八ヶ岳・硫黄山〜醤油樽の滝


- GPS
- 12:31
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,389m
- 下り
- 1,409m
コースタイム
→硫黄岳11:25〜12:20
→夏沢峠12:55→オーレン小屋13:30→夏沢鉱泉14:10〜15:10→桜平ゲート15:40→醤油樽の滝入口駐車場16:15
1月24日 醤油樽の滝入口8:15→醤油樽の滝10:00→醤油樽の滝入口駐車場11:05
天候 | 23日 晴れ一時雪 山頂は強風 24日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(スタッドレスタイヤではないため桜平駐車場までは登れず) |
写真
感想
前日は会社の新年会だったため遅めの出発、22日夕方目標に桜平を目指すが、オールシーズンタイヤの四駆では限界で、チェーンを巻いてもほとんど効果無し。スコップでかき分け、十分に離合できるスペースに車を停めて車中泊。翌日明るくなって周りを探索すると醤油樽の滝駐車スペースらしいとわかりました。
なお夏沢鉱泉宿泊客には、この道は走行が危険なこと、桜平駐車場が除雪されず進入困難なため、唐沢鉱泉分岐地点に車を置くように伝えているようです。
夏沢鉱泉までは送迎車が通るため圧雪に近い林道を歩くことになります。ほとんどの登山者が夏沢鉱泉からと思われ道路には足跡がほとんどありません。夏沢鉱泉を過ぎアイゼンを装着します。天気予報は晴れでしたが、ぱらぱらと雪が降っていて静かで暗い森林の中を歩き続けます。おそらく夏沢鉱泉宿泊客が朝一番で出た後のためトレースには困りませんでした。
夏沢峠が近づくにつれて明るくなり、峠に出ると硫黄岳から神秘的な陽光が差してきます。強い風が山肌に吹き付けているのが明らかに見え、危険を察知して完全装備に切り替えます。
硫黄岳への登りはそれほど辛くはありませんでしたが、強風低温に参ったパーティーがたくさん下ってくるため道を譲ってなかなか進めません。山頂に出ると時折晴れ間が出て、赤岳や北八ヶ岳方面など一望できることがありました。少し遅めが正解だったようです。ずっと身につけていたニコンD90はよく働いてくれましたが、ソニーのビデオカメラは低温でやる気なし。強風を撮っておきたかったのですが。
帰りは夏沢鉱泉に日帰り入浴し、車に戻って車中泊。
24日は代休消化で休み。醤油樽の滝に挑戦しました。購入したばかりのワカンで散策しますがひどく歩きづらかったですね。30cmほど雪に埋もれた古いトレースの場合はアイゼンの方がよかったかも。コースタイム30分を遙かにオーバーして醤油樽の滝に着きましたが、予想通り氷瀑となった滝を見ることができ、一気にやる気がでてきましたね。帰りはノーマル登山靴で容易に戻ることができました。
問題は車での下山。チェーンを巻いたのが足を引っ張って、おしりフリフリな感じだし、ついにヘアピンカーブで100度回転してしまいました。交通量の非常に少ないところなので良い?訓練になりました(^_^;
かえってチェーンなしの方がよかったかも。ちなみに夏沢鉱泉送迎車は下りでは後輪にチェーンを巻いているようです。急坂の山道は四駆+スタッドレスタイヤが基本ですが、自宅は雪のない静岡なので悩みどころです。
硫黄岳は初心者向けと言われていますが、確かにこのルートは日帰りができるので適当な表現と言えそうです。1ヶ月前に稲子温泉から入ったときは本沢温泉往復が精一杯でしたので、こんなに早く下山できるとは思いませんでした。
ただしとても寒いため装備がそれなりに必要な山と言えそうです。
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