平泉寺〜法恩寺〜経ヶ岳〜六呂師高原
福井県
pattatta
体力度について
- GPS
- 09:16
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 1,833m
- 下り
- 1,830m
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- 山行
- 8:19
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 9:16
| 天候 | 晴れ 九頭竜川流域の方は少しもやっていました |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
一応遠慮して一番下の駐車場に止めたのですが・・・ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・平泉寺白山神社〜中の平登山口：平泉寺白山神社の参道を通って一番上の三宮まで上がると、左奥に柵のしてある登山道入り口があります。結構急な登りが続きます。剣の宮手前にプチ雪崩のあと(?）あり。数メートルですが倒木で覆われています。P665を過ぎると急登も終わり、谷コースとの合流以降は整備も行き届いて大分歩きやすくなります。三頭山は気付かず通り過ぎてしまいました。最初の林道を過ぎたあたりに稚児堂跡、その先に弁が滝への分岐があり、すぐに東屋が出てくると中の平です。 ・中の平〜伏拝：中の平避難小屋の辺りから出ている登山道は藪っているので、少し車道を歩いたほうがいいでしょう。左側に合流できる道があります。 ここから法恩教寺跡までは、階段、石段、木道など、手を変え品を変え出てくる急登が続きます。急登が緩やかになってくるとすぐに法恩教寺跡、そして法恩寺山頂です。山頂は去年整備されたらしく、真新しいベンチや標柱、展望版、展望台があります。スキージャム山頂リフトを横目に伏拝まで登り返します。 伏拝は泰澄大師が白山を眺め、禅譲道を模索したという伝承がありますが、刈り払いしないと展望はない所でした。ちょっとがっかり。 ・伏拝〜経ヶ岳：歩く人の少ない今回の核心です。最初のそこそこ急な下り辺りはよく刈り払いされていて、「たいしたことないな」って思っていましたが、P1302を超えた辺りから、残雪、藪が出てきてルートが分かりにくくなります。P1390への登りはかなり藪で、登山道はないと思っていいでしょう。 P1390より先は、またしっかりした登山道が出てきます。この辺りが今回の大展望地です。この先はまた厳しい登りが続いて、北岳到着。北岳〜経ヶ岳は刈り払いされていて、保月尾根からの登山者にも是非足を延ばして欲しいです。ただ、刈り払われた笹が滑りやすいというのはありますが。 ・経ヶ岳〜六呂師高原：経ヶ岳山頂は、今回のコースでは、荒島岳が見えるようになった以外は展望の見所のない山でした。返す返すも保月尾根利用者はできる限り先に進んでほしいと思いました。この先はレコも多いでしょうから割愛します。ただ、林道出合いから青年の家までは整備が行き届いていて歩きやすいのと、自然保護センターからトロン温泉辺りまでショートカット出来るということを書いておきます。 |
| その他周辺情報 | ・お風呂：「水芭蕉」に行く予定ですがうっかり通り過ぎてしまい、結局「杉の子温泉」へ。前来た時と比べてえらいすっきりしたと思ったら、経営者が変わったそうです。前オーナーが高齢のため後継者を探し、見つかったということらしいです。うまく禅譲できて良かったのですが、先週の八鵬に引き続き貸し切り状態。時間帯もあるでしょうが、源泉かけ流しのいいお湯なので、新オーナーが諦めないためにも皆さんの利用をお願いします（ちなみに先週は風呂は貸し切りでしたが入浴付き食事プランの団体さんがいらっしゃいましたし、GWの宿泊予約も一杯だったのできっと大丈夫でしょう）。 ・ソフトクリーム：この辺りは牧場が多いのか、ソフトクリームの名店が多いようです。今回は平泉寺駐車場のソフトクリームをいただきました。380円。ミルクが濃厚でおいしかったです。 |
写真
拍手駐車場は3か所ありますが、足りているように思えません。
とりあえず遠慮して一番下の駐車場に
この辺りが中の平でしょう。広い駐車スペースもありました。
この先、藪っています。
とりあえず車道を歩いたら
真新しい展望板。遠くの展望がマジックで追加されています。
でも、この写真では分かりませんが、そもそも白山本峰の4座の同定間違ってない？
遠くの展望がマジックで追加されています。
でも、この写真では分かりませんが、そもそも白山本峰の4座の同定間違ってない？
目指す経ヶ岳
それでは伏拝に向かいます
歩きやすい道が続きます
先週に引き続きヤマレコmapが大活躍
やっと抜けられそうです
手前の丸いピークが大舟やまだろうか
と思ったが、それも違ったようで・・・
細かいピークが3つ連なっている真ん中が正解だったよう
荒島が見えるくらいが取り柄でしょうかさあ、おなかも減ったのでパスタをゆでようと思ったら・・・
水がない⁉
ザックのポケットに3本入っていたはずのペットボトルが一本しかない！どうやら藪を漕いでいる間に引っかかって落とした模様（泣
藪漕ぎに外付けは厳禁という鉄則を無視した結果の自業自得です
さあ、おなかも減ったのでパスタをゆでようと思ったら・・・
水がない⁉
ザックのポケットに3本入っていたはずのペットボトルが一本しかない！どうやら藪を漕いでいる間に引っかかって落とした模様（泣
藪漕ぎに外付けは厳禁という鉄則を無視した結果の自業自得です
本当はここから法恩寺方面まで林道を歩く予定でしたが、水も食料もないので直進します
谷コースを選びます
林道出合いから20分でした。整備されて歩きやすい道でした
しかしここはゴールでも何でもありません
食料不足と水不足が解消されたので、平泉寺まで歩きます
感想
去年経ヶ岳に登った時、北岳方面は笹薮だったのですが、去年の秋に誰かのレコで刈り払いが行われたと書いてあった気がして、今年はだめもとで行ってみようと思っていました。決行日を27日に決めたのですが、前日夜中にヤマレコチェックしたらwakunasimeganeさんが土曜日に歩いたことが判明。歩けることを確信して行ったのですが・・・。結構厳しかったですね。P1390の登り辺りはヤマレコマップとにらめっこしましたがよくわからないので、「とりあえず登りならどこ通っても問題ないだろ」と藪の中突っ込んだのですが、結局その藪道が正解だったようです。
北岳への登り辺りで森林限界（ではないのでしょうが）になり、北側の展望が開けた辺りが今回のハイライトでした。谷を挟んだ向かいに大長山と赤兎山。その間に白山から別山。三の峰から二の峰、一の峰、銚子が峰、奥に見えるのは丸山？、大日が岳？。手前に願教寺から薙刀山とか野武士が岳とか。むしろ登るにつれて眺望が悪くなったような気が（笑）。ともかく経ヶ岳の眺望はいまいちだということがわかりました。北岳や、せめて経ヶ岳北端まで行けるだけ行くべきですね。
経ヶ岳でスパゲッティランチをする予定だったのですが、ザックのポケットに入れておいた500mpetの水が足りない!!今日は2.5ℓ持ってきていたのですが、2本足りません！藪漕ぎの時に引っかかって落としたのでしょう（泣）。あと1本しかありません（泣）。しょうがないのでスニッカーズで急場をしのぎます。
さあ、問題です。残っている水は250㎖ほど、食料はキットカットバー1本とピュレグミ半分ほど。あとは非常食のスキムミルク2本。今回の計画は基本経ヶ岳ピストン。次策は保月尾根を下って、法恩寺林道で法恩寺登山口交差点まで行って下山、最後が保月尾根を青年の家まで下ってなんとかトロン温泉へ。風呂でさっぱりしてタクシーで車回収、という3本立てで計画していたのですが、北岳辺りでピストンする気はさらさらなくなっていたので次策で林道歩きする気満々でした。しかし、水も食料も足りないとなると、タクシー利用しか選択肢が・・・。まあ、それもしょうがないでしょう。ともかくガンガン降りて六呂師高原まで。自販機を発見しコーラを飲んで生き返った気持ちになりました（笑）。で、気づきました。「ここで食料と飲料を補給すれば歩いて帰れるんじゃね？」
ってことで歩いて平泉寺まで。よく歩きましたね。
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下山後さらに１０ｋｍ歩くって、なかなかできることじゃありません。
水がないくだりで、「分かります、そうやって心折れてしまうことあるよね〜」と納得していたのですが、その後みごとに復活！素晴らしいと思います。
naoさんこんばんは！コメントありがとうございます
「我ながら奇跡の復活劇‼よく頑張った」って言いたいところですが、本当の理由は別にあるのです
ちなみに車道歩きも結構いいものでしたよ。ヤマレコmapの地形図を見ながら10分後の風景を想像したりして。弁財天川を渡るところが思っていた以上に美しい渓谷だったり、その手前のプチ峠越えが思っていた通りだったり。遠くに学校が見えるとゴールが近いとわかったり、やっぱり地形図は偉大だなと再認識できました
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