記録ID: 1228977
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無雪期ピークハント／縦走
十勝連峰
【北海道遠征� 杤従ヽ戞塀従ヽ找浩槇�上富良野岳・十勝岳→吹上温泉）
2017年08月11日(金) 〜
2017年08月12日(土)
北海道
ちろる
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:45
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 986m
- 下り
- 1,245m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 2:18
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 2:41
距離 5.0km
登り 688m
下り 138m
| 天候 | 8月11日：曇＆強風→霧雨 8月12日：曇＆強風→雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
飛行機
新千歳空港→（レンタカー）→十勝岳温泉駐車場（無料） |
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初日は幌尻岳に向かう計画だったが、道東道を走っていると雨が降ったり止んだり不安定な天気。道北の方が晴れてるとの事で急遽十勝岳に変更。占冠ICで下りて道の駅でちょっと休憩。
初日は幌尻岳に向かう計画だったが、道東道を走っていると雨が降ったり止んだり不安定な天気。道北の方が晴れてるとの事で急遽十勝岳に変更。占冠ICで下りて道の駅でちょっと休憩。
食後にサービスのスイカ。スイカやメロンの有名な富良野ならではの嬉しいサービス！
そして15:00頃、十勝岳温泉登山口に到着。上空は晴れ間も見えるが物凄い風！強風で雲が吹き飛ばされている感じ。時間も遅いし大丈夫かな
15:30登山口を出発。とりあえず安政火口まで行ってみてムリだと思ったら引き返すつもりで出発した。
登山口から安政火口までは緩やかな散歩道。行手には薄っすらと山の影…三段山かな？
ちょっと火口の方まで行ってみたが、小雨も降り出してきたのですぐに引き返した。
火口分岐から登山口の方を見るとまだ晴れ間もある。少し迷ったが、ここで雨具を着て体勢を整え、結局先へ進むことにした。
15分程登ると富良野岳との分岐を通過。今日は避難小屋に泊まるので、直進せずに左手へ進みます。
黙々と階段を登る。この頃になると雨は降ったり止んだりを繰り返していたが、まだ強風の影響が少ないだけましか…
と思っていたら、樹林帯を出た途端に物凄い風！しかも風が冷たく寒い！急いでグローブを装着…持ってきてよかった。
そして強風の上富良野岳に到着。ここから逃げるように避難小屋までの巻道に入る…稜線ルートを通る余裕なんてもうありませんw
上富良野岳分岐から20分程下るとテン場を通過。近くには雪渓があり、ここが水場になっているようだ。ここまでくれば小屋は目の前。
因みにトイレは小屋の裏手に2基。床板を四角に切り抜いただけの和式スタイルですが、下手に便器があるより清潔感があってよかったかも。もちろん紙は持ち帰りです。
因みにトイレは小屋の裏手に2基。床板を四角に切り抜いただけの和式スタイルですが、下手に便器があるより清潔感があってよかったかも。もちろん紙は持ち帰りです。
翌朝起床時にはガスで何も見えなかった天気。しかし出発準備を済ませる頃には次第に晴れてきた！
刻々と色合いを変える空から目が離せない。十勝岳に纏わりつく雲が次第に赤みを帯びてきた。
十勝岳と雲海に浮かぶ山々のパノラマ。この景色を見られただけで、昨日強風と雨の中登ってきた甲斐があった！
さて小屋から少し登って稜線に出ると、目の前には安政火口。昨日途中まで見に行った火口を上から見下ろす形になります。
ところで十勝岳の肩越し(東側)に見える山並みは何処だろう？石狩山地とかその辺かな？
振り返ってみると避難小屋周辺はガスの通り道。道理でガスが晴れたり曇ったり忙しかったわけだwそして奥に見えるのは上ホロカメットク山
この先に地図上は破線ルートがあるけれど、大きな☓印…現在は行き止りみたい。
十勝岳へのナイフリッジのような道のり。でも見た目より道幅はあるので大丈夫v
さて楽しかった稜線歩きもここまで。ここから山頂まで距離は短いですがガッツリ登ります。
目の前には美瑛岳。奥にはガスがかかった旭岳から白雲岳〜トムラウシ山の稜線が見える。
大雪山方面のパノラマ。美瑛岳までの稜線が、何処か別の惑星の地表のよう…と、山頂に着いて間もないのに大粒の雨が降りだした！
最後に旭岳〜トムラウシの稜線を撮影。旭岳からの噴煙も見える。実はこの時、翌日からこの稜線を歩くとは思ってもいなかった。
ここの下りは足場もガラガラでかなりの急登。こちら側から登るのは大変そう。
平坦地から十勝岳を見上げる。白いのは火山の成分？ここに足をのせると滑りやすいので注意。
避難小屋方面から見た時とはまるで違う十勝岳の姿。こちら側はとても荒々しい。
昭和火口まで楽しい散歩道。雨が降っててもガスって無くて周りの景色が見えると楽しい♪
南側の山々を見てみる。本来今日は幌尻岳に登る予定だったけど、案外向こうもそんなに天気が悪くなかったかもしれない。
分岐から約30分。ようやく人里の気配がするものに出逢った。『十勝岳爆発記念碑』
登山口の目の前にはキャンプ場。とても綺麗なキャンプ場…あ〜ここに泊まりたいな〜。
さてバスの時間まで約40分。ゆっくり温泉に入る時間は無いので、十勝岳温泉登山口に置いてた車を回収してから後でここに戻ってくることにした。
感想
8月11日〜16日、6日間のお盆休暇を利用しての北海道遠征。
計画では日高山脈の幌尻岳（新冠コース）とトムラウシ山・十勝岳を計画していたのですが、北海道北部の方が天気がよく、また休暇後半ほど天気が回復するということで、とりあえず初日に十勝岳へ登ることにしました。
しかし富良野までやって来ると下界でもかなりの強風。
Twitterを見てみると「旭岳ロープウエイが強風で止まっている」とか「立っていられない程の風で下山してきた」という書き込みばかり…一抹の不安を抱えたまま、とりあえず初日の行動時間が一番短い『十勝岳温泉→上ホロ避難小屋』までのルートを目指すことにした。
＜つづく＞
※コース状況・周辺情報など、後日また更新します
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