篠井山:渓流沿いを登って西からの富士山を眺める静かな山。

- GPS
- 03:54
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 816m
- 下り
- 814m
コースタイム
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
たいへん良く整備されている。前半は渓流沿いで、滝などの眺めが良い。ジグザグが切られていて、石も少なく、歩きやすい。 |
写真
感想
山梨県南部、東西を静岡県に挟まれた富士川流域が峡南地域。その南端の南部町にある峡南の名峰、篠井山は富士山展望の隠れた名所である。このところ関東甲信は良い天気が続いているが、今日も富士山は見えるか。国道52号線南部町の道の駅とみざわの辺りから奥山温泉への標識に従って左に入る。高速の高架を3回程くぐる。最後の方は道路幅が狭いところがあるが舗装は良い。一般車通行止めの前が登山口駐車場である。登山口には木彫りのクマの像がある。
山頂までは3.3kmとの標識。篠井山山頂まで100m置きに小さな標識がある。時々、地図付きの詳しい標識もあり、親切である。篠井山を守る会のお陰です。登山口から最初は舗装道路だが、直ぐに不撓不屈の滝が見える。最初は左岸に沿って登る。数分行くと最初の橋で右岸に渡り、しばらくで、橋で左岸に戻る。ここからは時々、ジグザグで登りながら、沢沿いの道を歩くことになる。途中、明源の滝、絹糸の滝や渓流を眺めながら登る。行程の半分程行くと、少し沢から離れ、ジグザグの道で高度を稼ぎながら山頂に近づく。登山道は一定の傾斜、石も少なくとても歩きやすい。奥多摩の植林地の一般道より遥かに良い道だ。
山頂に近づくとアケビの木が多くなってくる。神社経由の道と山頂直登の分岐で、山頂に向かうと数分で篠井山山頂に到着する。今まで見えなかった富士山が正面に大きく見える。これは富士山の屈指の展望台である。中腹に雲が架かっているが、それもまた良いかな。反対側は樹林帯で、安倍奥や南アルプスは見えない。篠井山は信仰の山でもあり、神社、満願寺跡、経塚まで行ってみる。短い急坂を下り、少し登り返すと、神社である。次の満願寺跡からも富士山がきれいに見える。巻道を下って、山頂下の分岐に戻り、後は、往路をそのまま戻ることになる。
篠井山は、富士山は山頂付近でしか見えないが、途中までの渓流沿いの登山路の雰囲気も良いし、登山道は良く整備されているし、いい山だった。御座山とか(山形の)摩耶山を思い出した。今日出会った方は一人だけだった。
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