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Yamareco

記録ID: 9039797
全員に公開
ハイキング
奥秩父

大菩薩嶺を白糸の滝駐車場から周回(狩場巡視道in,日向沢登山口out)

2025年12月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:12
距離
22.1km
登り
1,819m
下り
1,824m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:41
休憩
0:18
合計
6:59
距離 22.1km 登り 1,819m 下り 1,824m
6:05
7
スタート地点
6:12
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4
13:18
ゴール地点
天候 晴れ。快晴。
微風。
09:20 -3℃。
11:00 雷岩 1℃。
14:00 道の駅こすげ 11℃。

この時期の2000m級の山にしてはかなり暖かかった。いちおう厳冬期用の装備を持っていったが全く出番はなく、上に薄手のウインドブレーカーを着ているだけの簡易な冬装備で問題なく活動できた。
過去天気図(気象庁) 2025年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白糸の滝 駐車場(無料):白糸の滝のすぐそばにある無料の駐車場。そこそこ広く20台くらいは駐められそう。
トイレがあったが冬季閉鎖中で使用できなかった。
スマホの電波が全くなかった。山中でも電波があったのは大菩薩峠〜大菩薩嶺の稜線上だけで、それ以外の場所では電波をほとんど拾えなかった(ごく一部で緊急通報のみ可能ではあった)。
駐車場までの道が狭くてすれ違いが困難だった。また駐車場までの3kmくらいは未舗装の砂利道で、石や枝があちこちに転がっていた。整備はされているようで大きな穴や倒木などはなかったが、車を傷つけないように低速で慎重に走る必要があった。

ちなみにさらに先に進むと「雄滝駐車場」がある。白糸の滝駐車場に比べるとやや狭い。こっちにもトイレはあったがこちらも冬季閉鎖中で使用できなかった。
コース状況/
危険箇所等
序盤のバリエーションルート「狩場巡視道」のみ道がやや悪い。他はよく整備されており歩きやすくてわかりやすい良い道だった。

狩場巡視道:バリエーションルート。もともとはワサビ田だった場所を歩いていく。石垣や木の階段など人の手が入った痕跡がそこかしこにあった。
駐車場から車道を東に少し歩くとガードレールの隙間から入山できる。
最初から最後までちゃんと道があった。道を歩くことができれば比較的歩きやすいバリエーションルートだと思う。
それでも足場が崩れやすいキツめの斜面を横切ったり、落ち葉で道が埋まっていたりと難しいところもあった。
道が石や木で補強されていたりとあちこちに人工特徴物があるので迷ったらそれらを探すと良いかも。

狩場〜大菩薩峠:ここから正規ルート。落ち葉が積もっているところがあったくらいで特に問題なく通過できた。

大菩薩峠〜大菩薩嶺:とても展望の良い稜線歩き。一部に岩場はあるが特に危険は感じなかった。
この区間は人がたくさんいた。ちょうど昼前だったからかあちこちで休憩している人が見られた。

大菩薩峠〜日向沢登山口:大菩薩峠まで戻ってから下山する。こちらは整備された登山道。基本的に道は良い。
日向沢登山口分岐〜日向沢登山口の間だけ道がやや悪い。険しい斜面をつづら折りに横切りながら高度を下げていくが、足場が狭くて崩れやすい上に落ち葉がたくさんあってちょっと歩きづらい。

日向沢登山口〜白糸の滝駐車場:車道歩き。途中で滝に寄るときだけ山に入る。

雄滝:途中の橋までは比較的道が整備されているが、その後で川沿いを歩くようになると道が悪くなる。川沿いは足場が岩でちょっと歩きづらい。落ち葉が積もっていて足元が見づらいのも難点。滝の真下まで歩いて行けるがそのあたりは特に足場が悪いので注意。

白糸の滝:こちらは道が整備されていて特に危険はない。途中に観瀑台があってそこから滝を見られるが、さらに奥に行くと滝の真下から見ることもできる。
その他周辺情報 道の駅こすげ:駐車場から5kmほどのところにある道の駅。駐車場、トイレ、無人コンビニ、日帰り入浴施設、売店、軽食販売、飲食店などがある。

小菅の湯:上記の道の駅にある日帰り入浴施設。入浴料900円。靴箱や着脱室のロッカーは無料。
お湯は単純アルカリ泉で入るとヌルヌルする。メインの浴槽がちょっと熱めで山で冷えた体を気持ちよく温められてとても良いお湯だった。
狩場巡視道に入ってすぐ。空に月。スーパームーンの名残りかとても明るくて大きく見える。
2025年12月07日 06:20撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 6:20
狩場巡視道に入ってすぐ。空に月。スーパームーンの名残りかとても明るくて大きく見える。
渡渉点。しっかりした橋がかかっていて問題なく渡れる。
2025年12月07日 06:21撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 6:21
渡渉点。しっかりした橋がかかっていて問題なく渡れる。
狩場巡視道を登山中。ワサビ田の跡地。沢に石で段々畑が作られている。かなり高いところまで同様の構造が見られた。
2025年12月07日 06:46撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 6:46
狩場巡視道を登山中。ワサビ田の跡地。沢に石で段々畑が作られている。かなり高いところまで同様の構造が見られた。
木の階段と橋。あちこちにこういった人工物がある。遠目にもわかりやすいので、道がわからなくなったら周りを見渡すと見つかるかもしれない。
2025年12月07日 06:57撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 6:57
木の階段と橋。あちこちにこういった人工物がある。遠目にもわかりやすいので、道がわからなくなったら周りを見渡すと見つかるかもしれない。
稜線上に出た。上にはちゃんと分岐の案内標識があった。
2025年12月07日 07:41撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 7:41
稜線上に出た。上にはちゃんと分岐の案内標識があった。
稜線上は完全に冬枯れしていた。あちこちで落ち葉が積もっていて、ひどいところでは膝まで埋もれるほどだった。
2025年12月07日 07:53撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 7:53
稜線上は完全に冬枯れしていた。あちこちで落ち葉が積もっていて、ひどいところでは膝まで埋もれるほどだった。
天狗棚山の手前。稜線上の一部に残雪があった。霜柱や土が凍っているところもあったが、特に危険は感じなかった。
2025年12月07日 09:23撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 9:23
天狗棚山の手前。稜線上の一部に残雪があった。霜柱や土が凍っているところもあったが、特に危険は感じなかった。
石丸峠。笹に覆われたきれいな稜線。真っ青な空も素敵。
2025年12月07日 09:38撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 9:38
石丸峠。笹に覆われたきれいな稜線。真っ青な空も素敵。
石丸峠を過ぎてすぐ。富士山が見えた!快晴で空気も澄んでいるのではっきり見える。
2025年12月07日 09:42撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 9:42
石丸峠を過ぎてすぐ。富士山が見えた!快晴で空気も澄んでいるのではっきり見える。
親不知の頭からの大展望。大菩薩峠から雷岩までは素晴らしい展望が続き、歩いているだけでとても楽しい。
2025年12月07日 10:12撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 10:12
親不知の頭からの大展望。大菩薩峠から雷岩までは素晴らしい展望が続き、歩いているだけでとても楽しい。
賽の河原。名前の通りに積石がたくさんある。避難小屋もあった。
2025年12月07日 10:15撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 10:15
賽の河原。名前の通りに積石がたくさんある。避難小屋もあった。
雷岩から。富士山のアップ。
2025年12月07日 10:34撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 10:34
雷岩から。富士山のアップ。
少し引いたアングル。太陽の位置が惜しい。あと1〜2時間待てば富士山の直上に太陽が来そうだけど、さすがに待てなかった。
2025年12月07日 10:55撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 10:55
少し引いたアングル。太陽の位置が惜しい。あと1〜2時間待てば富士山の直上に太陽が来そうだけど、さすがに待てなかった。
富士山と上日川ダム。大菩薩峠ではだいぶ離れていたが、ここまでくるとほぼ一直線上に見える。
2025年12月07日 10:55撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 10:55
富士山と上日川ダム。大菩薩峠ではだいぶ離れていたが、ここまでくるとほぼ一直線上に見える。
ふたたび大菩薩峠。奥に見えるのが大岳山、とのこと。
2025年12月07日 11:19撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 11:19
ふたたび大菩薩峠。奥に見えるのが大岳山、とのこと。
大菩薩峠の山名板。しかし素晴らしい青空。
2025年12月07日 11:20撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 11:20
大菩薩峠の山名板。しかし素晴らしい青空。
分岐。ここから登山口までの間だけちょっと道が悪い。
2025年12月07日 12:21撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 12:21
分岐。ここから登山口までの間だけちょっと道が悪い。
日向沢登山口。ここまで来れば後はほぼ車道歩き。
2025年12月07日 12:30撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 12:30
日向沢登山口。ここまで来れば後はほぼ車道歩き。
雄滝に行く途中。滝があったから「これが雄滝かな?思ったより小さいなぁ」と思ったら違った。地図を確認したら雄滝はもっと奥の方にあった。
2025年12月07日 12:40撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 12:40
雄滝に行く途中。滝があったから「これが雄滝かな?思ったより小さいなぁ」と思ったら違った。地図を確認したら雄滝はもっと奥の方にあった。
橋。ここまでは道が良いが橋を渡ると川沿いを歩くようになって足場が悪くなる。
2025年12月07日 12:41撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 12:41
橋。ここまでは道が良いが橋を渡ると川沿いを歩くようになって足場が悪くなる。
雄滝の手前にまた違う滝があった。これもちょっと小さい。
2025年12月07日 12:45撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 12:45
雄滝の手前にまた違う滝があった。これもちょっと小さい。
こっちが雄滝。名前の由来は「男性のシンボルに似ているから」とのこと。真ん中の岩を見て「なるほど」と納得した。
2025年12月07日 12:46撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 12:46
こっちが雄滝。名前の由来は「男性のシンボルに似ているから」とのこと。真ん中の岩を見て「なるほど」と納得した。
雄滝の前にて。つららがたくさんあった。
2025年12月07日 12:47撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 12:47
雄滝の前にて。つららがたくさんあった。
雄滝の手前にある川の淵。日に煌めいている。このあたりでワサビ田をしていただけあって水がとてもきれいだった。
2025年12月07日 12:50撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 12:50
雄滝の手前にある川の淵。日に煌めいている。このあたりでワサビ田をしていただけあって水がとてもきれいだった。
白糸の滝を観瀑台から。ここでは遠くから全体を観察できる。
2025年12月07日 13:09撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 13:09
白糸の滝を観瀑台から。ここでは遠くから全体を観察できる。
白糸の滝を滝の真下から。近くで見上げると印象がだいぶ変わる。水量が少ない滝だからか近くにいてもしぶきはかからなかった。
2025年12月07日 13:12撮影 by  SO-51E, Sony
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12/7 13:12
白糸の滝を滝の真下から。近くで見上げると印象がだいぶ変わる。水量が少ない滝だからか近くにいてもしぶきはかからなかった。
撮影機器:

感想

一年ぶりの大菩薩嶺。去年は西側の「丸川峠駐車場」から登ったので、今回は東側の「白糸の滝駐車場」から周回気味にルートを組んでみた。
最近「狩場巡視道」から周回している方がいたのでその方の記録を大いに参考にさせてもらった。

序盤から素晴らしい青空でワクワクしながらスタート。
最初はバリエーションルート「狩場巡視道」を注意しながら攻略していく。ワサビ田の跡地と聞いていたので遺構を眺めながら慎重に登っていった。
大菩薩峠の稜線上に来ると期待通りの快晴で富士山がはっきり見えた。その後は雷岩までの間で素晴らしい景色を堪能しながら楽しく歩けた。
最後は「雄滝」と「白糸の滝」の2つの滝を観賞してフィニッシュと、最初から最後まで見どころが盛りだくさんな充実した楽しい山行だった。

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