燕岳〜大天井岳〜常念岳 縦走 with つば九郎


- GPS
- 49:21
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,447m
- 下り
- 2,575m
コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:39
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:40
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:13
2泊という、比較的ゆったりとしたコース設定にしてみました。
その為、やや山小屋での時間を余す感じにはなりますが、山小屋では素敵な出会いもあり、ゆっくりと山小屋で過ごすのも良いです。
あと、ビールも美味しいですしね。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
(帰り)一の沢登山口〜タクシー〜穂高駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
通行止の箇所はありませんでした。 コース上には残雪も無く、全コース問題ありません。 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
穂高駅のあるJR大糸線の駅はスイカが使えません。
松本駅はスイカが使え自動改札ですが、穂高駅では現金による支払いになるので、松本駅から乗る場合は切符を買いましょう。
バス停は駅前のロータリーにあります。(1700円)
時刻、料金はこちらを参考に。
http://www.nan-an.co.jp/modules/bus/nakafusa/
駅前にはトイレや自販機があります。
コンビニは周辺には無いので、少し注意。
このコースは、第1ベンチ・第2ベンチ・第3ベンチ・富士見ベンチ・合戦小屋と休憩ポイントが40分〜50分間隔であります。
ゆっくりとペースを守りながら登れば、それ程疲れることも無く登りきれると思います。
この辺りは、まだまだ背の高い木々が生い茂ります。
標高が上がるにつれ、徐々に木々の背も低くなり植生が変わっていきます。
合戦小屋を過ぎたあたりが森林限界。
植生の変化を楽しみながら登るのも良いです。
楽です。
燕山荘は、山小屋とは思えない行き届いたサービス。
早めに予約すれば個室でも泊まれます。
チェックインをして荷物を置いたら、燕岳山頂に登ります。
大ジョッキの生ビール1000円。
うまかった。
ここでは素敵な出会いが。
女性2人を連れた山岳ガイドさんと山について語らいながらの1杯。
雄大な景色を眺めながら、とても良い時間を過ごせました。
夕飯は、チェックインしたときに配布されるチケットに書かれた時間に食堂で食べます。
美味しいです。ご飯・味噌汁はおかわり自由です。
(テーブルごとに、おひつと味噌汁の鍋が置かれるので、そこから各自で)
見知らぬ人同士が同じテーブルになりますが、それも良い思い出になります。
夕焼けを期待したのですが、ガスが出てしまい見ることができず・・
夕飯までは常念小屋で、燕山荘で出会った山岳ガイドさんと、たまたま同席した埼玉から来た初老のご夫婦と夕飯までの一時、山の話で盛り上がりました。
楽しいひととき。
足場も悪く、急な箇所もあるので要注意です。
この先で、転倒し頭に怪我をした女性に出会い、応急処置。
ファーストエイドキットが役に立つとは・・
一ノ沢登山口からはタクシーで穂高駅へ。
常念小屋で、タクシーの予約ができます。
携帯が通じない場合が多いので、予め予約しておくと良いです。
穂高駅まで約5000円。
ちょっと高いので、どなたか同じルートで下山する方を見つけられたら同乗して割り勘にするといいかな。
私も、名古屋から来た方を同乗し割り勘に。
この方は、見事な写真を撮影しており、見せてくれました。
あんな写真が取れたらいいな・・と。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
雄大な風景と出会いの登山 with つば九郎
スワローズファンであるには、やっぱり燕岳に登らないと・・という単純な動機から燕岳へ登山。
まあ、せっかくなので大天井岳から常念岳への縦走もしちゃおうと。
燕岳へは実は2回目。中学の学校登山で登ったことがあるのだが、その時は天候が悪く頂上へは行けず・・ということくらいしか記憶に無い。
リベンジです。
一人登山なので、いつもどうしてもハイペースになりがちになるので、ゆっくり登ることを心がけての登山。あまり疲れないように、コースタイムを見ながらです。
3日間に渡って天候に恵まれ、素晴らしい展望のコースを歩くことが出来ました。
ただ、とっても暑く・・・ 汗だくでしたが。
つば九郎も、暑さには少しバテ気味でした。
天候に恵まれ素晴らしい景色も良かったのですが、多くの人との出会いも、この3日間をとても楽しいものにしてくれました。
まずは、女性2人をガイドしてきた京都の山岳ガイドさん。
燕山荘でビールを飲んでいると、同じテーブルになり、山談義に。
もちろんプロのガイドさんならでは、話はなかなか興味深く、楽しい一時。
この方とは、コースが同じだったので、常念小屋でも色々とお話をさせて頂きました。また、どこかの山でビールを飲みながら山談義をしたいですね。
次は、つば九郎と燕岳なんて、あまかった・・・
スワローズのユニフォームを着て、燕岳に登ってきたスワローズファンのおじさん。
常念岳の山頂へのアタックもユニフォーム着用で「燕頑張れ!」と、誰に言っているのか分かりませんが・・気合を入れながら登頂していました。
神宮球場でお会い出来るかな。
3人目は、アジア、東南アジアかな・・から来た女性の方。
穂高駅からのバスも同じでした。
海外の方も登るんだな・・と思っていたら、2日目、燕山荘から大天井岳への向かう途中で話しかけれれました。
「お前は、どこに向かってるのか?」と(英語です)。
大天井岳から常念岳へ行って・・・とルートの説明を、目の前に見える稜線を示しながら話をしました。
彼女は、燕岳だけで下山するようでしたが、雄大な山々を見て、次は常念岳? もしからしたら槍ヶ岳?への縦走をしてくれると良いかな。
私の流暢な英語(汗)で、分かってい頂けたかしら・・それが不安。
4人目は、大天井岳から常念岳への途中で会い、常念小屋ではお昼をともにしたおじさん。同じ部屋での就寝でしたな。
この方とも、色々と山のお話をして、楽しい一時。
5人目は、赤いヘルメットのおばあちゃん。
話した訳ではないですが、2日目の常念小屋の入り口で、長野県警山岳警備隊の人と話していたので、とっても気になる存在に。(山岳警備隊の人は、もちろんとっても心配そうでしたが)
赤いヘルメットのおばあちゃん。70歳?いや・・80歳で前後でしょうか。ここまで、登ってきたことにも驚き。
翌朝、常念岳へ山頂へ、同じ赤いヘルメットを着用し、両手にはストック。
しっかりとした足取りで、頂上へと登っていきました。
怪我をしなければ・・と見てる側としては、思ってしまいますが。
凄いなと。
最後は、一ノ沢を下山途中に会った・・というか、遭遇した初老のご夫婦。
奥様が転倒し、頭に怪我を。ちょっとびっくり。
応急処置の用具を持っていないようでしたので、持ってきたファーストエイドキットから三角巾や止血用の包帯などで応急措置。
ファーストエイドキットは大事です。必ず持ちましょう!と、強く思いました。
下山口からは、タクシーで病院に行ったかな。下山してきた時には、顔色も良く、血も止まっていたようなので、大きな事故にならなくてよかったかな。
この他にも、同じルートの方や山小屋のスタッフさんなど、多くの人との出会いの3日間でした。
あと、山小屋のご飯。美味しかった。
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