檜尾岳 檜尾登山道をピストンしてみた!


- GPS
- 07:40
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,658m
- 下り
- 1,644m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
菅の台バスセンターで始発バス6:15乗るため5時頃到着するも既にチケット買い求める長蛇の列。 チケットを買い、バス乗車のための列に再び並び、乗りこんだバスが出発したのは6:30を過ぎたころ。 檜尾岳登山口は檜尾橋バス停で6:50頃下車。 そこから登山口まで、しらび平行バスの進行方向に沿って、車道を5分ほど歩きます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に危険個所はありませんが、一カ所檜尾岳山頂直下の急な岩場の登りの中に、短い区間崩れやすく登りにくい箇所があります。 上り下りとも慎重に手がかり足掛かりを確保して通行することが求められます。 登山道前半「赤岩の頭」(登山口から3.87km)までは緩やかに歩きやすい道を登ります。 途中、標高が1,700mを越える地点から梯子が設置されている箇所も現れますが、慎重に進めば問題ありません。 標識によれば赤岩の頭から山頂までは残すところ3.5km そこを過ぎると多少段差はきつくなる箇所もありますが、シャクナゲのピーク付近から少しずつ岩場が現れ、それまで登り一辺倒だった登山道もアップダウンを繰り返すようになります。 シャクナゲのピークという標識はありませんが、登りで最初に現れる岩場のあるピークで、周辺にシャクナゲがたくさんあるます。 標高2,600mを過ぎると樹林帯から抜けてハイマツ帯のを歩き、やがて檜尾岳避難小屋に到着します。 岩場の個所は多少慎重な足運びが必要ですが、取り立てて危険個所はありません。 アルミ製の梯子が設置されている箇所が数カ所あります。 避難小屋を過ぎると、一旦ハイマツ帯の中の細い道を下りますが、そこを抜けるといよいよ檜尾岳山頂を目指します。 冒頭で書いた危険(!?)個所がありますが、登山道両側に広がるお花畑を見ながら登りに取り掛かります。 |
写真
下山者には目安になりますが、登る登山者は赤岩の頭にあった「山頂まで3.5km」から1.2kmを引き算しないと先の距離がわかりません、
ほとんどの標識は下山者に目標地点の距離を示していて、登山者向きではありません。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
熊よけ鈴
携帯予備バッテリー
|
---|
感想
今回の山行は、昨年来考えていたことを実現させてものでした。
中央アルプス登山はロープウェイで一気に2,600mの千畳敷駅まで行けてしまうことで多くの登山者やハイカーを集めています。
手軽に登れる一方で、面白みがないと感じているのは私だけではないと思います。
それと人で溢れかえっている山頂は遠慮したいところです。
そんなわけで、伊那谷側からロープウェイによらず、中央アルプスの峰に至る道をひとつづつ登ってみようと考えていました。
山行初めて二年に満たない自分としては、そこに登れる体力作りも喫緊の課題ではありますが・・・。
これまで伊那市の桂小場登山口、駒ケ根市の池山林道の登山口から、将棊頭山、木曽駒ケ岳、空木岳、南駒ケ岳に足を運んできましたが、いよいよ檜尾岳登山口から檜尾岳に行ってみようと気持ちを固めたところです。
檜尾岳には直接頂を目指せる登山口があることもこの山を選んだ決め手であるわけです。
そして、この檜尾岳(ひのきおだけ)という名前の響きが妙に好きなのです。
”ピノキオ”岳ではなく”ひのきお”岳って意味不明か(笑)
昨年空木岳から望遠レンズ越しに見た避難小屋も私をこの山に惹きつけました。
赤い屋根のかまぼこの形をした避難小屋、なんかヨーロッパのアルプスのたたずまいを感じさせたのです。
難点は、菅の台バスセンターからロープウェイ発着駅であるしらび平行きのバスに乗って途中下車しなくてはならないことです。
バスの発着時刻はこの時期は土日に比べて平日は1時間遅くなります。
そこで仕方なく日曜日の山行を選択したのです。
しかし6時15分発のバスに乗ろうと5時からチケット窓口の列に並んだのですが、バスに乗れたのは6時30分でした。
1時間30分要したのでした。
これだけ時間があれば舗装道路5.5kmの登りを歩いて登山口に行けそうなもんです。
そこは体力に自信のないヘタレ登山者です。
この日の天気予報は概ね曇りでした。
初めから多くは期待しませんでしたが、頂は霧におおわれて眺望は一時(いっとき)を除いてはほぼ望めませんでした。
それでも初めての山に向かってワクワクした気持ちで進めたので楽しかったです。
檜尾岳の私に対する吸引力のおかげだったと思います。
お花畑や道端の花やキノコも目を楽しませてくれていました。
結局、この日檜尾岳登山口から登ったのは私一人でした。
千畳敷などから登り、ここを下山口に選んだ方々は6組11人いらっしゃいました。
また登りたいな、この山!
コメント
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こんにちは。
眺めも良いと聞くし、整備が行き届いたなかなか良いコースだと思いますが、人気はないようですね。
27枚目の写真、私が踏み外したアルミ梯子かなぁ!何でもない梯子ですが、油断して滑っちゃいました。危険な場所より、こんな油断が事故発生の場所になりますね。
hayabusaHanさん、こんばんは
コメントありがとうございます。
この場所にはいくつかアルミ梯子ありますからね。
天候など、悪いシチュエーションの中「泣きっ面に・・・何とか」みたいで大変でしたね。
今日は、南駒ケ岳から越百山まで歩いてみたのですがとても良い天気で良い眺めでした。
この檜尾岳ではガスで眺望見られず、宝剣岳から空木岳の間の他の峰々は未踏なので天気の良い日に歩いてみたいところです。
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