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記録ID: 1184175
全員に公開
ハイキング
蔵王・面白山・船形山

蔵王山【地蔵山頂駅→熊野岳→刈田岳→蔵王刈田山頂BS】

2017年07月02日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 宮城県 山形県
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:13
距離
4.9km
登り
254m
下り
203m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:47
休憩
0:25
合計
2:12
距離 4.9km 登り 270m 下り 203m
9:06
10
9:16
9:18
13
9:51
10:04
3
10:07
9
10:16
10:17
10
10:27
19
10:52
10:53
13
11:08
11:15
3
天候 ガスと暴風
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■山交バス 山形駅前 〜 表蔵王口 〜 蔵王温泉♨・蔵王刈田山頂
http://www.yamakobus.co.jp/rosenbus/jikoku/frame/zao-onsen.html

■蔵王ロープウェイ
http://zaoropeway.co.jp/

■宮城交通 白石遠刈田線・蔵王エコーライン線
http://www.miyakou.co.jp/cp/zao/timesche.pdf
■写真1 - 蔵王ロープウェイ
始発で山頂まで一気に標高を稼ぎましょう。
8:17着の路線バスでも、急げば間に合うと思います。
2017年07月02日 08:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/2 8:31
■写真1 - 蔵王ロープウェイ
始発で山頂まで一気に標高を稼ぎましょう。
8:17着の路線バスでも、急げば間に合うと思います。
■写真2 - 蔵王ロープウェイ
それにしても、なかなかの強風。
この後、登るにつれて視界が消えていきます。
2017年07月02日 08:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/2 8:33
■写真2 - 蔵王ロープウェイ
それにしても、なかなかの強風。
この後、登るにつれて視界が消えていきます。
■写真3 - 地蔵山頂駅
ガスが吹き荒れるロープウェイの終点に着きます。
取り敢えずレインウェアは着たほうが良さそう。
2017年07月02日 09:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/2 9:04
■写真3 - 地蔵山頂駅
ガスが吹き荒れるロープウェイの終点に着きます。
取り敢えずレインウェアは着たほうが良さそう。
■写真4 - 地蔵山頂駅
始発組の20名くらいのハイカーが、順次出発です。
無理そうだったら引き返すと、ココロの中で何度も復唱。
2017年07月02日 09:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/2 9:05
■写真4 - 地蔵山頂駅
始発組の20名くらいのハイカーが、順次出発です。
無理そうだったら引き返すと、ココロの中で何度も復唱。
■写真5
木道沿いで目を引いていたのは、ハクサンチドリ。
間違いなく、このエリアでの主役でした。
2017年07月02日 09:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
7/2 9:07
■写真5
木道沿いで目を引いていたのは、ハクサンチドリ。
間違いなく、このエリアでの主役でした。
■写真6
水滴を含んで、より幻想的なマイヅルソウ。
こちらもよく見かけましたが、やはりハクサンチドリには敵いません。
2017年07月02日 09:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/2 9:10
■写真6
水滴を含んで、より幻想的なマイヅルソウ。
こちらもよく見かけましたが、やはりハクサンチドリには敵いません。
■写真7 - 地蔵山
という割には地蔵は設置されていないのですね。
巻道があるので、訪れる人は少ないか。
2017年07月02日 09:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/2 9:16
■写真7 - 地蔵山
という割には地蔵は設置されていないのですね。
巻道があるので、訪れる人は少ないか。
■写真8
木道で整備された登山道を下ります。
強風で真っ直ぐ歩くことが出来ません。
2017年07月02日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/2 9:23
■写真8
木道で整備された登山道を下ります。
強風で真っ直ぐ歩くことが出来ません。
■写真9
風の影響を受けない低さで慎ましく、ツマトリソウ。
でも蕊は薙ぎ倒されて無残な状態に。
2017年07月02日 09:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/2 9:24
■写真9
風の影響を受けない低さで慎ましく、ツマトリソウ。
でも蕊は薙ぎ倒されて無残な状態に。
■写真10
背の高い植物は風で揺れて撮れないので、無難にまた。
花つきのいい個体は少なかったように感じました。
2017年07月02日 09:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/2 9:25
■写真10
背の高い植物は風で揺れて撮れないので、無難にまた。
花つきのいい個体は少なかったように感じました。
■写真11
更地で強風に耐えるイワカガミ。
もう花期も終わりか、風に負けて大量に落ちていました。
2017年07月02日 09:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/2 9:43
■写真11
更地で強風に耐えるイワカガミ。
もう花期も終わりか、風に負けて大量に落ちていました。
■写真11
熊野岳への直登ルートに入りました。
ペンキの頻度からして、普段から天気は荒れていそう。
2017年07月02日 09:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/2 9:44
■写真11
熊野岳への直登ルートに入りました。
ペンキの頻度からして、普段から天気は荒れていそう。
■写真12 - 熊野岳
気付いたら鳥居が目の前にあった熊野岳。
蔵王連峰の最高峰は、ここ熊野岳です。
2017年07月02日 10:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/2 10:02
■写真12 - 熊野岳
気付いたら鳥居が目の前にあった熊野岳。
蔵王連峰の最高峰は、ここ熊野岳です。
■写真13 - 熊野岳
山頂には頑丈な作りの避難小屋。
更に外側の岩壁に囲まれて、安心できる防御力です。
2017年07月02日 10:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/2 10:03
■写真13 - 熊野岳
山頂には頑丈な作りの避難小屋。
更に外側の岩壁に囲まれて、安心できる防御力です。
■写真14 - 熊野岳
晴天なら眺望は良さそうですが…。
今日は、カメラのピントを合わせるのが精一杯です。
2017年07月02日 10:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/2 10:06
■写真14 - 熊野岳
晴天なら眺望は良さそうですが…。
今日は、カメラのピントを合わせるのが精一杯です。
■写真15
どうやら馬の背に合流したみたいです。
稜線は風の通り道、容赦のない横風が叩きつけてきます。
2017年07月02日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/2 10:17
■写真15
どうやら馬の背に合流したみたいです。
稜線は風の通り道、容赦のない横風が叩きつけてきます。
■写真16
ひっそりと咲く君の名は…リンドウ?
それっぽく見えるだけで違うかもしれません。
2017年07月02日 10:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
7/2 10:38
■写真16
ひっそりと咲く君の名は…リンドウ?
それっぽく見えるだけで違うかもしれません。
■写真17 - 刈田岳
よく整備された道を観光客とともに登ります。
山頂には刈田嶺神社なる地元の神社がありました。
2017年07月02日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/2 10:53
■写真17 - 刈田岳
よく整備された道を観光客とともに登ります。
山頂には刈田嶺神社なる地元の神社がありました。
■写真18 - 刈田岳
駐車場から、最も近い蔵王山か。
風速20mもの強風の中、意外と観光客が訪れます。
2017年07月02日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/2 10:53
■写真18 - 刈田岳
駐車場から、最も近い蔵王山か。
風速20mもの強風の中、意外と観光客が訪れます。
■写真19 - 刈田岳避難小屋
こちらも、頑丈な石の鎧を纏った避難小屋。
カモフラージュしている?
2017年07月02日 10:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/2 10:57
■写真19 - 刈田岳避難小屋
こちらも、頑丈な石の鎧を纏った避難小屋。
カモフラージュしている?
■写真20
蔵王ハイラインに合流しましたが、もう縦走する気もなく。
天気予報とは何だったのか…エスケープして帰ろう。
2017年07月02日 11:12撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/2 11:12
■写真20
蔵王ハイラインに合流しましたが、もう縦走する気もなく。
天気予報とは何だったのか…エスケープして帰ろう。
■写真21 - 蔵王刈田山頂BS
宮城と山形の、それぞれにバスで下りることが出来ます。
少し離れた刈田駐車場から、グリーンエコー号が運行しています。
2017年07月02日 11:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/2 11:18
■写真21 - 蔵王刈田山頂BS
宮城と山形の、それぞれにバスで下りることが出来ます。
少し離れた刈田駐車場から、グリーンエコー号が運行しています。
撮影機器:

感想

公共機関でのアクセスが意外と難しい蔵王。
滞在時間を稼ぐために、地図を睨みながら作戦を練ります。

結論は、夜行バスで山形に入って蔵王ロープウェイの始発で登ります。
下山は刈田駐車場からのグリーンエコー号で、かみのやま温泉に至る作戦でいきます。


■地蔵山頂駅→熊野岳→刈田岳→蔵王刈田山頂BS
蔵王温泉バス停から、蔵王ロープウェイまで15分ほど歩きます。
便利なことにコンビニがあるので、食料など調達することができます。

ロープウェイは途中、樹氷高原駅で乗り継ぎます。
グリーンシーズンなので、樹氷らしさは影も形もないですが。

地蔵山頂駅に着く頃には、吹き荒れるガスで視界が数十メートルという有様。
はて、こんな天気予報だったかな…晴れ予報は何処に行ったんだろう。


レインウェアを羽織り、仕方なく歩き始めます。
初見で視界の効かない歩き出しは、GPSと睨めっこしながら慎重に。

取り敢えず計画通り地蔵山に登ってみますが、当然ながら眺望なし。
吹きっ晒しで体温が少しずつ奪われるので、ワサ小屋跡を目指します。

しかし、こんな悪条件ながらも意外と歩いている人が居るものですね。
いや、他人のことは言えないのですが…せっかく来たんだから、歩けるだけ歩いてみるかの精神は共感できます。

鞍部の平坦地で、ここがワサ小屋跡かと辛うじて認識できる分岐から先、熊野岳へと直登してみます。
岩稜のペンキが、これでもかと言わんばかりにマークされていて安心します。

これだけ頻繁にペンキマークが出てくるということは、悪天候になりやすい土地柄か。
日本海と太平洋に挟まれた山域なので、どちらから吹く風も厄介になるのでしょう。

熊野岳の山頂は広く、眺望もあるらしいのですが今日は一面の銀世界。
せめて写真をと思えども、フォーカスポイントが無くてシャッターが下りてくれません。


このまま馬の背に行っても、楽しさの欠片も無いことが容易に分かります。
最近は一番信頼できるGPVで天気を予測していますが、結局ブレてしまったのでしょう。

遮る物のない馬の背は、予想していたとおり真っ直ぐ歩けないほどの強風とガス。
登山道わきにポールが立っているので、それを目印に歩くのが精一杯です。

にしても、ジーンズ姿の観光客が何でガスが吹き荒れる馬の背に居るんだろう…。
お目当のお釜が見られないなんて、稜線に出た瞬間に分かるだろうに。

粛々と馬の背を歩き、粛々と刈田岳に登り、粛々と避難小屋に着く頃にココロが折れます。
天候が回復する見込みもないのに、眺望目当ての稜線とか歩けないだろうと。

確か、蔵王刈田山頂バス停から山形か白石蔵王に行くバスがあったはず。
楽しみにしていた南蔵王縦走コースは、また今度にして今日は帰ろう。


そうと決まれば後は早いです。
エスケープルートは確保していませんが、昼頃に蔵王刈田山頂からのバスが出るはず。

蔵王ハイラインの終点にあるレストハウスで生ビールを注文。
docomoの電波が通じたので、バスを調べて手配済みの新幹線を変更します。

蔵王温泉に途中下車して、日帰り入浴してから山形経由で帰る計画に惹かれます。
が、エスケープしたことで何もかも面倒になり、白石蔵王行きのバスに乗り新幹線で帰りました。

ホントは南蔵王縦走コースのコマクサを撮りたかったのですが…。
リベンジするべき山がまた1つ増えました。いつかまた来てやるし。

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コメント

写真16
この子はミヤマオダマキですね。
2017/7/4 0:07
Re: 写真16
なるほど
スッキリしました。ありがとうございます
2017/7/5 0:15
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
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