飯豊主稜の秋−大日杉から飯豊本山



- GPS
- 32:47
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,378m
- 下り
- 2,315m
コースタイム
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 10:25
天候 | 1日目:晴れ 2日目:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*特に危険を感じる箇所はなかった(危険察知能力が欠けてるだけか) |
その他周辺情報 | 白川温泉 白川荘(入浴400円、どぶろくソフト350円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
熊鈴・笛
ヘッドランプ
予備電池
GPSロガー
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
シュラフ
ツェルト
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感想
この春同じく米沢に転勤になった友人が飯豊を歩きたいというので同行してきました。そう言えば私も異動以来まだ置賜の山を歩いていません。友人S氏は約20年振りの山歩きとのことで切合小屋まで行ければOKといった感じだったのですが、できれば本山小屋まで行くことを目標として、山友2名の援軍を得て大日杉小屋からいざスタート。
ありがたい晴天の下、地蔵岳までのいつもの長い辛い登りを文字通り小さな一歩を重ねて上げていくと、やがて主稜線から本山方面が姿を見せてくれ一同テンションアップ。本山の姿を支えにのろのろと上がり、ようやく1538mの地蔵岳へ。中休止ののち地蔵岳を後にすると、語らいの丘、目洗い清水、御坪を次の目印としてゆっくり進みます。お気に入りの御坪の辺りは、岩稜とダケカンバと紅葉が変わらず美しい場所でした。
御沢の清水でリフレッシュした後、何とか昼過ぎに辿り着いた切合小屋でランチタイム。S氏は20年振りにしてはまだまだ元気な様子で、当然本山小屋を目指すことに。
昼食でパワーをつけた勢いで何とか草履塚を登り切り、御秘所を慎重にこなした後、いよいよラスボス御前坂へ。もうこの辺りでは(私が)相当ヘロヘロで、次の一歩、次の一歩を何とか踏み出すように進み、ようやく本山小屋に到着!飯豊は何度歩いても楽に感じることはないわけですが、何とかここまで辿り着けたことに心からホッとします。
小屋にザックを置いて、今回4人のうち2人が初登の本山を踏み、大日岳、北股岳をはじめとするパノラマを十分楽しんでから小屋に戻って今度は大日岳と本山の間に沈んでいく夕陽を堪能。陽が落ちてしまうと本物のビールで乾杯、疲れて寝入ってしまうまで山小屋の愉しいひとときです。
翌朝神々しく美しい日の出を拝み、朝焼けに染まる周囲の山々の姿を胸に染み渡らせたのち、装備を整え下山開始。昨日の脚の疲れが結構来ており、御前坂の下りや草履塚の登り返しが非常に辛い感じです。ダブルストックに頼ってフラフラになりながらも快晴の陽光に映える色づいた樹々や稜線を吹き渡る爽やかな風を存分に楽しみつつ下山路を進み、地蔵岳への最後の登り返しを何とかクリア。随分遠くなった本山の姿を眺めながら昼食の後、脚の痛みをだましだまし、何とか大日杉まで戻ってきました。普段歩いている我々以上にS氏にとってはきつい山歩きだったでしょうが、快晴のお蔭もありそれを補って余りある飯豊の奥深い魅力と歩き切った達成感を感じてもらえたのではないかと思います。
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