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Yamareco

記録ID: 6745864
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

バリエーション錬成 コブ尾根登攀

2024年05月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
17:23
距離
11.8km
登り
1,687m
下り
1,689m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:24
休憩
0:23
合計
2:47
7:20
7:20
10
8:10
8:21
10
8:31
8:43
83
10:06
日帰り
山行
12:09
休憩
0:13
合計
12:22
3:12
525
11:57
12:04
126
14:10
14:16
78
15:34
日帰り
山行
1:42
休憩
0:11
合計
1:53
6:59
50
7:49
7:50
6
7:56
8:06
32
8:51
8:51
1
8:52
ゴール地点
天候 1,2日目快晴、3日目曇り後小雨
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
アカンダナ駐車場3日利用1800円
コース状況/
危険箇所等
バリエーションルートのため、浮石、崩落など危険個所あり
その他周辺情報 ひらゆの森入浴 700円
上高地 河童橋より遠景
1
上高地 河童橋より遠景
中央は天狗沢、下山ルートです
1
中央は天狗沢、下山ルートです
岳沢への登りの途中から今回のルートが視認できた
中央「コブ尾根」、ジャン
1
岳沢への登りの途中から今回のルートが視認できた
中央「コブ尾根」、ジャン
標識が新しくなっている
標識が新しくなっている
風穴も雪で埋まっています
風穴も雪で埋まっています
中央のコブ尾根 主張しています
1
中央のコブ尾根 主張しています
アップで
今回登攀するコブ沢が見える
今回登攀するコブ沢が見える
岳沢の小屋までもう一息 バックは吊尾根
奥穂南稜上空で救助ヘリがホバリングしていました
岳沢の小屋までもう一息 バックは吊尾根
奥穂南稜上空で救助ヘリがホバリングしていました
やっぱり登攀ルートが気になる
やっぱり登攀ルートが気になる
小屋に着いた
岳沢小屋テラスより 明神沢、ダイレクトルンゼ
岳沢小屋テラスより 明神沢、ダイレクトルンゼ
昼食にキーマカリーをいただく 1500円 美味かった
2
昼食にキーマカリーをいただく 1500円 美味かった
今日は昼から偵察のみの予定
1
今日は昼から偵察のみの予定
偵察 下山ルート
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偵察 下山ルート
岳沢テント村
出発準備
もうすぐ マイナーピークのはず?
もうすぐ マイナーピークのはず?
マイナーピークより振返る
マイナーピークより振返る
明神主稜方面
奥穂南稜の岩稜が見える
奥穂南稜の岩稜が見える
スノーボラード附近 今回は再構築せずに岩の残置ロープを使うことにする
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スノーボラード附近 今回は再構築せずに岩の残置ロープを使うことにする
上高地方面 高度がある
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上高地方面 高度がある
懸垂降下点は右下の岩
懸垂降下点は右下の岩
マイナーピークからの懸垂
2
マイナーピークからの懸垂
2024年05月05日 06:49撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5/5 6:49
2024年05月05日 06:49撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5/5 6:49
コブ岩稜取付きへの登り 気温が高くなってきました
コブ岩稜取付きへの登り 気温が高くなってきました
2P目の核心部?
吊尾根から前穂
2Pを登る
コブからの懸垂支点
1
コブからの懸垂支点
コブの頭への最後の上り 右はジャン
2
コブの頭への最後の上り 右はジャン
ジャンダルム
コブの頭で記念写真
3
コブの頭で記念写真
槍を右に裏銀座方面
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槍を右に裏銀座方面
ジャンダルムをバックに
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ジャンダルムをバックに
天狗のコル
雪渓を降りる
2日の我が家
乗鞍、焼岳そして上高地を眺める
乗鞍、焼岳そして上高地を眺める
3日目の空はどんよりしています
3日目の空はどんよりしています
オオカメノキの花が咲く
オオカメノキの花が咲く
上高地に戻ってきました
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上高地に戻ってきました
ひらゆの森にサクラが
ひらゆの森にサクラが
あんき屋さんで「朴葉焼きトンカツ定食」 美味かった
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あんき屋さんで「朴葉焼きトンカツ定食」 美味かった

装備

個人装備
Wアックス
共同装備
50mWロープ スノーバー2本 割りばし テント一式

感想

コブ沢の登攀は早朝もありよく引き締まりWアックスが気持ちよく刺さりました。途中、氷壁気味な箇所もでステップをしっかりと蹴りこみ高度を稼ぎます。下部雪渓に空いたクレバスは上から回り込みました。
マイナーピークはコブ沢をつめると直ぐに現れ、事前に調べていた「スノーボラード」の跡が確認できました。今回は再構築せずに左手に懸垂支点が露出していたので、そちらを使い降下しました。
コブ岩稜への登りもトレースがあったので取付き点まで問題なくただりつけました。トレースがないと難儀をしたと思います。登攀の1Pはフリーで、2P目途中より3Pはロープを出しました。難易度は高くないのですが、浮石が多く注意が必要です。また、ルーファイをミスると致命傷になると感じました。
コブからの懸垂支点へはクライムダウンよりも10m程の懸垂を選択したほうが安全です。
コブの頭までの登りは岩稜と雪渓が交互に現れる急登でした。おまけに太陽の熱で雪の状態がみるみる悪くなります。
ロープを出すと時間がかかるためコブの頭には正午に到着しました。できれば上高地からの最終バスに間に合えばと考えたのですが、甘かったです。ここから、天狗のコルままでの岩稜歩きも時間をとり、天狗沢を下り小屋に着いたのが15:30。最終バスに間に合いそうにないので、もう一泊して帰ることにしました。
春山のバリエーション錬成によいコースです。

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奥穂高岳南稜(重太郎新道から下山)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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