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Yamareco

記録ID: 1159809
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

[残雪の北八ヶ岳] 唐沢鉱泉〜西天狗〜東天狗〜黒百合ヒュッテ

2017年06月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
11044 maekiyo90 その他5人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:10
距離
10.6km
登り
897m
下り
889m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:38
休憩
2:33
合計
8:11
距離 10.6km 登り 897m 下り 902m
6:02
44
6:46
6:47
51
7:38
19
7:57
29
8:26
9:04
15
9:19
9:44
2
9:46
9:48
50
10:38
20
10:58
11:48
35
12:23
12:59
61
14:00
14:01
5
14:06
天狗岳登山口駐車場
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・中央道 府中IC 3:20 - 諏訪南IC - 05:20唐沢鉱泉 約2時間、2840円
コース状況/
危険箇所等
八ヶ岳のメジャーコースで、全体を通して迷う場所はありません。

今回、唐沢鉱泉スタートで天狗岳までを反時計回りで歩きました。
登りの天狗岳まで(西尾根)は雪道がほぼ無い状況でしたが、
黒百合ヒュッテからの下りは残雪多めでした。ご注意ください。
(アイゼンは不要な程度ですが、結構滑ります)

・唐沢鉱泉 - 西尾根
 比較的ゆるい登りで、キツイ斜面にはつづら折りがあります。
 ここは樹林帯で日射は遮ってくれます。

・西尾根 第1展望台、第2展望台
 少し急な場所はありますが、やはり歩きやすいです。
 一つ注意点を挙げるとすると、それは展望台です。
 西尾根を登り詰めて景色の良い第1展望台に着いたと思ったら、念のために
 標識を探してみてください。もし第1展望台の標識が無かったら、そこが
 本当に第1展望台か疑ってみましょう。恐らくそこは見晴らしの良い岩場です。
 
・第2展望台 - 西天狗
 ここから森林限界を超えて岩場スタートです。
 急勾配の登りですが、岩はガッチリしていてそれほど怖くはありません。
 手を使ってぐんぐん登れるので楽しいです。
 西天狗の手前には残雪がありましたが、歩くのには全く支障がないレベルです。

・西天狗 -東天狗
 一旦下って登り直しです。ただし、距離は短く、あっという間でしょう。
 ちなみに西天狗が北八ヶ岳の最高峰です。

・東天狗 - 黒百合ヒュッテ (天狗の奥庭コース)
 急な下り、岩場、そしてスリバチ池を越えて、また岩場です。
 黒百合ヒュッテの直前の北斜面には残雪が多めです。
 ただし残雪区間は30m程度で、踏み跡も多いのでそれほど苦労はしません。

・黒百合ヒュッテ - パノラマコース分岐
 出だしは木道で歩きやすい・・・ですが、樹林帯に入ると残雪が
 かなりあります。滑りやすく、残雪区間も長いので、要注意です。

・パノラマコース分岐 - 唐沢鉱泉
 残雪はなくなります。傾斜も緩く、歩きやすい山道です。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
唐沢鉱泉からスタート。この宿の入口に登山届のポストがあります。
2017年06月03日 05:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 5:56
唐沢鉱泉からスタート。この宿の入口に登山届のポストがあります。
安全登山の祈願をしていきましょう。
2017年06月03日 06:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 6:03
安全登山の祈願をしていきましょう。
天狗に早い時間に着くために反時計回りで行きます。この分岐を西天狗方向へ。
2017年06月03日 06:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 6:03
天狗に早い時間に着くために反時計回りで行きます。この分岐を西天狗方向へ。
八ヶ岳っぽい苔。少し北の白駒池にはコケ丸というゆるキャラもいますね。
2017年06月03日 06:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 6:12
八ヶ岳っぽい苔。少し北の白駒池にはコケ丸というゆるキャラもいますね。
新しい苔も生まれています。
2017年06月03日 06:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 6:33
新しい苔も生まれています。
西尾根を登り詰めると、第一展望台…と思っていました。
2017年06月03日 07:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 7:24
西尾根を登り詰めると、第一展望台…と思っていました。
それにしても良い眺望。北アルプスも良く見えます。
2017年06月03日 07:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 7:24
それにしても良い眺望。北アルプスも良く見えます。
これから向かう天狗。
2017年06月03日 07:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 7:25
これから向かう天狗。
南には八ヶ岳の最高峰、赤岳が見えますね。では先に進みましょう。
2017年06月03日 07:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 7:27
南には八ヶ岳の最高峰、赤岳が見えますね。では先に進みましょう。
展望台を後にしたと思ったら、しばらくして第一展望台の標識。さっきのは見晴らしの良いただの広場だったようです。
2017年06月03日 07:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 7:32
展望台を後にしたと思ったら、しばらくして第一展望台の標識。さっきのは見晴らしの良いただの広場だったようです。
西尾根には所々に残雪がありますが、夏靴でも問題ないレベル。
2017年06月03日 07:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 7:46
西尾根には所々に残雪がありますが、夏靴でも問題ないレベル。
第二展望台。さっきの第一展望台の方が見晴らし良いかな。
2017年06月03日 07:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 7:57
第二展望台。さっきの第一展望台の方が見晴らし良いかな。
西天狗の手前から岩場の始まりです。誘導マーカが豊富で迷うことはありません。
2017年06月03日 08:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
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西天狗の手前から岩場の始まりです。誘導マーカが豊富で迷うことはありません。
つらら発見、登っていると暑くて気づきにくいですが、結構寒いのですね。
2017年06月03日 08:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 8:15
つらら発見、登っていると暑くて気づきにくいですが、結構寒いのですね。
霜柱もしっかり。そのせいか、西天狗の山頂はぬかるんでいました。
2017年06月03日 08:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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霜柱もしっかり。そのせいか、西天狗の山頂はぬかるんでいました。
西天狗に到着!この先にまだ東天狗が見えますね。
2017年06月03日 08:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 8:26
西天狗に到着!この先にまだ東天狗が見えますね。
北側には一昨年歩いた白駒池と蓼科山。
2017年06月03日 08:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 8:28
北側には一昨年歩いた白駒池と蓼科山。
根石岳への稜線はなだらかで良さそう。今回は行かないですが。
2017年06月03日 08:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 8:35
根石岳への稜線はなだらかで良さそう。今回は行かないですが。
南側の爆裂火口は迫力ありますね。赤岳より目立ちます。
2017年06月03日 08:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
6/3 8:35
南側の爆裂火口は迫力ありますね。赤岳より目立ちます。
西にはこれまで歩いてきた西尾根がよく見えます。では東天狗に行きましょう。
2017年06月03日 08:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
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6/3 8:54
西にはこれまで歩いてきた西尾根がよく見えます。では東天狗に行きましょう。
東天狗の山頂。岩が多くてぬかるみはありません。
2017年06月03日 09:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 9:21
東天狗の山頂。岩が多くてぬかるみはありません。
根石岳への稜線コース。近くで見たら鎖があるし、思ったより大変そうだ。
2017年06月03日 09:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
6/3 9:26
根石岳への稜線コース。近くで見たら鎖があるし、思ったより大変そうだ。
山頂標越しに西側。さっきまでいた西天狗が良く見えます。
2017年06月03日 09:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 9:28
山頂標越しに西側。さっきまでいた西天狗が良く見えます。
東天狗からはスリバチ池経由の黒百合ヒュッテコースへ。
2017年06月03日 09:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 9:55
東天狗からはスリバチ池経由の黒百合ヒュッテコースへ。
小屋までの途中に天狗の奥庭があります。ここは岩多め。
2017年06月03日 10:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 10:19
小屋までの途中に天狗の奥庭があります。ここは岩多め。
スリバチ池が見えてきました。あまり、すり鉢っぽくないな。
2017年06月03日 10:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 10:36
スリバチ池が見えてきました。あまり、すり鉢っぽくないな。
スリバチ池の横に着きました。池は思ったより小さかったです。
2017年06月03日 10:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
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6/3 10:46
スリバチ池の横に着きました。池は思ったより小さかったです。
スリバチ池の先で、なんと彩雲を目撃!これは運が良い。
2017年06月03日 10:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 10:50
スリバチ池の先で、なんと彩雲を目撃!これは運が良い。
黒百合ヒュッテの手前にはしっかりの残雪あり。ただし20-30m程度でそれほど大変ではありません。
2017年06月03日 10:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 10:55
黒百合ヒュッテの手前にはしっかりの残雪あり。ただし20-30m程度でそれほど大変ではありません。
黒百合ヒュッテで昼食。メニュー豊富ですね。
2017年06月03日 11:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 11:02
黒百合ヒュッテで昼食。メニュー豊富ですね。
スープセット(クラムチャウダー)を頂きました。温かくて美味しかったです!
2017年06月03日 11:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 11:11
スープセット(クラムチャウダー)を頂きました。温かくて美味しかったです!
黒百合ヒュッテには、なんとピアノが! 少し弾かせてもらいました。ありがとうございました。
2017年06月03日 11:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 11:40
黒百合ヒュッテには、なんとピアノが! 少し弾かせてもらいました。ありがとうございました。
下山の最初は木道。歩きやすいです。
2017年06月03日 11:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 11:52
下山の最初は木道。歩きやすいです。
このルートは渓流沿いですね。ここまでは良かったのですが…
2017年06月03日 11:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 11:53
このルートは渓流沿いですね。ここまでは良かったのですが…
なんと、しっかり残雪。しかも凍結気味で滑る!かなり慎重に歩きました。
2017年06月03日 12:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 12:03
なんと、しっかり残雪。しかも凍結気味で滑る!かなり慎重に歩きました。
唐沢鉱泉の分岐に到着。
2017年06月03日 12:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 12:24
唐沢鉱泉の分岐に到着。
分岐まで来ると、残雪はなくなります。
2017年06月03日 12:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 12:34
分岐まで来ると、残雪はなくなります。
パノラマコースから北に抜けると渋の湯。八ヶ岳はどこでも温泉がありますね。
2017年06月03日 12:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 12:35
パノラマコースから北に抜けると渋の湯。八ヶ岳はどこでも温泉がありますね。
唐沢鉱泉に戻ってきました。最後の橋を渡ると・・・
2017年06月03日 13:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 13:48
唐沢鉱泉に戻ってきました。最後の橋を渡ると・・・
唐沢に到着。
2017年06月03日 13:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 13:48
唐沢に到着。
今回、なかなか花を見ることができなかったですが、最後の最後に見つかりました。
2017年06月03日 13:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 13:49
今回、なかなか花を見ることができなかったですが、最後の最後に見つかりました。
唐沢鉱泉の直前には鉱泉。色が印象的。
2017年06月03日 13:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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6/3 13:52
唐沢鉱泉の直前には鉱泉。色が印象的。
水の透明度は非常に高く、島が浮いているように見えます。
2017年06月03日 13:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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6/3 13:52
水の透明度は非常に高く、島が浮いているように見えます。
見ていて飽きない泉。美しい。
2017年06月03日 13:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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6/3 13:53
見ていて飽きない泉。美しい。
鉱泉の置くには拝殿(?)あり。お参りしておきましょう。
2017年06月03日 13:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 13:53
鉱泉の置くには拝殿(?)あり。お参りしておきましょう。
唐沢鉱泉に到着です。お疲れ様〜
2017年06月03日 14:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
6/3 14:01
唐沢鉱泉に到着です。お疲れ様〜
撮影機器:

感想

久々の八ヶ岳。
去年も八ヶ岳に来ましたが、それは南八ヶ岳。北八ヶ岳は2年ぶりです。
天気は快晴で、梅雨前の絶好のコンディションでした。

コースは唐沢鉱泉スタート。
できるだけ午前の晴れている時間に天狗へ行こうと、反時計回りコースにしました。その狙い通り9時には天狗岳に到着し、快晴の空の下で眺望を楽しめました。
天狗からスリバチ池を通って黒百合ヒュッテに行く途中には、彩雲も見られました。
今回は天候といい、虹といい、本当に運が良かったです。

スリバチ池を越えると黒百合ヒュッテ。ここで昼食を頂きました。
この小屋の食事はメニュー豊富で、食器も品があり、山とは思えません。
スープセット(クラムチャウダー)を頂きましたが、とても美味しかったです。

さて、この黒百合ヒュッテですが、なんと山なのにピアノがあります!
そして、私ピアノはまだまだ下手っぴなのですが、少し弾かせてもらいました!
とても年季の入ったピアノですが、しっかり整備されていて、
気持ちよく弾けました。小屋の皆様、本当にありがとうございました。

黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉の下りは残雪多めです。
アイゼンは不要なレベルですが、滑りやすいので少し注意が必要ですね。
で、この雪道の途中で黒百合ヒュッテの強力歩荷の方とすれ違いました。
この方のお陰で美味しい昼食が頂けたのかと。本当に感謝です。

久々の八ヶ岳でしたが、やはり日帰りで来られる八ヶ岳は良い。
でも、やっぱり泊まり八ヶ岳をまたやりたい〜。

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