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Yamareco

記録ID: 72035
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

前哨戦!・穂高連峰縦走(上高地-奥穂高岳-ジャンダルム-西穂高岳)

2010年07月24日(土) 〜 2010年07月25日(日)
 - 拍手
GPS
21:44
距離
34.9km
登り
2,825m
下り
3,322m

コースタイム

7月24日 5:40上高地-07:40岳沢小屋-11:55紀美子平-14:10奥穂高岳
       -15:00奥穂高岳山荘
7月25日 4:50穂高岳山荘-5:30奥穂高岳-6:50ジャンダルム-8:50天狗岳
       -9:50間ノ岳-11:30西穂高岳-12:20ピラミッドピーク-13:25西穂山荘
      -15:40上高地(西穂登山口)
天候 24日 快晴・夕方からガス多し
25日 快晴・夕方曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
■駐車場:沢渡中(市営第2)駐車場

■URL:http://www.kamikochi.or.jp/modules/info_access/index.php?content_id=20
コース状況/
危険箇所等
本コースは、言わずと知れた北アルプスの一般登山道におけて、上級者向けとされる岩稜帯縦走
コースの1つです。本コースの特徴については、登山本や雑誌にて多くのことが紹介されています
ので、以下では私が経験した中で個人的に思ったことを記します。

※ルート図ですが、帰りのバスの中でロガーの電源切らなかったので、駐車場まで
 のものが記載されております。見難いかも知れませんが、ご了承ください。

■駐車場
沢渡温泉地区にある市営第2駐車場を利用。この地区には4箇所の市営駐車場があり、第2駐
車場には、約200台程度の駐車スペース、トイレ、更衣室、足湯、上高地までのシャトルバス
停留所あり(500円/日)。今週末は登山客が少なく、駐車場も空きスペースが多かった。

■上高地までのシャトルバス
登山シーズンは臨時便があり、AM5時ちょっとすぎには第1便があります。片道1,200円で、往復で買え
ば2,000円/往復とお得。

■岳沢小屋
昨年から始まった旧岳沢ヒュッテの再築が完了し、今月23日より岳沢小屋として新たに営業開始。
真新しい小屋がまぶしかった。また、何よりも無料の冷たい水がおいしかった。テント場もあり、
今後多くの登山者が利用されるのでしょう。冬場は、一部小屋を解体して、来夏に再築するといいます。

■穂高岳山荘テント場
設置スペースそれほど広くなく、最悪はヘリポートのスペースも利用可です。但し、ヘリポート
の箇所は風が強く、できれば風のさえぎれるテント場に設営したい。今週末もテント場はいっぱい
でした。山荘はかなり空き部屋がありました。
※水:150円/L、テント場:600円/人

■馬の背
奥穂から西穂に縦走する場合には、この馬の背をクライムダウンすることになります。岩はナイフ
リッジ状で両端が100m程度切れ落ちており、滑落するとまずは助からないでしょう。これより、
正確な3点支持でのクライムダウン技術を要します。特に縦走の大型ザック背負って降下する場合
には、バランスにも注意が必要です。いずれにしても岩場の経験が少ない方は、ベテランの方に
同行してもらう必要がある場所と感じました。また、最悪はロープでの確保による登攀も検討し
てください。

■ジャンダルム
一般的には、長野県側より巻いて西穂からの登頂となります。トラバースは高度感があり、慎重
に手足を送り出す必要があります。広いスタンスは極力止めたほうがいいと思います(バランス
を崩しやすい)。ジャンダルムTOPは意外と狭く感じられると思います。360度の展望は最高です。

■間ノ岳
西穂側の斜面は、ガレ場のガラガラ。下るのは勿論、登る際にも浮石だらけなので、落石に注意
が必要です。また、浮石に乗ってつまずかないなど、慎重に足場を選ぶ必要があります。

■奥穂〜西穂全般
全体的に岩場の登攀技術を要します。重いザックを背負って縦走する場合には、特にバランス
移動にも注意を払う必要があります。必ず、3点支持での登攀を心がけましょう。

■持ち物
ヘルメットは、落石による怪我防止用で必須です。水は、最低でも2L以上は必要と思います。
靴は登山靴でもOKですが、岩場登攀が多いのでアプローチシューズもなかなかよいですよ。
ファイル
非公開 パスワードあり 20100724-25_hodakarenpou.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/26 17:47)
24日の上高地バスターミナル
2010年07月25日 05:40撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 5:40
24日の上高地バスターミナル
河童橋にて
2010年07月25日 05:52撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 5:52
河童橋にて
2010年07月25日 05:55撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 5:55
2010年07月25日 06:05撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 6:05
穂高・岳沢登山口
2010年07月25日 06:07撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 6:07
穂高・岳沢登山口
風穴(とても涼しかった)
2010年07月25日 06:39撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 6:39
風穴(とても涼しかった)
もうすでに、yuはメロメロです。
2010年07月25日 07:42撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 7:42
もうすでに、yuはメロメロです。
岳沢小屋
冷たい水を飲むyu
2010年07月25日 08:00撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 8:00
岳沢小屋
冷たい水を飲むyu
岳沢小屋
2010年07月25日 08:11撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 8:11
岳沢小屋
休憩
2010年07月25日 09:44撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 9:44
休憩
梯子
2010年07月25日 10:00撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 10:00
梯子
上高地方面
2010年07月25日 10:35撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 10:35
上高地方面
明日縦走する奥穂〜西穂の稜線
2010年07月25日 10:43撮影 by  Caplio R6 , RICOH
1
7/25 10:43
明日縦走する奥穂〜西穂の稜線
雷鳥広場にて
2010年07月25日 11:28撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 11:28
雷鳥広場にて
2010年07月25日 11:38撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 11:38
美紀子平
2010年07月25日 11:55撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 11:55
美紀子平
2010年07月25日 11:56撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 11:56
美紀子平にて、あ〜疲れた。
2010年07月25日 11:58撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 11:58
美紀子平にて、あ〜疲れた。
7/24の前穂高岳
2010年07月25日 12:25撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 12:25
7/24の前穂高岳
前穂高岳とyu
2010年07月25日 12:51撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 12:51
前穂高岳とyu
吊尾根からの涸沢
テントが点々と
2010年07月25日 12:52撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 12:52
吊尾根からの涸沢
テントが点々と
2010年07月25日 13:16撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 13:16
雷鳥
2010年07月25日 13:28撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 13:28
雷鳥
雷鳥2
2010年07月25日 13:29撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 13:29
雷鳥2
奥穂の山頂を望む
2010年07月25日 14:02撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 14:02
奥穂の山頂を望む
奥穂山頂
2010年07月25日 14:15撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 14:15
奥穂山頂
怪しい天気
2010年07月25日 14:19撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 14:19
怪しい天気
今夜の寝床
2010年07月25日 16:15撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 16:15
今夜の寝床
夕方、ガスが多くなってきた。
遠くではゴロゴロと。
2010年07月25日 16:34撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/25 16:34
夕方、ガスが多くなってきた。
遠くではゴロゴロと。
25日の朝
2010年07月26日 04:29撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 4:29
25日の朝
もうすぐ朝日
2010年07月26日 04:48撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 4:48
もうすぐ朝日
ご来光と私
2010年07月26日 04:48撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 4:48
ご来光と私
ご来光
2010年07月26日 04:49撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 4:49
ご来光
穂高岳山荘
行ってきま〜す。
2010年07月26日 04:56撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 4:56
穂高岳山荘
行ってきま〜す。
2010年07月26日 05:08撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 5:08
遠くに富士山
2010年07月26日 05:12撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 5:12
遠くに富士山
今日縦走するコース
(中央はジャン)
2010年07月26日 05:30撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 5:30
今日縦走するコース
(中央はジャン)
馬の背に向けて
2010年07月26日 05:45撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 5:45
馬の背に向けて
馬の背までのアプローチ
2010年07月26日 05:50撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 5:50
馬の背までのアプローチ
馬の背(上部より)
2010年07月26日 05:55撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 5:55
馬の背(上部より)
馬の背のクライムダウン
2010年07月26日 05:58撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 5:58
馬の背のクライムダウン
馬の背を見上げる
2010年07月26日 06:01撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 6:01
馬の背を見上げる
ロバの耳とジャン
2010年07月26日 06:08撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 6:08
ロバの耳とジャン
2010年07月26日 06:13撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 6:13
2010年07月26日 06:22撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 6:22
ジャンダルム(奥穂側)
2010年07月26日 06:33撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 6:33
ジャンダルム(奥穂側)
ジャンの直登
2010年07月26日 06:47撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 6:47
ジャンの直登
もう少しでジャンの頂上
2010年07月26日 06:47撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 6:47
もう少しでジャンの頂上
ジャンダルムからの槍
2010年07月26日 06:56撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 6:56
ジャンダルムからの槍
ジャンダルム頂上
1
ジャンダルム頂上
ジャンダルムと槍と私
2010年07月26日 06:56撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 6:56
ジャンダルムと槍と私
ジャンダルムでの降下
2010年07月26日 07:05撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 7:05
ジャンダルムでの降下
ジャンダルム(西穂側より)
2010年07月26日 07:07撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 7:07
ジャンダルム(西穂側より)
2010年07月26日 07:46撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 7:46
今日の足元はアプローチシューズ
FIVETENのガイドテニー
2010年07月26日 07:59撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 7:59
今日の足元はアプローチシューズ
FIVETENのガイドテニー
天狗のコルへの
クライムダウン
2010年07月26日 08:05撮影 by  Caplio R6 , RICOH
1
7/26 8:05
天狗のコルへの
クライムダウン
天狗のコル
2010年07月26日 08:25撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 8:25
天狗のコル
岳沢小屋へのエスケープルート
2010年07月26日 08:25撮影 by  Caplio R6 , RICOH
1
7/26 8:25
岳沢小屋へのエスケープルート
2010年07月26日 08:32撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 8:32
2010年07月26日 08:47撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 8:47
2010年07月26日 08:53撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 8:53
天狗岳
2010年07月26日 08:55撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 8:55
天狗岳
2010年07月26日 09:13撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 9:13
逆層スラブ
雨の日は危ないです。
2010年07月26日 09:22撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 9:22
逆層スラブ
雨の日は危ないです。
2010年07月26日 09:25撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 9:25
2010年07月26日 09:37撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 9:37
2010年07月26日 09:43撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 9:43
トラバース
落ちたらおしまいです。
2010年07月26日 09:46撮影 by  Caplio R6 , RICOH
2
7/26 9:46
トラバース
落ちたらおしまいです。
間ノ岳の登り
2010年07月26日 09:53撮影 by  Caplio R6 , RICOH
1
7/26 9:53
間ノ岳の登り
間ノ岳より西穂高岳を望む
2010年07月26日 09:54撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 9:54
間ノ岳より西穂高岳を望む
2010年07月26日 10:10撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 10:10
西穂高岳への登り
2010年07月26日 11:15撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 11:15
西穂高岳への登り
西穂岳山頂
2010年07月26日 11:41撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 11:41
西穂岳山頂
西穂岳山頂
2010年07月26日 11:42撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 11:42
西穂岳山頂
遠くに独標が見える
2010年07月26日 12:05撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 12:05
遠くに独標が見える
ピラミッドピーク
2010年07月26日 12:20撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 12:20
ピラミッドピーク
2010年07月26日 13:17撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 13:17
西穂山荘
2010年07月26日 13:24撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 13:24
西穂山荘
西穂ラーメン
味は・・・内緒です。
2010年07月26日 13:33撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 13:33
西穂ラーメン
味は・・・内緒です。
上高地への下山道
2010年07月26日 13:51撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 13:51
上高地への下山道
2010年07月26日 13:55撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 13:55
下山道
2010年07月26日 14:12撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 14:12
下山道
2010年07月26日 14:29撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 14:29
水場
2010年07月26日 14:35撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 14:35
水場
西穂岳登山口
2010年07月26日 15:39撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 15:39
西穂岳登山口
もう、ヘロヘロ
2010年07月26日 15:40撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 15:40
もう、ヘロヘロ
道を間違え河童橋のほうに
2010年07月26日 15:41撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 15:41
道を間違え河童橋のほうに
あぁ〜、、疲れた。
2010年07月26日 16:05撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 16:05
あぁ〜、、疲れた。
河童橋
2010年07月26日 16:06撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 16:06
河童橋
お疲れ様でした。
2010年07月26日 16:51撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 16:51
お疲れ様でした。
のんびりと足湯
2010年07月26日 17:11撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 17:11
のんびりと足湯
湯の温度
2010年07月26日 17:12撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 17:12
湯の温度
右奥は更衣室
2010年07月26日 17:14撮影 by  Caplio R6 , RICOH
7/26 17:14
右奥は更衣室
足湯
2010年07月26日 17:14撮影 by  Caplio R6 , RICOH
1
7/26 17:14
足湯
撮影機器:

感想

今夏、北鎌尾根の岩稜縦走を達成するための前哨戦、奥穂〜西穂への岩稜縦走にトライ
した。天気予報は、2日間ともに晴れのち雨または雷雨。雷が怖かったので、午後早め
に縦走が終えるようスケジュールを組み、上高地をいざ出発!

河童橋より重太郎新道を通り、前穂方向に歩く。途中、昨日営業開始した岳沢小屋に
て休憩。小屋は真新しく、とてもまぶしかった。水は無料開放。冷たくておいしかった。
トイレも清潔で、小屋の方もがんばってください!ととても親切。小休止後、前穂に
向けて出発。ここから紀美子平まではとにかく辛かった。

昨年は、前穂から岳沢への下りのコースを取っていたため、すっかりとこの急斜面の
のぼりを忘れていた。紀美子平に着いたときには、ヘロヘロな状態。

っということで、前穂には登らずそのまま素通り。なんと弱虫! これで、明日西穂ま
で行けるのやら?とも思いつつも、体のいう通り奥穂に足がむく(去年、前穂に登って
いたので、諦めもつきましたが)。

途中、吊尾根の最低コルの分岐点側で雷鳥を発見。これって、雷鳥ですよね?と突然、
後ろに居た登山者の方に聞いた。その登山者は、返事もしてくれず雷鳥らしき鳥の撮影
に夢中。私も負けずと写真を撮った。

【質問!】
雷鳥は2羽居ましたが、1羽は目の上辺りが赤かったです。赤いのと赤くないのは、何が
違うのでしょうか?すみません勉強不足で。

・・・・・雷鳥??、この鳥は雷鳥ですよね?と聞いた登山者は、気付いたときには、はるか遠くに、
ひどい・・・・。

それから奥穂に向けて歩き、山頂にて明日の安全登山を祈願。そのまま穂高岳山荘に向い、
初めてのテント設営。他の人の設営を見よう見真似でやとのことで完了。夕ご飯、アルファ米
にチキンカレー(無印)とパスタ。チキンカレーは意外においしかった。

夕食後は、茨城からの徹夜の上高地入りと重太郎新道の登りの疲れがでてしまい、すぐに深い
眠りに就いた。夜中は、雨も降らず快適だった。少し風が強かったようだが。

次の日は予定より遅く4時に起床。ご来光を穂高岳山荘よりみて、そのまま奥穂に向かった。

奥穂山頂から西穂に向けて進路をとり、初っ端の難関である馬の背の下り。高度感はあっ
たが、怖さは無かった。3点支持で慎重にクライムダウン。今回大型のザックを背負って
いたため、バランスに注意しながら下った。yuも無事にクリア。「結構、怖かったね」と
私が言うと、何も言わず「早く行くよ」ときつ〜い言葉。そのあとyuの後ろを追いかける
ようについていった。

それから今回のメインイベントである「ジャンダルム」の登攀。一般的には、長野県側を
巻いて西穂から登るが、今回は初めから直登を計画していた。天気よし!、岩場の状態良し!
ホールド良し!とオブザベ。

まずは私からフリーで登る。ザックの重さが気になったが、これまでのフリークライミング
特訓が自信となり無事に完登。yuは、ロープでビレーしながらと思っていたが、本人の希望
でフリーでの登攀を了承。危なげなく完登。やるな!

【注意】
 ジャンダルムの直登は推奨される登山道ではありません。自己責任にてお願いします。

ジャンダルムピークでの展望はすばらしかった。また、天候にも恵まれ、本当によかったな〜。
そのまま西穂側より下り、天狗の頭、間ノ岳、西穂に向けて歩き出した。

西穂山荘についたのは、13時25分。穂高岳山荘出発からの8時間半の縦走劇であった。時間は
かかったものの、無事に縦走できたことがとてもうれしかった。

西穂山荘で名物ラーメンとソフトクリームを食し、そのまま上高地へ下った。これがまた
長い。麓に着いたときは、もうヘロヘロ状態。体力的に問題があるのか・・・・?

上高地にてお土産を買って、そのままシャトルバスで駐車場に。更衣室にて着替え、足湯を
楽しみ、茨城に向けて車を進めた。温泉は、時間の関係より断念。

今回の岩稜縦走では、自分なりにいくつかの問題点を発見することができ、今後の課題とした。
北鎌決行するまでには、この課題をクリアしなければならない。 がんばれ、自分・・・(^^;


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コメント

お疲れ様でした!
無事の下山なりよりです
素晴らしい山行記録ですね、脱帽しましたhappy01

、私は両方とも雷鳥さんのような
どなたか判定のコメントヨロシクです
棒バームクーヘン情報、お役に立てて良かったshine

ってこんなぐらいのお役立ち情報の提供が出来ない我が家でしたcoldsweats01
2010/7/26 12:57
おかげさまで、無事下山できました。
hanepataさん、こんにちは。
hanepataさんの山行記録を十分に活用させていただきました。おかげさまで、無事下山
できました。ありがとうございました。北鎌ですが、その前に奥穂〜槍の縦走を密かに
計画しております(全然、秘密じゃね〜coldsweats01)。
もっと岩稜縦走を体験しないと、北鎌はまだまだ実力不足かなと考えています。
2010/7/26 17:19
おつかれさまでした
tayukayuさん、こんにちは。

縦走お疲れ様でした。
天気に恵まれて良かったですね!

塩見からも奥穂がよく見えていました。
遠くからはまだかなりの雪が付いているように見えましたが、
登山道はそれほどでもないようですね。

岩稜帯の渋滞はなかったですか?
平日のどこかで休みを取って日帰りしてこようと思っています。

写真のライチョウはオスとメスの違いではないでしょうか。
雷鳥1:メス
雷鳥2:オス(目の上が赤い)
2010/7/26 14:24
晴天でとてもよかったです。・・・が、
hiro-tさん、こんにちは。
晴天でとてもよかったのですが、首がヒリヒリです。そうです、日焼けです。
日焼け止めしていたんですが、全然効かなかった。というか、塗り方が悪かったのかcoldsweats01
縦走路は雪もなく、全く問題ありません。但し、浮石が多く岩を登る際には、手元、
足元の岩が動かないか、その都度確認する必要があります。今週末は縦走する方は少な
かったです。3連休の後の休日だったからかな?
また、雷鳥の件、情報ありがとうございます。
2010/7/26 17:28
念願の晴天ですね
天気、良かったですね
って天気以外もすべて良いですね!!
景色もい〜な〜

着々とステージ上がってますね 羨ましい

今週末、行きたい病がふつふつと湧き上がってきました (もちろん普通の登山道コースで…)

ちなみにこのテント場
怖く無かったですか?
転がったら下へコロコロ行きそうな…
2010/7/26 17:05
ON、ON、ON・・・・でした。
to4さん、こんにちは。
天候ですが、to4さんの予想通りON、ON、ON、ON・・・帰りの駐車場
で少しOFFでしたが、2日間共に晴天に恵まれ、楽しい登山となりまし
た。久々だな〜 crying 、晴天での登山!
テント場ですが、初めてでしたのでこんなもんかなと思ってました。
それほど怖さもありませんでしたが、本当はこんなところはあまりな
い?のでしょうか・・・ shock 
2010/7/26 17:41
お疲れ様でした
tayukayuさん

西穂でご一緒させていただきました。写真見ると西穂〜奥穂の縦走がいかに大変か思い知らされますね。

一筋縄じゃいかないなこりゃ

前日に重太郎新道登って2日目に西穂下るなんてなかなかできることじゃありません。

さて、私も写真は2羽とも雷鳥でいいと思います。
hiro-tさんの判定に一票です。
2010/7/26 17:41
ご挨拶遅れまして
sakura0725さん、こんにちは。
やっぱり西穂で会っていますよね。ご挨拶もせず、失礼しました。
私も昨年、ロープウェイから西穂に登頂しました。その日は、前日に
奥穂から西穂に縦走する予定でしたが、既に岩場がアイスバーン状態。
諦めて西穂からジャンを眺めていたものです。

ところで、ロープウェイの発音ですが、新穂高ロープウェイに乗った
際に、案内で「ロープーウェイ」と言っていました。「ロープウェイ」
が正しいのか?「ロープーウェイ」が正しいのか?yuと2人で考え込ん
でしまいました。

あ! 登山の話ではなくてすみません。coldsweats01
2010/7/26 18:20
お疲れ様でした
初めましてtayukayuさん、pippiと申しますchick
私はまだまだ初級ハイカーなので、ドキドキしながら拝見させていただきました。
好天に恵まれて良かったですね
yuさんの頂上のバンザイが本当に嬉しそうで心に残ります。

ところで雷鳥の件ですが
hiro-tさんの回答の通りです(野鳥図鑑で確認済み)


次回の北鎌もお天気に恵まれるといいですね
2010/7/26 18:30
初めまして
pippiさん、こんばんは。
今回は、本当に天候に恵まれよかったです。
ここのところほとんどが雨の中での山行で、今回やっと雨男を克服で
きました。 それと雷鳥について、調査いただきありがとうございま
した。私も少しは勉強しないと、登山者としては失格ですね。
2010/7/26 19:41
はら・ドキですね。
tayukayuさん、今晩は、
山行を見させて頂きました。
はらはらドキドキの緊張の連続と見受け(の様に見え)ました。
山行時間の長さにもびっくりですね。
何時かは通ってみたいコースと思っています。

でも先ずは今年唐沢〜穂高山荘〜奥穂高岳〜吊尾根〜岳沢のコースをクリアーします。(あ、レベルが違うか?)
まだザイデングラードの往復しか歩いた事が有りません。
2010/7/26 21:43
私もそんなに登山経験のない初心者です。
kintakunteさん、こんばんは。
私も昨年の5月に登山を始めたばかりで、山行記録には偉そうなこと
を書いてはいますが、それほど長い登山歴を持っているわけでもあり
ません。今年は、昨年できなかった北鎌尾根から槍に登頂することを
目標に、昨年冬より色々なトレーニングを積んできました。やっとの
思いで、今回ジャンダルム越えを達成することができ、少しずつでは
ありますが北鎌への自信がついてきおります。北鎌尾根は、バリエー
ションルートとしては、北アルプスで代表的な難関コースではありま
すが、何とかクリアして2010年の夏山を充実したシーンとしたく思っ
ております。

是非、kintakunteさんも2010年の夏山を楽しんでください。それと、
奥穂〜前穂〜岳沢の山行もがんばってください。安全登山で。
2010/7/26 22:41
北鎌はみえてきましたか?
お疲れ様です。
まずは天気が良くてなによりでしたね。
それと岳沢経由で行かれたんですね。涸沢からザイテン
を登るのかと思っていましたが。まあ、どちらにしろ穂高岳山荘まで入ってしまえば翌日は早い時間に行動できますからね。
ジャンダルムの直登やってみたいですね。西穂側から楽して登っちゃったので。
次は大キレットですか。問題なくやれると思いますよ。一歩一歩自信を深めて北鎌につなげてください。
2010/7/27 8:42
もう少しで見えそうですが・・・
siriusさん、こんにちは。
今回は、奥穂〜西穂の縦走が目的でしたので、穂高岳山荘に一番近い
ルートを選定しました。それでも辛かった。wobbly
ザイテンの登りと同じぐらい辛かったです。距離的には、横尾に寄ら
ない分、ショートカットできて次の日の縦走に体力を温存できまし
た。大キレットはyuの承諾をもらってないので(弱い立場なんですcoldsweats01)、
まだ決定ではありませんが、北鎌の前には行っておきたいところです。
2010/7/27 12:44
tayukayuさん、こんばんは。
天気が良くて、楽しまれたようで良かったですね。

馬の背やジャンもとても楽しそうです。
私もジャンに行ったら奥穂側から直登したいな〜と思っていたので、その際はtayukayuさんの記録を参考にさせていただきます。

あと、先週は私も行くかもしれませんと言っておりましたが、家族との都合で山には行けませんでした。tayukayuさんとお会いできなくて残念です。
そのうちお会いできた時にはよろしくお願いします。

先週はいけませんでしたが、今度の日曜日に槍に行く予定にしていますので、楽しんでこようと思います。
ただサッカーで足を痛めたので、ちょっとそれが気になりますが
足の調子と相談しながら楽しんできます。
2010/7/27 19:32
いつかどこかでお会いしたいですね。
Araさん、こんばんは。
今回は、本当に天気がよくてうれしかったです。crying 久しぶりに
好天の中で登山することができました。今週末は体の休養の
ため、室内ジムで軽くクライミングする予定です。

Araさんは今週末は槍ですね。今後も好天が続きそうなので、
すばらしい山行になると思います。お互い、すばらしい夏山
を楽しみましょう。  どこかでお会いできることを楽しみに
しています。
2010/7/27 21:27
お疲れ様ッス!
旭川のホテルのPCからアクセスしとります。
やりましたね!
しかも快晴とは。天気も味方につけての縦走おめでとうございます。
私の方の黒岳記録のアップはちょっと先になりますが、ものすごい雨と風でしたが、
上ですばらしい出会いもあり最高の思い出になりました。
2010/7/30 4:27
おかげさまで、無事やり終えました。
bmwr1100rsさん、おはようございます。
山行前は、色々とアドバイスいただきましてありがとうございまし
た。おかげさまで、怪我もなく無事にクリアすることができました。
今回の山行を終えて、より鮮明に北鎌尾根が見えてきました。現在
は、北鎌の情報を集め自分なりの山行計画を練っております。
2010/7/30 6:36
その説はどうも
ジャンダルムで一緒に登頂させていただきました
atsup624です。覚えてらっしゃいますでしょうか
ジャンダルム手前では落石もあり怖かったです。
お互い無事下山できて楽しい山行となりましたね。
2010/8/2 22:15
こちらこそどうも。
atsup624さん、こんばんは。
ジャンダルムの直登、気持ちよかったですね。
本当はトラバースが基本みたいなんですが、今回は直登でと決めてい
ました。今度、北鎌に行く予定です。ジャンとは違った危険がありま
すが、無事にやり終えたいなと思います。
2010/8/2 23:02
tayukayuさん
こんにちは、ittiと申します。

いつぞやはコメントを頂きまして(ハセツネ30Kの中止のときです)、
また、いつも拍手をありがとうございます(^▽^)

今年ジャンダルムに行きたいな〜〜と検索していましたらたどり着きました。
素晴らしい天気に景色ですね!!!(^▽^)

私とtayukayuさんとではクライミングの技術も脚力も相当差がありそうなので
自分はもっとゆるい日程を組むつもりなのですが、
コースの感じなどすごく参考になります^−^

女性の方、登頂されてすごく嬉しそうですね。
またお邪魔させて頂くかと思いますが、よろしくお願い致します
2011/5/28 20:12
素晴らしい岩稜帯を満喫してください。
ittiさん、こんにちは。
穂高連峰の岩稜帯は、一般登山道としては難しいルートと
して扱われておりますが、特殊なクライミング技術を必要
とはしませんのでご安心を。
但し、岩場の下りは厳しく、3点支持のクライムダウンは
必須となります。あと、体力は必要ですね。
でも、冬の西穂や表妙義をこなしているittiさんは、全く
問題ないですね。

それでは、穂高連峰の素晴らしい岩稜帯を楽しんでください。
私も今年は、北鎌尾根より槍に登頂して、西穂山荘まで
縦走する計画です。楽しみです。
2011/5/30 7:54
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