薬萊山・翁山 東北百名山の山旅二日目


- GPS
- 06:40
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,122m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:00
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道347号線で加美町へ 信号「上野目皆伝寺」で南へ 道なりに3km行くと右側に薬萊スキー場、薬萊ガーデン入口 薬萊ガーデン横に広い駐車場があります 登山口の大きな赤い鳥居近くに二基の綺麗な仮設トイレがあります 【翁山】 国道347号線に戻り、西進、山形県に向かいます 県境トンネルを出て、約9.5km地点で右折 「高橋」集落を目指して行くと、道路脇に標識が出ています 中刈公民館横を抜け、約1.5kmで おきな橋工事の為通行止めになっている分岐です 分岐の路肩に駐車しました(ご迷惑だったかもしれません) おきな橋は来年度には通行できるとのお話でした http://www.city.obanazawa.yamagata.jp/2002.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
【薬萊山】 木段が整備されています 雨後で下りはちょっと滑り易いかと思いました 【翁山】 ・林道分岐〜おきな橋〜ハリマ小屋 林道歩きですが、おきな橋の対岸を車が通行していない為 草茫々の箇所もありました ・ハリマ小屋〜山頂 ブナ林の急坂、巻道を辿り尾根へ 尾根上も急坂が続き、山頂に至ります ・山頂〜クルミ平分岐〜ハリマ小屋 緩やかな笹原の中の道、刈払いされています クルミ平分岐を過ぎると俄かにブナ林の中の急坂、ロープが連続します 30分程で再び平坦な登山道歩きになりますが 小川の渡渉、湿地帯もあり、泥濘箇所があります |
その他周辺情報 | 花笠温泉 ふくの湯 http://osumituki.com/hotspring/65548.html |
写真
感想
紅葉を楽しみながら東北百名山を巡る山旅二日目を迎えました。
昨日は美しい夕焼けを眺め、朝から晴れるのではと期待していたのに
一面の雲海を見下ろす朝を迎え、ちょっとがっかり。
こんな日は日中になって晴れて来る日もあるのだからと
気を取り直し、薬莱山登山口の朱塗りの門を見上げました。
登山道はとても良く整備されていて、登山道と言うより
山頂のお堂にお参りするための参道として付けられている感じ。
木段の付いた急坂は登りやすく、一歩一歩自分のペースで登れました。
ただ、雨が昨日まで降り続いていたからなのか、
下りはちょっと滑りやすく感じましたので、ご注意を!
山頂かと思ったお堂はそうではなく、更に平坦な道を辿った奥が山頂。
石造りのどっしりとした山頂標識があり、
この山も地元の方々に愛されている山なのだと印象付けられました
姥神と言う途中にあった石像も地元の信仰を集めているようです。
登山者に一人も出会わず下山後、国道347号に戻り、
殆ど車に擦れ違う事もなく、県境のトンネルを越えました。
後で思うと県境付近から林道に入り、吹越山を経て
翁山に登るコースもあったのに、事前の情報収集不足で
山頂で逢った方にお聞きするまで、全く気付きませんでした。
高橋集落を目指して車を走らせていくと
「翁山」と大きく書かれた看板が目につき、ほっとします。
標識が大きく、案内板がある山は、登山道も大切に整備され
経験から登山の八割は成功という安心感に繋がっているのです。
「おきな橋」は平成29年度通行止めと尾花沢市のHPで
情報を得てはいたのですが、ひょっとしたらもう工事が終わり
通行出来るかもしれないし、そうすれば時間短縮が出来
「泥湯」まで足を延ばせるかもと淡い期待を抱いて林道に入りました。
ところが、橋は正に工事の真最中で分岐から通行止め。
覚悟して林道歩きを始めましたけれど、
車が通らない林道は藪が酷くなっている箇所もありました
でも、そのおかげで静かな山歩きが楽しめるのかもしれず
深まるブナ林の秋の様々な表情とせせらぎを堪能できました。
ハリマ小屋は、想像以上に新しく綺麗で可愛い小屋でした。
出来ればいつか泊まりに来たくなるような小屋です。
来年は車も林道の熊で入れるようになるでしょうし
この小屋も賑やかになりそうですが、小屋は静まり返っていました。
尾根に出てからも更に続いた急坂をようやく登り
山頂に飛び出すと、誰にも会わないだろうと思っていたにもかかわらず
宮城県側から登っていらした方が居て、びっくり!
嬉しい事に、話が弾む内、少しずつ山頂付近の雲が穏やかに払われ
廻りの山々の紅葉が見渡せるようになりました。
自分も周回するので、ハリマ小屋分岐までご一緒させて頂きました。
岩手県にお住まいで、近県の山々を山渓の県別ガイドブックを基に
歩いていらっしゃるとのお話に
近々また岩手県へもお邪魔したいと思っている折
色々お聞きしておけば良かったと後悔しきりです。
そして何よりお別れする時、その方の行かれる縦走路の
素晴らしい笹原の光景が今も目に焼きつけられています。
どう欲張っても時間の制限はどうにもならず
二度と来ることはできないかもしれませんが…
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