富士見平キャンプ


- GPS
- 20:46
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 293m
- 下り
- 293m
コースタイム
天候 | 7/28(前日) 白馬 下界は晴れ、蒸し暑く、夕方一時土砂降りのち曇り時々雨。山はガスで見えない。 (何故白馬の天気があるのかは感想をご覧ください) 7/29朝 白馬 朝小雨、霧のち曇り。山はガスって見えない。 7/29午後 富士見平 曇り時々雨 7/30朝 富士見平 朝ちょっとだけ晴れ、のち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
瑞牆山荘から富士見平までは、ここ数日の雨でちょっと滑りやすい以外は特に問題ありません。 |
その他周辺情報 | ○富士見平小屋 ・テン泊:1,000円/人 ・富士見平小屋ビール:800円 ちょっとお高い感じですが濃厚で美味しかったです。 売り上げの全額をこの山域のレスキュー装備に充てているそうです。 ・富士見平湧水; 「平成の名水百選」にも選ばれていて雑味が無く素直に美味しい水です。 とっても冷たいです。 今年は雪が少なく枯れている水もあるそうですが、ここはたっぷり流れていました。 小屋の方にも源流が判らないとのことでちょっと不思議な水でもあります。 |
写真
感想
ここ数年、夏にテン泊で初めてのところを縦走するのが自分にとって一大イベントになっている。昨年は火打・妙高、一昨年は鳳凰三山、その前は常念・蝶ヶ岳。
そして今年は五竜・唐松。
(因みに五竜・唐松にしたのにはそれなりのプロセスがあったのだが、結果的に今回はパスすることになってしまったのでそれについては五竜・唐松に登った時に記すことにする)
さて、一大イベントであるからには準備も入念だ。
準備その1・・・重さに慣れる
まず一年振りのテン泊装備の重さに慣れるために数週間前から無駄に重い装備で高尾山に二度ほど。まぁ、これには無理し過ぎたのか首を痛めてしまうというおまけもついたが。
準備その2・・・寝不足対策
サラリーマンが土日に山に行くとなれば1週間働いて疲労が一番溜まっている時。ましてや夜運転をして登山口で仮眠などとなると若い時ならまだしも最近はちょっと厳しい。なので前日昼に現地入りして、車中でたっぷりと寝るのだ。
準備その3・・・混雑対策
夏、北ア、百名山となれば土日の混雑は必至。鈍足の小生としてはテン場の確保も不安だ。そこで寝不足対策と併せて木・金曜日に休暇を取り、木曜日現地入り、金・土曜日に登る。これなら日曜日にテント干したりとか片付けも出来る。
これで準備は完璧。
と思ったらどうも天気が怪しい。「梅雨明け十日」を考えると7/22・23だとちょっと微妙。7/29・30ならバッチリと考えたのだが、関東甲信地方はいっこうに梅雨の明ける気配がない。数日前になってやっと梅雨明けは木曜日(7/28)と想像できたのだが、それは関東まとめての話であって、個別に白馬方面の天気予報を見るとまったく芳しくない。
それでも何とか、と思って木曜日に東京発。
しかし、中央高速からは八ヶ岳も南アルプスも雲に覆われている。
長野道に入って北アルプス方面を眺めても同じ。
車のラジオでは梅雨明け発表を言っているのだが・・・。
しかし下界はいい天気だ。晴れてる。暑い。これなら明日は行けるかも。と、信じて車を走らせる。
いよいよ白馬到着。
五竜エスカルプラザを下見。お花畑は綺麗。
しかし山を見上げると嫌な予感。でも希望は捨てない。
そして今宵の宿となる道の駅白馬でぼんやりしていると土砂降り。その後も降ったり止んだりの繰り返し。天気予報も相変わらず芳しくない。
簡単に食事を済ませて思案する。
プランを変更するか?
雨の中テン泊装備は辛い。ならば荷物を減らして小屋泊まりとするか。日帰りで唐松だけにするか。etc。
でも違う。
問題は山頂までの容易さではない。どんなに楽しても山頂に行くだけでは小生にとっては意味はないのだ。
だって絶景が、山頂からの、稜線からの絶景が観たいんだもん!
絶景に囲まれて稜線歩きがしたいんだもん!!!
プランは変更しないことにする。
あとはto go or not to goのみを決めるだけとして寝ることにした。
翌朝。
雨はしとしと。下界までもガスが・・・。
決定。
not to go (>_<)
せっかく休暇まで取って、高速代とガソリン代もかけてここまで来たのに。
という思いもなくはないが、そもそもサンクコスト的な考え方は好きではないし。
仕方ない。山は逃げない。
さて、問題はそれから。
五竜・唐松はとりあえず次の機会として、今、どうするか。
まだ休みは3日ある。
どうしよう?
一応こんなこともあるかと考えて周辺の地図も持ってきた。
とっかえひっかえ見てみるものの、そもそもどこへ行っても天気は良くなさそうだ。
ん〜、何となくできるだけ南の方が天気が良さそうな気がしてきた。
思いついたのが富士見平。
そう、金峰山や瑞牆山の。
以前からそこでテントを張ってみたかったのだ。
自分でもあまりにも想定外でそこまでの地図は持っていなかったけど、何度も通過しているので問題はない。
ということで五竜〜唐松縦走計画は富士見平キャンプへと変更。一路白馬より甲斐を目指してひとっ走りと相成った。
ただ残念なことに今回は当初プランを想定して余分な荷物が無い。なんといっても鍋が無いのだ。
後で思えば車なので何でもかんでも積んでおけばよかったのだが、そこまでは気が回らず、すべてお湯が湧けばいいようなメニューにしてしまったので薬缶(やかん)しか持ってきていない。
食材は途中でいくらでも調達できるのだが・・・。
まぁそれも仕方ないか。
そんな訳で富士見平へ。
テン場は先客が一名様のみ。ここでも多少雨は降ったけれど、まぁのんびりキャンプして帰ってきました。
前置きばかりが長くて本文は数行になってしまいました(^^;
長文お付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
keith-kさん、こんばんは。
何で?白馬?五竜エスカルプラザ??
なのに富士見平
なるほど〜
感想読んで全てわかりました
ですよね〜。お天気のいい北アルプスの絶景を見ながら
稜線を歩きたいですよね!!同感
keith-kさんの「だって絶景が、山頂からの、稜線からの絶景が観たいんだもん!」って言葉に笑っちゃいました。( *´艸`)プププ
失礼ですが可愛い〜
富士見平は登山口から比較的近いので、我が家もいつかテン泊してみますね。その時は富士見平小屋ビールもマストで
konontanさん、こんばんは。
拙文、最後までお読みいただきありがとうございました。
人それぞれ山に登る理由はあると思うのですが、
小生の場合、ピークはほんの一部でして。
やっぱり絶景観たいです。
富士見平のキャンプ場は登山口から1時間もかからないので
キャンプを楽しむにはいい所だと思いますよ。
美味しいビールもありますし。
あっ、百名山も二つありますし。
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