心字雪を踏んで鳥海山(七高山)


- GPS
- 06:29
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 970m
- 下り
- 1,024m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペースは30台ほど。トイレと登山届のボックスあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■滝ノ小屋からすぐの沢は水量が多かった。渡渉時はスリップ注意。 ■心字雪の雪渓は上の方がやや傾斜が強いので軽アイゼンなどがあった方が良いかも。 TONOはチェーンスパイクを持参。 |
写真
感想
本当は7/29-30でテントを担いでまた飯豊に行こうかと思っていたのだが、台風の影響で強風が予想されたので7/29は中止した。姫もこの2日間で槍ヶ岳に行く予定だったようだが、バスが運休になった。そこで7/30は一緒に鳥海山に行くことにしたのだが・・・姫の体調不良にてTONO単独で心字雪を登ることにした。
滝ノ小屋登山口から登り始め滝ノ小屋へ。朝から気温は高く汗が噴き出る。飛び石伝いに沢を渡るが水量が多い。白糸ノ滝も白糸ではなくゴーゴーと爆音を轟かせて水が流れ落ちていた。湯の台からの道を併せると八丁坂。本格的な登りが始まる。トウゲブキ・ハクサンボウフウ・シャジンなどの見事なお花畑の中を登って行く。八丁坂を上り切ると河原宿の小屋に到着。これから向かう心字雪渓と青空、濃い緑のコントラストに目を奪われる。すぐ傍には雪渓の雪を集めた小川がサラサラと流れている。この先に水場はないのでここで水を補給。冷たくて美味しい水だ。
河原宿を後にして大きな石がゴロゴロした道を行くと雪渓の末端部に出た。ここからチェーンスパイクを付けて雪渓を登る。冷気が身体を包み気持ちが良い。雪渓は途中で右にカーブしてさらに上へ続く。この上端で一旦チェーンスパイクを外して右の夏道に入り、すぐに再び雪渓を登るがここは距離は短い。完全に上まで登り切らないうちに右手のガレ場から薊坂に入った。ここは階段状のキツい登りだが、要所要所で踊り場があり休憩に丁度良い。展望を楽しみながら高度を上げると外輪山の一角である伏拝岳に出た。この時点で結構疲れていた。梯子場を何ヵ所か通過して、チョウカイフスマ・チョウカイアザミなどを見ながら外輪山を辿ると外輪山の山頂である七高山へ到着。対岸は新山の荒々しい頂だ。ここでオニギリを食べてしばし休憩。まだ時間も早いし新山に行こうか悩んだが、一旦急な火口壁を下って、巨岩の積み重なる新山へ登り返す元気はなかった。最近ちょっと夏バテ気味なのだ。
そうと決めたらサッサと下ろう。来た道を引き返す。伏拝岳から薊坂を下り、雪渓を滑るように下る。川原宿でトイレ休憩して小川の水をすくって顔を洗った。雪解け水は差すように冷たく一瞬生き返るが、高度が下がると蒸し暑い。この日の酒田は山形県で一番暑かったらしく気温は36℃弱だった。フラフラになりながら駐車場に戻ってきた。お盆休みはテント担いで北アルプスの予定だがこんなことで大丈夫か。早く夏バテを解消したいところだが年取るとなかなか復活しないんだよなぁ・・・(TONO)
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