飯豊の山(川入から飯豊本山)


- GPS
- 14:57
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 2,034m
- 下り
- 2,095m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 6:14
天候 | 7月15日(土) 曇り 7月16日(日) 曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
【帰り】川入-(登山バス\1000)-山都-(JR)-郡山-(新幹線)-大宮 |
コース状況/ 危険箇所等 |
切合小屋手前に雪渓横断3か所 草履塚登りに雪渓登り2か所あった。アイゼンは使わなかった。 |
その他周辺情報 | 川入のバス停前の旧小学校分校が地元の生活用具の展示館になっている。バスを待つ間見学した。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
アイゼン
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感想
飯豊連峰に登るのはこれが4回目だ。今までは石転び沢から登っていた。飯豊の山も年によって雪の状態がぜんぜん違う。門内沢を渡渉したこともあれば、稜線直下まで雪の上を歩いたこともあった。今回は川入から大石までと思っていたが天気がよくないみたいなので本山往復とした。最近では雨の中をぬれて歩くのは去年の朝日連峰で十分味わった。
山都駅でしばらくタクシーを待ち、御沢野営場まではいってもらった。8時50分の登山バスがあることはわかっていたがこれで1時間半は早く歩き始めることができる。曇っていて湿度が高い。斜面を登るにつれ汗が噴だしてくる。下十五里、中十五里、上十五里、笹平、横峯小屋跡と同じような間隔で平坦地があるのでいいタイミングで息継ぎをして歩ける。この斜面はところどころブナの大木がある。晴れていれば薄緑の葉が青空に生えるのだが、空はどんよりしている。地蔵の水場で水筒に水を満たす。冷たい水がうまい。地蔵山と三国岳の分岐に出る。尾根上の道を進んでいくとこのコースの難所という剣が峰にでる。それほどむずかしい岩場ではない。岩場で両側が切れた尾根上のルートで距離が長いので昔から難所なのだろう。剣が峰を過ぎると三国小屋があった。多くの登山者が休憩していた。ちょうど12時だったので休んでいたのかと思う。休まずに先へ進む。ここから小さなピークをいくつか越えながら進む。ガスで遠方が見えないのでなかなか進んでいる気がしない。七森につく。この先の山肌には雪渓が多く残っていた。稜線上にも雪が残っている。種蒔のあたりで雪渓を3箇所横断した。二つ目は登山道まで急な雪渓なのでトレースは草付をくだっていた。やがて切合小屋についた。受付をして2階に寝場所を指定されたので荷物を置き食料やガスストーブを持って外へ出る。ウイスキーを飲みながらすごしているとグループの登山者が来て夕食まで歓談して過ごした。
2日目は、2時40分過ぎに他の登山者の出発準備の音で目が覚める。まだ早いと思ったが目が覚めてしまったのでおきる。必要な装備をサブザックに入れ服装を整え出発する。まだ雨は降っていない。暗闇の中ヘッデンをつけて登り始める。すぐに雪渓の上に乗る。少し長い雪の登りだ。周囲をヘッドランプで照らしながら登るが左右に登山道は見えないので上に進む。まっすぐ上に登山道があった。次の雪渓がすぐ出てくる。ここもまっすぐ上に進むと正面に登山道が見えた。登ったところが草履塚だった。ここまでくると少し明るくなってきた。大日岳のほうは雲がかかっていて見えない。姥権現から飯豊本山がまだ見えていた。登るにつれてガスが濃くなる。飯豊本山小屋が見えた。神社のわきをとおり本山をめざす。もう周囲はガスがかかっている。山頂の標識が見えたときは周囲はガスに閉ざされていた。
本山小屋にもどり朝食代わりのパンを食べ休憩する。来た道を戻るが西風が吹いていてときどき雨滴が流れてくる。雪渓にでると切合小屋はもうすぐ。小屋前でサブザックを片付け下山にかかる。登りと同じ道を戻る。種蒔、七森、三国小屋、剣が峰と過ぎ地蔵分岐までくると後は降り道となる。いよいよ雨模様になってきた。中十五里まで来たら本降りとなる。雨具を着てザックカバーをつけ降る。御沢野営場に着いたときは強い降りとなっていた。屋根のある水場でお湯をわかしカップ麺を食べる。あとは川入まで林道を歩けば今回の山旅は終わる。雨具を脱ぎ傘をさして進んだ。
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