緑岳 三笠新道 高原沼巡り


- GPS
- 06:43
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 968m
- 下り
- 967m
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
奇しくも三年前の2008/6/19同じ日に同じコースでした。雪の量が全く違います。2008年の山行記録の写真増やしました。興味ある方は比較してみてください。 緑岳の登り 登山口すぐから雪、道が判りづらいところも 第一花園からエイコノ沢源頭部まで大雪原 目印も少ないので天気が悪い時は注意が必要 白雲小屋から高根が原は雪渓を歩くが、風衝地の夏道に入るところが判りづらい 三笠分岐からの道は目立たない。上部の雪渓は急斜面 軽い気持ちで入らないように、あえて赤布をしていないようなので、地図を見て進んでください。 7月初旬で通行止めになります。毎年日にちが違います。問い合わせてください。 高原沼巡りコースに降りたら時間制限があります。監視員が上の各沼にいるので指示に従わなければなりません。あまり遅いと沼の方に行けない場合もあります。 沼巡りコース ほとんど雪です。赤布がしっかりしていますが、それでも迷う場合があるかもしれません。しっかりトレースに従ってください。踏み抜きもたくさんあります。 あえて三笠新道を通らなくても沼巡りだけでも十分楽しめると思います。 高原温泉 700円 シャンプーソープ付 |
写真
感想
天気は良いはず。昨日の裏旭が目に焼き付いて、またアホなロングシートラを考えていたが、大雪湖から見る黒岳は厚い雲がかかっている。第二計画、三笠新道を目指し高原温泉へ。
高原温泉、雪が多い。温泉客の車はそこそこ、登山客の車は非常に少ない。入山台帳を見たら今日の先客は1人。小屋のおじさんに、一応三笠新道通れるか確認する。周囲の雪渓に親子熊が出ていると言っていた。
ストックを担ぎ出発。体が重い。これでは裏旭は無理だった。温泉を過ぎてすぐから雪、雪。この時期来たことがあるはずだが、こんなに多いのは初めて。高根が原にガスがかかっている。
第一花園に上がると、緑岳まで延々と大雪原。思わず笑ってしまう。第一第二、違いが判らない。真っ白な雪原をエイコノ沢源頭に向かって歩く。赤布はほとんどない。視界不良時は注意が必要だ。緑岳からエイコノ沢の雪渓にシュプールが付いている。こんな所を滑っているのか?とても行く気にはならない。
緑岳直下までの道。雪が無い。緑岳山頂まで雪なし、上がるにつれ展望が開け、トムラウシの頭が見えだす。途中でナキウサギコール、今日は回数が多い。目の前で逃げ込む後ろ姿目視。遠くの岩の上目視。久しぶりにここで見た。しかし、キバナ以外花が少ない。オヤマノエンドウは咲いていない。緑岳山頂。旭岳やや雲かかり、白雲は晴れている。稜線上は雪が無い。花もない。ミネズオウとコザクラ少々。ウルップは蕾。分岐から小屋を見上げると、下の雪渓に幻の池?が。写真を撮り白雲小屋へ。3人先客が。次第にガスが高根が原を覆いだし、少し待ったが変わらず。出発。オヤマノエンドウ二株咲いていた。高根が原への道は雪が残り、恐るべき踏み抜き。広い雪渓を歩き、風衝地に道が見える。入口に注意しながら進んだが、行き過ぎてヤンベタップ源頭部に出てしまう。無理すれば降りれたが、戻って夏道を探す。判りずらい入口を見つけ、夏道に乗る。風衝地は雪が無い、まだ花も少ない。三笠分岐から数週間しか使われない道は消え気味。ハイマツを抜けると大雪渓が。少し降りると空沼に水が見える。ニペを背景にとても美しい風景。高根が原の壁は雪がビッシリ、雪庇も見える。シュプールが残っている。こんな所も滑る人がいるんた。遠くに人がたくさん見える。スキーの人達も、スキーで入っても怒られないようだ。空沼から高原沼へ。監視員がいた。高原沼は神秘的な美しさ。しばし、太陽待ちで写真を撮る。大学沼はまだ水溜り。下に式部沼エメラルドに光る。物凄く綺麗だ。えぞ沼、斜面をトラバースして進む。湯沼、緑沼、滝見沼、他は雪の下。ずっと雪道を赤布を頼りに進み、突然森の中に水芭蕉の大群落が現れる。とても綺麗だ。
三笠新道を下るまでは元気で、残りの時間で銀泉台で一滑りと思っていたが、意外と疲労感が。最早そんな体力はさらさらない。迷わず高原温泉で一っ風呂。高原温泉700円、シャンプーソープ付。いつも混んでいて敬遠していた。入るのは20年ぶりぐらいか? 中は綺麗になっている。白い湯、露天風呂がぬるくて心地いい。大広間で仮眠して帰る。石北峠下りで後のスキーキャリアが外れる。もうスキーは止めろということか? 中央分離帯があって良かった。それにしても毎回毎回何かトラブルが起きる。キタキツネ牧場前の橋で前の車がヤマセミを轢きそうになる。何を血迷って橋の上に出たのか? まあ久しぶりに見れたからよかった。
しかし、三年前に来ているはずが、沼巡りの記憶が全くない。改めて写真を見てみたら雪の量が全く違っていた。やはり今年の雪の量が段違いに多いのだ。花は楽しめなかったが、出来始めの沼の神秘的な美しさは衝撃的だった。来年雪があるようならスキーで逆に進もう。白雲までは無理かな?
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