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Yamareco

記録ID: 1378762
全員に公開
アルパインクライミング
比良山系

堂満岳中央稜〜第一ルンゼ

2018年02月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
yukimizake その他3人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:24
距離
5.2km
登り
787m
下り
776m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:16
休憩
1:24
合計
6:40
距離 5.2km 登り 787m 下り 787m
7:35
18
スタート地点
7:53
7:54
31
8:25
8:45
15
ルンゼ出合
9:00
9:15
125
中央稜取付地点
11:20
11:35
51
中央稜終了地点
12:26
12:48
52
13:40
13:50
13
ルンゼ出合
14:03
14:04
11
14:15
ゴール地点
天候 曇り雪
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
イン谷口駐車場
2週間前の大雪の時は比良とぴあ付近から歩き始めることになったが、今回はイン谷口まで車で入ることができた。その結果、時間短縮になり行動中のゆとりになった。
コース状況/
危険箇所等
◎堂満ルンゼの積雪状況は2週間前に比べると雪面が締まっていてアイゼンで快適に登れる。トレースもあり、先日のラッセルではルンゼ出合いから3時間を要した取付き地点までわずか15分で登ることはできた。
◎中央稜2ピッチ目の出だしのカンテ状の岩を左側のクラックから登るところが非常に嫌らしい。岩の正面側に残地スリングもあったがそちらも雪の状態が微妙と思われるので左側のクラック直上を選択する。
◎P3から一旦下る所も雪の状態が不安定でワンポイントで残地ハーケンがを利用する。
◎右ルートのチムニールートは狭いルンゼの入り口で確保して50mいっぱいロープを伸ばしてチムニーを突破する。入り口付近の凍結した雪面状況、チムニー上部の乗越がポイント。
その他周辺情報 温泉はいつもの比良とぴあ。この日も駐車場は満車であった。
再び中央稜を目指して。
今回はイン谷口少し上の駐車スペースまで車で上がることができました。
ラッキーでした!
再び中央稜を目指して。
今回はイン谷口少し上の駐車スペースまで車で上がることができました。
ラッキーでした!
中央稜取付き基部まで登ってきました。今回はラッセルなしでルンゼ出合いから15分程で到着。2週間前は3時間かかっています。
中央稜取付き基部まで登ってきました。今回はラッセルなしでルンゼ出合いから15分程で到着。2週間前は3時間かかっています。
ここからが中央稜の取付きです。
ここからが中央稜の取付きです。
2ピッチ目は雪面上部から岩の左に回り込んできわどいクラックにアイゼンをきかせてP2に出ます。冷や汗が出そうなクラックでした。
2ピッチ目は雪面上部から岩の左に回り込んできわどいクラックにアイゼンをきかせてP2に出ます。冷や汗が出そうなクラックでした。
P2付近から見るP3で確保するメンバー
P2付近から見るP3で確保するメンバー
P2を越えてくるメンバー
P2を越えてくるメンバー
P2から雪稜
4ピッチ目のチムニールートは出だしの凍結した部分と上部の乗越がやや難儀するところでした。雪の付き方が悪く、岩ももろいような感じでした。
4ピッチ目のチムニールートは出だしの凍結した部分と上部の乗越がやや難儀するところでした。雪の付き方が悪く、岩ももろいような感じでした。
チムニーの中間ぐらいを上がってくるメンバー
チムニーの中間ぐらいを上がってくるメンバー
チムニーの上部、足を広げてのこの乗越がポイントでした。
終了点からは雪が締まっていたのでラッセルの苦労も無く山頂に登ることができました。
チムニーの上部、足を広げてのこの乗越がポイントでした。
終了点からは雪が締まっていたのでラッセルの苦労も無く山頂に登ることができました。
山頂から第一ルンゼを下降。
短時間で一気に下れるのですが滑落、落雪に注意がいります。
落ちてきた雪の塊も数か所にありました。
山頂から第一ルンゼを下降。
短時間で一気に下れるのですが滑落、落雪に注意がいります。
落ちてきた雪の塊も数か所にありました。

感想

◎3度目にしてようやく中央稜を踏破することができた。
登ってみてわかったことは昨年の登ったところは中央稜の右側の小さな尾根であることがわかった。その時は途中からチムニールートの右側の広いルンゼを登り詰めて山頂まで達した。そして2週間前は強烈なラッセルを強いられたが中央稜取付き地点をはっきり確認でき、今回は雪の状況も良かったので登ることができた。
2ピッチ目の最初のクラックとチムニーの上部が核心部と思われる。
今回も下降に使った第一ルンゼは最短で下れるところだが、滑落及び上部からの雪の塊の落下に気をつける必要がある。デブリ上になっているところもあった。

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