甲武信ヶ岳 <徳ちゃん新道〜近丸新道>


- GPS
- 10:59
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,737m
- 下り
- 1,735m
コースタイム
11:46甲武信小屋-12:33戸渡尾根分岐-14:15近丸新道分岐-16:19林道-16:40道の駅
天候 | 晴れ 甲武信小屋の温度計 +5° |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ほか付近に2ヵ所あるが、お店から丸見えなので防犯上ここに決める。 5/16 【四国】石鎚山/剣山 5/17 【中国】大山 5/18 【山梨】甲武信ヶ岳 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【徳ちゃん新道】 普通に急登 シャクナゲが見所 【戸渡り尾根】 樹林帯を進む 【木賊山〜甲武信ヶ小屋】 踏みぬくと膝までの残雪有。アイゼンがなくても可。下りは滑りやすいので木につかまりながら慎重に。面倒でなけれな、軽アイゼンが有れば尚いい。 【甲武信小屋〜山頂】 営業中、小屋の人が留守の場合でも飲み物、水の購入可。水は、1ℓ50円の記憶。 山頂からの展望は開けてGOOD。 【甲武信小屋から巻き道】 トクサ山に登らない分、少しは楽な感じ。少しは・・・。 【近丸新道】 危険度★★★ 砂利道で一歩 歩くたびに砂利が崖底へ落ちるデンジャラスゾーンが数ヶ所あり。かなり危険なので慎重に歩く。徒渉では、沢沿いを歩かないように注意。横断するだけで、登り返します。 【林道】 普通の広い林道 一般車両進入禁止 |
写真
pippiさんの協力体制の下、ジュウイチと判明しました。大変感謝しております。「ジュイチー・ジュイチー」と鳴くそうです。覚えられそうですね。
感想
四国中国+山梨遠征の最終日の甲武信ヶ岳
1日目
石鎚山 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-111980.html
午後〜剣山 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-111936.html
2日目の大山http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-112096.html
順調に進み、最後に落ちは山梨で待っていた。
甲武信ヶ岳は、前回雪が多すぎて登山口で敗退しているのでリベンジとなる。
道の駅みとみに隣接している屋根付き駐車場に停める。早朝から夕方まで歩きの予定のため、極力軽量化で挑む。林道に入り日本百名山近丸新道の道標を横目に徳ちゃん新道入口まで林道を進む。
甲武信ヶ岳を登る方は健脚者が多く、5人くらいの人がilbonを抜いて行った。
徳ちゃん新道は、シャクナゲがとてもきれいに咲き始めていた。
標高1800m位までは、半袖半ズボンがちょうどいいくらいだが、それを超えて来ると雪も多くなりシャツ1枚では寒い感じだ。
そして、しばらくすると木賊山頂に着く。
ここからは、慎重に登山道脇の木の枝につかまりながら、一旦小屋まで下ることになる。小屋でカップラーメンを頂こうとするが、店の人が出てこない。
諦めて、ザックをデポしてゼリー系飲料を持って山頂へ向かう。
登りながら、ゼリーを飲み山頂に到着した。山頂には、アルプスの山々が展望できる場所が待っていた。昨年から行こう行こうと思いながら腰が上がらなかった甲武信へやっとの思いで着いたのだ。とてもうれしい気分だった。
山頂では、2人の登山者がくつろいでいた。一人の方が「写真撮りますよ」と声をかけて頂き、有り難くお願いした。
その方は、横浜から来られたと言うことで下の小屋で少々お話しした。
焼酎お湯割りを、手際良く作っていて、お酒で?話が止まらなくなったのでお先に下山することにした。
破風山の方へ向かい鋭角に戻る巻き道を利用して見た。雪はたっぷりあるもののアイゼンは必要ない。勿論あれば、いいのだが、
【長所】滑らない
【短所】取り付け取り外しが面倒
イコールプラスマイナスゼロというか今回の予定に甲武信が入っていないので持ってきていない。
そして、近丸新道分岐まで来たので近丸新道へ行ってみることに。
しかしこのルートはチャレンジャーコースだった。
行きの徳ちゃん新道は、特に危険のないコースでシャクナゲがとてもきれい。
近丸新道は、水晶あり、徒渉あり、登山道崩壊あり、レール跡ありで危険ではあるが楽しめるコースでもあった。
近丸新道を半分まで下りてくると、ヌク沢の徒渉が有る。
さて、何処を渡ろうか?
橋は、壊れて流されている。
こんなところにタイヤがある。これは、意図的に置いてくれたのだろう。
そこを、横断した瞬間だ!
左足を次の石に置いたところ、ツルっと滑り
「ああああ〜」
気が付くと膝を石に打ち、なさけなく四つん這いになっている自分がいる。
バランスを崩すのは一瞬だった。
幸にして、浅かったのが不幸中の幸いである。
動揺したのか、道が分からなくなった。取りあえず下る方向の沢沿いに進むが、赤テープが無く踏み跡も少ない。いかにもバリエーションルートっぽい。過去に苦い経験が有るので、あまり進まず戻って地図で確認し登山道が一段上にあることが分かった。このまま昔見たいに、沢沿いを進むとどうなったのだろうか。
ここで、これから行かれる方へ一言アドバイス。
『近丸新道は、沢そのものを歩くコースはありません。一ヶ所徒渉するだけです』
皆さん経験者なので分かっていると思いますが念のため。
気を取り直して、残りの近丸新道を進む。次のアトラクションは、鉱石採掘の為のトロッコ跡が現れた。しばらくレールとともに下山していくと、頭の中で
『銀河鉄道999』
が思い浮かんだのはilbonだけだろう。
そして、登山道崩壊個所を慎重にクリアして西沢渓谷にでる。簡単に書いてはいるが、那須岳雪渓トラバースの少し軽いバージョンに近いものはある。
何だか良く分からない感想となってしまいましたが、最後にミニアクシデントが有ったものの無事に3日間で四座登ることが出来たのもヤマレコが有ってこそかと思います。皆さまに感謝する次第でございます。また最後まで見て頂き有難うございました。
沢で滑ったのが“水晶の祟り”だと思い込み、帰りに全てご返却したのは、ここだけの秘密です。(汗)
野鳥の動画追加しました。
大変お見苦しい動画でございますが、今後うまくとれたらという期待をこめて掲載させていただきます。
自分も4月上旬にilbonさんと同じルートで登りました、しかもヌク沢で道を失い同じように沢沿いに下ってしまいました
あそこはホント分かりにくいと思います、沢の橋も壊れているので要注意ですね
でも怪我がなくてなによりです
おはようございます、ilbonさん。
3日間で4座の山行きお疲れ様でした。そして最後に一番キツい甲武信でしたか!
私はまだ甲武信は登ってませんが、徳ちゃん新道はキツそうですよね!
アクシデントもあったみたいですが、それはそれで良い想い出と言う事にしましょう
ヌク沢下られましたか
あの状況では、道なりが沢沿いなので間違えやすいですね。
登りの場合は、間違えないと思いますが、下りは要注意ですね。戻って、よく探したら矢印的な標識が倒れていたので立てかけておきました。強い風が吹いてしまえば倒れてしまいますが、しばらく沢沿いを下る人は少ないと思います。
怪我や事故のない登山を心掛けたいと思います。有難うございました。
甲武信は、登り標準6時間なので本当に一番きついのが最後になりました。
小屋が営業中なので、安心して登れました。
甲武信ヶ岳は、いろいろルートがあるので今後楽しみですね。
今思えば、近丸新道の方が変化に富んでいて、徳ちゃんと近丸両方行けてよかったです。
また少し勉強になった甲武信でした
有難うございました。
この遠征、最終章の甲武信レコ
鳥・花・アクシデント・宝物・そしてテーマソング(999)
短編映画のような仕上がりですね
まずお怪我がなくて本当に何よりですがあのペイントでのイメージと>「ああああ〜」で大変申し訳ないと思いながらも大爆笑してしまいました
現在、仕事中ですが私一人なのでセーフです
それにしても遠征ご苦労様でした
次は・・・鳳凰でバッタリなんてことになったりして
その時は宜しくおねがいします
fall
Fallさんは、雪の時期にコブシを楽しめたと思いますが、この時期のコブシも楽しめました。
妄想999は、レールが宙に浮いているところが多数ありました。
いえいえ、お気軽に笑って下さい。
Fallさんの奥さまのようにデジイチを首からぶら下げていたら水没しているところでした。
Fallさんとは、お会いする確率が高そうなのでそのときは、こちらこそ宜しくお願いします。
今回は甲武信ヶ岳と思ってたら、
その前日は、大山、四国ツアーでしたか!
頑張ってますね!
甲武信ヶ岳はだいぶ雪解けも進んでいるようで〜。
夏が近くなっているって感じます。
お疲れさまでした。
そうなんです。甲武信ヶ岳は、以前からイメージトレーニングしていつでも行ける体制でした。
本当は、Ulmatsuさんの大山TOPスタートをまねようと思っていたんですが、帰りの高速代が逆の方がお得感が有った為なんです。
なので剣山のYoutubeだけまねしました。
甲武信ヶ岳の雪は、木賊山の周りだけでした。
夏はすぐそこです。
deepな部分ですが、北の計画お見事ですね。陰ながら応援しています
長距離運転と登山、大活躍ですね
気になる海藻のようなものは“サルオガセ”だと思います
大きくなると長く枝垂れ幻想的です
北八ヶ岳方面でよく見られます
ilbonさん、こんばんは。
最後に甲武信とは思いもよらなかったですね。
シャクナゲはやはり咲いてましたか。
今日、皇海山へ行ってきたのですが、最後に道の外れに美しいシャクナゲを見つけた時、
すぐに、甲武信のシャクナゲのトンネルを想像しました。
咲き乱れるトンネルはどんなにキレイかと
ペイントで描かれたという、絵は見事ですね
プロフェッショナルですね
あと、最後に富士山というのは、これだけロングドライブ&山行をしたのに、ilbonさんに、余裕を感じますね
いつも車なので、マーメイドさんのように、たまには電車や飛行機にも乗りたくなってしまいます。
サルオカゼの情報有難うございます。大変うれしいです。
甲武信に最後に行けたのもsatoyamaさんのおかげです。
シャクナゲは、少しずつ咲き始めていましたので、これから行かれる人は、しばらく楽しめそうです。
今回は、皇海山でしたか。昨年役所に電話で通行止めの情報を確認した山なのでよく知っています。
電話確認した日から通行止めでした。
ペイントは、マウスでぎこちなく書いてペンキ流すだけなのでいい加減ですよ。
顔に、肌色を注入したら後ろの背景にも流れてしまい「まあいいや」という程度のものです。
そんなに褒めていただくとお恥ずかしいです。
(実は、昨日左足のスネが痒かったので確認したらかさぶたが3か所ありタンコブもありました 痛さは全くありません。)笑
最後に余裕は、あっても急登中や重い荷物持っているときは全くありません。
凄いです!三日間で四座!!
また、長距離をお疲れ様でした。
甲武信ヶ岳は、昨年登ったのでとても懐かしく、シャクナゲが咲いていたらきれいだろうなあと思った記憶があります
シャクナゲのトンネルと銀河鉄道999を見に、また登って見ようと思いました。
最後のヌク沢でのアクシデント、怪我なくてよかったですね。
私だったら、全身水の中かもです(笑)
西日本は、おかげさまで鹿児島のみとなりました。
1ヶ月休養し、皆様のレコと岳を見たら行きたくなってしまいました。
今回は、ミポさんコースをまねさせていただきました
銀河鉄道999
近丸は、危険とは裏腹にいいコースでした。
徳ちゃんのシャクナゲもこれからって感じでした。
改めてmipomipoさんのコースタイムに驚いた甲武信でした。
石楠花の花のトンネルが素晴らしい甲武信ですよね
昨日の雨上がりに自宅から甲武信を覗いたら、真っ白に雪化粧していました
こんな近くまで来られてたら
これだけ詳細な山行記録は、今から甲武信をトライする方々にはとても参考になるはずです
これからは計画書も覗かせて貰いますね
石楠花のトンネルの満開は、多分これからだと思います
あっ やっぱりそうですか。自分が行った時も、前日降った雪の痕跡がありました
どうやら、甲武信は1800〜2000mを超えたところが別世界のようですね。
sanpo69さんに言って頂けると光栄です
計画書ですか
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