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Yamareco

記録ID: 1498581
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

北八ヶ岳 (針葉樹と苔に覆われた山々)

2018年06月17日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
17.1km
登り
924m
下り
922m

コースタイム

5:00麦草峠駐車場→ 6:00雨池6:35→ 6:40雨池峠登山口→ (林道大河原峠線)→ 7:51双子池(雄池、雌池)8:15→ 8:46亀甲池8:50→ 10:15北横岳10:35→ 10:52北横岳ヒュッテ(七つ池)11:03→ 11:40ロープウェイ山頂駅11:50→ 11:58縞枯山荘12:03→ 12:34縞枯山→ 12:50縞枯山展望台12:55→ 13:18茶臼山→ 13:21茶臼山展望台13:26→ 14:14麦草峠駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
★通行禁止箇所
・林道大河原峠線の雨池峠登山口から双子池の間は、落石で危険です。どちらの入り口にも「落石でたいへん危険な状況であるため、全ての通行・立入を禁止します」と書かれた標識が立てられています。実際に通ってみると、崩れている箇所、落石の箇所は数か所に及び、落ちたばかりと思われる石もたくさんありますので、遭難する可能性はかなり高いです。自分のような標識を守らない人のために、写真を載せておきます。自分が持っていた2008年版の「山と高原地図」には載っていませんでしたが、雨池(北側)から、双子池につながる登山道がありますので、そちらを使用するといいと思います。
★登山道は岩ゴロだらけ
・岩ゴロだらけです。木道がないところでは、足首にかなりの負担がかかるので、ねん挫しないように、ハイカットの登山靴がお勧め。
麦草峠から入ってすぐ、茶水池
麦草峠から入ってすぐ、茶水池
雨池に向かう木道が始まります、シラビソの森、早くも神秘的な雰囲気
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雨池に向かう木道が始まります、シラビソの森、早くも神秘的な雰囲気
しばらく進むと、森に朝陽が差し込んできました
しばらく進むと、森に朝陽が差し込んできました
苔むした世界が続きます
苔むした世界が続きます
もうちょっと行ったところ、3頭の鹿に逢いました、けっこう大きくてびっくり!
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もうちょっと行ったところ、3頭の鹿に逢いました、けっこう大きくてびっくり!
急に開けて雨池、風もなく、みごとな鏡
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急に開けて雨池、風もなく、みごとな鏡
石を渡って進んでいたら、登山道に戻れなくなりました
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石を渡って進んでいたら、登山道に戻れなくなりました
こんな模様も
北側まで、石を渡り切りました
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北側まで、石を渡り切りました
林道大河原峠線立入禁止「落石でたいへん危険な状況であるため、全ての通行・立入を禁止します」、でも進んじゃった
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林道大河原峠線立入禁止「落石でたいへん危険な状況であるため、全ての通行・立入を禁止します」、でも進んじゃった
シロバナノヘビイチゴ
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シロバナノヘビイチゴ
八柱山と雲海
声をかけられた気がして振り向くと天狗さん、お久しぶり
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声をかけられた気がして振り向くと天狗さん、お久しぶり
崩落個所、ここが4か所目ぐらい
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崩落個所、ここが4か所目ぐらい
シロバナノヘビイチゴ たくさん咲いていました
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シロバナノヘビイチゴ たくさん咲いていました
コイワカガミ
コメバツガザクラ
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コメバツガザクラ
崩落個所、危ないけど、もったいないくらいに景色はいい
崩落個所、危ないけど、もったいないくらいに景色はいい
浅間山と雲海、この林道は展望がとてもいい
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浅間山と雲海、この林道は展望がとてもいい
最後の崩落個所、ここが一番ひどかった、最近落ちたと思われる石もある
最後の崩落個所、ここが一番ひどかった、最近落ちたと思われる石もある
無事に、双子池ヒュッテに到着
無事に、双子池ヒュッテに到着
双子池の雄池 ちょっとブルーがかってます
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双子池の雄池 ちょっとブルーがかってます
きれいだね、やはり火山の池
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きれいだね、やはり火山の池
シロバナノヘビイチゴ 大きな石の隙間で咲いてました
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シロバナノヘビイチゴ 大きな石の隙間で咲いてました
次は、双子池の雌池 ここもすばらしい
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次は、双子池の雌池 ここもすばらしい
風がなく鏡、キャンパーの談笑が聞こえてきました
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風がなく鏡、キャンパーの談笑が聞こえてきました
ツボスミレ (たぶん)
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ツボスミレ (たぶん)
いいね、この対称性
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いいね、この対称性
風が吹くと、湖面が輝いていました
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風が吹くと、湖面が輝いていました
さあ亀甲池に向かいます、オサバグサがたくさん咲いていました
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さあ亀甲池に向かいます、オサバグサがたくさん咲いていました
苔に中から、コミヤマカタバミが顔を出していましたが、朝早いせいか、まだ寝ぼけています
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苔に中から、コミヤマカタバミが顔を出していましたが、朝早いせいか、まだ寝ぼけています
アカツノゴケ (たぶん)・・・名前はコケだけど地衣類
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アカツノゴケ (たぶん)・・・名前はコケだけど地衣類
ミズゴケタケとシノブゴケの種類 (たぶん)
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ミズゴケタケとシノブゴケの種類 (たぶん)
スギゴケ系 (たぶん)
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スギゴケ系 (たぶん)
亀甲池に到着、池の水はほとんどありません。ここから北横岳山頂に向かいます。
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亀甲池に到着、池の水はほとんどありません。ここから北横岳山頂に向かいます。
スギゴケの仲間 (たぶん)
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スギゴケの仲間 (たぶん)
登山道が苔むしています
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登山道が苔むしています
根についたフタマタゴケの仲間とミズゴケダケ (たぶん)
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根についたフタマタゴケの仲間とミズゴケダケ (たぶん)
登山道が苔むしていて、なんどもパシャパシャ
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登山道が苔むしていて、なんどもパシャパシャ
コミヤマカタバミ君、目を覚ましましたか
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コミヤマカタバミ君、目を覚ましましたか
イワダレゴケ (ほとんど自信なし)
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イワダレゴケ (ほとんど自信なし)
これもイワダレゴケの種類?
これもイワダレゴケの種類?
フデゴケの仲間 (たぶん)
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フデゴケの仲間 (たぶん)
クサリゴケの種類 (自信なし)
クサリゴケの種類 (自信なし)
本当コケだらけ
小さな花かと思って覗いたらコケ? たぶん地衣類
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小さな花かと思って覗いたらコケ? たぶん地衣類
オオキゴケ (たぶん) ・・・名前はコケだけど地衣類
オオキゴケ (たぶん) ・・・名前はコケだけど地衣類
森の小人が創ったオブジェ  ・・・たぶん地衣類
森の小人が創ったオブジェ  ・・・たぶん地衣類
ツボスミレ (たぶん)
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ツボスミレ (たぶん)
ミヤマハナゴケ (たぶん) ・・・名前はコケだけど地衣類
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ミヤマハナゴケ (たぶん) ・・・名前はコケだけど地衣類
コバイケイソウ これからですね
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コバイケイソウ これからですね
登山道に垂れた枝、こんな葉見たことない
登山道に垂れた枝、こんな葉見たことない
明るくなってきました
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明るくなってきました
コイワカガミ
北横岳到着
蓼科山、その向こうには北アルプスが屏風のようにずらっと
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蓼科山、その向こうには北アルプスが屏風のようにずらっと
血の池、たぶん火口ですね
血の池、たぶん火口ですね
南八ヶ岳のスターたち
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南八ヶ岳のスターたち
南アルプス方面
ズーム、駒ヶ岳と仙丈ケ岳かな?
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ズーム、駒ヶ岳と仙丈ケ岳かな?
南西方面、中央アルプス
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南西方面、中央アルプス
西方面 北アルプスの槍穂高
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西方面 北アルプスの槍穂高
北西方面 北アルプスの白馬三山から鹿島槍・爺まで
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北西方面 北アルプスの白馬三山から鹿島槍・爺まで
蓼科山山頂ズーム
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蓼科山山頂ズーム
山頂から南側の展望地に移動
山頂から南側の展望地に移動
北横岳山頂方面
南八ヶ岳、スロープが美しい
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南八ヶ岳、スロープが美しい
北横岳ヒュッテ
北横岳ヒュッテの横からちょっと下りると、七つ池
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北横岳ヒュッテの横からちょっと下りると、七つ池
なかなかいいじゃん
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なかなかいいじゃん
澄んでるね
ヒュッテに戻ってきた
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ヒュッテに戻ってきた
ミツバオウレン
コイワカガミ
縞枯山を見ながら下りてゆく
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縞枯山を見ながら下りてゆく
坪庭に到着、いいじゃん、ハイマツがまぶしい
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坪庭に到着、いいじゃん、ハイマツがまぶしい
溶岩の上に、ハイマツが
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溶岩の上に、ハイマツが
いいね~、奥は北横岳
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いいね~、奥は北横岳
縞枯山をバックに
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縞枯山をバックに
ロープウェイ山頂駅
ロープウェイ山頂駅
さあ、縞枯山荘に行こう、ちょっと雲行きが怪しくなってきた
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さあ、縞枯山荘に行こう、ちょっと雲行きが怪しくなってきた
アクエリアスを買いました
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アクエリアスを買いました
なんか、とてもいい感じ
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なんか、とてもいい感じ
縞枯山荘でした、あの3階に泊まってみたい
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縞枯山荘でした、あの3階に泊まってみたい
縞枯山を登ります
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縞枯山を登ります
これって縞枯れ現象?
これって縞枯れ現象?
縞枯山の山頂到着、展望はなく狭いです
縞枯山の山頂到着、展望はなく狭いです
明るくて、とてもいい感じ
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明るくて、とてもいい感じ
この稜線、なかなかいいでしょ
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この稜線、なかなかいいでしょ
ミツバオウレン
縞枯れ現象
縞枯山の展望地
展望地から
縞枯山と茶臼山のコル、茶臼山に進みます
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縞枯山と茶臼山のコル、茶臼山に進みます
コミヤマカタバミ
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コミヤマカタバミ
オサバグサ
茶臼山の展望地
展望地から
展望地から北側方面、縞枯れ現象が見えるね
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展望地から北側方面、縞枯れ現象が見えるね
キンポウゲ系 展望地の岩に咲いていた
キンポウゲ系 展望地の岩に咲いていた
茶臼山を振り返って
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茶臼山を振り返って
ヒノキ? クロベ? の赤ちゃん
ヒノキ? クロベ? の赤ちゃん
結局、きのこはこの種類しかなかった
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結局、きのこはこの種類しかなかった
乾いたコケ? 楽しいね   ・・・たぶん蘚苔類と地衣類の合作
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乾いたコケ? 楽しいね   ・・・たぶん蘚苔類と地衣類の合作
オブジェ、色がいいね  ・・・たぶん蘚苔類と地衣類の合作
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オブジェ、色がいいね  ・・・たぶん蘚苔類と地衣類の合作
茶水池に戻ってきました
茶水池に戻ってきました
駐車場に戻ってくると満杯になっていました
駐車場に戻ってくると満杯になっていました

感想

・八ヶ岳の中で、北八ヶ岳にはこれまで訪れたことがありませんでした。梅雨の時期にでも、雨に濡れた苔を撮りに一度行ってみようと計画していたところ、梅雨の晴れ間というか、全くの好天になってしまいました。それはそれで、たいへんありがたいことで、好天の北八ヶ岳を楽しんできました。
・北八ヶ岳いってみると、思っていた以上に素晴らしい風景が、たくさんありました。人気の理由が、やっとわかりました。特に、雨池、双子池、七つ池は、水が澄んでいて、とても綺麗でした。紅葉の時期もきっと素晴らしいでしょうから、その時は白駒池も入れて、また来たいと思います。そして、坪庭の風景、あの種の風景は本当に好物です。それも、今がちょうどいい時期かもしれません。
・針葉樹と苔の世界を堪能してきました。苔むした岩、針葉樹の倒木には、何か神秘的なものを感じます。もっと撮ることが上手なら、その世界をカメラに収めることができるのですが、技足らずです。苔の種類もたくさん撮りたかったのですが、変わった種類のものを見つけることができず、レコにあげた程度です。高山直物は、オサバグサ、イワカガミ、シロバナノヘビイチゴ、コミヤマカタバミ、ミツバオウレンなどが今が盛りに咲いていました。変わったものを期待していたのですが、見つかりませんでした。
・ところで、ロープウェイ山頂駅でコーラを飲むことを当てにして、北横岳から下りてきたのですが、あそこには全く自動販売機がありませんでした。当たり前に考えていたものがなく、不思議です。ボトルの水も少なくなっていたので、縞枯山荘でアクエリアスを買いました。
・林道大河原峠線の通行禁止区域、自分が言うのは何ですが、あそこはマジでやめましょう。
・今回も、なかなか良い山行になりました。梅雨の晴れ間に、感謝です。


・(後日追加) コケを同定しようとして、その世界を覗いてみたら、とんでもなく同定が難しい世界であることがわかりました。いまからその同定は難しいので、ギブアップ。学術的に、コケというものは蘚苔類というそうで、その中は蘚類、苔類、ツノゴケ類に大きく分かれている。またコケと名前がついているもののコケではない地衣類もある。細かいことに口を出さず、きれいなコケだね〜と喜んでいるだけの方が良さそうです。

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利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
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