春の雪山登山・バックカントリー、神楽ヶ峰-ヤマレコ

HOME > ヤマノート > 春の雪山登山・バックカントリー、神楽ヶ峰

更新日：2025年04月01日　訪問者数：108

春の雪山登山・バックカントリー、神楽ヶ峰

tokyo2020

涸沢 2025年4月26日（北アルプス）
立山 2025年4月15日立山黒部アルペンルート（北アルプス）
乗鞍岳（北アルプス）三本滝レストハウスから徒歩 or 2025年4月27日以降バス
鳥海山 ... 秋田／山形
会津駒ヶ岳 ... 福島
笈ヶ岳 ... 石川・富山
至仏山 2025年4月18日10時公共交通期間 ... 尾瀬
千畳敷スノーシュー体験 4月 ... 中央アルプス

春の雪山・残雪期はこんな山行に行きたいと思いながら、苗場山・湯沢エリアの神楽ヶ峰までのスノーシューハイクをしてきました。

+ + + + + + + + + + + + + + + + + +

昨日は春の雪山に登ってきました。厳冬期とはまた違う景色が広がり、雪の感触も柔らかく、この時は新雪15cm程度、日差し、雲、青空そして白銀が混ざり合う世界でした。朝の冷え込みで締まった雪も、日が昇るにつれて緩み始める。そんな春の雪山を歩くには、スノーシューをチョイスすることに。登り始めてしばらくすると、雪が緩んで靴が沈み込む感覚が増してきた。スノーシューを履くことで、沈み込みを防ぎ、スムーズに歩ける。多少なりとも新雪に隠れたクラック対策としても有効と感じました。余計な体力の消耗を抑え、安全に移動できました。広い雪面を捉えることで、バランスが取りやすい。遭難など不測の事態を想定すると気持ち2割くらいの体力で進む、日頃からそんな感覚でいます。もちろんスノーボードブーツ用の10本アイゼンも持った状態です。

春の雪山でスノーシューを使うことは、ある程度練習の意味も含んでいます。厳冬期だと手が悴んできたりするので、時間の制約もあり、どうしてもぶっつけ本番感が否めません。

日差しも気温も穏やかな春の気候は、いろんなストレスから開放された状態で山行が可能です。また一日の中で、アイスバーンからザラメ雪まで変化に飛んだ雪質を味わえるのも、この季節醍醐味ですね。歩行スキルが足りなくても、気温に体力を奪われることも少ないので、のんびりやれます。春は気温が高く、寒さに苦しむことなく練習できるのも大きな魅力です。

やっぱり雪山は楽しいと思える山行になりました。少しだけ残った日焼けの感覚と写真、そして確認できた登坂技術。雪山の美しさと空の青色は本当によく似合います。今回の山行は、夏山登山や次の雪山シーズンに向けた良いトレーニングにもなることでしょう。