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記録ID: 99028
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雪山ハイキング
日光・那須・筑波

雲竜渓谷 圧巻の造形美、氷柱がこんなにも青白いなんて&プチ滑落

2011年02月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
ukysz_2 その他1人
GPS
06:46
距離
11.9km
登り
801m
下り
785m

コースタイム

07:18 林道ゲート発
08:15 稲荷川展望台
08:52 洞門岩
10:00 雲竜渓谷入り口
10:57 雲竜瀑手前ウロウロ
11:47 雲竜渓谷入り口 12:57
12:38 洞門岩
13:06 稲荷川展望台
13:56 林道ゲート着
天候 雪 (・∀・)ノ
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道ゲート付近に10台ほど駐車可
AM2:00に到着時、三台ほど
タクシーで上がってくる登山客も居ました。
降りてたらほぼ満杯。
その下の避難所スペースにも結構車が停まってました。

※登り、降雪により車のトレースが埋もれてたのでFF+スタッドレスでは難儀した場所ありました。
 4駆スタッドレスやスタッドレス+チェーン付きなら問題ないかと?
コース状況/
危険箇所等
1、林道ゲート〜洞門岩
林道歩きになります。
積雪は10〜15cmほど

2、洞門岩〜雲竜渓谷入り口
林道歩きになります。
積雪は20〜30cmほど
(上記とも帰りは+5cmの積雪)

3、雲竜渓谷
最初は広い河原歩き、その先3度ほど渡渉があります。
アイゼン付きの渡渉は初経験でしたが、慎重に行けば問題なし。
雲竜瀑にも行けるらしいですが、凍った小さな滝か急な斜面を登るルート
どちらとも断念しました。(技術・装備が無いからだと思います)
たまに『バリーン』って音が響きます。
氷が剥がれて地面に当たった音だと思います。
柱の近くに長居するのは危険です。
林道ゲート手前です
このゲートは違う道
帰ってきたらこの部分も車が停まってました
2011年02月12日 07:16撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 7:16
林道ゲート手前です
このゲートは違う道
帰ってきたらこの部分も車が停まってました
これが進むべき林道
ゲートくぐりスタート
2011年02月12日 07:16撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 7:16
これが進むべき林道
ゲートくぐりスタート
わーい!雪上歩きだ!
なんて想いもすぐに飽きる(^^ゞ
2011年02月12日 07:22撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 7:22
わーい!雪上歩きだ!
なんて想いもすぐに飽きる(^^ゞ
せっかくなので、トレース外れて新雪に足跡を付けたり
2011年02月12日 07:41撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 7:41
せっかくなので、トレース外れて新雪に足跡を付けたり
まず、第一チェックポイント展望台
右手の小屋はトイレかと思いきやトイレでなし
2011年02月12日 08:09撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 8:09
まず、第一チェックポイント展望台
右手の小屋はトイレかと思いきやトイレでなし
100円入れなくても見える双眼鏡
でもこの様に積雪
2011年02月12日 08:12撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 8:12
100円入れなくても見える双眼鏡
でもこの様に積雪
そこから見える砂防ダム
随分と立派なようで
2011年02月12日 08:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2/12 8:15
そこから見える砂防ダム
随分と立派なようで
次のポイント
洞門岩
岩ってどこ?
2011年02月12日 08:48撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 8:48
次のポイント
洞門岩
岩ってどこ?
少し日差しが出てきた
が、出てきたのはこれが最後
2011年02月12日 08:49撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 8:49
少し日差しが出てきた
が、出てきたのはこれが最後
若干、雪も多くなり
またプチラッセル体験(^^)
2011年02月12日 09:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2/12 9:15
若干、雪も多くなり
またプチラッセル体験(^^)
開ける場所に出ても。。
あいにくこの天候
2011年02月12日 09:30撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 9:30
開ける場所に出ても。。
あいにくこの天候
林道分岐近くから切り立った崖
2011年02月12日 09:42撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 9:42
林道分岐近くから切り立った崖
ようやく渓谷入り口へ
2011年02月12日 09:54撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 9:54
ようやく渓谷入り口へ
その先の渓谷遠望
2011年02月12日 09:53撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 9:53
その先の渓谷遠望
その右手には開けた場所あり
テントも一張あり
2011年02月12日 09:53撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 9:53
その右手には開けた場所あり
テントも一張あり
こんな感じで河原を進み
2011年02月12日 09:56撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 9:56
こんな感じで河原を進み
そして渡渉
問題なし、がアイゼン付きは初なので慎重に
2011年02月12日 10:01撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 10:01
そして渡渉
問題なし、がアイゼン付きは初なので慎重に
まずは見えてきました
2011年02月12日 10:08撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 10:08
まずは見えてきました
幾つもの氷が重厚な趣
2011年02月12日 10:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2/12 10:09
幾つもの氷が重厚な趣
ようく見るとその氷を登っている人が
2011年02月12日 10:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2/12 10:09
ようく見るとその氷を登っている人が
さらに進みます
2011年02月12日 10:12撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 10:12
さらに進みます
これはつららレベルではなし
今にも落ちそう
2011年02月12日 10:14撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 10:14
これはつららレベルではなし
今にも落ちそう
それを振り返り
氷の棚という表現がふさわしいというか
2011年02月12日 20:00撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 20:00
それを振り返り
氷の棚という表現がふさわしいというか
うーんすごい
2011年02月12日 10:12撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 10:12
うーんすごい
おおっ!
見えてきましたよ
2011年02月12日 10:14撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 10:14
おおっ!
見えてきましたよ
この渡渉は少し距離あり
若干水に浸っても構わない感じで渡ります
2011年02月12日 10:15撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 10:15
この渡渉は少し距離あり
若干水に浸っても構わない感じで渡ります
この氷柱
でかい!青白い!
神秘的
2011年02月12日 20:00撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 20:00
この氷柱
でかい!青白い!
神秘的
その奥にも同じような柱が
2011年02月12日 10:18撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 10:18
その奥にも同じような柱が
2011年02月12日 10:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2/12 10:31
これが雲竜瀑に行こうとして阻まれた滝
小さいですが、氷なので登るの無理
2011年02月12日 20:00撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 20:00
これが雲竜瀑に行こうとして阻まれた滝
小さいですが、氷なので登るの無理
その右手にトレースあり進みます
2011年02月12日 10:53撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 10:53
その右手にトレースあり進みます
先行者の友人
このような斜面歩きは想定してなかった。。
2011年02月12日 10:32撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 10:32
先行者の友人
このような斜面歩きは想定してなかった。。
それを上から見下ろす
2011年02月12日 10:37撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 10:37
それを上から見下ろす
撤退ポイントからその奥へ下った先でプチ滑落しました
2011年02月12日 10:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2/12 10:46
撤退ポイントからその奥へ下った先でプチ滑落しました
遠方より、雲竜瀑
近くで見たら圧巻なのでしょう
2011年02月12日 19:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2/12 19:55
遠方より、雲竜瀑
近くで見たら圧巻なのでしょう
あの氷柱に果敢にクライミングの様子凄すぎます
見てる方が怖いです
2011年02月12日 11:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
2/12 11:00
あの氷柱に果敢にクライミングの様子凄すぎます
見てる方が怖いです
ザザッーと音が!
何かと思ったら上の崖から軽い表層雪崩
決定的瞬間は撮れず雪煙りだけかろうじて
2011年02月12日 11:03撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 11:03
ザザッーと音が!
何かと思ったら上の崖から軽い表層雪崩
決定的瞬間は撮れず雪煙りだけかろうじて
一層雪も降ってきました
2011年02月12日 11:16撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 11:16
一層雪も降ってきました
2011年02月12日 11:16撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 11:16
名残惜しいが帰ります
2011年02月12日 11:23撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 11:23
名残惜しいが帰ります
来た道を帰る
2011年02月13日 06:01撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/13 6:01
来た道を帰る
我々は見た!
この斜面をシリセードする女性三人組を!
勇気あります(^^ゞ
2011年02月13日 06:01撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/13 6:01
我々は見た!
この斜面をシリセードする女性三人組を!
勇気あります(^^ゞ
写真付きの看板ですがデカイ岩の落石ポイント
人間が潰されるレベル(゜Д゜;)
2011年02月13日 06:00撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/13 6:00
写真付きの看板ですがデカイ岩の落石ポイント
人間が潰されるレベル(゜Д゜;)
帰ってきました
2011年02月13日 06:00撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/13 6:00
帰ってきました
行く時よりも10cn弱積雪が増えてます
2011年02月12日 13:49撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2/12 13:49
行く時よりも10cn弱積雪が増えてます

感想

週末雪降ったので奥多摩の雪景色でも見に行ってみようかと。
そうしたら木曜夜、友人より『日光の方に行ってみませんか?』とお誘いが。
場所が雲竜渓谷。
初めて聞いた場所なので、ヤマレコで検索して事前調査開始。
ほうほう、アイスクライミングのメッカでもあるし、凍った滝や柱で景観美で有名らしい模様。

(帰り車中に雑誌を見せてもらいましたが、山と渓谷で特集ページを組んでいた場所なんですね(表紙の写真通りでした)
 氷柱の裏側に行かなかったのが残念です。
 アイスクライマーも多かったですが、渓谷を見に来た人も多そうですね。)

前日(と言っても夜中)にゲートまで到着し、翌朝出発まで仮眠。
充分な睡眠を取れたとは言えない身体を起こしスタートです。

渓谷入り口までは林道歩きが主なので少々退屈だけど、ちょうど良い具合に積雪しているので、
無意味に雪の中に侵入にプチラッセルもどきを体験。
脛ぐらいの深さだけど、イメージ的にはこんな感じかな?

2時間ほど歩いたのち、ようやく渓谷の入り口へ。
ここからは別世界のようでした。

広々とした河原の奥には切り立った崖が。
近付くにつれて崖に凍りついた滝がいくつも幅広く形成されています。
さらにその奥へ進み、渡渉ポイント辺りから氷の柱が見えてきます。

でかい!

まるで自立しているかのように形造られ、その太さは樹齢何百年もあるような杉の木の様。
色も透き通るような青白さで、神秘的な景観が続きます。
自分の表現力では、ここまでしか伝えきれないのが残念ですが
これは実物を見た時の感動が一層増すということにして(^^ゞ

その先の雲竜瀑を友人が見たいと言うので先に進みますが、ある程度進んだところで氷の滝に阻まれます。
この滝を登るには無理そう、、なので右手斜面を登るルートにトレースがあり、そちらを進みます。

部分々々急な斜面で慎重に進ましたが、少し上がった場所で先行していた友人からこの先トレース無しとの事。
仕方なく引き返します。

急な斜面がイヤだなぁ〜と思った矢先、足元がズルッ!!
えっ!と思った瞬間ケツをつき、そのまま身体ごと滑り落ちる
ヤバイ滑落だっ
でも冷静に、そう言えばこの斜面登る時に木を頼りに登ったんだよな・・その木は?あれだ、つかまれっ!
懸命に左手を伸ばしその木の枝に。
・・掴まれ切れなかったものの、そこでスピードが殺された様で、少し落ちた後に何とか停止
この間2〜3秒ほど。
身体を起こして下を見ると、そのまま落ちてたなら数m崖から落ちてた(( ;゜Д゜))ブルブル
一命を取り留めたは大げさだけど運悪ければ骨折コースだったかも?(-_-;)
いやぁ、おそろしい。
雪面が不安定だったので踵でしっかり踏みつけてから。。なんて思ってたら、ツメがない踵からズルリ・
今回は6本爪の軽アイゼン、軽アイゼンの限界も感じました。

結局雲竜瀑は諦め、もう一度景観を堪能し同じ道を辿って林道ゲートへ。
この日の山行は距離こそ普段より短いものの、中身の濃い山行になりました(^^ゞ

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コメント

濃いです
ukkysuzさん、こんばんは。
今度はこちらに行かれてましたか

氷柱がとても美しいです。普段は水量もすごいでしょうに、あんなに凍ってしまうなんて・・・
とてもスケールが大きそうで、写真では撮りきれないですね。
写真にクライマーさんが写っててヨカッタ。それでこの大きさが把握できました

それにしても、いろいろ経験されました・・・
表層雪崩は怖いですね。クライマーさんその後も写ってましたが、大丈夫でしたか?
あとプチ滑落 ukkysuzさんが冷静に判断されて、何事もなくてホッとしましたよ〜coldsweats01

ツララレベルではないツララ
育ちすぎっっ  サスペンスドラマで、最後に犯人があのツララにやられるシーンが浮かびました
2011/2/13 23:51
犯人ですか!
こんにちは、pippiさん
今回はこちらに行ってきたんですよ。

自分は、密室での完全犯罪の凶器でツララを使うシーンが浮かびました

プチ滑落は、冷静というよりは何とかして枝に掴まろうとしか頭に無かったですよ
ヘリで病院に搬送・・なんてシャレじゃ済まないですからshock

>表層雪崩は怖いですね。クライマーさんその後も写ってましたが、大丈夫でしたか?
何事もなく無事のようでした。
その後登りきってましたし!

スケールが半端ないです。
この間の払沢の滝レベルでは無かったです
あの柱が出来上がる過程をカメラの早送り等で見てみたいですね
2011/2/14 14:36
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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