真夏の鳥海山−湯ノ台口から山頂を経て千畳ヶ原へ


- GPS
- 09:22
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,291m
- 下り
- 1,163m
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:45
天候 | 晴れ。午後からガス模様 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*特に危険な箇所はないが、もちろん新山や幸次郎沢は落ちると非常にまずいことになるので慎重に登下降した。 *千蛇谷の細い道をアザミが痛くてバンザイしながら歩いていたので、投降兵のように見えたかも^^ |
その他周辺情報 | 日帰り入浴:鳥海山荘(@510円)など |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
熊鈴・笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPSロガー
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 水は4リッター担ぎ上げ、きっちり消費 |
感想
仲間と行くハイキングはとても楽しいのですが、時に山とじっくり向き合いたくなり、鳥海山のお気に入りルートへソロで向かってきました。
快晴の下湯の台口から歩き出し八丁坂を行きますが、素晴らしく心地良い風とハクサンシャジンなど傍らの花々、振り返れば庄内平野の遠望に恵まれ、いつもは河原宿まで辛い登りを今日は本当に気持ち良く歩くことができ、辿り着いた河原宿もまた素晴らしい花畑。
河原宿から楽しみに大雪渓に向かうも、雪渓に乗ったと思ったら間もなく夏道になり少し残念。雪渓は昨年の8月下旬より小さい感じでした。気を取り直して薊坂の花々と急登^^を楽しみながら伏拝岳へ。今日は気が向いたら新山まで行くつもりでしたが、伏拝岳で一服しているうちに新山のガスがすっかりとれて、これは行くしかないか。まだ見たことのないチョウカイフスマを一度くらい見たいものだとキョロキョロしながら外輪を行きますが、何せ見たことの花なので見つけようもありません。今度誰か詳しい人に教えてもらおうと諦めた頃、新山・外輪分岐の少し手前に、石でつくったサークルに囲まれたそれらしき小花の集まりが!高校の校章のイメージからもう少し大きな花を想像してたのですが、こんな可愛らしい小花だったんですね。
チョウカイフスマを見られたことにすっかり気を良くして外輪から新山方面に下ります。一昨年初めてここを下った時は相当におっかなびっくりだった記憶があるのですが、今日は難なく下れました。少しはバランスが良くなってるのかなとさらに気を良くし、その勢いで新山山頂へ。山頂はさすがの人出で撮影待ちができている様子だったので外輪あたりを23枚撮って降りてきました。御室で休憩の後、大物忌の神さま(一説によると女神だそうです)に参拝のうえ千蛇谷を下りますが、千蛇谷の夏道が結構長く思ったより体力を消耗しました(やっぱり千蛇谷は雪渓時季に限る^^)。私が下り始めたあたりで千蛇谷を登ってきた小学生が何人かバテてたのですが、シンパシーを禁じ得ません。
ようやく乗り上げた外輪を進み七五三掛を通過、御田ヶ原分岐から千畳ヶ原に向かいますが、千蛇谷での消耗と気温が上がってきたことで休憩の頻度が増えます。自らの体力とこんな感じで対話しながら「もう少し行けそうか?」「いやもうダメだ」(^^;)。丁字分岐で長めの休憩の後千畳ヶ原に伸びる木道歩きを楽しみ、いよいよ幸次郎沢にとりつきますが、このあたりでは結構ヘロヘロで何度も立ち止まりながら何とか岩登りをクリア。時間と余力に相談のうえ、旧友Iくんのお奨めの月山森は次回の楽しみにとっておくこととし、お気に入りのボタ池のあたりでしばらくボーッと休んだ後何とか16:00過ぎに下山してきました。
まだまだ修行不足を露呈した山行でしたが、それでも夢のように楽しい、素晴らしい山旅でした。
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