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記録ID: 155520
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雪山ハイキング
比良山系

蓬莱山(日本三百名山)初ラッセル&吹きすさぶ風の山頂

2011年12月10日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.8km
登り
1,010m
下り
1,011m

コースタイム

09:40公園駐車場
10:00スキー場P11
10:25登山道入口10:30
11:45分岐11:50
12:20山頂12:25
14:15スキー場P11
14:35公園駐車場
       歩行時間4時間 40分
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
名神高速道路栗東ICから琵琶湖大橋経由
琵琶湖バレイスキー場を目指す
スキー場オープン準備の為、料金所閉鎖中
琵琶湖バレイスキー場の駐車場には入れず
交差点を行きすぎて間もなく、左側にある公園の駐車場利用
近付いて来た蓬莱山
山頂付近、雪が…
2011年12月10日 09:10撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 9:10
近付いて来た蓬莱山
山頂付近、雪が…
ゴンドラリフトの山頂駅
2011年12月10日 09:40撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
12/10 9:40
ゴンドラリフトの山頂駅
山茶花、山茶花咲いた道
2011年12月10日 09:47撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
12/10 9:47
山茶花、山茶花咲いた道
ススキ、終わりかけた紅葉
ゴンドラリフト近辺はもうスキーシーズン
2011年12月10日 09:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 9:55
ススキ、終わりかけた紅葉
ゴンドラリフト近辺はもうスキーシーズン
営業を待つばかりのゴンドラ
2011年12月10日 10:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 10:00
営業を待つばかりのゴンドラ
琵琶湖対岸の山々
美しい…のひとこと
2011年12月10日 10:01撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 10:01
琵琶湖対岸の山々
美しい…のひとこと
百聞は一見に如かずの駐車場P11
2011年12月10日 10:02撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 10:02
百聞は一見に如かずの駐車場P11
終わりかけた紅葉
でもまだまだ
2011年12月10日 10:04撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
12/10 10:04
終わりかけた紅葉
でもまだまだ
これからこんな雪山に?
どのくらい積っていることやら?
2011年12月11日 21:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
12/11 21:39
これからこんな雪山に?
どのくらい積っていることやら?
舗装道路の終りにこの標識
ここから堰堤に下ります
2011年12月10日 10:22撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 10:22
舗装道路の終りにこの標識
ここから堰堤に下ります
沢から仰ぎ見ると
標高差をかなり感じるけれど
2011年12月11日 21:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
12/11 21:39
沢から仰ぎ見ると
標高差をかなり感じるけれど
これだけ大きい看板は心強い!
気合が入ります
2011年12月10日 10:27撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 10:27
これだけ大きい看板は心強い!
気合が入ります
雪が現れてきましたが
この辺は序の口なんてものではなく
2011年12月10日 10:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 10:35
雪が現れてきましたが
この辺は序の口なんてものではなく
どんどん雪だらけに
2011年12月11日 21:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/11 21:39
どんどん雪だらけに
踏み跡全くなし
雪で垂れ下がる枝、折れた木が道を塞ぐ
あまり人の歩いていない道?
2011年12月10日 11:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 11:00
踏み跡全くなし
雪で垂れ下がる枝、折れた木が道を塞ぐ
あまり人の歩いていない道?
やっと着いた金毘羅峠分岐
この下の斜面が
雪で道がわからず一苦労
2011年12月10日 11:47撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 11:47
やっと着いた金毘羅峠分岐
この下の斜面が
雪で道がわからず一苦労
眼下の琵琶湖は明るいのに
2011年12月10日 11:49撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 11:49
眼下の琵琶湖は明るいのに
目の高さの山頂駅は冬景色そのもの
風の音も強まって
2011年12月10日 12:13撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
12/10 12:13
目の高さの山頂駅は冬景色そのもの
風の音も強まって
琵琶湖大橋が見えました
あの橋を渡って来たんですね
2011年12月10日 12:17撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 12:17
琵琶湖大橋が見えました
あの橋を渡って来たんですね
お地蔵さまもとても寒そう!
吹きさらしの山頂
2011年12月10日 12:24撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
12/10 12:24
お地蔵さまもとても寒そう!
吹きさらしの山頂
左奥に見えるのは
武奈ヶ岳でしょうか?
2011年12月10日 12:25撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
12/10 12:25
左奥に見えるのは
武奈ヶ岳でしょうか?
天気の良い日は賑わうのでしょうが
今日は誰もいません
2011年12月10日 12:25撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 12:25
天気の良い日は賑わうのでしょうが
今日は誰もいません
やっとここまで戻ってきて
人心地がつきました
2011年12月10日 12:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 12:57
やっとここまで戻ってきて
人心地がつきました
堰堤の紅葉もまだまだ
2011年12月10日 13:59撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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12/10 13:59
堰堤の紅葉もまだまだ
琵琶湖が再び近付いてきました
2011年12月10日 14:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 14:00
琵琶湖が再び近付いてきました
ススキ越しに見る湖面
冬とは思えない暖かさです
2011年12月10日 14:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 14:06
ススキ越しに見る湖面
冬とは思えない暖かさです
近江の海
万葉集でしたか?
いにしえが思われるという歌
2011年12月10日 14:17撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 14:17
近江の海
万葉集でしたか?
いにしえが思われるという歌
先刻の辛さはなんだったのでしょう
山も穏やかに
2011年12月10日 14:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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12/10 14:18
先刻の辛さはなんだったのでしょう
山も穏やかに
「比良とぴあ」から
比良岳が見えているのでしょうか?
2011年12月10日 15:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
12/10 15:03
「比良とぴあ」から
比良岳が見えているのでしょうか?
撮影機器:

感想

週末の二日間で蓬莱山と武奈ヶ岳の二山に登ることに。
ついに、比良山系に出没(熊ではありません!念のため申し添えます)
どちらを先にするか、直前まで迷ったあげく、
蓬莱山を一日目としました。

冬型の気圧配置になれば、きっと雪は積もるし風も仕方ないとは思っていましたが
高速道路から真っ白な山々をちらりと見た時には不安で頭がいっぱいに…
まあ、行けるところまで行って進めなくなったら諦めて帰れば…
そうだよね、無理することはないよね、来年もありだよね…
勝手に私Aと私Bが会話しています。
当の私は、高速の運転に集中していて会話に加われる余裕はなし。

菩提寺Pで一息入れ、気持ちを落ち着けて栗東ICを降り、琵琶湖大橋を目指します。
目指す山の上には怪しい雲があるものの、琵琶湖の南は快晴で実に穏やかな雰囲気です。
この天気が私と一緒に山頂までついてきてくれたらなんて、
虫の良すぎる思いを抱きつつ琵琶湖バレイスキー場の料金所へ着くと、料金所閉鎖。
駐車場探しに手間取って予定より一時間遅れでしたが、かえって良かったかも。
登るにつれて深くなる雪、ついに登るべき道を見失う事二回、
引き返そうかとも考えました。
けれども冷静に不安の分析ができていたような気がしたのは今回の収穫でした。
たとえばこうです。
怖い、恐ろしいこの状況、でもそれは具体的にはなんなのか?
滑落?道迷い?転倒?強風による凍死?そうしないように慎重に進めばいい
全ては自己責任、自己完結しないといけない。
これは修行、それが積まれて修養に?だから、もう少しだけ我慢してみたら…
こんなことを考えていられるうちはまだまだ十分なんとかなる世界なのです
遡って思い出しているだけだから言えるのかもしれませんが…
こんな自問自答を繰り返すことに助けられました。
歩行時間4時間40分の内、多分一時間にも満たない僅かな時間なのでしょうが
迷いと不安の時間は引き延ばされて長く長く感じるものです。

西からの強風に煽られながら居並ぶお地蔵様の寒そうな姿が印象的でした。
日本海から吹き付ける冬の冷たい風を比良の山々は一身に受け止め
湖岸に暖かい日差しをもたらしているように見えました。
寒さに凍えそうになっているのですが、足元の琵琶湖の輝きが実に暖かで
その光景に心が温められるような不思議な感覚です。
仙人は人間を越えた人ですから、こんな寒さをものともせず、
下界の平穏を優しく見守っていたのかもなどと考えると
蓬莱山の名前が私の中で生き生きとした立体像になって据えられた気がします。

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