記録ID: 1023278
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船
根本山→氷室山→熊鷹山(栃木100名山3山日帰り登山)
2016年12月10日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,008m
- 下り
- 995m
コースタイム
天候 | 晴れ(強い北風による赤城山からの風花有り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
かつての根本山神社信仰の道である根本沢コースを登ったが、道幅の狭い断崖箇所が連続し、その上落ち葉が山道判別を困難にしており、相当な覚悟を持って入山する必要があります。 |
写真
不死熊橋登山口より、まるで入山者を拒むかのようなそそり立つ断崖からスタートする根本沢コースへ。間もなく現れた小さな沢を越える木製の橋は、以後の登山道の荒廃を暗示させるかのように、朽ち果てていた。
崖下は30メートル以上はあるであろう、岩場をすり抜ける箇所。こういった危険な箇所が連続する。良く言えば冒険心をかきたててくれる。尚、コースには所々石の神塔や目印となる丁石が苔むしており、当時を忍ばせる。
ほぼロッククライミング箇所を登ると、細い岩の尾根上に根本山神社本社が建立されていらっしゃる。この建物を支える柱は、絶壁の岩場に「のせてある」だけの状態なので、残念ながら建物内に入る勇気はなかった。尚、隣接していた鐘は、鳴らさせていただきました。「ゴーーーーーーン」
根本山神社本社から根本山神社奥の院に至る道は、私の登山経験の中でもトップクラスの危険なものだった。まさに岩壁。登りだったからまだ良かったものの、ここを下山する勇気は、私には無い。写真の根本山神社奥の院を境に、あとは快適な登山道が待っていた。
氷室山山頂。但し、三角点は無い。氷室山=氷室山神社を指すが、神社の方はやや荒れていた。当初はここで昼食を予定していたが、展望の無さ、北からの強風で寒かったこともあり、足早に熊鷹山を目指すこととした。
撮影機器:
感想
江戸時代には盛んに参詣されたといわれる根本山。この山をあえて古道を伝って登ってみたもの。荒れていることは事前に情報収集していたものの、実際に登ってみたところでは、想定以上の荒れ具合であり、危険箇所も多かった。しかし、今に残る丁石等は、当時の参詣者をしのばせるのだったし、神社も荘厳な雰囲気があった。一方で、根本山から氷室山、氷室山から熊鷹山は快適な尾根道であり、気持ちよい登山が楽しめた。また、熊鷹山からの展望は絶景。両毛地区の身近な名山として、もっと多くの登山者の入山を期待したい。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1179人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する