今日は、尾瀬の自然と諸問題について学びに来ました。先生方と一緒に歩きます。さて、鳩待峠から尾瀬ヶ原に出発します。
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10/16 7:50
今日は、尾瀬の自然と諸問題について学びに来ました。先生方と一緒に歩きます。さて、鳩待峠から尾瀬ヶ原に出発します。
鳩待峠の登山口にあるマットの下の土を調べたら、トマトの種があったそうです。マットで土を落とすことは、尾瀬のために役立ってますね!
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10/16 7:50
鳩待峠の登山口にあるマットの下の土を調べたら、トマトの種があったそうです。マットで土を落とすことは、尾瀬のために役立ってますね!
木道の刻印。「H26年度、東電が整備しました」
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10/16 8:05
木道の刻印。「H26年度、東電が整備しました」
おおー、至仏だ。尾瀬で一番古い山です。隆起してできていますので、蛇紋岩(じゃもんがん)なのですね。蛇紋岩の表面が少しずつはがれて至仏の土になるから、至仏の土は薄いのですね。
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10/16 8:14
おおー、至仏だ。尾瀬で一番古い山です。隆起してできていますので、蛇紋岩(じゃもんがん)なのですね。蛇紋岩の表面が少しずつはがれて至仏の土になるから、至仏の土は薄いのですね。
木道の管理札、これは群馬県のもの。50mおきにあります。
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木道の管理札、これは群馬県のもの。50mおきにあります。
この木道の管理札(っていうのかな?銀色のやつ)は、尾瀬の保護財団のものだそうです。
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10/16 8:23
この木道の管理札(っていうのかな?銀色のやつ)は、尾瀬の保護財団のものだそうです。
土砂崩れを直したあと。
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10/16 8:37
土砂崩れを直したあと。
シラネアオイ、秋の様子。尾瀬のシラネアオイが減ったと思っていたら、鹿に食べられてしまっているとのこと。
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シラネアオイ、秋の様子。尾瀬のシラネアオイが減ったと思っていたら、鹿に食べられてしまっているとのこと。
クマよけの鈴
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10/16 8:51
クマよけの鈴
来年の水芭蕉(笑)
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10/16 8:54
来年の水芭蕉(笑)
みんなで勉強中。霜が降りていて、滑りました!
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10/16 9:00
みんなで勉強中。霜が降りていて、滑りました!
まゆみの実
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10/16 9:09
まゆみの実
山の鼻にて。東電が何やら建物の改修工事中でした。
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10/16 9:36
山の鼻にて。東電が何やら建物の改修工事中でした。
研究見本園から至仏
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10/16 9:38
研究見本園から至仏
研究見本園の様子、右手の山は八海山。奥は景鶴が見えているのかも。
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10/16 9:38
研究見本園の様子、右手の山は八海山。奥は景鶴が見えているのかも。
ええっと・・・地質がなんとかっていうドイツ語なんだけど・・・忘れました。
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10/16 9:49
ええっと・・・地質がなんとかっていうドイツ語なんだけど・・・忘れました。
木道の刻印。「環境省が整備した木道ですよ」
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10/16 9:50
木道の刻印。「環境省が整備した木道ですよ」
この管理札は、どこのかな?
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10/16 9:50
この管理札は、どこのかな?
燧ケ岳p2356m、尾瀬では一番新しい山です。火山だから、山頂近くまで樹林帯です。そこが至仏と違うわけですねえ。
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10/16 9:58
燧ケ岳p2356m、尾瀬では一番新しい山です。火山だから、山頂近くまで樹林帯です。そこが至仏と違うわけですねえ。
尾瀬には、ヤチヤナギがたくさんあります。雌雄が別の木ですが、根っこでつながっているとか。
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尾瀬には、ヤチヤナギがたくさんあります。雌雄が別の木ですが、根っこでつながっているとか。
ヒツジグサの紅葉(時々学習から離れてハイカーになってしまう:苦笑)
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ヒツジグサの紅葉(時々学習から離れてハイカーになってしまう:苦笑)
だって、きれいなのですもの。学習から気持ちが離れますってば。
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10/16 10:07
だって、きれいなのですもの。学習から気持ちが離れますってば。
これは、ヒツジグサではなくって、オゼコウホネという植物です。この池塘と、他のどこかの池塘にしかないとか。
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10/16 10:17
これは、ヒツジグサではなくって、オゼコウホネという植物です。この池塘と、他のどこかの池塘にしかないとか。
講師のガイドさんより「木道を整備するための木材が湿原の上にありますが、あれってどう思いますか?」とのなげかけ。そうだった!これを学びに今日は歩いているのです!
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10/16 10:25
講師のガイドさんより「木道を整備するための木材が湿原の上にありますが、あれってどう思いますか?」とのなげかけ。そうだった!これを学びに今日は歩いているのです!
ほらね、沈んでいるでしょ?
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10/16 10:27
ほらね、沈んでいるでしょ?
景鶴山、いつか歩きたい(勉強のために歩いているはずが、時々ハイカーに戻ってしまいます:苦笑)
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10/16 10:47
景鶴山、いつか歩きたい(勉強のために歩いているはずが、時々ハイカーに戻ってしまいます:苦笑)
竜宮入口。明治時代に学者を片品の人が案内した時、「この水はどこへ行くのか?」と聞かれ、「竜宮です」と答えたことから名前がついたそうですよ。
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10/16 11:16
竜宮入口。明治時代に学者を片品の人が案内した時、「この水はどこへ行くのか?」と聞かれ、「竜宮です」と答えたことから名前がついたそうですよ。
竜宮出口
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10/16 11:20
竜宮出口
竜宮小屋から見晴らし方面へ。群馬県から福島県に入りました。関東地方という文字は、余計なんじゃあないかと感じます(苦笑)
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10/16 11:59
竜宮小屋から見晴らし方面へ。群馬県から福島県に入りました。関東地方という文字は、余計なんじゃあないかと感じます(苦笑)
下田代から段吉新道(只見川)方面。東電が尾瀬をダムにした場合は、あそこが堰になったわけですね。ああ、ダムにならなくてよかった・・・。
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10/16 12:02
下田代から段吉新道(只見川)方面。東電が尾瀬をダムにした場合は、あそこが堰になったわけですね。ああ、ダムにならなくてよかった・・・。
東電小屋(新潟県)まで足を延ばしました。さて、勉強しながら帰りましょう。
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10/16 12:58
東電小屋(新潟県)まで足を延ばしました。さて、勉強しながら帰りましょう。
木道の間のコケ?草?土?なのかな、を触ってみると、なるほど水分を多く含んでいてしっとりしています。
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10/16 13:04
木道の間のコケ?草?土?なのかな、を触ってみると、なるほど水分を多く含んでいてしっとりしています。
木道が上下しています。向こう側が高くなっているのは、熊が下を通れるようにしているためです。
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10/16 13:06
木道が上下しています。向こう側が高くなっているのは、熊が下を通れるようにしているためです。
中田代の池塘。これが泥炭です。泥炭って、ピートなのかな!?なんか、つながりません。泥炭と湿原が結びつく自然環境は世界的に珍しいらしいですね。
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10/16 13:18
中田代の池塘。これが泥炭です。泥炭って、ピートなのかな!?なんか、つながりません。泥炭と湿原が結びつく自然環境は世界的に珍しいらしいですね。
最近の東電の木道には、FSCの刻印も。何の略なのかはわかりませんが、東京パワーテクノロジー(株)になってからこの刻印を使用しているようです。
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10/16 13:21
最近の東電の木道には、FSCの刻印も。何の略なのかはわかりませんが、東京パワーテクノロジー(株)になってからこの刻印を使用しているようです。
東京パワーテクノロジーってのは、東電の子会社で、尾瀬では整備をしている部隊です。その他東電の子会社を集めて東京パワーテクノロジー(株)に再編成したようです。
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10/16 13:27
東京パワーテクノロジーってのは、東電の子会社で、尾瀬では整備をしている部隊です。その他東電の子会社を集めて東京パワーテクノロジー(株)に再編成したようです。
下ノ大堀川の橋を架けかえていました。こんなに堅牢な橋が必要なのか疑問です。雪に耐えられるようにでしょうか??ヨッピ橋もかつてのと違って立派になっていて驚きました。
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10/16 13:27
下ノ大堀川の橋を架けかえていました。こんなに堅牢な橋が必要なのか疑問です。雪に耐えられるようにでしょうか??ヨッピ橋もかつてのと違って立派になっていて驚きました。
木道整備中の案内。
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10/16 13:38
木道整備中の案内。
足を踏み入れてはいけない湿原の上にヘリで荷揚げされた木材が無造作に置かれています。
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10/16 13:39
足を踏み入れてはいけない湿原の上にヘリで荷揚げされた木材が無造作に置かれています。
工事中。
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10/16 13:39
工事中。
木道を横から見るとこんな感じ。う回路の足場から撮影しました。
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10/16 13:40
木道を横から見るとこんな感じ。う回路の足場から撮影しました。
10年経ち、かけかえ中の木道をひっぺがしたところ。こんな感じです。
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10/16 13:40
10年経ち、かけかえ中の木道をひっぺがしたところ。こんな感じです。
最近は、牛首の近くの分岐(たしか、以前は単に三叉路って呼んでいたのですけれど・・・)を牛首って呼ぶようになったのですね。知らなかったなあ。
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10/16 13:42
最近は、牛首の近くの分岐(たしか、以前は単に三叉路って呼んでいたのですけれど・・・)を牛首って呼ぶようになったのですね。知らなかったなあ。
山の鼻で休憩後、鳩待に戻りました。真ん中の黄土色の石が蛇紋岩です。
改めてオーバーユースについて考える一日を過ごせました。
今日も目を通してくださり、ありがとうございました。
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10/16 14:36
山の鼻で休憩後、鳩待に戻りました。真ん中の黄土色の石が蛇紋岩です。
改めてオーバーユースについて考える一日を過ごせました。
今日も目を通してくださり、ありがとうございました。
ramisukeさん、こんにちは。
興味深く拝見させていただきました。先日行った谷川岳も天神尾根はオーバーユースを感じました。そう言いつつ、自分も加担してるんだよなぁ。
と、言いながら、明日は後輩の夢であるの尾瀬、至仏山山行に同行しようと、準備しながら情報収集…
後輩の装備品?としてトイレのチップを申し伝えるように致します!
どこに行っても過剰なほどのサービスがいたるところで見受けられて、山ブームも落ち着かずですね。
登山道の整備に精を出している方々には心より頭の下がる想いですが、やっぱ湿原の中にドッサリ!はちょっと白けますね〜。
土曜の午前、考えさせられながら、悶々と準備中です。
マナーとかモラルとか、最低限のことは守りつつ、楽しみながら、初心者の後輩くん達に伝えることができたらなぁ(´-`).。oO
ありがとうございましたー。
haccymasaさん、はじめまして。
コメントありがとうございます!
haccymasaさんの記録を拝見しました。
後輩くんというのは、一緒に黒斑に行った方なのでしょうね。
真夏の黒斑には行ったことがないのですが、写真を見ていたら
真夏もよさそうですね(笑)
先日、友人が谷川に行ったら、天神尾根が渋滞していたそうです。
混んでいるところには気が向かず、近年北アルプスも避け気味です。
よもや、谷川までそんなに混んでいるとは驚きました。
>過剰なほどのサービス
→同感です。
明日は、楽しんできてくださいね!
私の個人的な好みですが、10月中旬から下旬に、
大清水→尾瀬沼→段小屋坂→温泉小屋→燧裏林道→
御池→(バス)→沼山峠→尾瀬沼→大清水
というのが好きです。来年、ぜひどうぞ(笑)
こんにちは^^
凄い作業してますね。
ご苦労さま&感謝感謝です。
基本的にこの手のもので黒字は稀かもですね。
あくまで個人的な見解ですが、ちゃんと、どの山もガッチリ入山費を取るべきです。
取って地元に還元し、かつ山の維持へ使ってほしいです。
ちゃんとね。ちゃんと明朗会計で。
更に、鹿ですが人間が増やしたようなものなので、人間が始末する必要があり打ち殺すしかないと思います。基本そうは食べないと思うので破棄です。カミサンの親戚は仙丈ケ岳の鹿柵を整備してますが大変らしいですね。
昨日TVでやってましたよ。狼を導入したら、鹿の個体数はキチント減り、かつ、維持されるようになったそうです。食べられる事もあるそうですが、生殖も軽減されるんですって。自然はちゃんと回ってますね。
前に「私は尾瀬が好きだ。だから尾瀬に行かない」みたいな、ある意味究極の自然保護の言葉を聞いた事がありますが、人間が入らない箇所は日本においてはほぼないはず。人が管理する=金がかかる。少しでも地元の方や管理者の方に極端な商業主義ではない儲かる仕組みがないとこの先、人口減は確実。尾瀬に限らず、そこらじゅうでボロボロになると思ってます。
ブルスカさん、ご意見をたまわり、ありがとうございます。
レポート作成に役立てます!
>取って地元に還元し、かつ山の維持へ使ってほしいです。
>ちゃんとね。ちゃんと明朗会計で。
>少しでも地元の方や管理者の方に極端な商業主義ではない儲かる仕組み
集まっていた我々教えてもらう側も、同じ意見でした。
どうやら、国立公園なるところは、環境省、厚労省、自治体、民間が
からんでいて、足並みがそろいにくいようですよ。
入山料について、我々ハイカーは妥当な額、正しく使われていれば
概ねみなさん賛成じゃないかと思いますよね。
>カミサンの親戚は仙丈ケ岳の鹿柵を整備
うわ、大変そう。ありがとうございます。
こちらも細々と安蘇山域の里山整備に関わっています・・・。
何処のお山でもそうですが立ち入り禁止にすれば自然は回復します、人が一番荒らしていますからね。
尾瀬に関しては、荒れないように整備したことで人が入り易くなってしまったのがいけないのでしょうが、整備しなければ何処にでも入り込んで荒れ放題になってしまうだろうし・・・いたちごっこですね。
完全予約制にし入園制限するとともにがっちりと入園料を徴収して管理費用に充てるのが対策としては一番かな。
現状は東電さんの努力によって維持されているものと思われます、木道整備は大変なことだし資材を一々人力で運んでいたら・・・人が入り込むことを思えば資材をちょいと置いておくことくらいのダメージは軽いものでしょう。
植物は人が思っているより繊細ですが強いですよ。
kriskyさん、意見を寄せて下さり、ありがとうございます。
レポートに役立てます(勉強した→事後レポートを作成するわけよ)
>尾瀬に関しては、荒れないように整備したことで
>人が入り易くなってしまったのがいけないのでしょうが
はい、整備しすぎ。だから、山ではなくって、観光地という感覚から
離れられない方がいるのでしょうし、受け入れ側も、なぜかそうなって
しまっているようです。
>完全予約制にし入園制限するとともにがっちりと入園料を
>徴収して管理費用に充てる
ブルスカさんへも返信しましたが、これが得策でしょうね。
例えば、片品村、桧枝岐村など尾瀬に入山できる一般的な
登山口にビジターセンターとバスターミナルを設置、
そこの窓口を通してしか入山できないようにする。
そうすれば、人数が規制できる。
さらに、バスの待ち時間、バス内で指導員の人から必要事項を
説明できる。少なくとも今から観光バスツアーは制限するとか。
>木道整備は大変なことだし資材を一々人力で運んでいたら・・・
はい、私も現実的にはしかたないと思います。
ただ、1ケ月間も資材を放置しなくてもいいんじゃないかなあとは
感じています。多少の手間がかかっても、工事を3期計画にして
3回に分けて荷揚げするとか。
そうすれば、ちょっとは湿原のダメージが減るかも?って考えました。
サンキューでした。レポート書かなくっちゃ!
ヘリを飛ばすには一回で数十万からかかりますので回数を分けるには費用がかさんでしまうからやむを得ないと思いますよ。
予算、人員、作業効率・・・考えての事でしょう、自然を優先するならば立ち入り禁止しかありませんね。
こんにちは♪
入山料の収入があって保護をすすめる前提だから、
荷揚げ3回にしてみました!
しばらく入山禁止も、悪くないですよね。
いつも、サンキューです。
ramisukeさん こんにちは。
昨年おそらく同じ先生(地下足袋履いていらした)にご指導賜り尾瀬を歩いた者です
燧ケ岳へ続く一本道、羊草の紅葉、マユミの紅い色など懐かしく拝見しました。
長い年月をかけ堆積した泥炭層から成る湿原、上に育つ植物と美しい景色。
貴重な環境が永く残ってほしいです。
djorkaelさん、そうですか、同窓の方ですね(笑)
コメントを寄せて下さり、ありがとうございます。
私は群馬に生まれ育って、山歩きを趣味にしています。
それで、真面目に勉強してみたいと考えていました。
学んだからといって、何かできるわけではないのですが、
関心を寄せている人が増えることは少なくとも善いことかも?
と、思っています。
>環境が永く残ってほしいです
ほんとうに、「永く」残ってほしいですね。
群馬県の上毛かるたの「せ」は
「仙境尾瀬沼 花の原」です。絵は、水芭蕉です(笑)
また、記録を拝見しますね!
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