには狭く感じるお金峠からは作ノ峰まできつい登りだ。
南下する尾根筋を急登し、やがて右手の樹間に銚子ヶ口の山並みが
開けてくると作ノ峰に到着だが、展望は望めないピークだ。
ここから僅かに左に向きを変えた尾根は、大した登りも無く
長い緩やかな尾根を持つ高岩に登り着き、下り始める手前で西に
下る広い尾根へ入ると大きな鞍部に出て、ワサビ峠となる。
ザックを降ろして休憩しているメンバーを残して、早速ワサビ谷への
下降点を確認するため尾根下に絡んでしばらく進むと、急な浅い谷地形に
向かって下がる虎ロープが目に入った。これでワサビ谷の登り口、
降り口が確認できたので、まず一つ目的達成だ。
さあー、これからがいよいよクラシのジャンダルムへ向かう
クラシ北尾根の始まりだ。
途端に薄くなった踏み跡を辿って、まろやかな尾根筋の潅木をくぐる。
僅か尾根下に絡むようにして尾根芯へ戻りしばらくすると痩せ尾根に
変わってくる。
小さなアップダウンは有るが基本登りだ。痩せ尾根の岩稜を攀じると
厳しい尾根が続く核心部にさしかかる。
林床にはコイワカガミやイワウチワの艶やかな葉が溢れているが、
のんびり歩ける状況ではない。狭いスタンスを慎重に踏んで高度を
稼ぐが、メンバーの一人が遅れ気味になる。
どうやら膝を痛めたようだ。離れすぎないように休み休み厳しい
尾根を辿る。
石楠花の密生するエリアに来るといよいよジャンダルムへの登りだ。
僅かに得られるスタンスを頼りにTOPの岩場に立つと素晴らしい眺望だ。
コブ尾根の茸岩や、根の平から国見〜御在所へと続く県境稜線の様子や
クラシから銚子へ延びる尾根も目前に捉えられる。
核心部も過ぎ、徐々に傾斜を緩め足元に笹の下生えが現れると
明らかに雰囲気が変わり、美しいブナの林となりクラシ北尾根から
クラシの台地に合流だ。
青い空、笹の下生えとブナの林が創り出す穏やかな雰囲気。
ゆっくりするには絶好の場所で昼食にしましょう。
贅沢な気分で昼食を終えるが、メンバーの膝を考えると
イブネトライアングルを歩くの無理なので真っすぐイブネに向かう。
苔の台地から広大なステージに上がり、目印のシロヤシオから
鈴鹿の奥座敷を後にして南尾根を下る。急な尾根だが杉峠経由より
1時間程短縮できるので何とか日没前に根の平へ戻れるだろう。
通常の倍ほどかけてショートカットルートから千種街道に出て、
根の平峠経由で伊勢谷を下り、下流の堰堤からは残照に映える釈迦ヶ岳が
眺められたが、「秋の日は釣瓶落とし」だ。
駐車地に着いた頃にはすっかり薄暗くなっていた。
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こんにちは。
onetotaniさんは、この日に歩かれたのですね。
我が家と一日違いでした。
実は、愛知川辺りでonetotaniさんと会えるかなとも、思っていました
土曜日と違い、日曜日は青空が紅葉に良く似あう絶好の日よりですね
静かな渓谷に紅葉、苔の台地に岩稜と、この時期の近江鈴鹿の良さをたっぷり味わえる爽快な山歩きです
鈴鹿の奥座敷の素敵な雰囲気を堪能されたことでしょう！
totokさん 今晩は。
土曜日も良い天気かと思っていましたが・・・。
先週は雨で諦めたコースを、快晴に恵まれて歩いて来ました。
まさに「イブネ日和」、たっぷり楽しむ事が出来ました。
やっぱり、イブネには他では感じられない独特の雰囲気が漂っていますね。
まだ未踏のルートがあるので楽しみが尽きません。
昨年銚子ヶ口経由で周回された時の”クラシ北尾根版”で、先週の続きになりますね。
日曜日は抜群のお天気でしたから、爽快な山歩きが楽しめたと思います。長距離山行お疲れ様でした。渡渉は例の長靴でしょうか？使い心地はいかがでしたか？
ワサビ峠から続くヤセ尾根や急登を終えシャクナゲ林を抜けると、クラシに出る手前で明るいブナ林に変わり、すごく雰囲気が良かった印象があります。苦行の末にたどり着いたクラシ・イブネが、まるでユートピアのように感じたのを覚えています。台地に到達した時に達成感のあるルートですね。
おそらくですが、No26写真に写っている斜面と、No28写真で登っている斜面がクラシ北尾根の標高1100m直下の地点で、その手前のNo27写真・シャクナゲ脇を登っているのがクラジャン(1060m)の斜面だと思われます。
teppan2013さん 今晩は。
爽やかな秋晴れに恵まれ、実に気持ちの良い山行になりました。
前日の雨が気になったので、早速長靴を持参しました。
ジャブジャブと大胆に流れを渡り、優越感を持って苦労して徒渉する
メンバーを眺めていました。
厳しい尾根が緩んで、ブナの林に変わって穏やかな雰囲気に包まれる。
このシチュエーションが堪りませんね。
やはりいつ来てもイブネは素敵な台地ですね。
クラシのジャンダルムは「地図登録の地点と違うな〜」と
思っていましたので、スッキリしました。
次の機会に手前からその姿を確認したいと思います。有難うございました。
険しくて、ルートが難しくて、鈴鹿には
こんな原始的な場所もあるんだなと
いうのが、第一印象です。
エキスパートの方々でも、膝を痛められるとは。
苦労ののちに開ける展望、コケの世界など
ごほうびが素敵ですね。
お天気にも恵まれ、何よりです。
komakiさん 今晩は。
イブネに至るルートの内でも、険しい尾根を辿る難易度の高いルートだと
思います。それだけにイブネの台地に到着した時の開放感が堪りません。
イブネは何度訪れても魅力が褪せない素敵な場所だと思います。
聞けばしばらくは運動もぜずの生活だったようです。
ロキソニンの話をした時にバッファリンを思い出し、服用してからは
楽になったとの事でした。
この事は複数登山をするときの良い教訓となりました。
onetotaniさん、こんばんは
お久しぶりです
この秋、久々鈴鹿のこちら方面を歩いています。
同日、イブネまでは同ルートだったようですね。
onetonaniさんはパーティーで行動されていたのですね。
僕の方が30分ほど早く朝明を出ていたようです。
今まで憧れていてなかなか敷居が高く感じていた方面でしたが、天気にも恵まれ素晴らしいものでした。
また、メジャールートを行くのと違い、一つ一つ確認しながら進んで行く歩き方を、久々味わうことができました。
この辺り、まだまだ興味深いところがたくさんありますので、また時々、身の丈に応じて訪れてみたいと思っています。
3120mさん 今晩は。
二日続けての鈴鹿、お疲れ様でした。
日曜日は素晴らしい秋晴れに恵まれ良い登山日和でしたね。
ゆっくりペースだったのでお逢いする事は無理だったようですね。
メジャールート以外に目を向けると、色々興味深いルートがありますね。
しっかり準備をしてそんなルートも数多く楽しみたいと思っています。
地形図とコンパスを使い、計画通り歩ききった達成感がマイナールートでは
感じられますね。
onetotaniさん こんにちは
遅いコメントになりごめんなさい。
昨日甲津畑からイブネ・クラシまで行ってきました。
クラシのピーク（？）では中峠からお金明神、クラジャンを越えてやってきた女性の3人連れがいました。小柄で華奢な方ばかりでしたが皆さん楽しそうでしたよ。
その後、同行のmaamaさんの提案で「熊の戸平」に行こうとしたのですが、チョウシまでは行けたのですがそのあとの尾根の踏み跡が怪しかったのでイブネに戻りました。（本日レコUPします）次回リベンジを果たそうかと思います。
また、あのあたりのことをご教授ください。
sugi-chanさん 今晩は。
千種街道の紅葉はいかがでしたか？
フジキリ谷を囲む山並みの紅葉が忘れられず、今週末に奥の畑へと
思っていますが天気は期待できず見送りかな〜。
さて、熊ノ戸平の件ですが、銚子のピークから南へ延びる尾根を下る人は
少ないと思います。プレートが下がる木の辺りから斜面を南東へ向かって
熊ノ戸谷へ下りますが、決まったルートも無いので踏み跡は有りません。
谷から適当に台地へ上がるとそこが熊ノ戸平です。
谷を左に見て岩が集まるコブ＝イブネのヘソに出ると後はイブネに向かって
しっかりした踏み跡が延びています。
参考までに昨年のレコを添えておきます。
機会を捉えて、熊ノ戸平の散策を楽しんで下さい。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1320633.html
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