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記録ID: 1115957
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山滑走
槍・穂高・乗鞍

蝶ヶ岳 南面(岳沢)、西面(黒沢)、東面(蝶沢) 三股より

2017年04月23日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.2km
登り
2,069m
下り
2,059m
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
安曇野市 林道等の道路状況はこちら。
http://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/30/10923.html
コース状況/
危険箇所等
残雪状況は、
三股〜1540m 残雪状態(〜20cm)
ゴジラの木1540m(滑降終了) で20〜30cm程度
豆打平 60cm〜
といった感じでした。
今年は標高2000m以下の残雪量がやや多めかと思われます。
豆打平より上部に限定するのであれば、まだまだ滑れそうです。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
お隣の常念岳を滑って以来、ずっと温めていた蝶ヶ岳。標高の低い部分の残雪量が多いらしい今年、ついに実行の機会がやってまいりました。駐車場から三股までは、さすがに全く雪はありません。久々に背負うブーツと板がちょっと重い・・・
お隣の常念岳を滑って以来、ずっと温めていた蝶ヶ岳。標高の低い部分の残雪量が多いらしい今年、ついに実行の機会がやってまいりました。駐車場から三股までは、さすがに全く雪はありません。久々に背負うブーツと板がちょっと重い・・・
が、三股からすぐ、途切れがちながらも雪道となりました。これは期待が高まります。
が、三股からすぐ、途切れがちながらも雪道となりました。これは期待が高まります。
標高1540mの「ゴジラの木」以降は、雪が繋がっていました。帰りはここまで滑れそうです。これは前評判通り、雪が多そうです。
標高1540mの「ゴジラの木」以降は、雪が繋がっていました。帰りはここまで滑れそうです。これは前評判通り、雪が多そうです。
シール歩行も快適そうですが、先行者がつけてくださったトレースがあまりにも完璧だったため、(山頂まで)そのまま板を背負って登りました。ありがとうございます。夏よりもはるかに楽に登れました。アイゼンも持って来ましたが出番なしでした。
シール歩行も快適そうですが、先行者がつけてくださったトレースがあまりにも完璧だったため、(山頂まで)そのまま板を背負って登りました。ありがとうございます。夏よりもはるかに楽に登れました。アイゼンも持って来ましたが出番なしでした。
終始、常念沢が存在感を放っていました。雪も最下部まで繋がっており、釘付けになりました。
終始、常念沢が存在感を放っていました。雪も最下部まで繋がっており、釘付けになりました。
豆打平手前の急坂からグッと雪が増えます。クライマー左手には良さげな疎林帯が。これはかなり期待です。
豆打平手前の急坂からグッと雪が増えます。クライマー左手には良さげな疎林帯が。これはかなり期待です。
森林限界を越えると一面の雪原がお出迎え。稜線に飛び出すと・・・
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森林限界を越えると一面の雪原がお出迎え。稜線に飛び出すと・・・
表銀座といえばコレ、でしょうか。圧巻の槍穂(穂槍?)。
この日はまさに絶好の春山日和。穂高のあちこちが滑られていたようです。それにしても槍穂、下部の梓川までぎっちりと雪が詰まっています。
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表銀座といえばコレ、でしょうか。圧巻の槍穂(穂槍?)。
この日はまさに絶好の春山日和。穂高のあちこちが滑られていたようです。それにしても槍穂、下部の梓川までぎっちりと雪が詰まっています。
ということで、板を担いだまま山頂に到着。「ごはんせんべい」を取り出して、槍穂に乾杯。横ではスタッフの方々が小屋開けの準備をされていました。色々と情報をいただきました。ありがとうございました。
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ということで、板を担いだまま山頂に到着。「ごはんせんべい」を取り出して、槍穂に乾杯。横ではスタッフの方々が小屋開けの準備をされていました。色々と情報をいただきました。ありがとうございました。
この日は空気が澄んでおり、富士山〜南〜中央〜御嶽〜乗鞍がくっきりでした。展望を楽しみながらブーツに履き替えました。
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この日は空気が澄んでおり、富士山〜南〜中央〜御嶽〜乗鞍がくっきりでした。展望を楽しみながらブーツに履き替えました。
真の山頂から雪が繋がっていました。
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真の山頂から雪が繋がっていました。
ではまず、南面(岳沢)へ。
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ではまず、南面(岳沢)へ。
山頂南西側は雪原になっていました。ここに板を走らせるのは爽快のひとことでした。
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山頂南西側は雪原になっていました。ここに板を走らせるのは爽快のひとことでした。
南西側の雪原脇から南面へ滑り込みます。
南西側の雪原脇から南面へ滑り込みます。
大滝山を正面に超快適滑降でした。
大滝山を正面に超快適滑降でした。
素晴らしいザラメ。羽衣ノ滝は完全に埋まっているようでした。
素晴らしいザラメ。羽衣ノ滝は完全に埋まっているようでした。
名残惜しいですが、300mほど滑って登り返します。
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名残惜しいですが、300mほど滑って登り返します。
蝶ヶ岳南面(岳沢)、御嶽と乗鞍をのぞむ素晴らしい斜面でした。とてもおすすめです。次は対岸の大滝山(大マグサ沢)も滑ってみたいものです。
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蝶ヶ岳南面(岳沢)、御嶽と乗鞍をのぞむ素晴らしい斜面でした。とてもおすすめです。次は対岸の大滝山(大マグサ沢)も滑ってみたいものです。
ということで山頂に戻って来ました。カルピスを飲みつつ、しばし穂高を満喫。他の登山者の方々と談笑しました。テン泊なさる方も。羨ましい・・・・
ということで山頂に戻って来ました。カルピスを飲みつつ、しばし穂高を満喫。他の登山者の方々と談笑しました。テン泊なさる方も。羨ましい・・・・
続いて西面へ。こちらは雪が少なめで、木々をぬって滑ります。
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続いて西面へ。こちらは雪が少なめで、木々をぬって滑ります。
しかしながら、槍穂を正面にした斜面というのは素晴らしい。
しかしながら、槍穂を正面にした斜面というのは素晴らしい。
滑っては板を脱いで休憩、絶景を独占しました。200mほど滑ってから、長塀尾根を登り返しました。
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滑っては板を脱いで休憩、絶景を独占しました。200mほど滑ってから、長塀尾根を登り返しました。
では名残惜しいですが下山滑降です。小屋のすぐ裏手から、蝶沢に飛び込めます。小屋のベンチに座ってブーツの紐をしめなおし、そのまま板を履いて出発しました。完璧です。笑。
では名残惜しいですが下山滑降です。小屋のすぐ裏手から、蝶沢に飛び込めます。小屋のベンチに座ってブーツの紐をしめなおし、そのまま板を履いて出発しました。完璧です。笑。
蝶沢は麓からも眺められるけっこう広大な斜面です。
蝶沢は麓からも眺められるけっこう広大な斜面です。
やや重いザラメですが楽しめます。
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やや重いザラメですが楽しめます。
常念岳を眺めつつ。
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常念岳を眺めつつ。
トラバースして、ひとつ北の沢へ。快適な雪面でした。
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トラバースして、ひとつ北の沢へ。快適な雪面でした。
1900mあたりまで蝶沢を滑ると、部分的に流れが現れていました。まだまだ滑れそうでしたが、豆打平方面へ登り返すことにしました。豆打平へ下るの登山道に合流してからも、基本的に下り基調で樹間も適度に広く、板を履いたまま快適に進めました。
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1900mあたりまで蝶沢を滑ると、部分的に流れが現れていました。まだまだ滑れそうでしたが、豆打平方面へ登り返すことにしました。豆打平へ下るの登山道に合流してからも、基本的に下り基調で樹間も適度に広く、板を履いたまま快適に進めました。
1916mの標高点はスケーティングのまま右から巻き、コルを越えることができます。登りはほぼありません。常念岳がチラリ。
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1916mの標高点はスケーティングのまま右から巻き、コルを越えることができます。登りはほぼありません。常念岳がチラリ。
1916mの標高点から北東に伸びる沢を滑ります。はじめ針葉樹林で暗く急な感じですが、下部に行くほど明るく広くなり快適でした。
1916mの標高点から北東に伸びる沢を滑ります。はじめ針葉樹林で暗く急な感じですが、下部に行くほど明るく広くなり快適でした。
あっという間に標高1540mのゴジラさんに再会。これより下もなんとか滑れそうですが、区切りの良いここで板を脱ぐことにしました。蝶ヶ岳、想像よりはるかにスキー向きの山でした。
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あっという間に標高1540mのゴジラさんに再会。これより下もなんとか滑れそうですが、区切りの良いここで板を脱ぐことにしました。蝶ヶ岳、想像よりはるかにスキー向きの山でした。
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