奥多摩・七ツ石小屋で猫と自炊😋からの雲取山初登頂（完全予想外）
埼玉県
東京都
山梨県
szk
体力度について
- GPS
- 12:46
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 2,800m
- 下り
- 2,796m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:12
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 5:49
| 天候 | 快晴 初日は風やや強め、２日目はほぼ無風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
七ツ石小屋までの道、石尾根巻き道、七ツ石山の巻き道など細くて落ち葉で道の分かりにくい滑落危険な箇所あり。特に七ツ石山の巻き道は、最近、滑落が毎月のように起きた場所があり、ロープが張られていました。 |
| その他周辺情報 | ・のめこい湯 登山口から6キロくらい西にある日帰り温泉。アルカリ系で泉質めちゃよい。食堂併設。村役場の隣の道の駅から階段を下りて吊り橋を渡った先。道の駅も売店の品数豊富だしレストランのメニューもおしゃれだし、かなりやる気があるほう。登山口から東京と反対方向ですが、ぜひ。なお、七ツ石小屋の宿泊者（およびテント場利用者）は割引券がもらえて、入浴料1000円が400円と激安になります（多分、村内の宿泊施設はみんなこの割引券がある？）。 https://nomekoiyu.com/ |
写真
というわけで、小屋で受付を済ませてから持参の昆布茶を飲んで一息ついて、また登ります。ここは小屋の上の水場。小屋もここの水を使ってて、お水が豊富
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そして、これが石尾根だ。こないだ鷹ノ巣山に登ったとき、この尾根をもっと歩いてみたいと思ったので、今回来てみました。広くて気持ちいい
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この高丸山の登りが結構つらくなってきた。風も強いし寒いし。風を避けられるとこを見つけて、恒例の自作弁当を食べます。今回はカボチャ入り雑穀飯の上にもやしナムルや春菊ごま和え、小松菜おひたし、そしてステーキ
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この分岐を下りたら２時までに小屋へ着ける。もう寒いし疲れたし、要はしんどいよ。今から１５分とかかけて、七ツ石山に登る必要はあるのか？
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のとなりに、神社。社殿は2018年に再建されたそうです。中に狼の狛犬というか狛狼が祀られていました。ご神体は七ツ石山そのもの？
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社殿左前にあった鐘。螺髪を模したのが付いてるし、純仏教的な？というか、神社にこの形の鐘？というか、明治4年に奉納されてるけど、この頃ってもう廃仏毀釈は収まってるっけ？というか、そもそも狼信仰は御岳山が中心？なんかなと思うけども、こないだ登った両神山もそうっぽいし、秩父から奥多摩から、どのへんまであるんだろう
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宿泊者各人にひとつプレートが貸し出されます。この上で調理。もう晩飯にする。切ってきた野菜と肉をニンニク醤油ラーメン鍋の素で煮ます。てか、これ臭いきついな…
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ほかの宿泊者の方が小屋に差し入れられた柿をご相伴に預かりました。小屋から柿の種もいただきました。なるほど、柿の種ってこうやって食べるべきだな
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（偽物）が上に乗ったけど、しばし我慢してる。と、そんなこんなで、僕は他の宿泊者の方にワインを頂戴したり、猫（本物）に膝の上に乗られたりしながら8時前まで楽しく生きていました
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からの、翌朝。ほぼ10時間寝た…。室温は低かったはずなんだけど、各人に湯たんぽが配られて。インナーシーツの中に湯たんぽを入れるとめちゃくちゃ暖かいのよね。家で寝るよりずっと暖かかったです
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朝日を受けると、世界文化遺産は陰影がクッキリします。小屋前の気温はマイナス１℃。結構あったかい。このままもう下山するつもりだったけど、もったいなくなってきた。ていうか、普段は登山翌朝は足が筋肉痛でアレなのに、昨晩の猫のご利益か、今日は妙に調子がいいんだけど…。
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これはタッチせざるをえん。なお、今日は暖かいから手袋してません。気温は５度以上あったと思う。そもそもほぼ無風かつおひさま燦々
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もうブナ坂。こっから七ツ石山に登ろうか迷う。なお、バッテリーの都合で帰りはほとんど撮ってません。てか、アタックザックに予備バッテリーを入れてたつもりなんだけど、ない…
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気を取り直してお外でお昼ご飯を作ります。業スーの格安インスタントグリーンカレーラーメンにレトルトチーズハンバーグデミグラスソースを突っ込んだ完全食
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ここも木立感がよかった。行きはしんどくて見てなかった。てか、さっきから「予定ルートを外れたようです」と繰り返し警告されるけど、んなことないぞ…
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炭焼き小屋跡まできた。それにしても今回の下りは本当に息が切れないし、足のリズムがオート運転というか妙に崩れない。相変わらずヤマレコのアプリには予定ルートを外れたと怒られてるが…
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その4 駐車場はのめこい湯と村役場と道の駅共用、道の駅のレストランは鹿バーガーを推してたけど、売り切れにつき、鹿と牛蒡のグリーンカレー。てか、数時間前にグリーンカレー的なの食ったてよな
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道の駅のレストランは鹿バーガーを推してたけど、売り切れにつき、鹿と牛蒡のグリーンカレー。てか、数時間前にグリーンカレー的なの食ったてよな
装備
| 個人装備 |
インサレーション
長袖メリノウールシャツ✕2
長袖網アンダーレイヤー✕2
ソフトシェル
フリースミドルレイヤー
ズボン
靴下✕2
グローブ（二重）
防寒着（ダウンパーカー）
ネックゲイター
雨具
ニット帽
ヘッドバンド
靴
ザック
昼ご飯…弁当
夕飯…肉野菜ラーメン鍋
朝食…菓子パン、スープ
昼食…インスタントグリーンカレー麺、レトルトハンバーグ
行動食
非常食
スポドリ１リットル
真水５００ml
ゼリー飲料２００ml
魔法瓶（お湯５００ml）
ヘッドランプ
モバイルバッテリー
紙の地図
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
ガスヘッド
ガス缶
小鍋
ツェルト
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|---|
感想
冬の強化訓練山行第1弾は、まさか登頂するわけがないと思ってた雲取山に登れました！ それもこれもどれも、七ツ石山小屋の小屋番さんたちや猫、他の宿泊者の皆さまのおかげです！
前回の丹沢・バカ尾根ピストンで累積標高差1000mの直登に成功したため、今回は同等の標高差を山小屋泊で翌日も無事下山を目標に。毎回、登山翌日の筋肉痛がキツいから２日連続での行動に不安があったので。ならば２日目は行きと同じルートでゆっくり下山するだけならどうだろうかと。
そこで、いくつかの小屋を調べた結果、標高差のちょうどよさのほか、こないだ登ったけど未入手の鷹ノ巣山の山バッチが売ってる、その他のグッズもよさげ、定員10人でアットホームそう、自炊小屋で楽しそう、一泊4000円と安い、まだ雪が積もっていない可能性大…その他の理由で七ツ石小屋へ行くことにしました。
ただ、単に七ツ石小屋ピストンも芸がないから初日に石尾根を東へできるだけ歩くのと、２日目でいいから七ツ石山くらいは登ろうかと。
それでいざ登ってみると、初っ端からルートをミス、荷物は重くてしんどい、稜線は風強くて寒い…。まあ、寒さは覚悟してたけども、やはりしんどい。無理やり七ツ石山登頂まで初日のうちに済ませたけども、這々の体で小屋に引きあげました。あとは翌日に無事下山すりゃ、今回は上出来だ。
でもいざ小屋でくつろぎタイムになると、日が沈む外は富士見の絶景、食事から飲みの時間は宿泊者全員と小屋番さんたちで大盛り上がり、小屋猫はやたら堂々とかわいくて僕の膝に平気で乗ってくる…。そもそも、小屋番さんたちが宿泊者の名前をみんな覚えてくれて、ちゃんと名前で呼んで話しかけてくれるのがすごくいいなあ。ちなみに、この日の宿泊者は６人。定員は１０人だけど、このくらいが丁度よいサイズな小屋でした、
夜は夜で配られた湯たんぽがインナーシーツの中でめちゃくちゃ暖かくて、家で寝るよりもよほど温まり、おかげで普段よりもずっと長い10時間くらい寝られて…。それでも日の出に間に合うのがこの時期のよいところ。
とまあ、（猫の？）おかげで朝も普段より調子がいいくらい。しかも小屋前の気温はマイナス１℃で思ってたより寒くなく、快晴。これはさすがにそのまま下山はもったいなくなり、雲取山方向に行けるところまで行こうと決めました。いや、一応は山行計画で雲取山まで行くプランを立てていたのですが、まさか本当にやるとは全く思ってなかった。
結果、ほぼ無風状態で気温も5℃は超えてるくらいの石尾根を北上し、無事に雲取山初登頂を貫徹。いやー、びっくりしました、我ながら。小屋からの下山時もやたらペースがよくて、足のリズムも不思議なくらいよくって。こんなことってあるんだなあ。
兎にも角にも、今回の山行は超大ヒット。結果として過去最長距離、最高累積標高差のコースを「とても速い」で踏破できました！ これはもう、完全に七ツ石小屋のおかげです！！ あとは天気とかもだけど。とにかく、この小屋は絶対リピートします。次回は初日七ツ石小屋、２日目は三条の湯泊で下山とかもいいなあ。
【反省点など備忘、その他】
�”�装
上半身は基本、おたふく手袋のあみあみの上にワークマンのメリノウールシャツの上にカリマーのオクタのスケスケのやつ。
初日はその上にmont-bellのクリマプラス100（フリース）とミレーのブリーズバリヤー（薄くて軽いウィンドシェル）。結果、歩いてると暑い。大休止だとやや寒い。
２日目はウィンドシェル以外昨日と同じ。ほぼ無風の気温5度くらい快晴だとこれでかなりぴったり。下山の途中から暑くなり、フリースを脱いだ。高度が下がって気温が上昇したためと思われ。
手袋は初日のみ。ワークマンのメリノウールをインナー、同イナレムの分厚いのをアウター（インナーとアウターの間にカイロを入れた）。
下半身はワークマンの裏起毛トレッキングパンツに、初日がおたふく手袋の裏起毛タイツ、２日目がワークマンのメディヒールタイツ。初日はやや寒く、２日目はやや暑かった。靴下はアマゾンで買ったメリノウール。山小屋で夜の寒暖中は、やや冷えた。
��軽量化
ぶっちゃけ小屋泊でも自炊だとこれくらいが限界かなぁ。水場で足せばいいと思って真水はやや少なめに持っていったり、夕食の麺を生麺じゃなく乾麺にしたり、酒の持参をやめたり、朝食のパンをやめたり…したけれども。
コッヘル類はプリムスのにしてるけど、高校の頃に使ってたアルミのやつのほうが安っぽいけど軽いかも。
インナーシーツは、LOGOSのやつをメーカー品だけど安いからと思って買ったけど、これも重い。やはりキャンプ用品であって登山用じゃない感じ。肌触り、寝心地はいいんだけどもなあ。
あとは体力をつけるほかなさげ。夏は衣類が減る分、もう少し軽くなるか？
�Ｈ莽�対策
・湿布…初日行程終了直後にサンドラッグの第二種医薬品のを股とふくらはぎに左右計６枚貼り付け。翌日に足がもったのは、これのおかげもあると思う。
・スポドリ…この間、イオンのＰＢの粉末（黄色い方）にアミノバイタルとヴァームの粉末を混ぜたのを600mlペットボトル２本分作っている。非常によい気がする。小屋でつくる時、どうしても粉がきれいに注ぎ口に入らないのが難点。
�た�事
・夕食…自炊温泉宿に泊まるときと同じく野菜と肉を切ってジップロックに入れ、汁は市販の鍋の素、麺は鍋用ラーメンの乾麺（セブンオリジナル）。まあ、こんなもんかなあ。
・酒…小屋で買ったビール1缶と日本酒１合に他の宿泊者の方に頂戴したワイン。あと、別の宿泊者の方が小屋に差し入れた柿に小屋番さんが柿の種を添えたのをご相伴に預かりました！ 山で飲み過ぎると翌日どうなるかと思ったけども、めちゃたくさん寝てむしろ快調
・朝食…パウンドケーキ１本の半分と粉末ポタージュ。小屋番さんが淹れてくれたコーヒー。コーヒーがめちゃありがたかった！
・昼…雲取山から小屋にもどってグリーンカレーラーメンにレトルトチーズハンバーグデミグラスソース乗せ。まあ、ふつー。ハンバーグはもう少し軽いやつでよいかも。
・行動食…やはりほぼ、ラムネ以外は口にしなかった。初めてミックスナッツを小さめの百均ボトルに入れていったが、そもそも存在を忘れてて、２日目昼食時に少し食べただけ。プロテインバーは食べず。カロリーメイトはどっかで一袋だけ食べた。行動食や非常食は減らせば確実に軽量化できるけど、非常時を考えるとなあ…
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