北八ヶ岳 (針葉樹と苔に覆われた山々)


- GPS
- --:--
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 924m
- 下り
- 922m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
★通行禁止箇所 ・林道大河原峠線の雨池峠登山口から双子池の間は、落石で危険です。どちらの入り口にも「落石でたいへん危険な状況であるため、全ての通行・立入を禁止します」と書かれた標識が立てられています。実際に通ってみると、崩れている箇所、落石の箇所は数か所に及び、落ちたばかりと思われる石もたくさんありますので、遭難する可能性はかなり高いです。自分のような標識を守らない人のために、写真を載せておきます。自分が持っていた2008年版の「山と高原地図」には載っていませんでしたが、雨池(北側)から、双子池につながる登山道がありますので、そちらを使用するといいと思います。 ★登山道は岩ゴロだらけ ・岩ゴロだらけです。木道がないところでは、足首にかなりの負担がかかるので、ねん挫しないように、ハイカットの登山靴がお勧め。 |
写真
感想
・八ヶ岳の中で、北八ヶ岳にはこれまで訪れたことがありませんでした。梅雨の時期にでも、雨に濡れた苔を撮りに一度行ってみようと計画していたところ、梅雨の晴れ間というか、全くの好天になってしまいました。それはそれで、たいへんありがたいことで、好天の北八ヶ岳を楽しんできました。
・北八ヶ岳いってみると、思っていた以上に素晴らしい風景が、たくさんありました。人気の理由が、やっとわかりました。特に、雨池、双子池、七つ池は、水が澄んでいて、とても綺麗でした。紅葉の時期もきっと素晴らしいでしょうから、その時は白駒池も入れて、また来たいと思います。そして、坪庭の風景、あの種の風景は本当に好物です。それも、今がちょうどいい時期かもしれません。
・針葉樹と苔の世界を堪能してきました。苔むした岩、針葉樹の倒木には、何か神秘的なものを感じます。もっと撮ることが上手なら、その世界をカメラに収めることができるのですが、技足らずです。苔の種類もたくさん撮りたかったのですが、変わった種類のものを見つけることができず、レコにあげた程度です。高山直物は、オサバグサ、イワカガミ、シロバナノヘビイチゴ、コミヤマカタバミ、ミツバオウレンなどが今が盛りに咲いていました。変わったものを期待していたのですが、見つかりませんでした。
・ところで、ロープウェイ山頂駅でコーラを飲むことを当てにして、北横岳から下りてきたのですが、あそこには全く自動販売機がありませんでした。当たり前に考えていたものがなく、不思議です。ボトルの水も少なくなっていたので、縞枯山荘でアクエリアスを買いました。
・林道大河原峠線の通行禁止区域、自分が言うのは何ですが、あそこはマジでやめましょう。
・今回も、なかなか良い山行になりました。梅雨の晴れ間に、感謝です。
・(後日追加) コケを同定しようとして、その世界を覗いてみたら、とんでもなく同定が難しい世界であることがわかりました。いまからその同定は難しいので、ギブアップ。学術的に、コケというものは蘚苔類というそうで、その中は蘚類、苔類、ツノゴケ類に大きく分かれている。またコケと名前がついているもののコケではない地衣類もある。細かいことに口を出さず、きれいなコケだね〜と喜んでいるだけの方が良さそうです。
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