【宇都宮】下小代から古賀志山・多気山を越えて坂東19番大谷寺
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- GPS
- 05:30
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 619m
- 下り
- 696m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:45
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大谷観音BS,13:18→東武宇都宮13:40/52→栃木15:04→北千住16:07. |
コース状況/ 危険箇所等 |
古賀志山の西の稜線は凹凸が激しいし登山道を外れたのでさらに厳しかった。 多気山の北面は通行禁止のテープがあったが普通の歩きやすい道である。 |
写真
感想
天気は午後に崩れる予報なので早出で東武日光線下小代駅から文挟を経て古賀志山に取りつき、多気山を越えて坂東札所19番大谷寺まで歩いてみた。コース取りは、19番大谷寺を目的地とすれば山は古賀志山と多気山となる。6年ぶり10回目になる古賀志山は北鹿沼駅から何回も歩いたので西方の赤岩山から入るとするとJR文挟駅より東武線の下小代駅の方が少し遠いが値段は安く到着も早い。
北千住5:15から乗り換え2回で下小代7:20発で車道から2014年5月に歩いた例幣使道を越えて進み、岩崎神社の先を左の林道に入って8:25に「右・赤岩山」の標識に着く。しかし土石流で荒れていて以前に登った道を探せず、鉄塔下から東に進み、適当な尾根に踏み込んだ。まあ、行ける所まで行ってだめなら撤退を覚悟し、沢筋から375mで尾根に乗って進むが450m〜500mあたりに大きな岩が3つあって乗り越すのにかなり苦労した。這いつくばってよじ登り、9:35に分岐から65分で520m赤岩山の東の稜線に出た。
岩を登降して中岩をへて御岳まではなかなか厳しく、あとはゆるく登って古賀志山から東稜見晴で休み、これから越える多気山を確認する。岩場を二つ下って北へ曲がれば東尾根の下りになる。このあたりは何回も歩いているので懐かしさもあり、11:12芝山橋で車道に出る。
車道を細野集落を経て多気山登山口11:40から25分で山頂三角点に着く。普通の歩きやすい道であり地元の人が設置した道標もしっかりしているのに、五か所も「通行禁止」のテープを巻いた者があり、その意図を疑う。城跡が広場となり見晴らしも良い。
下って多気不動尊と観音堂(馬頭観音)にお参りし、採石場を眺めながら大谷寺に拝観料300円払って入り、観音堂で磨崖仏を拝観した。この見事な千手観音は810年弘法大師作と伝えられ一見の価値がある。現在は芯の石仏だけだが江戸時代の火災までは装飾されて金色であったという姿を想像するのも良い。葵の紋があるのは宇都宮城の奥平亀姫など徳川将軍家との深い関係によるとのことであった。
古賀志山のチャートと大谷石(グリーンタフによる緑色凝灰岩)の両方を眺めて地質の勉強にもなる興味深いコースであった。
※赤岩山付近の道は再度下りルートで確認しなければならないし、432.7mから南西に下る道もあるらしいので今後の課題である。
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