秋田駒ヶ岳 (国見温泉から)


- GPS
- 08:40
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,202m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:37
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
メインのコースは良く整備されていますが以下のコースで注意が必要です。 ○馬の背→横岳間は狭く外輪山の縁を歩くため、バランスに注意しましょう。 ○馬の背→男岳間はガレていますので足下注意です。 ○男岳→五百羅漢はとにかく危険。小さめの礫のため滑りやすく、下りの場合は危険倍増。外輪山の内側が急崖で、その縁を歩くため、滑落の危険もあります。 ○女岳は踏み跡が消える箇所があり、霧がある場合は注意です。 ○水沢分岐→御坪分岐は草刈りはされていますが、歩かれた形跡がほとんどありません。蛇(真っ黒!)に3回出くわしました。 |
その他周辺情報 | 「あきた芸術村 温泉ゆぽぽ」で650円。 シャンプー、ボディソープあり。ただし馬油です。。。 http://www.warabi.or.jp/yupopo/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
タオル
靴
ゲイター
ザック
昼ご飯
行動食
飲料(3.5リットル)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
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感想
35年ぶりの秋田駒ヶ岳、やっと来れました(嬉)。カルデラ一周と、横岳、男女岳、男岳、時間があったら女岳の登山で計画。最初は中生保内口から登るつもりで登山口まで行きましたが、羽ムシの大群に襲われ、即撤収。急遽国見温泉口へ変更しました。
【国見温泉〜横長根分岐間】
木々の中を歩く森林浴コース。急登もなく、全体に整備されていて、とても登りやすいです。
【横長根分岐〜男岳分岐間】
カルデラの縁を歩く稜線ルート。時々女岳方面や田沢湖方面、盛岡方面を見ることができ、お花も増えてきて気持ちがいいです。
【男岳分岐〜ムーミン谷間】
大焼砂の黒い砂を横切ります。なんとここが女王コマクサのお花畑!こんなに群生しているのは見たことがないです。当日はとにかく風が強く、安全の意味からもこの区間だけポールを使用しました。ムーミン谷は素晴らしいお花畑です。こんなに多種類のお花が咲いているとは・・・。ハクサンシャジンが一番多かったかな。アザミに色々な種類があるんですね。勉強になりました。今度はチングルマが満開の時期に来たいですね。
ムーミン谷〜馬の背間は急登です。お花も多いですが、浮き石も多いです。登山者が多いルートなので、気をつけましょう。
【馬の背〜横岳間】
足下が狭い尾根ルートです。しかも植生で足下が見づらく、カルデラ壁が急崖なので危ないです。今回は霧のため、恐怖心はあまりなかったですが(笑)。しかし横岳、間違えました。標高の高いピークがあったので、そこが横岳かと・・・。ここで地形図を見るべきでした(反省)。
【横岳〜阿弥陀池〜男女岳間】
全く危険箇所はありません。男女岳は35年ぶりで、霧の中でしたが大満足。登山動が直進の記憶があるのですが、整備され変わりましたかね。
【阿弥陀池〜男岳間】
道幅が広いですが浮き石が多く、落石注意です。難しくはありません。霧で何も見えなかったので、ニセピークにはだまされました。男岳山頂は人が多いですね。
【男岳〜五百羅漢】
急崖、落石、急斜面で非常に危険です。小さな礫のため、とても滑りやすいです。できれば登りのルートに選定してください。
【五百羅漢〜女岳】
踏み跡がはっきりしません。霧の場合、迷いやすいかもしれません。アザミのとげが痛く、長袖必須です。また女岳はガレていて、登りにくいです。また最も活動的な所なので、火山活動に要注意です。
【五百羅漢〜御坪分岐(金十郎長根)】
視界が開けた気持ちの良い緩い稜線(カルデラ縁)ルートです。右手に田沢湖が見えます。人があまり入った形跡がなく、蛇3匹に出会いました。気をつけましょう。
【御坪分岐〜横長根分岐】
傾斜の緩いルートです。視界はあまりよくありませんが、たまに開けて秋田駒ヶ岳全景を見ることができます。
【総括】
アップダウンあり、稜線歩きあり、お花畑あり、火山ありのとても面白いルートでした。ここ最近で登ったルートでは最も面白かったです。大満足!35年ぶりの秋田駒ヶ岳、また来ないといけないな。次は何年後かな?
コメント
この記録に関連する登山ルート
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35年ぶり記載に、早くから山歩きなされ羨ましく感じてます。
本州在住中に、少しでも興味を抱いていたならと思うこの頃です(笑)
寝ずの研修で訪問に、景勝等も見ずに帰宅した観光地。機会あれば、
当時イメージの入れ替えに、のんびり山歩きしたい本州です。
yama-hikaruさん
おはようございます。コメントありがとうございます。
母親が山に登る人だったので、小学生の頃から地元の太平山(1170m)によく登っていました。登山はDNAの影響ですかね(笑)。今回の山行では母親も行きたいと言いましたが、流石に76歳、本ルートは厳しく諦めてもらいました。
そうですね、本州のんびり登山...私もやってみたいです。住んでいた当時は秋田県内の山しか登っていないので、いろいろ他県のお山を歩きたいですね。何歳まで歩けるかな
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