大雪山二日目〜黒岳頂上直下まで
北海道
sptaka
- GPS
- 02:40
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 565m
- 下り
- 565m
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| 天候 | 晴れ〜曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
積雪2m 気温マイナス17度。 雪はクラストして、少し重い。 |
写真
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感想
大雪山系 黒岳
標高1300mの黒岳ロープウェーの山頂駅じゃ、12月は毎日毎日風雪が続いて、ゴンドラが動くのも二日に一日のようだし、動いても客は少なくて。
今日は1週間ぶりに日差しもさして、うっすらと山頂まで見えるのだが、スキー客が5人くらいと、登山者が3人くらい、なんだろ。北海道で一番早くスキー場はオープンする場所なのだが。麓のホテルにしても5百室もある大きなホテルなのに、どうやらスキー客なんて私一人みたい。バスで大勢さん雪の北海道観光しているようだけど。
さすがに今日はロープウェーは動くだろうと、朝飯後にのこのこフル装備で歩いてホテルを出る。外気マイナス10度。けっこう寒いよ。
9時のゴンドラに乗るが、客は私だけ。上の駅の先に、平地を横に這っているようなリフトが1基だけのスキー場なのだが、朝練だと無視して、歩いて登る。30分でリフト上の駅を通過して山に入る。
昨日も客がいたとかで、うっすらとトレースが残る、ラッセルはさほどでもなくて、ブーツの甲あたり。最初は傾斜が緩いからどんどん行けるが、左方向に斜めに登り、だんだん急傾斜になる。
なかなか晴れないなあと、どうにも上部にガスがかかったまま。直下100mまで登ったが、傾斜が強くなって、風もあって、視界もさほどよくなくて、シールのままで登るか、シール脱ぐと潜るし。やめよう。
さて下り。曇りのガスで、真っ白な斜面やはり見にくい。ガスで滑降方向も定かではなくて、危うく右の谷に入りそうになる。下までしっかり見えないのだ。
半分くらいまで下りれば、リフトの緩斜面も見えてきた。スキー場に合流して、ロープウェーの駅に着く。思うけど、スキー場もあの圧雪とやらをやめたらどうなんだろう。降ったままの雪の方がずっと面白いのに。上質な刺身があるのに「焼いて食え」と言われているみたいで、昭和時代の国土省のスキー場運営方針も、いい加減に変えたらどうだろう。このままじゃ黒岳の冬も、営業終わっちゃうかもね。
さて斜面は、案外上の方まで樹林がある。最高到達地点も、モクレンだかの灌木の横だった。1600m辺りでも、枝ぶりの元気な灌木がけっこう邪魔して、中に滑り込むと出にくい。雪も風でクラストして、固め、重め。パウダーじゃない。なんか少々めげる。明日はもうちょっと晴れてくれ。
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