記録ID: 1413800
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積雪期ピークハント／縦走
谷川・武尊
阿能川岳（今だけの谷川岳展望台！仏岩ポケットパークピストン）
2018年03月28日(水) [日帰り]
群馬県
ジョー🐪
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:50
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 936m
- 下り
- 928m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
その後、国道291号→県道270号と進み、仏岩ポケットパークまで。 ■駐車場 仏岩ポケットパーク 30台程度 無料 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■道の状況（危険箇所など） ※殆どが残雪期限定のバリエーションルートとなります。 ※融雪が進み、踏み抜きや藪が酷い状況です。歩いてる尾根からも雪崩の音がしていたので、そろそろシーズン終了かと思われます。 [仏岩ポケットパーク〜赤谷越] 吾妻耶山の登山コースです。 恐らく危険箇所はないのですが、森の中で登山道と林道が交錯しているため、雪が積もっていると道が分かりづらいです。 多少のルーファイ、必要です。 積雪は10〜30cm程度、吹きだまりはもう少しあるかもしれません。（帰りに1度、盛大に踏み抜き腿まで埋まりました…） [赤谷越〜鉄塔] 送電線巡視路を歩きます。 雪は殆どなし。残っているところで10cm程度。 一番最初の西側斜面トラバースは残雪の付き方がイヤらしい感じだったので、直登した方が無難です。 それ以降は各ピーク、トラバースで問題ありません。 鉄塔直下、巡視路が離れていく雰囲気だったため藪漕ぎして直登しました。どちらが正解かは分かりませんが現地の雰囲気でご判断ください。 [鉄塔〜鍋クウシ山] ここから先はバリエーションルートです。 最初は雪と藪のミックス、そのうち完全に雪道になります。 積雪は0〜30cm程度ですが、雪庇になっている箇所はそれなりの積雪量です。 気温が上がり、踏み抜きやクラックが多いです。足元に注意。 [鍋クウシ山〜三岩山] 積雪は30cm〜1m程度ですが、日当たりのいいところは地面が露出しています。 この区間は最も注意が必要です。 ナイフリッジ、藪漕ぎ、凍結、雪庇と踏み抜きが続くので、何処を歩けば一番安全か、確認しながら進んでください。 要アイゼン。帰りはピッケルも出しました。 [三岩山〜阿能川岳] 積雪は1m程度。 雪庇の端っこさえ歩かないよう気をつければ、あとは特に問題ありません。 |
| その他周辺情報 | ■温泉 湯テルメ・谷川 10:00〜20:30（最終受付20:00、第3木曜休） 570円 http://www12.wind.ne.jp/tanigawa-onsen/yuterume.htm 最寄りの「鈴森の湯」がまさかの定休日につき、町営のこちらへ。 平日でしたが、スキー帰りのお客さんで賑わっていました。 ■立ち寄りスポット [大とろ牛乳]11:00〜18:00（土日祝は19:00、年中無休） http://ootoromilk.com/?mode=pc プルプルした牛乳スイーツのお店。 何とも不思議な食べ物？飲み物？です。 [永井食堂]9:00〜18:00（日曜は10:00〜18:00） http://www.cm-tokyo.com/nagai/ 言わずと知れた、もつ煮の有名店。 週末は行列必至です。 |
写真
東屋の裏にありました。
登山口、位置を確認し忘れていたとか、初歩的なミスだよなぁ…。
いきなり5分ロスしましたorz
登山口、位置を確認し忘れていたとか、初歩的なミスだよなぁ…。
いきなり5分ロスしましたorz
雪があったりなかったり。
登山道と林道が縦横無尽でどれが正解なのかイマイチ分かりにくい。
登山道と林道が縦横無尽でどれが正解なのかイマイチ分かりにくい。
トラバースしながら歩く細い道に残雪乗っかっているのが地味にイヤらしい。
滑ると下まで落ちますので要注意。
滑ると下まで落ちますので要注意。
しばらくは送電線の巡視路なので、道がキレイに整備されています。ここ、直登と迂回の道がありますが迂回路は残雪残り方がイヤらしい感じだったので直登しました。
3/28 8:16
しばらくは送電線の巡視路なので、道がキレイに整備されています。
ここ、直登と迂回の道がありますが迂回路は残雪残り方がイヤらしい感じだったので直登しました。
ここ、直登と迂回の道がありますが迂回路は残雪残り方がイヤらしい感じだったので直登しました。
途中から、雪道の方へ向けて踏み跡がついていたのでそれを追いかけてみることにしました。
鉄塔へ向けて一直線！
鉄塔へ向けて一直線！
鍋クウシ山。
どう見ても斜面の途中…というのはrickleさんのレコで確認済。
ここで、アイゼンを装着しました。
どう見ても斜面の途中…というのはrickleさんのレコで確認済。
ここで、アイゼンを装着しました。
鍋クウシ山からの斜面を一気に登った地点から。
ここからが核心部。
ここからが核心部。
武尊山がどっしりしていて良いです♪
右側の尖りは皇海山、中央後ろに日光白根山。
右側の尖りは皇海山、中央後ろに日光白根山。
…なんて山並みを楽しんでいられるのは束の間で。ここからが本番。
残雪、藪、ナイフリッジ…雪は腐ってて危ないので藪から突き進みます！
3/28 10:10
…なんて山並みを楽しんでいられるのは束の間で。
ここからが本番。
残雪、藪、ナイフリッジ…雪は腐ってて危ないので藪から突き進みます！
ここからが本番。
残雪、藪、ナイフリッジ…雪は腐ってて危ないので藪から突き進みます！
トラバース箇所は凍結。
掴めるモノをしっかり掴んで三点確保しながら慎重に…。
掴めるモノをしっかり掴んで三点確保しながら慎重に…。
なるべく中央から。
先に出ていかれた方がしっかり踏み跡を残してくれていて、しかもルート取りがお上手。
有り難かったです。
先に出ていかれた方がしっかり踏み跡を残してくれていて、しかもルート取りがお上手。
有り難かったです。
中央部の雪は空洞で踏み抜くし、あまり端っこに行くと今度は雪庇で危ない。
こういう箇所は足を置く場所に悩みます。
こういう箇所は足を置く場所に悩みます。
こうなってしまうと雪の上は歩けませんので、藪の中を突き進みます。
藪漕ぎは笹ではなく、シャクナゲをはじめとする各種「木」です。これがなかなか強烈で。
雪の下に沈んでいればもう少し歩きやすいんですかねぇ…。
1
3/28 10:34
藪漕ぎは笹ではなく、シャクナゲをはじめとする各種「木」です。
これがなかなか強烈で。
雪の下に沈んでいればもう少し歩きやすいんですかねぇ…。
これがなかなか強烈で。
雪の下に沈んでいればもう少し歩きやすいんですかねぇ…。
ナイフリッジの痩せ尾根に残雪。
ここは岩の上を行くのが良いと思われます、はい。
ここは岩の上を行くのが良いと思われます、はい。
少し落ち着いたところで、みなかみ方面の展望。
すぐ下には関越道谷川岳PAが。
すぐ下には関越道谷川岳PAが。
手強い尾根でした…。
（まだもう少し危険箇所は続きますが、写真撮るの忘れました）
（まだもう少し危険箇所は続きますが、写真撮るの忘れました）
三岩山の山頂、ここからも展望抜群！
山頂標識はありませんでした。
山頂標識はありませんでした。
本日唯一の登山者の方とここですれ違い。
トレースのお礼をしました。
トレースのお礼をしました。
みなかみの街の向こうには、皇海山に赤城山。
THEグンマーな眺望。
THEグンマーな眺望。
ようやく山頂のある尾根に乗りました！
後ろの谷川岳にも励まされます。
後ろの谷川岳にも励まされます。
山頂に到着！
字が小さいので後ろの稜線も入るように撮るとどうしてもこうなってしまう(^^;)
字が小さいので後ろの稜線も入るように撮るとどうしてもこうなってしまう(^^;)
そのまま歩いていけそうな雰囲気です。
（この先、何もないですが）
（この先、何もないですが）
小出俣へと向かう尾根ですね。
これまたアップダウンあるなぁ…。
これまたアップダウンあるなぁ…。
ランチタイム！
今日はカップスープにサラダチキンを突っ込んだだけw
パンをヒタヒタしながら頂きます。
今日はカップスープにサラダチキンを突っ込んだだけw
パンをヒタヒタしながら頂きます。
先日、名古屋で買った小倉サンドが本日の甘味。
名古屋っぽく（？）コーヒーを添えてみた
名古屋っぽく（？）コーヒーを添えてみた
ゴロゴロ。。。
さて、そろそろ出ないと帰りが遅くなってしまう…。
さて、そろそろ出ないと帰りが遅くなってしまう…。
本気で危ない箇所、抜けました。振り向けば、木の間から阿能川岳までのピークが見えていますが、よくこれを往復したなという感じです(^^;)
1
3/28 13:29
本気で危ない箇所、抜けました。
振り向けば、木の間から阿能川岳までのピークが見えていますが、よくこれを往復したなという感じです(^^;)
振り向けば、木の間から阿能川岳までのピークが見えていますが、よくこれを往復したなという感じです(^^;)
もうピッケルはなくても大丈夫、ということで、ここでしまいました。
雪庇の風景、そろそろおしまい。
ここもせっかくなので、もう一度眺めてみました。
ここもせっかくなので、もう一度眺めてみました。
鉄塔まで戻ってきたら、もう一息…（と思っていたけど、そうでもなかった）。
この道、行けるとは思うのですが、進行方向にどうも自信が持てず。
下の方にピンクリボンを見掛けたので、偵察。
やっぱり微妙に荒れてるんだよなぁ…。
やっぱり微妙に荒れてるんだよなぁ…。
ってことで、適当に復旧。
…あまりに草木が鬱陶しくて思わず「深南部かよ！w」と口走ってしまった…(^^;)
…あまりに草木が鬱陶しくて思わず「深南部かよ！w」と口走ってしまった…(^^;)
お、駐車場が見えた♪
（もう終わりと思っていたので、ここからが凄く長く感じた…）
（もう終わりと思っていたので、ここからが凄く長く感じた…）
最後のトラップは、何だかんだ言ってここの迷路地帯だよなぁ、、、と。
アテにしていた温泉が休みだったので…。
後で立ち寄ろうと思っていたお店へ先に立ち寄りw
後で立ち寄ろうと思っていたお店へ先に立ち寄りw
不思議なプルプル牛乳スイーツをいただきました。
週末はそこそこ混むらしいです…平日バンザイ♪
週末はそこそこ混むらしいです…平日バンザイ♪
これは通り沿いのコンビニ等で買えます。
今回立ち寄ったスーパーが穴場かも。
今回立ち寄ったスーパーが穴場かも。
国道17号を進んで、永井食堂。
と言ってももう営業は終了してます。
と言ってももう営業は終了してます。
感想
このお山の存在を知ったのは3年前のyumeさんのレコ。
実は北アルプス並みに食指が動かない谷川エリアなのですが、周辺のバリエーションルートの山歩きはちょっと面白そう…と頭の片隅にはありました。
それからちょっと月日が流れてしまっているのですが、先日、rickleさんが登っている事実を知りスイッチON(笑)
このエリアに強いyumeさんからもアドバイスを頂き、乗り込んでまいりました。
3月だというのに平野部はほぼ夏日という気温。
雪崩や踏み抜きは気になりつつも、これを逃したら今年はもうおしまいかなー、と思い気合いで歩きました(^^;)
踏み抜きは想像通りでしたが、思った以上の藪漕ぎに苦戦しながらの登頂。
目の前の谷川岳はもちろん、周辺に見える名だたる名峰たちに感動。
苦労した甲斐がありました。
今回は見て終わったお隣の小出俣山や、yumeさんのレコで度々見掛けた日白山なんかも、来シーズン以降、少しずつ歩ければなー、と思います。
しかし、思った以上に疲れた…アップダウンの多い道のりはやっぱり苦手分野のようです、はいorz
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ジョーさん おはようございます
さすがジョーさん〜
谷川岳や上州武尊山に登るのでなく、阿能川岳とは恐れ入りました〜
日白山も狙いに入れられて、タカマタギも〜
ここ最近かなり暖かいから雪解けがかなり進行していますね
藪漕ぎ大変そうです〜が、ジョーさんは楽しいのでしょうね〜
永井食堂は今年は2度程食べました
美味しいですよね
お疲れ様でした〜
To:makibitoさん
こんにちは！
谷川岳・武尊山ではなく阿能川岳でした(笑)
谷川岳は3年前の同じ日（！）に歩いていまして、雰囲気は分かっていることもあり、今回はその時に知ったこのお山にしました
連日の高温で融雪が進み、かなり歩きづらかったですが、何とか登りきることができました！
素晴らしい景色を独り占め、贅沢な山行になりました♪
あ、薮は好き好んで歩いてる訳ではないですからー
そこに藪があるから入っているだけですので。。。
あまり興味なさそうな感じだったのに、まさかの阿能川岳！！
ビックリしました
ココ、標高差はあまりないのに、細かいアップダウンで結構疲れますよね
最後の赤谷越〜駐車場の迷路地帯は道がわからなくて、車が見えている方向に直進だけで進んでしまいました
来年は日白山〜タカマタギ
その翌年は、旧谷川岳の俎��
・・・なんて感じはいかが？
To:rickleさん
どもー。
行っちゃいました、阿能川(笑)
主脈に興味が湧かないだけで、周辺はガンガン行きますよ？
距離や高低差だけなら普通の日帰りハイクなんですけど、地味なアップダウンと腐った雪との格闘、各種藪漕ぎに痩せ尾根…時間の掛かる要素ばかりで気を使いました(苦笑)
ていうか、最後は直進ですか(笑)
まぁ、下ってけば最終的に車道に出るはずなので冬道の今なら強行手段に出るのもアリですね
とりあえずその計画、3月になってからにしましょうかw
（厳冬期は凍え死ねる自信がありますので…
こんにちは。
初阿能川岳は大変だったようですね、今年は雪が少なくて藪漕ぎが多いように思えました。次回この域には小出俣山へ行ってみて下さい。雪庇の尾根がなく藪漕ぎも雪さえあれば無いです。阿能川は距離が長くて普通の雪山と違い帰りも時間が掛かりますね。お疲れ様でした。
そうそう７２番の所は直に登り降りしないで西側に巻くとえらく大変な所です。トレースがないと降りにくい所ですね。
To:yumesoufさん
こんにちは！
藪＆腐った雪との闘いでしたが、無事に帰ってまいりました
累計としての積雪量はそこそこあったと思うのですが、ここ最近の急激な気温上昇がモロに影響している感じですかね…この日も暑さで苦労する場面がありました
72の写真…凄く高度感のある段差のところですね
もはや横からは巻けないくらいに木が露出していたのですが、直登（降りる方もですね）するするにあたり、足元が崩れたらイヤだなぁ…と冷や冷やしながら急いで通過しました(苦笑)
トレース、有り難かったです。
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