山行記録: スマホGPSとGarminを比較検証(沼津アルプス縦走)

記録ID: 149757

全員に公開

ハイキング

伊豆・愛鷹

スマホGPSとGarminを比較検証(沼津アルプス縦走)

2011年11月12日(土) [日帰り]

静岡県

sobacha その他2人

体力度

1泊以上が適当

体力度について

GPS: 12:47
距離: 28.1km
登り: 2,590m
下り: 2,418m

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歩くペース

とても速い

0.6～0.7

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

原木駅　　　　　9:36
　↓
日守山(大嵐山)　10:33～10:40
　↓
大平山　　　　　11:50～12:06
　↓
鷲津山　　　　　12:40～12:56
　↓
志下坂峠　　　　13:37
　↓
徳倉山　　　　　14:04
　↓
車道　　　　　　14:51
　↓
香貫山展望台　　15:24～15:35
　↓
登山口　　　　　15:54
　↓
沼津駅

歩行時間　6時間30分(休憩時間含む)　歩いた距離17km

天候	AndroidスマートホンのGPSがどこまで使えるかを検証してみました。スマホGPSとGarminのログを重ねて表示させているので、ルート図を拡大してみてください。(2本のログが同じ赤色になっているので、少々見づらいです。) 12月7日更新 2本のログを色分けした地図をアップしました。本ページの下のほう、写真掲載部分の地図をクリックで拡大してご覧ください。山行の記録はこちらのページをご覧ください。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-148885.html 天気:晴れ→曇り
過去天気図（気象庁）	2011年11月の天気図
アクセス	アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	○スマートホン　EXPERIA neo、地図ロイド、山旅ロガーGOLD 　原木駅から機内モードで計測開始、香貫山山頂付近で休憩したときに衛星をロストしたようで、　ログが途中で途切れていました。　6時間強の稼動でバッテリー使用率は、14%ほど。休憩時に1回、短時間地図を表示させた以外は、　ずっとザックの雨蓋に入れっぱなし。　ログのポイント数は450 　電子国土の地形図を使用 ○GPS端末　GARMIN OREGON450英語版　原木駅から計測開始、下山後、沼津駅へ向けて歩いている途中でログを止めました。　ログのポイント数2141 　TOPO10Plus Ver.1の地図を使用端末はXPERIA NEO、当然機内モードです。原木駅から測位を開始。鷲頭山で少し地図を確認した以外は、ザックの雨蓋に放り込んでいました。まずは気になるバッテリー。スタート時点で98%で、約6時間強のGPS使用後は84%で想像以上に持ちました。地図を確認しながら使っても、1日十分に持つと思います。全体的にブレが多くてカクカクしている方がスマホのログです。測位精度は、ガーミン等には及ばないものの、破綻しているようなログはなく、概ね地形図の稜線と思われる部分に沿って記録されていました。アップで見るとログが若干暴れていますが、概ね数メートル以内に収まっているようです。このあたりは、GPSのチップの性能差というより、計測ポイントの違いで暴れているのではないかと思われます。 (GARMINは約2100の地点で計測していますが、スマホは450地点に留まっています。　この違いは、ログを記録したアプリが山旅ロガーGOLDであることが原因です。山旅ロガーはバッテリー　消費を抑えるために、計測ポイントをかなり減らしているソフトです。 Garminは精度のいい計測点を細かく刻んでいるイメージのログですが、スマホは各計測点の精度もGarminほどではなく、測位点数も少ないので、結果としてカクカクになっているのだと思われます。) 総じて見ると、バリエーション等でシビアな測位が必要なルートではない、一般道を歩いていて現在地が知りたいという用途であれば、スマホGPSは十分役に立つと思います。ガーミンは高価なので手が出ないが、ログを取りたいという方にも向いているのではないでしょうか。というより、Sirf STARⅢなどで精度のいいログが欲しいという方でもない限り、ケータイで十分だと思います。ヤマレコの仕様上、二つのログを色分けできないので、少々見づらいですが、拡大して見比べてみてください。