日の出山〜御岳山、マイナールートで初詣(光仙橋から鉄五郎新道)


- GPS
- 06:23
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,114m
- 下り
- 1,065m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ時々突風と雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR青梅線「古里駅」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
光仙橋登山口の入口には「この先危険ですので入山しないでください」の看板があります(なにかあっても自己責任ですが他人には迷惑をかけないように。) 登山道の踏み跡はわかりやすいですが、山頂が近くなると急登が続くところもありかなりきついです。 日の出山から御岳山、大塚山はとても歩きやすい道です。 鉄五郎新道は新道とは名ばかりの荒れた細い道で、片側が絶壁の急峻な尾根道や倒れたままの木があり、登り下りどちらも大変です。 |
写真
感想
今年初めての山行は御岳山へ初詣に行ってきました。
最初は表参道から登って行こうと計画していたのですが、初詣の時期で混むだろうと思い、皆さんの記録に時々出てくるマイナールートを登り下り共に使ってみました。
行きは、青梅線の御嶽駅から御岳渓谷沿いを歩き、吉野街道を渡った先の大鳥居をくぐって一つ目の小さな橋、光仙橋のすぐ脇にある少し崩れた石段から、「日の出山北尾根」を登りました。
ここの入口には、入山の注意を促す看板があるのですが、頻繁に登山者がいるらしく踏み跡がしっかりしていて迷うことはありませんでした。
また、正式な登山道ではないため道標もないですが、目印のテープがありました。
登り始めからすぐに急坂が続き、ある程度登ると少し平らな所に出て、楽になるかなと思うとまた急坂が出てくるといった繰り返しの道でした。
途中から大きな岩が多くみられるようになり、地図にも露岩との表記もあり、「つゆいわ」という岩なのか「露出した岩」のことを言っているのか最初分かりませんでしたが、後で調べたら一番大きな岩が「露岩」と言うみたいです。
この岩を過ぎたあたりから今まで右手に見えていた大岳山や、御岳山奥の院が急に雲に覆われ始め、辺りの気温が下がってきたと思ったら、細かい雪がちらついてきました。
しかし、山頂付近に来ると、雲も晴れ日差しも出てきました。
山頂まではずっと直登できるようですがあまりにも急でいきなり山頂に顔を出すようになるみたいなので、今回は人の目もあるので一旦整備された登山道に出るところから右と左にある柵を越えれば(ここにも立ち入り禁止の文字が…)階段を数段登って日の出山の頂上に着きました。
山頂で少し休憩を取った後、御嶽神社のある御岳山へ向けて出発しました。
途中の日影になったところには雪が積もっていましたが、さすがに先ほどの雪ではなく、年末に積もったものが溶けずに残っていたようです。
有名な天空の商店街を抜けて、御嶽神社まで来るとすでに手水場にまで列ができていました。
手を清め石段を登っていくと、神社のすぐ下の階段のところに十数名の列があったため、一緒に並びお参りをした後、隣にある社務所で登山安全のお守りを購入しました。
その後、御岳ビジターセンターの横から大塚山方面へ向かいました。
大塚山へ向かう途中また正面の山のほうが雲がかかったようになると、強い風と共に、雪が舞ってきました。
今度は先ほどと違い、雪とあられの中間のようなものでうっすらと足元の地面にもたまっていきました。
しかし、大塚山に着くころには、空は晴れ渡り陽もさしてきました。
大塚山からの下りには「鉄五郎新道」を使い古里の寸庭まで下りていきます。
まず、大塚山のテーブルの先にある細い道からアンテナ施設に向かい歩き、施設のフェンス沿いに半周しその先を進んでいきます。
しばらくは細い尾根道を下っていくとその先で一旦登り返します。
ここには手作りの山頂表示があり、広沢山と書いてありました。
山頂の奥の木に赤と黄色のテープが巻いてある木があり、黄色いほうのテープに「コンピラ山・越沢」の文字が書いてあり、そちらへ向かいました。
広沢山からは一気に標高を下げていくため急な九十九折りの道を行きます。
九十九折りの道が終わると今度は尾根道に変わりますが、ここもかなり急でストックを取り出し慎重に下りました。
途中の木に何か白く丸いものがぶら下がっていたので見てみると「岩団扇(イワウチワ)保護地」の文字が彫られていて足元にはイワウチワの葉っぱだけがありました。
この道のことを調べていた時にイワウチワの名所だと書いてあったので花の時期にもう一度来てみようかと思っていたのですが、この道を再び下るまたは登るのはもう少し考えてみようと思います。
さらに下りていくと越沢が近づいてきたのか、岩場が多くなり始めました。
ここからは左側が岸壁になっている岩の上が尾根道になっているため慎重に行きます。
ちょうど越沢バットレスの上あたりまで来ると右手に鳥居が見え金比羅神社へ着きました。
奥にある神社で本日二度目のお参りをしてから来た道を鳥居のほうへもどっていると、急にものすごい突風が吹いてきました。
ちょうど吹いてきた方向と反対側に大きな岩があったため手をついて支えられましたが、もしここに着くのが遅くさっきの尾根上でこの突風にあおられていたらと考えると、今日、しっかりとお参りをしておいて本当によかったと思いました。
神社の奥からも降りられるような道標がありましたが道がよくわからなかったので鳥居を越えた先の道を行きました。
ここからは伐採のための作業道のような道を行き、途中越沢から鳩ノ巣へ向かう道と寸庭から古里へ向かう道に分かれますが、古里方面に向かいました。
山道を下りたところには「大塚山・御岳山」の奥多摩の山でよく見る間伐材で作られた道標があり手書きで「鉄五郎新道」と書かれていました。
入口に道標があるのなら途中もしっかり作ってもらいたいですがどうなのでしょう。
その後、寸庭の集落を越えて古里駅まで出ました。
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