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Yamareco

記録ID: 1150836
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

鈴鹿山系線つなぎ山行(藤原岳から銚子岳・静ヶ岳・竜ヶ岳縦走)

2017年05月27日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
Jinbei その他1人
GPS
10:21
距離
19.0km
登り
2,067m
下り
1,976m

コースタイム

日帰り
山行
9:28
休憩
0:51
合計
10:19
距離 19.0km 登り 2,076m 下り 1,977m
3:45
6
3:51
3:52
139
6:11
6:13
20
6:33
6:49
75
8:04
17
8:21
58
9:19
9:25
58
10:23
10:26
46
11:12
10
11:22
11:36
43
12:19
12:23
39
13:02
13:05
4
13:09
13:11
53
14:04
宇賀渓キャンプ場駐車場
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●駐車場:西藤原駅(帰路電車利用予定の為)
前夜23時過ぎに到着時には駐車車両1台。15:00頃帰ってきた時には6台。
(朝4時頃通過した大貝戸道登山口前駐車場の駐車台数は2台でした)
*西藤原駅の駐車場は、基本的に電車を利用する人の為、登山者は大貝戸登山口Pや近くの有料Pを利用してほしいとのことです
コース状況/
危険箇所等
●登山ポスト:大貝戸登山口(神社鳥居の前)に有。(記入用紙も有)。
●トイレ:西藤原駅にトイレ有(24H使用可)
     大貝戸登山道駐車場内にも有(24H使用可)

●大貝戸登山口〜藤原山荘
 よく整備された登りやすい道が続きます。

●藤原山荘〜藤原岳
 藤原岳上部は草原のようになっているので、土の道になっている登山道は目立って分かりやすいです。

●藤原岳〜治田峠
 破線コース。粘土質でぬかるんでいる滑りやすい急斜面が多くかなり時間を要します。

●治田峠〜銚子岳
 登り返しの急斜面。登山道は明瞭。時折伊勢湾側に開ける眺望が心地よいです。

●銚子岳〜静ヶ岳
 一回一回、峠まで下がりきって登り返す繰り返しで精神的タフさが必要です。

●静ヶ岳〜竜ヶ岳
 歩きやすい登山道です。遠足尾根に合流すると宇賀渓からの人渋滞が激しいです。

●竜ヶ岳〜中道登山道〜宇賀渓キャンプ場
 急斜面かつロープ、梯子が多く竜ヶ岳へのコースの中でも難易度は高いです。31段垂直鉄梯子は、権現岳61段ゲンジーバシゴよりもこちらの方が垂直なせいか高度感を感じます。

●今回の交通手段(時期や曜日によって時刻が変わるので要確認)
14:20宇賀渓→14:30大安駅(三重近鉄タクシー2,750円)
http://www.miekintetsutaxi.co.jp/

14:38大安→14:58西藤原駅(三岐鉄道)350円
http://www.sangirail.co.jp/
その他周辺情報 ●下山後の温泉:阿下喜温泉あじさいの湯¥650
http://ajisainosato.com/
(レストランも併設しているので食事もできます)
●下山後の甘味:宇賀渓観光案内所近くの茶屋でかき氷
(きめ細かい氷で美味しかったです)
帰路は電車で帰って来る予定なので、西藤原駅からスタート!気温は16℃。
帰路は電車で帰って来る予定なので、西藤原駅からスタート!気温は16℃。
駅をSL機関車に似せてます。
駅をSL機関車に似せてます。
車輪も表現されてます。
車輪も表現されてます。
薄明がうっすら始まりました。宵の明星きらり。
薄明がうっすら始まりました。宵の明星きらり。
登山口まで住宅街を歩きます。騒がないよう注意しましょう。
登山口まで住宅街を歩きます。騒がないよう注意しましょう。
登山口駐車場に到着しました。
登山口駐車場に到着しました。
登山口に登山ポスト、記入用紙あります。
登山口に登山ポスト、記入用紙あります。
御池岳と同じ熊さん看板あります。
御池岳と同じ熊さん看板あります。
鈴、ラジオ携帯しましょう。
鈴、ラジオ携帯しましょう。
暗闇の中にツチガエル。保護色で分かりにくいですね。出だしからカエル様に遭遇とは縁起が良い。
暗闇の中にツチガエル。保護色で分かりにくいですね。出だしからカエル様に遭遇とは縁起が良い。
二合目に到着。これ以降もだいたい1合間隔が15分くらい。
二合目に到着。これ以降もだいたい1合間隔が15分くらい。
夜明けのヤマツツジ
夜明けのヤマツツジ
空がだいぶ明るくなってきました。
空がだいぶ明るくなってきました。
ご来光です。
日の光を見ると安心します。
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日の光を見ると安心します。
さっきまで薄暗かった森に温かみが出てきます。
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さっきまで薄暗かった森に温かみが出てきます。
森に差す木漏れ日の朝日
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森に差す木漏れ日の朝日
八合目に到着。
中里ダムの反射で朝日が2つ
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中里ダムの反射で朝日が2つ
ミヤマハコベ
ミヤマハコベ
地面の苔と木々の葉で一面が緑一色。
地面の苔と木々の葉で一面が緑一色。
やっと視界が開けました。
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やっと視界が開けました。
目指す藤原岳も見えてきました。
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目指す藤原岳も見えてきました。
藤原山荘に到着
山荘のトイレ
青空と藤原岳。
ヤマツツジ
ハルザキヤマガラシ
ハルザキヤマガラシ
ムラサキサギゴケ
ムラサキサギゴケ
ニョイスミレ
ヒロハテンナンショウ
ヒロハテンナンショウ
前回藤原岳に来た時にお昼を食べた天狗岩。
前回藤原岳に来た時にお昼を食べた天狗岩。
藤原岳のまわりは広い草原。
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藤原岳のまわりは広い草原。
藤原岳に到着!気温は9℃、強風、止まると寒いです。ここで朝ご飯と思ってましたが、歩きます。
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藤原岳に到着!気温は9℃、強風、止まると寒いです。ここで朝ご飯と思ってましたが、歩きます。
ハルザキヤマガラシ
ハルザキヤマガラシ
今回も見ることができました、エビネラン!
今回も見ることができました、エビネラン!
エビネラン
エビネラン
エビネラン
西高東低気圧配置で、日本海側からの強風と共に黒い低い雲に覆われました。
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西高東低気圧配置で、日本海側からの強風と共に黒い低い雲に覆われました。
ハルザキヤマガラシ
ハルザキヤマガラシ
藤原岳の石灰採掘斜面。藤原岳が消えてしまいませんように!
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藤原岳の石灰採掘斜面。藤原岳が消えてしまいませんように!
今日の目標地点、竜ヶ岳までの稜線。遠いです。
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今日の目標地点、竜ヶ岳までの稜線。遠いです。
バイケイソウの葉が多いです。
バイケイソウの葉が多いです。
昨日の嵐でカエデの葉がいっぱい落ちてます。カエデが多いので秋には赤みの多い山になるかも。
昨日の嵐でカエデの葉がいっぱい落ちてます。カエデが多いので秋には赤みの多い山になるかも。
治田峠への道は破線コース。急斜面かつ粘土質でぬかるんで滑りやすくかなり時間を要します。
治田峠への道は破線コース。急斜面かつ粘土質でぬかるんで滑りやすくかなり時間を要します。
ちらちらと銚子岳、静ヶ岳、竜ヶ岳が見えます。
ちらちらと銚子岳、静ヶ岳、竜ヶ岳が見えます。
ヤマツツジ
イブキシモツケ
まだ先は長いです。
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まだ先は長いです。
迷い尾根に到着。
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迷い尾根に到着。
尾根が広く迷いやすいと言えば迷いやすいかも。
尾根が広く迷いやすいと言えば迷いやすいかも。
昨日の嵐で緑が洗われ輝いてます。
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昨日の嵐で緑が洗われ輝いてます。
ベニドウダン
タニウツギ
イワカガミ
ヤマツツジ
銚子岳に到着!
チョコレートのバウンドケーキで燃料追加投入。
チョコレートのバウンドケーキで燃料追加投入。
藤原岳がもうあんな遠くに。
藤原岳がもうあんな遠くに。
先週いた蛇頭ヶ平が見えます。
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先週いた蛇頭ヶ平が見えます。
ヤマツツジ
次に目指すは静ヶ岳!
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次に目指すは静ヶ岳!
静ヶ岳に到着!
次は竜ヶ岳ですね。
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次は竜ヶ岳ですね。
竜ヶ岳、人が多そう・・・。
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竜ヶ岳、人が多そう・・・。
ホオノキ
トンビ(ピ〜ヒョロロロロ〜)
トンビ(ピ〜ヒョロロロロ〜)
竜ヶ岳への斜面にはシロヤシオの羊さん(だいぶ群れが小さくなったようです)
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竜ヶ岳への斜面にはシロヤシオの羊さん(だいぶ群れが小さくなったようです)
ヤマツツジ
マムシグサの群生
マムシグサの群生
藤原岳から歩いてきた稜線(遠いところから来たな〜)
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藤原岳から歩いてきた稜線(遠いところから来たな〜)
竜ヶ岳への登山道は人渋滞
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竜ヶ岳への登山道は人渋滞
シロヤシオ
シロヤシオ
なだらかな竜ヶ岳
4
なだらかな竜ヶ岳
伊勢湾方面の眺望
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伊勢湾方面の眺望
青空と竜ヶ岳
西の眺望
竜ヶ岳頂上に到着!70名くらいの先着でにぎわってます。ファミリー、子供がとても多い感じ。
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竜ヶ岳頂上に到着!70名くらいの先着でにぎわってます。ファミリー、子供がとても多い感じ。
御池岳、藤原岳、銚子岳、静ヶ岳
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御池岳、藤原岳、銚子岳、静ヶ岳
蛇頭ヶ平
御池岳、銚子岳、静ヶ岳
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御池岳、銚子岳、静ヶ岳
御在所岳への稜線
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御在所岳への稜線
御在所岳
よく見ると頂上に観測ドームが見える。
2
よく見ると頂上に観測ドームが見える。
伊勢湾と雲
ここでランチ。パン2つとバウンドケーキ。
ここでランチ。パン2つとバウンドケーキ。
東の眺望
中道登山道で下山します。
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中道登山道で下山します。
竜ヶ岳の斜面
シロヤシオの羊さん
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シロヤシオの羊さん
青空と雲
ヤマツツジ
ハナニガナ
3〜4mの落差をロープで下りる箇所多いです。
3〜4mの落差をロープで下りる箇所多いです。
垂直梯子31段を下ります。高度感あります。
垂直梯子31段を下ります。高度感あります。
下から見上げた構図
下から見上げた構図
五段滝下部
五段滝中部
五段滝を渡渉横断します。
五段滝を渡渉横断します。
五段滝上部
魚止橋。5人以上乗ることを禁止されてます。
魚止橋。5人以上乗ることを禁止されてます。
白滝丸太橋。ここも5人以上乗ることを禁止されています。
白滝丸太橋。ここも5人以上乗ることを禁止されています。
オオイヌノフグリ
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オオイヌノフグリ
オニタビラコ
湧き水の「竜の雫」
湧き水の「竜の雫」
家でのコーヒー用に2リットルお持ち帰り。
家でのコーヒー用に2リットルお持ち帰り。
ヤマカガシが近づいてきました。私たちに気づくと慌ててもと来た道をバックします。
ヤマカガシが近づいてきました。私たちに気づくと慌ててもと来た道をバックします。
ガマズミ
宇賀渓お土産街に着きました。
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宇賀渓お土産街に着きました。
宇賀渓駐車場に到着
宇賀渓駐車場に到着
お土産街でかき氷(抹茶あずきミルク600円。台湾かき氷のようなきめの細かさ)
お土産街でかき氷(抹茶あずきミルク600円。台湾かき氷のようなきめの細かさ)
大安の駅から電車で帰ります。
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大安の駅から電車で帰ります。
西藤原駅まで350円です。
西藤原駅まで350円です。
西藤原駅まで6駅。案外あります。
西藤原駅まで6駅。案外あります。
丁度良いタイミングで来ました。14:38に乗車できましたが、これを逃すと次は15:32になってしまいます・・・。
丁度良いタイミングで来ました。14:38に乗車できましたが、これを逃すと次は15:32になってしまいます・・・。
中はがらがらに空いてました。
中はがらがらに空いてました。
車窓から。藤原岳から竜ヶ岳。あの稜線を歩いてきました。
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車窓から。藤原岳から竜ヶ岳。あの稜線を歩いてきました。
御在所岳と鎌ヶ岳。こうしてみると鎌ヶ岳が「東海の槍」と呼ばれるのもわかる気がします。
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御在所岳と鎌ヶ岳。こうしてみると鎌ヶ岳が「東海の槍」と呼ばれるのもわかる気がします。
太平洋セメントの工場と線路が一体化してます。藤原岳で掘削された石灰がここでセメントとして製造されていきます。
太平洋セメントの工場と線路が一体化してます。藤原岳で掘削された石灰がここでセメントとして製造されていきます。
西藤原駅に帰って来ました!
西藤原駅に帰って来ました!
SL機関車が停まってます。
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SL機関車が停まってます。
冷やしとろろそば840円@阿下喜温泉(疲労回復にとろろは良いですよ〜、あっさり味で美味しかったです!)
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冷やしとろろそば840円@阿下喜温泉(疲労回復にとろろは良いですよ〜、あっさり味で美味しかったです!)

感想

♪鈴鹿山系線つなぎ山行(藤原岳から銚子岳・静ヶ岳・竜ヶ岳縦走)♪

 先週、先々週に引き続き鈴鹿山系線つなぎの山歩き。今回は西藤原駅からスタート。藤原岳から南の線をつなげることとする。
 昨日の雨でヒルの活動が活発になっていないかちょっと心配・・・。

 大貝戸から藤原岳までは2015.5に歩いているので今回は2回目だが、前回より花が少ないように感じた。開花が遅れているのかどうか?藤原岳山頂は5月とは思えないほど寒く、休憩もそこそこに歩き始める。

 さあ、ここからが本日のメインとなる破線ルート歩き。テープや標識などは思いのほか整備されていて道迷いはまずないだろうと思われるが、昨日までの雨のせいか?粘土質の登山道が非常に滑りやすく、相当の注意を払っても滑るので手やひざが泥だらけになる。そんな時見つけてしまった。そう、1cmくらいの黒いヒルを・・・。写真も撮らずにその場を離れる。

 治田峠まで来ると一安心。ここからは実線ルート。とはいえアップダウンはなかなか激しいぞ。意外とあなどれない。銚子岳に立ち寄り、次の静ヶ岳を経て竜ヶ岳登山道との合流点に来ると、そこは今までとは違い多くの人でにぎわう渋滞の登山道だった。

 山頂で本日初めて腰を下ろしての休憩も短めにして、中道登山道から宇賀渓キャンプ場を目指す。この中道登山道がロープありハシゴありの、こういうのが好きな人には楽しめるコース(逆に子ども連れファミリーや慣れない人にはお勧めできない)。河原歩きや滝を楽しみながら宇賀渓観光案内所まで戻ってきたが、最後の舗装道歩きが長かったな〜。

 案内所付近でタクシー会社に電話をすると15分くらいでお迎えに着てくれるとのこと。その間に急いで近くの売店でかき氷をいただく。きめ細かい氷が疲れた身体に染み渡る〜!
 
 タクシーは宇賀渓から大安駅まで10分くらいだったので、電車の時間にもちょうどよく間に合い、西藤原駅にスムーズに帰ることができた。

 これで鞍掛峠から竜ヶ岳を経て石榑峠まで線がつながった。そろそろ鈴鹿山系は暑くなるので、この続きは秋になってからかな?

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無雪期ピークハント/縦走 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
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技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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