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ハイキング
富士・御坂
20170903 そうだ!富士山に行こう♪〜須走ルートで砂走り
2017年09月03日(日) [日帰り]

体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:49
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,793m
- 下り
- 1,774m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 9:47
距離 13.1km
登り 1,794m
下り 1,794m
18:27
ゴール地点
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
富士急行バス 御殿場駅〜須走口新五合目(須走口新五合目行) 7:35発 御殿場駅 − 8:35着 須走口新五合目 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回、チャレンジしたのは須走ルートです。須走ルートは、ハイカーが少なく比較的静かな山行が期待できること、また、七合目付近までは樹林帯で、変化にとんだ景色を楽しむことができる特徴があります。ご参考までに、登山道入口から山頂までの距離は吉田ルートより短いものの、標高差が大きく、御殿場ルートにつぐ1800mとなっています。 ◇ル ー ト 吉 田 富士宮 須 走 御殿場 ◇往復距離(km) 14 8.5 13 17.5 ◇標 高 差(m) 1450 1350 1800 2300 [上り] ・登山道入口〜七合目:樹林帯の中を通ります。 ・七合目〜山頂:本八合目で吉田ルートと合流します。九合目の迎久須志神社を経て、山頂の久須志神社前に到着します。 [下り] ・下山専用の道を下ります。 ・山頂〜八合目:吉田ルートと同じ道を通り、八合目で吉田ルートと分かれます。 ・七合目〜砂払い五合:「砂走り」と呼ばれる火山砂利の下山道を一気に下ります。 ・砂払い五合〜須走口五合目:砂払い五合を過ぎると樹林帯に入ります。夕方になると登山道は暗くなるため、ヘッドランプが必須です。 |
その他周辺情報 | ■富士急行バス 御殿場駅〜須走口五合目 http://bus.fujikyu.co.jp/pdf/rosen/fujitozan/hiking_20170523.pdf (2017年7月8日から9月10日までの時刻表であるので注意が必要) |
予約できる山小屋 |
|
写真
おはようございます。いきなりですが、ここは御殿場駅前の須走口新五合目に向かうバス停です。私の棲家からなんとか間に合うことのできる始発のバスなのですが、すでにハイカーが並んでいます。みんな早い・・・。ご参考までに、往復乗車券を買うと、片道1,540円のところが往復で2,060円(片道1,030円)となります。財布に優しいですね、ありがたや〜m(__)m。
7時23分の電車で着きましたが、切符を方買ったりとあわただしく、お約束の駅の写真を撮る時間がありませんでした。仕方なくバスの車窓からの一枚。青空がみえて気持ちのいい朝です。ちなみにバスは満席、途中で乗られた方とあわせてお二人の方が立ちっぱなしとなりました。
バス停は山荘菊屋の近くになります。登山道入口へは、この菊屋の前を通っていきますが、大勢のハイカーで大賑わい。この時間にくつろいでいるということは、マイカーで来られた方なんでしょうね。
さて、登山道入口に向かいましょう。御殿場駅では気持ちいのいい青空でしたが、どんよりとした曇り空になっていました。そういえば、バスから見た富士は山頂は見えていましたが、中腹は雲に覆われていました。きっとその影響なんでしょうね。
見晴館が見えてきました。本七合目の標高は3140m。「メイゲツソウ」があちこちに生えています。この高さは未体験ゾーン。いい感じでサクサク歩いていたのですが、このあたりから足取りが重くなってきました。高山病とい言葉が頭を過ります。大丈夫かなぁ・・(^^;
なんとか江戸屋に到着。ここには皇太子殿下が宿泊されたようでね。標高3270m・・。気温が下がってきているのでしょうか、歩いているので体は暖かいのですが、指先が冷たく感じます。ここからグローブをつけました。
計画では御鉢巡りをやるつもりだったのですが、八合目を過ぎたあたりから、思いのほか時間がかかってしまい(汗)、帰りのバスの時間を考え断念しました。代わりに、奥宮の近くにある成就岳(3735m)に登って火口の眺めてみます。写真中央のピークが成就岳です。
さぁ、これから下山です。山頂〜八合目までは吉田ルートと同じ下山専用道を通りますが、八合目で吉田ルートと分かれます。今回の山行の楽しみの一つは「砂走り」を体験すること。どんな感じなんでしょうね。
[閑話休題]山頂にはつららがありました。今日のニュース(9/4)では「9月3日午後11時10分に氷点下0度7分を観測。富士山で氷点下まで気温が下がるのは7月6日以来」とか。富士山の夏も終わりでしょうか。
「砂走り」のルートはロープで専用のレーンが区切ってあります。まるで、黒い火山砂利が敷き詰められた長大なスロープのよう。足を踏み出すごとに登山靴がズズーッと滑り込んでいきます。勢いに任せ下るという感じで、「駆け下る」という言葉がぴったり。
砂払五合目に到着。標高2300m。「砂走り」はここでおしまい。途中、勢いがつきすぎ、二度ほど尻もちをついてしまいましたが、延々と続くスロープを駆け下っていく「砂走り」は何とも言えず爽快した♪
砂払五合目から須走口五合目まではまだ30分ほどかかります。砂払五合目からは樹林帯になるため、日没が近くなると登山道は暗くなります。ヘッドランプは必須ですね。日没前になんとか戻ってくることができました。
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
|
---|
感想
富士山登山は、3年ほど前に山登りを始めてからの一つの目標でした。今年の夏こそは登ってみようとチャンスをうかがっていましたが、8月の天候不順もあり私の休日と天気が折り合う日がなかなかなく。『今年もダメかなぁ』と思っていたところ、台風一過の日曜日(3日)に日中いっぱい好天という予報が出ており、これを逃すと、いつになったらいけるかわからないとチャレンジすることにしました。
当初計画では御鉢巡りまでを入れたフルセットの計画でしたが、8合目を過ぎたあたりからか足が進まなくなってきてしまい、たまらず、登山道脇の岩に腰掛けての小休止を繰り返しながらの上りになってしまいました。無事に登頂できたものの、小休止で思いのほか時間を費やしてしまい、帰りのバスの時間&夕方近くになってきたこともあり、御鉢巡りは断念。代わりに奥宮近くにある「成就岳」に登り、そこからの富士山火口や眼下に広がる雲海の眺めも素晴らしく、富士山頂に立ったという気分を十分に味わうことができました。
なんといっても、須走ルートの醍醐味の一つは「砂走り」。七合目(標高3000mくらい)から砂払五合目(標高2300m)までの「砂走り」は、勢いに任せ下るという感じで「駆け下る」という言葉がぴったりです。途中、勢いがつきすぎ、二度ほど尻もちをついてしまいました(汗)が、延々と続く砂利道を一気に駆け下る「砂走り」は何とも言えず爽快した。
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