ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 159525
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

釈迦ヶ岳〜御坂黒岳周回 天気晴朗なれど富士山見えず

2012年01月02日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:50
距離
10.5km
登り
1,038m
下り
1,025m

コースタイム

08:35駐車場所
09:05林道終点登山口
09:25稜線分岐
09:55釈迦ヶ岳山頂10:05
10:50日向峠
11:55黒岳11:15
13:25駐車場所
       歩行時間4時間20分
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道358号線から上芦川へ(県道719号線)
道なりにすずらん群生地まで少し手前まで13km
河口湖町に抜ける新しいトンネル手前
すずらん群生地バス停を左折し
村内の狭い道へ出て、東進します
すずらん群生地駐車場とにかく広いです
コース状況/
危険箇所等
釈迦ヶ岳山頂直下の岩場はどちら側も
凍結している場合は注意が必要でしょう
黒岳への北斜面はアイゼンなしで歩けましたが
これからの積雪によっては凍結しアイゼン必要でしょう
すずらん峠北斜面、崩落箇所あり
そのすぐ先の川が完全凍結していました
沢が急なので滑ると滑落の恐れあり

足元に大きな看板
これがないと行き過ぎてしまいそう
2012年01月02日 08:45撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 8:45
足元に大きな看板
これがないと行き過ぎてしまいそう
こんな標識ももちろんあります
2012年01月02日 08:46撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 8:46
こんな標識ももちろんあります
唐松林の中
なかなか急坂の林道
簡易舗装
2012年01月02日 08:56撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 8:56
唐松林の中
なかなか急坂の林道
簡易舗装
釈迦ヶ岳南面の岸壁でしょうか
2012年01月02日 09:01撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 9:01
釈迦ヶ岳南面の岸壁でしょうか
林道終点
ここから登山道
車を数台置けるスペースあり
簡易舗装されてますが、急勾配なのでちょっと…
2012年01月02日 09:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 9:05
林道終点
ここから登山道
車を数台置けるスペースあり
簡易舗装されてますが、急勾配なのでちょっと…
登山者カード入れもあります
2012年01月02日 09:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 9:05
登山者カード入れもあります
急坂で大汗かきました
ようやく鞍部に近付きます
2012年01月02日 09:25撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 9:25
急坂で大汗かきました
ようやく鞍部に近付きます
ここから稜線歩き
ほっとしたのも束の間
更なる試練?
2012年01月02日 09:26撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 9:26
ここから稜線歩き
ほっとしたのも束の間
更なる試練?
北側の岸壁
釈迦ヶ岳がこんな岸壁を
持っていたなんて!
2012年01月02日 09:33撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
1/2 9:33
北側の岸壁
釈迦ヶ岳がこんな岸壁を
持っていたなんて!
大栃山?その向こうは甲府盆地
2012年01月02日 09:33撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
1/2 9:33
大栃山?その向こうは甲府盆地
霞んでいますが、甲武信の方角?
2012年01月02日 09:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 9:34
霞んでいますが、甲武信の方角?
振り返った岩場
縁をぐるりと歩くのですが
雪が凍りついていたら怖そう
2012年01月02日 09:37撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 9:37
振り返った岩場
縁をぐるりと歩くのですが
雪が凍りついていたら怖そう
第一のロープ
ホールドが沢山あるので登りには
使わなくても
2012年01月02日 09:37撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 9:37
第一のロープ
ホールドが沢山あるので登りには
使わなくても
稜線を振り返ると
彼方に南アルプス…のはずですが
雲の中、残念
2012年01月02日 09:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
1/2 9:39
稜線を振り返ると
彼方に南アルプス…のはずですが
雲の中、残念
第二のロープ
短いです
2012年01月02日 09:42撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 9:42
第二のロープ
短いです
釈迦ヶ岳山頂
快晴なのですが
2012年01月02日 09:51撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 9:51
釈迦ヶ岳山頂
快晴なのですが
富士山、ご機嫌斜めで残念です
2012年01月02日 09:52撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
1/2 9:52
富士山、ご機嫌斜めで残念です
これから向かう御坂黒岳
どっしりとした山容
2012年01月02日 09:54撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 9:54
これから向かう御坂黒岳
どっしりとした山容
お地蔵様は富士山を背にしています
日差しを浴びて微笑んでいます
どうか天気がもってくれますように
2012年01月02日 09:58撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3
1/2 9:58
お地蔵様は富士山を背にしています
日差しを浴びて微笑んでいます
どうか天気がもってくれますように
府駒山
はじめて知りました♪
山頂通過
2012年01月02日 10:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 10:34
府駒山
はじめて知りました♪
山頂通過
小さなアップダウンが続きます
気持のよい陽だまりハイク
これだから止められない!
木々の間に黒岳が
2012年01月02日 10:37撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
1/2 10:37
小さなアップダウンが続きます
気持のよい陽だまりハイク
これだから止められない!
木々の間に黒岳が
林道へのショートカット
かなり急坂ではないかと
想像します?
2012年01月02日 10:46撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 10:46
林道へのショートカット
かなり急坂ではないかと
想像します?
日向坂峠、別名「どんべえ峠」
ユーモラスな名前ですね
釈迦ヶ岳への取り付き口
熊注意の看板あり
2012年01月02日 10:53撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
1/2 10:53
日向坂峠、別名「どんべえ峠」
ユーモラスな名前ですね
釈迦ヶ岳への取り付き口
熊注意の看板あり
ゲート手前に車が数台駐車
地元の方はここからピストンで
両方登るようです
地の利!そういう情報ってなかなか
現地に行ってみないと
手に入らないですね
2012年01月02日 10:53撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 10:53
ゲート手前に車が数台駐車
地元の方はここからピストンで
両方登るようです
地の利!そういう情報ってなかなか
現地に行ってみないと
手に入らないですね
またしても林道への
ショートカット地点
下りたい誘惑に負けそうになりますが…
目指せ!黒岳
2012年01月02日 11:11撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 11:11
またしても林道への
ショートカット地点
下りたい誘惑に負けそうになりますが…
目指せ!黒岳
いやあ結構な登りでした
北斜面なので少し雪がありました
やっと黒岳分岐に合流
2012年01月02日 11:51撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 11:51
いやあ結構な登りでした
北斜面なので少し雪がありました
やっと黒岳分岐に合流
相変わらず眺望なしの山頂
2012年01月02日 11:52撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 11:52
相変わらず眺望なしの山頂
誰もいません
ビューポイントには
お二人居ました
2012年01月02日 11:52撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 11:52
誰もいません
ビューポイントには
お二人居ました
山頂の200m先に富士五湖を俯瞰する
ビューポイント
この眺めがあるから我慢できるのですね
諦めなくて良かった!
2012年01月02日 11:56撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
1/2 11:56
山頂の200m先に富士五湖を俯瞰する
ビューポイント
この眺めがあるから我慢できるのですね
諦めなくて良かった!
富士山は一向に姿を見せてくれませんが
2012年01月02日 11:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 11:57
富士山は一向に姿を見せてくれませんが
富士五湖の美しい眺めで
満足しましょう
2012年01月02日 12:27撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 12:27
富士五湖の美しい眺めで
満足しましょう
川が凍りついています
どうやって渡ろうか
一瞬私も凍りつき
頭、真っ白状態になります
2012年01月02日 12:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4
1/2 12:36
川が凍りついています
どうやって渡ろうか
一瞬私も凍りつき
頭、真っ白状態になります
釈迦ヶ岳、大分高い位置になりました
2012年01月02日 12:45撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 12:45
釈迦ヶ岳、大分高い位置になりました
すずらん峠への取り付き口の標識
ここから舗装の林道歩き
2012年01月02日 12:54撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 12:54
すずらん峠への取り付き口の標識
ここから舗装の林道歩き
どんべえ峠との分岐点のゲート
すずらん峠取り付き口までは
歩行者のみということになります
2012年01月02日 12:59撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 12:59
どんべえ峠との分岐点のゲート
すずらん峠取り付き口までは
歩行者のみということになります
きつそうなイメージの
ショートカットの取り付き口
70分とあります
2012年01月02日 13:08撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 13:08
きつそうなイメージの
ショートカットの取り付き口
70分とあります
すずらん群生地大駐車場
季節にはこの駐車場に
入りきれないほど
観光客が来るのでしょうね
更に下にも駐車場が幾つか
2012年01月02日 13:12撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 13:12
すずらん群生地大駐車場
季節にはこの駐車場に
入りきれないほど
観光客が来るのでしょうね
更に下にも駐車場が幾つか
群生地への看板
車を停めてここから
歩くようです
2012年01月02日 13:12撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1/2 13:12
群生地への看板
車を停めてここから
歩くようです
駐車場所に戻ってきました
目の上に釈迦ヶ岳
見えていたんですね!
2012年01月02日 13:23撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
1/2 13:23
駐車場所に戻ってきました
目の上に釈迦ヶ岳
見えていたんですね!
撮影機器:

感想

釈迦ヶ岳は甲府市から眺め、その形の美しさに目を奪われた山でした。
日本二百名山に登り始めた頃、
黒岳を新御坂トンネル南側からピストンで登ったのですが
釈迦ヶ岳の尖峰がすぐ近くにある事を全然知らず、
後で一緒に登っておけば良かったと、猛烈に後悔した山です。

一昨年、三方分山以来、しばらく御坂の山にも御無沙汰で
すっかり釈迦ヶ岳を忘れておりました。
あの時の思いがよみがえり、再挑戦。

どんなコースで歩こうかとヤマレコの記録を見ているうちに
12月初めに周回されているmako10さん、nkmrya3さん、hi-hawkさんの記録を
拝見して、このコースなら歩き甲斐がありそうなので決めました。
黒岳も別コースなら二回目でも十分楽しめます。
早速地図プリでプリントアウトさせていただき、参考にしながら歩きました。
有難うございました。道中、大変心強かったです。

県道719号線は、芦川集落まで川に沿って狭い谷を延々と走ります。
ずいぶん長く感じますが、知らない道だからですね。
おまけに、真っ直ぐ行き過ぎて、
河口湖町へ通じる新しいトンネルを抜けてしまい、
どう考えてもおかしいと引き返す一幕も。本当にそそっかしいのです。

すずらん群生地駐車場に車を置くと
釈迦ヶ岳登山口まで相当林道を下るようになるので
朝の貴重な時間がもったいなくて
登山口近くの道路脇のスペースに車を置きました。
帰りはすずらん峠取り付き口から長い舗装道路歩きになり
ちょっと退屈、固い路面が足に応えます。どっちがいいでしょうか?

林道から簡易舗装の道もかなり急勾配。
ひと汗かいて、更に登山道からの急斜面で大汗でした。
地元の登山者にお聞きしたら、殆どこの道を登らないという話でした。
確かに稜線に出てから結構な岩場もありますし、
日向峠からのピストンの方が楽で安全かもしれません。

やはり期待通り、釈迦ヶ岳からの展望は素晴らしいものでした。
これで富士山が姿を見せてくれたら万々歳なのですが
天気晴朗なれど、富士見えず、残念です。
二日続けて富士山を望むなんて贅沢でしょうか?
お地蔵様二人が、微笑んでいました。
心の内を分かって下さったようで、またおいでと語りかけてくれました。
気を取り直し、黒岳に向けて出発です。

山頂直下はどちらから登っても急な岩場があります。
ほとんど雪がなく凍結も日影だけの状態で助かりました。
降雪は例年になく少ないようです。
岩場を通過すると、本日の最高に楽しい稜線歩きが待っていました。
木漏れ日が嬉しいです。海老せんではないですが、止められませんね。

「どんべえ峠」なんだか楽しげな名前の峠。
ここまでは最高の散歩道でしたが、
その峠から、黒岳へは北斜面の道。
最初は緩やかですが次第にきつくなります。
そうでなくとも日影で、雪も多く残っている様子。
運悪く雲が空を覆い始め、風も吹き始めました。
林道に下るショートカットに思わず足が止まります。

私A「ここ下っちゃった方が良いんじゃない?」
私B「何言ってるの、今日のコースは決めてるでしょ?」
私C「早く下山したらのんびり温泉に浸かれるよね!」
私D「決めた事は遂行すべし!」

本当の自分はどれなのかわかりませんが
苦しい登りを選択しました。
風はますます強まり雪が…

ようやく山頂到着、ですが展望なしの山。
この先の展望台からの眺めが素晴らしいのです。
ほんの僅かの距離で、天気の良い日なら、
どの富士展望の山にも負けない展望が得られると思います。

相変わらず風が強く、雪が舞っているので、
軽く食事を摂り、すずらん峠に下ることに。
急坂で所々凍結しています。慎重に下ります。
新道峠への分岐からは北斜面のトラバース道、雪と霜柱とででこぼこでした。
崩落箇所は一歩一歩足を丁寧に置き通過しましたが、
その先、沢を流れる川が完璧に凍りついているではありませんか!
一瞬、頭の中が真っ白になりました。
急な沢です。足を滑らせたら、すべり台のように落ちて行きそう。
こんな時こそ冷静にならなければ、自分に言い聞かせます。
間際まで行って辺りを観察、
ちょっと下方に先行者の登ったらしい雪を崩した跡がありました。
なんとか氷上を通過してあそこまで行き、雪の崩れている跡を登れば
登山道に戻れるのだと見当が付きました。

無事に通り過ぎてしまえば、スリリングな思い出ですが
もし何かあったらと思うと背筋が寒くなります。
臆病な私ですが、もっと臆病になって慎重にならなければ。
安全の為、アイゼンを着けた方が良かったかもしれません。
これくらいなら…の気の緩みが事故につながるのですから。

下山後、国道358号線沿いにある「上九の湯」に寄りました。
上九一色村はもう存在しませんが、温泉の名前に残っていました。
この辺は上九一色村だったのですね。
「王岳」付近の険しい山並みが頭上に見えていました。
市外の人の入浴料は700円です。
正月のサービスで、甘酒がふるまわれていました。
美味しかったです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1289人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら